JPS5918053Y2 - 磁石を有する家具用扉 - Google Patents

磁石を有する家具用扉

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Publication number
JPS5918053Y2
JPS5918053Y2 JP1979179932U JP17993279U JPS5918053Y2 JP S5918053 Y2 JPS5918053 Y2 JP S5918053Y2 JP 1979179932 U JP1979179932 U JP 1979179932U JP 17993279 U JP17993279 U JP 17993279U JP S5918053 Y2 JPS5918053 Y2 JP S5918053Y2
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JP
Japan
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magnet
notch
front member
piece
magnet part
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JP1979179932U
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English (en)
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JPS5697368U (ja
Inventor
正之 川当
Original Assignee
株式会社淀川製鋼所
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Publication date
Application filed by 株式会社淀川製鋼所 filed Critical 株式会社淀川製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁石を有する家具用扉に関するものである。
家具本体及びこれに蝶着した扉のどちらか一方に磁石を
取着するとともに他方に鉄片を設けておき、前記扉を閉
じた場合に前記磁石と鉄片とが吸着して鉄扉を閉成状態
のまま保持することができるようにしたものが知られて
いる。
ところが従来のものは、例えば第1図に示すように、2
面を開口した陽形のカバーa内に磁石す及び平鉄板C,
Cを収容するとともに、このカバーaの一方の開口面を
裏蓋d等で閉塞し、このカバーaを家具本体又は扉の所
要個所にビスeあるいは接着剤等によって取着するよう
にしている。
そのため部品点数が比較的多く製作に手間がかかるとと
もに、ビス止めあるいは接着作業が不可欠であるため組
み立てにも時間を要するという不都合がある。
本考案はこのような事情に着目してなされたもので、周
端縁に裏側に向かって突出する周側片を設けた表部材と
、該表部材の裏側を閉塞する裏部材とからなる家具用扉
において、前記裏部材の一側端縁の長手方向所定個所に
側方及び背面側が開口するように凹設され、かつ前記側
片に対向して突出する保持縁を有する磁石部嵌合用の切
欠を設け、更に磁石部嵌合用の切欠から周側片に向かっ
て磁石部係止部を突設し、該磁石部係止部の表部材側に
磁石部の係合凹部を周側片側から係合させ、表部材の周
側片で前記切欠の側方開口側を塞ぎ、切欠、磁石部係止
部及び周側片にて抜は止め状に磁石部を保持させるとと
もに、前記切欠の背面側開口から磁石部を家具本体側に
臨ませることによって、部品点数が少なく製作が容易で
あるとともにねし止めあるいは接着作業が不要になるた
め組み立て工数の削減を図ることができ、またビス等が
外部に露出することがないため見栄えも良好である磁石
を有する家具用扉を提供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を第2図〜第13図を参照して
説明する。
図中1は家具本体Aに蝶着された扉であり、鉄扉1は表
部材2と裏部材3とから構成されている。
表部材2は矩形の面板部2aの周縁に背面側へ突出する
周側片2bを形成してなる偏平陽形のもので、合成樹脂
によって一体に成形されている。
裏部材3は前記表部材2の背面開口部内周に嵌合する矩
形板状のもので、合成樹脂によって一体に成形されてお
り、その内面には第1、第2、第3のリブ4,5.6が
一体に突設されている。
これらリブ4゜5.6は表部材2と裏部材3の対向間隔
に対応する突出長さを有した板状のもので、第1のリブ
4は裏部材3の周縁近傍部に環状に設けであるとともに
、第2のリブ5は前記第1のリブ4の内側に所定の間隔
をあけて環状に設けてあり、第3のリブ6は前記第2の
リブ5の中間部を結ぶように2板子行に設けである。
そして、これらリブ4,5.6の先端を前記表部材2の
面板部2a内面に溶着させることによって前記裏部材3
を前記表部材2の背面開口部に固定している。
リブ4,5.6を表部材2に溶着する方法は、前記リブ
4,5.6の先端面中央部に第9図Aに示すような小突
条7を連続的に設けておき、前記表部材2と裏部材3と
をプレス等により挟圧して前記小突条7を表部材2の内
面に圧接させ、この圧接部に超音波を数10秒程度作用
させるようにしている。
つまり、超音波によって前記圧接部を発熱させ、その熱
で前記小突条7を溶解させてリブ4,5.6を表部材2
に溶着させるものである。
8は前記表部材2の内面から前記第1のリブ4と第2の
リブ5間に位置させて間欠的に突設した板状の突起であ
り、この突起8の先端部両側には表部材2と裏部材3と
を接合する際に前記リブ4,5の先端部を所定の位置に
導くための斜面8a、8aを設けている。
しかしてこの突起8は前記両リブ4,5の側面に当接し
て該リブ4,5の位置決めをなす機能と、前記表部材2
の補強をなす機能とを有している。
9は裏部材3の周縁に装着したパツキンである。
パツキン9は裏部材3の縁部に嵌合する断面コ字形の取
付部9aの外面に断面り字形の当接片部9bを一体に設
けたもので、該当接片9bと前記取付部9aとの間には
外部に開放された緩衝空間9Cが形成されるようになっ
ている。
そして扉1を閉じた場合に前記当接片部9bが家具本体
Aの開口端面に、前記緩衝空間9Cを狭めつつ変形して
当接するようになっている。
なお、パツキン9の当接片部9bの形状は前記のものに
限らず、例えば、密閉された緩衝空間を形成するような
袋状のものでもよいが、前記のような形状にすれば、輻
い力で容易に変形するため、優れた密封効果を得ること
ができるという利点がある。
本実施例ではこの効果を助長するため、前記取付部9a
だけを硬質合成樹脂で成形し、当接片部9bを軟質合成
樹脂で成形している。
このパツキン9は表部材2と裏部材3とを結合させる前
に該裏部材3に装着されるものであり、該パツキン9の
前記裏部材3に対する仮保持は、前記取付部9aの一端
に設けた係止爪部9dを前記裏部材3の内面に設けた係
止溝11に係合させることによってなされる。
12は窓板であり、窓板12は第11図に示すように透
明のプラスチック又はガラス製の基材12 aと裏面に
所望の模様溝12bを刻設するとともに該裏面全体に塗
装を施して不透明層12 Cを形成したもので、表側か
ら前記模様溝12bを透視できるようになっている。
なお、この窓板12は基材12aの表面に模様を形成し
たものであってもよいが、前記のようにすれば模様がい
つまでも消えないという利点がある。
窓板12の扉1に対する取付けは、前記表板2及び裏板
3にそれぞれ透窓2C,3Cを設けるとともにこれら透
窓2C93Cの開口縁に内面側へ屈曲する枠片部2 d
、3 dを形成しておき、これら両枠片部2 d 、
3 dの先端で前記窓板12の周縁近傍部を表裏両面か
ら挾持するようにしている。
なお、13は前記表部材2の枠片部2dの内面側へ間欠
的に突設した空起である。
この突起13は前記窓板2の周縁に係合して該窓板12
の横ずれを防止するためのものである。
14は磁石、15はこの磁石14の両側に添接した強磁
性体製平板であり、この磁石14と強磁性体製平板15
で磁石部が構成されておりこの平板15.15が家具本
体Aの開口端面に設けた鉄片(図示せず)に吸着して扉
1を閉成状態に保持できるようになっている。
磁石14及び平板15.15の扉1に対する取付けは、
裏部材3の一側端縁の長手方向所要個所に前記表部材2
の周側片2bに対向して突出するコ字形の保持縁17を
有する切欠16を設け、この切欠16内に、該切欠16
の側方開口方向に突出するピン状の係止突部18を突設
しておく。
そして、中央部に礼状の係合凹部19を有する磁石14
及び平板15.15を前記切欠16内に側方開口側から
挿入し前記係止突起18と前記係合凹部19とを係合さ
せている。
なお前記切欠16の側方開口は表部材2の周側片2bに
より塞がれるため、磁石14及び平板15.15が切欠
16から抜は落ちるというようなことはない。
また、磁石14の背面は表部材2の内面に密着させであ
るので、該磁石14はがたつきなく固定されるものであ
る。
そして、切欠16内に取付けられた磁石14の一端面は
裏部材3の背面と略同−になるように設定されており、
また前記平板15.15の一端面は前記磁石14の一端
面よりも若干後方へ突出するよう設定されている。
20は表部材2及び裏部材3の双方に穿設された排気孔
である。
以上のように本考案に係る磁石を有する家具用扉は裏部
材3の一側端縁の長手方向所要個所に内部に係止突部1
8を有した切欠16を設け、この切欠16内に係合凹部
19を有した磁石14を、その係合凹部19を前記係止
突部18に切欠16の側方開口端側から係合させて表部
材2の周側片2bで切欠16の側方開口側を塞ぎ収容し
たものである。
したがって、磁石14を保持するための格別なカバーや
裏蓋等を設ける必要がなく、家具用扉の強度を何ら低下
させることなく部品点数の削減を図ることができる。
また磁石14を切欠16内に嵌入した後、表部材2の周
側片2bで塞ぐだけで、該磁石14を扉1に固定するこ
とができるので、ビス止めや接着作業が不可欠な従来の
ものに比べて組立て工数の削減をも図ることができる。
さらに、ビス等が外部に露出することが全くないので見
栄えも良好なものとなる。
なお、切欠に設ける係止突部や磁石に設ける係合凹部は
前記のものに限られないのは勿論であり、例えば第14
図に示すように、係止突部18を段状の突起にし係合凹
部19を段状の凹みにしてもよい。
また、表部材は陽形のものに限らず例えば断面り形の枠
状のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図である。 第2図から第13図は本考案の一実施例を示し、第2図
は正面図、第3図は背面図、第4図は側断面図、第5図
は表部材の背面図、第6面は第5図におけるVIVI線
断面図、第7図は裏部材の背面図、第8図は第7図にお
ける■−■線断面図、第9図A、Bはリブと表部材との
溶着部分を示す側断面図、第10図は裏部材の縁部を示
す側断面図、第11図は窓板の部分側断面図、第12図
は磁石取付部を示す斜視図、第13図は同部分を示す平
断面図である。 第14図は他の実施例を示す磁石取付部の平断面図であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周端縁に裏側に向って突出する周側片を設けた表部材と
    、該表部材の裏側を閉塞する裏部材とからなる家具用扉
    において、前記裏部材の一側端縁の長手方向所定個所に
    側方及び背面側が開口するように凹設され、かつ前記周
    側片に対向して突出する保持縁を有する磁石部嵌合用の
    切欠を設け、更に磁石部嵌合用の切欠から周側片に向か
    って磁石部係止部を突設し、該磁石部係止部の表部材側
    に磁石部の係合凹部を周側片側から係合させ、表部材の
    周側片で前記切欠の側方開口側を塞ぎ、切欠、磁石部係
    止部及び周側片にて抜は止め状に磁石部を保持させると
    ともに、前記切欠の背面側開口から磁石部を家具本体側
    に臨ませたことを特徴とする磁石を有する家具用扉。
JP1979179932U 1979-12-24 1979-12-24 磁石を有する家具用扉 Expired JPS5918053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPS5697368U JPS5697368U (ja) 1981-08-01
JPS5918053Y2 true JPS5918053Y2 (ja) 1984-05-25

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ID=29690389

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146236Y2 (ja) * 1973-06-21 1976-11-09

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JPS5697368U (ja) 1981-08-01

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