JP3294578B2 - 手摺笠木の壁際の仕舞い構造 - Google Patents
手摺笠木の壁際の仕舞い構造Info
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- E04—BUILDING
- E04D—ROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
- E04D3/00—Roof covering by making use of flat or curved slabs or stiff sheets
- E04D3/40—Slabs or sheets locally modified for auxiliary purposes, e.g. for resting on walls, for serving as guttering; Elements for particular purposes, e.g. ridge elements, specially designed for use in conjunction with slabs or sheets
- E04D3/405—Wall copings
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- Sustainable Development (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
等の屋外壁体の上部に取付けられる手摺笠木の建物躯体
壁際における仕舞い構造に関するものである。
手摺笠木を取付けるようになっている。そして、手摺笠
木の端部と建物躯体壁との間にコーキング材を充填して
手摺笠木の端部と建物躯体壁とをコーキング材により封
水的に接合し、手摺笠木の端部と建物躯体壁との間から
袖壁内に雨水が浸入しないようにしている。
成してあり、このため袖壁と手摺笠木とを比べた場合、
手摺笠木の方が外気温の変化による伸縮量が大きく、こ
のため、手摺笠木の大きな伸縮により手摺笠木の端部と
建物躯体壁との間に充填したコーキング材が破れ、コー
キング材の破れた部分から内部に雨水が浸入するという
問題があった。
みてなされたものであり、簡単な構造で手摺笠木の伸縮
の影響がコーキング材に及ばないようにできるとともに
手摺笠木の端部と建物躯体壁との間に降った雨水を外部
にスムーズに排水できて手摺笠木の端部と建物躯体壁と
の間から内部に雨水が浸入しないようにできる手摺笠木
の壁際の仕舞い構造を提供することを課題とするもので
ある。
に本発明に係る手摺笠木の壁際の仕舞い構造は、袖壁や
パラペット等の屋外壁体1の上部に手摺笠木2を取付
け、手摺笠木2の建物躯体壁3側の端部に端部キャップ
4を摺動自在に挿入し、端部キャップ4の摺動方向の両
端部に鍔部5を設けて鍔部5間に上面から側面に至る排
水溝部6を形成し、この端部キャップ4の一方の鍔部5
側の端部と建物躯体壁3とをコーキング材7により封水
的に接合して成ることを特徴とするものである。このよ
うな構成とすることで、外気温の変化により手摺笠木2
が伸縮した場合、建物躯体壁3とコーキング材7により
封水的に接合した端部キャップ4に対する手摺笠木2の
端部の嵌合長さが変わるのみで手摺笠木2の伸縮の影響
が建物躯体壁3と端部キャップ4とを封水的に接合して
いるコーキング材7に及ぶことがなく、端部キャップ4
とコーキング材7とによる封水が破れないものである。
また、手摺笠木2の端部と建物躯体壁3との間に降った
雨水は、端部キャップ4の両端部の鍔部5間の排水溝部
6の上面で受けられて排水溝部6の上面から側面に流れ
て外部に排水されることになる。
に設けた鍔部5のうち、建物躯体壁3側の鍔部5aを手
摺笠木2内に挿入される他方の鍔部5bよりも大きく
し、この大きい方の鍔部5aを手摺笠木2の端部と同じ
か手摺笠木2の端部よりも大きく設定することが好まし
い。このような構成とすることで、端部キャップ4を手
摺笠木2の端部内に入れた場合に端部キャップ4が手摺
笠木2内に完全に入り込んでしまうことがなくて、施工
時に端部キャップ4の鍔部5a側の端部と建物躯体壁3
との間にコーキング材7を充填する作業が簡単に行える
ことになる。
施形態に基づいて説明する。
屋外壁体1としてベランダ8の袖壁1aの例が示してあ
る。ベランダ1aの外周部には建物躯体壁3側に袖壁1
aを設け、袖壁1aの先端部間に前面壁9を形成してあ
る。この袖壁1aや前面壁9の上端部には手摺笠木2が
取付けられる。手摺笠木2を取付けるにあたっては、例
えば図7に示すように袖壁1a又は前面壁9の上端面部
に受け金具10をタッピングねじやボルト等の固着具1
1により取付け、この受け金具10を取付けた袖壁1a
又は前面壁9の上端部に断面略C字状をした手摺笠木2
を被せ、手摺笠木2の両側下端部に設けた係止片12を
受け金具10の両側下端部に設けた被係止部13に摺動
自在に係止し、受け金具1の上部に設けた受け部14に
より手摺笠木2の上片部の裏面を摺動自在に支持するこ
とで、手摺笠木2を袖壁1aや前面壁9に対して摺動自
在に取付けてある。手摺笠木2には図1、図9に示すよ
うに手摺支柱17の下端部がねじ具などにより取付けら
れるものであり、手摺支柱17には手摺18が取付けら
れるものである。なお、図1において19はベランダ8
の床を示している。
キャップ4を摺動自在に挿入してある。端部キャップ4
は図6、図8に示すように断面略C字状をしたキャップ
本体部15の両端部にそれぞれ鍔部5を配置してそれぞ
れねじ具16や溶接等の任意の固着手段により固着して
構成してあり、このようにキャップ本体部15の両端部
に鍔部5を設けて構成した端部キャップ4は鍔部5間が
凹んでおり、この凹み部分が上面から側面に至る排水溝
部6となっている。
部に設けた鍔部5のうち、建物躯体壁3側の鍔部5aを
手摺笠木2内に挿入される他方の鍔部5bよりも大きく
形成してあり、この大きい方の鍔部5aは手摺笠木2の
端部と同じか手摺笠木2の端部よりも大きく設定してあ
る。添付実施形態においては大きい方の鍔部5aは手摺
笠木2の端部と同じ大きさとなっている。
鍔部5b側が手摺笠木2の建物躯体壁3側の端部内に摺
動自在に挿入してあり、この場合、小さい方の鍔部5b
は外形が手摺笠木2の内形とほぼ等しく、図3に示すよ
うに小さい方の鍔部5bの上縁部及び両側縁部がそれぞ
れ手摺笠木2の内部の上及び両側に摺動自在に嵌め込ま
れ、また、キャップ本体部15の両側片の下端部が手摺
笠木2の両側下端部に設けた係止片12上に摺動自在に
載置してある。
である大きい方の鍔部5aは建物躯体壁3に近接対向し
てあり、この大きい方の鍔部5aと建物躯体壁3との間
に図2に示すように、コーキング材7充填して端部キャ
ップ4の一方の端部と建物躯体壁3とが封水的に接合し
てある。ここで、端部キャップ4の大きい方の鍔部5a
を図2、図4に示すように、手摺笠木2の端部と同じか
手摺笠木2の端部よりも大きく設定してあるので、端部
キャップ4を手摺笠木2の端部内に入れた場合に端部キ
ャップ4が手摺笠木2内に完全に入り込んでしまうこと
なく、このため、施工時に端部キャップ4の鍔部5a側
の端部と建物躯体壁3との間にコーキング材7を充填す
る作業が簡単に行えるものである。
接対向してあって袖壁1aの端部が建物躯体壁3との間
にコーキング材7aを充填してある。なお、袖壁1aを
建物躯体壁3に一体に形成した場合にはコーキング材7
aは充填する必要はない。
が長手方向に伸縮した場合、建物躯体壁3にコーキング
材7により封水的に接合した端部キャップ4と手摺笠木
2とは摺動自在に嵌め込んだ関係となっているので、建
物躯体壁3にコーキング材7により封水的に接合した端
部キャップ4に対する手摺笠木2の端部の嵌合長さが変
わるのみで手摺笠木2の伸縮の影響が建物躯体壁3とを
端部キャップ4とを封水的に接合しているコーキング材
7に及ばないものである。したがって、手摺笠木2が伸
縮してもコーキング材7を破ることがなくてコーキング
材7の充填部分から内部に雨水が浸入するおそれがない
ものである。また、手摺笠木2の端部と建物躯体壁3と
の間に降った雨水は、端部キャップ4の両端部の鍔部5
間の排水溝部6の上面で受けられて排水溝部6の上面か
ら側面に沿って流れて外部に排水され、内部に浸入する
ことがないものである。
てベランダ8の袖壁1aの例が示したが、図10、図1
1には屋外壁体1として屋上Aの周囲に設けたパラペッ
ト1bの例が示してあり、パラペット1bの上端部に前
述と同様にして手摺笠木2が長手方向に摺動自在に取付
けてある。この実施形態においては図10においてAで
示す部位、つまり、屋上Aに形成したペントハウスBの
壁部(これが本実施形態では建物躯体壁3となる)と、
手摺笠木2の端部との仕舞いを前述の実施形態と同様に
端部キャップ4、コーキング材7を用いて行うものであ
る。詳細は前述の実施形態と同様であるので省略する。
明にあっては、袖壁やパラペット等の屋外壁体の上部に
手摺笠木を取付け、手摺笠木の建物躯体壁側の端部に端
部キャップを摺動自在に挿入し、端部キャップの摺動方
向の両端部に鍔部を設けて鍔部間に上面から側面に至る
排水溝部を形成し、この端部キャップの一方の鍔部側の
端部と建物躯体壁とをコーキング材により封水的に接合
してあるので、外気温の変化により手摺笠木が伸縮した
場合、建物躯体壁とコーキング材により封水的に接合し
た端部キャップに対する手摺笠木の端部の嵌合長さが変
わるのみで手摺笠木の伸縮の影響が建物躯体壁と端部キ
ャップとを封水的に接合しているコーキング材に及ぶこ
とがなく、この結果コーキング材による封水が破れて内
部に雨水が浸入することがないものであり、また、手摺
笠木の端部と建物躯体壁との間に降った雨水は、端部キ
ャップの両端部の鍔部間の排水溝部の上面で受けられて
排水溝部の上面から側面に流れて外部に排水されること
になり、この点でも内部に雨水が浸入することがなく、
簡単な構成で手摺笠木の建物躯体壁際において内部に雨
水が入らないような雨仕舞いをすることができるもので
ある。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、端部キャップの
摺動方向の両端部に設けた鍔部のうち、建物躯体壁側の
鍔部を手摺笠木内に挿入される他方の鍔部よりも大きく
し、この大きい方の鍔部を手摺笠木の端部と同じか手摺
笠木の端部よりも大きく設定してあるので、端部キャッ
プを手摺笠木の端部内に入れた場合に端部キャップが手
摺笠木内に完全に入り込んでしまうことがなくて、施工
時に端部キャップの鍔部側の端部と建物躯体壁との間に
コーキング材を充填する作業が簡単に行え、作業性が向
上するものである。
ある。
る。
図である。
(a)は分解斜視図であり、(b)は断面図である。
平面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は右側
面図である。
る。
状態の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 袖壁やパラペット等の屋外壁体の上部に
手摺笠木を取付け、手摺笠木の建物躯体壁側の端部に端
部キャップを摺動自在に挿入し、端部キャップの摺動方
向の両端部に鍔部を設けて鍔部間に上面から側面に至る
排水溝部を形成し、この端部キャップの一方の鍔部側の
端部と建物躯体壁とをコーキング材により封水的に接合
して成ることを特徴とする手摺笠木の壁際の仕舞い構
造。 - 【請求項2】 端部キャップの摺動方向の両端部に設け
た鍔部のうち、建物躯体壁側の鍔部を手摺笠木内に挿入
される他方の鍔部よりも大きくし、この大きい方の鍔部
を手摺笠木の端部と同じか手摺笠木の端部よりも大きく
設定して成ることを特徴とする請求項1記載の手摺笠木
の壁際の仕舞い構造。
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JP2001207604A JP2001207604A (ja) | 2001-08-03 |
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