JPH0348400Y2 - - Google Patents

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JPH0348400Y2
JPH0348400Y2 JP1984083318U JP8331884U JPH0348400Y2 JP H0348400 Y2 JPH0348400 Y2 JP H0348400Y2 JP 1984083318 U JP1984083318 U JP 1984083318U JP 8331884 U JP8331884 U JP 8331884U JP H0348400 Y2 JPH0348400 Y2 JP H0348400Y2
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door
double
engagement groove
packing
cover
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JP1984083318U
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、家具、特に流し台等をはじめとす
る厨房家具に設けられた観音開式扉の一方の召し
合せ部に取り付けられるパツキングに関する。
「背景」 一般に、台所の流し台や調理台、あるいは吊戸
棚などの厨房家具1には、第5図に示すように、
食料品や食品などを収納するためのキヤビネツト
2が設けられている。そして、このキヤビネツト
2に設けられた観音開式の扉3は、蝶番などで回
動自在に取り付けられているので、扉3を閉じた
状態では、扉3の互いの召し合せ部3aに、若干
の隙間が形成されている。
ところで、厨房家具1のキヤビネツト2は、一
般に暗くて湿度が高く、しかもその内部には食料
品などがふんだんに貯蔵されているので、扉3を
閉じた状態でも扉3の召し合せ部3aどうしの隙
間からゴキブリ等の害虫や埃がキヤビネツト内に
侵入するおそれがある。
そこで従来は、召し合せ部3aどうしの隙間を
塞ぐパツキング4を扉3の一方の内側に両面テー
プで貼り付けたり、あるいは木ねじ5などで取り
付けるなどして虫などの侵入を防止していた。
しかしながら、前者のように、パツキング4を
両面テープで貼り付けた場合には、取付部材を用
いていないので意匠性にはすぐれているものの、
接着剤が経年的に劣化してパツキング4が剥離す
るおそれがあつた。また、後者のように、パツキ
ング4を木ねじなどで取り付けた場合には、十分
な取付強度を有するものの、木ねじ5などの頭部
が外部から見えるので、体裁が悪く意匠性が低い
というのが現状であり、いずれの場合にも一長一
短があつた。
「考案の目的」 この考案は、上記のような現状に鑑みてなされ
たもので、取付が容易でかつ取付強度に優れ、し
かも意匠性にも優れた観音開式扉の召し合せ部用
パツキングの提供を目的とするものである。
「構成」 この考案の観音開式扉の召し合せ部用パツキン
グは、一方の観音開式扉の召し合せ部に取り付け
られる取付部と、前記扉を閉じた状態で他方の召
し合せ部に当接して召し合せ部どうしの間に形成
される間隙を塞ぐようにした軟質樹脂製の戸当部
とからなり、前記取付部の外面に係合溝を設ける
とともにこの係合溝の一方の側壁を前記戸当部の
一部からなる弾性係合片とし、さらにこの係合溝
に取付部を前記一方の召し合せ部に固定するねじ
などの固定手段を設けた状態でカバーを係合する
ように構成したものである。
「実施例」 第1図から第3図は、この考案の一実施例を示
すもので、パツキング10は長尺材で、硬質塩化
ビニール樹脂などの硬質樹脂からなりかつ上部に
係合溝10cを形成した取付部10aと、可遡剤
を加えた軟質塩化ビニール樹脂などの軟質樹脂か
らなりかつ前記取付部10aと一体に成形された
戸当部10bと、前記取付部10aの係合溝10
cに係合されるカバー11とからなつている。
前記取付部10aは、厨房家具における観音開
式の一方の扉12の召し合せ部12aに取り付け
られるもので、その幅方向の一端側(第1図にお
いて左側)の上部には、蟻溝状の係合溝10cの
一端側を形成する係合片10dが、その外端部に
面取りを施して設けられている。また、前記取付
部10aの幅方向の他端側(第1図において右
側)には、戸当部10bが一体に設けられてい
る。
前記戸当部10bは、取付部10aの他端側の
端面に位置される基部10eと、この基部10e
の一側に延出しかつ取付部10aの他端側の上面
に設けられて係合溝10cの他端側を形成する弾
性係合片10fと、基部10eの他端側に延出し
かつ先端を背面側(第1図において下側)に屈曲
させて他方の扉13の召し合せ部13aに当接す
る当接部10gとから構成されている。
また、前記カバー11は、断面台形状に形成さ
れて係合溝10cに係合されるようになつてい
る。そして、カバー11を係合溝10cに係合し
た状態で、カバー11上面と、係合片10d上面
と、弾性係合片10f上面とが面一になつてい
る。
上記のように構成されたパツキング10は、第
3図に示すように、取付部10aを一方の扉12
の内側の召し合せ部12aに当接した状態で、係
合溝10cの底部から召し合せ部12aに固定手
段としてのタツカ15が打ち込まれて固定されて
いる。したがつて、タツカ15などの固定手段が
外部から見えず、しかもカバー11と各係合片1
0d,10fの上面がそれぞれ面一になつている
ので、十分な取付強度が得られるとともに、視覚
的にスツキリして意匠性が高められる。
ところで、係合溝10cにカバー11を係合す
るには、戸当部10bの弾性係合片10fの弾性
を利用すればよい。すなわち、取付部10aの一
側の係合片10dは、硬質樹脂製であるが、他側
の弾性係合片10fは軟質樹脂製なので、第2図
に示すように、カバー11の一側を係合溝10c
の一側の隅部に押し付けた状態で、カバー11の
他側を上から押し付けてやれば、弾性係合片10
fが弾性変形してワンタツチで簡単に係合させる
ことができる。
なお、両方の扉12,13を閉じた状態では、
戸当部10bの先端に形成された当接部10g
が、他方の扉13の召し合せ部13aの内面側に
当接されている。したがつて、両方の扉12,1
3を閉じた状態で召し合せ部12a,13aどう
しの先端に形成される隙間Aからは、虫などが入
らないようになつている。
「変形例」 なお、上記実施例では、パツキング10を一方
の扉12の内側に設けた例について説明したが、
これを第3図の一点鎖線に示すように、扉13の
外側に設けてもよく、あるいは扉12の内側と扉
13の外側に交互に設けてもよい。また、戸当部
10bの当接部10g′を取付部10aの取付面よ
りも内側(第1図において下側)に突出させても
い。この場合には、戸当部10bが軟質材料で形
成されているので、扉12,13を閉じた状態で
は、第4図に示すように、当接部10g′が弾性変
形して召し合せ部13aに圧接される。したがつ
て、戸当部10bと召し合せ部13aとの接触が
隙間なく有効に閉塞され、単に虫ばかりでなく、
埃などの侵入も未然に防ぐことができる。
また、第4図に示すように、係合溝10cの底
部であつてその長さ方向に、木ねじなどの固定手
段の頭部を収容する凹所10hを形成すれば、そ
の頭部が前記凹所10hの中で係合溝10cの底
面よりも下側に位置するようになる。したがつ
て、係合溝10cにカバー11を係合した状態で
は、係合溝10cの底面とカバー11の底面とが
密着するとともに、カバー11の上面と各係合片
10d,10fのそれぞれの上面とが面一とな
り、意匠的にみても好ましいばかりでなく、固定
手段の頭部に見合つたたとえばサラモミ状の凹所
を現場などでそのつど設ける必要がなくなり、作
業能率にもすぐれている。
「効果」 この考案の観音開式扉の召し合せ部用パツキン
グは、一方の扉の召し合せ部に取り付けられる取
付部と、扉を閉じた状態で他方の観音開式扉の召
し合せ部に当接して前記間隙を塞ぐようにした軟
質樹脂製の戸当部とからなり、前記取付部の外面
に係合溝を設けるとともにこの係合溝の一方の側
壁を前記戸当部の一部からなる弾性係合片とし、
さらにこの係合溝に取付部を固定するねじなどの
固定手段を設けた状態でカバーを係合するように
構成したので、固定手段がカバーによつて外部か
ら見えないように塞がれることにより、充分な取
付強度を有しながらもなおかつ意匠性が高く、ま
た構造が簡単なので価格が安価なものとなり、さ
らに戸当部が軟質合成樹脂製であることからこれ
が当接する召し合せ部との気密性(水密性)が高
くなり、しかも、係合溝の一方の側壁が前記軟質
合成樹脂製の戸当部の一部からなる弾性係合片と
なつていることから、カバーの一側を係合溝の一
側の隅部に押し付けた状態で、カバーの他側を上
から押し付けてやることにより、弾性係合片が弾
性変形してカバーがワンタツチで簡単に係合溝に
係合するものとなり、取付け性に優れたものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、この考案の一実施例を示
すもので、第1図はカバーを係合溝から外した状
態を示した斜視図、第2図は係合溝にカバーを係
合した状態の斜視図、第3図は扉の召し合せ部に
パツキングを取り付けた状態の断面図、第4図は
変形例を示す断面図、第5図は従来例を示すもの
で観音開式扉の内側の召し合せ部にパツキングを
ねじ止めした場合の概略斜視図である。 1……厨房家具、2……キヤビネツト、3……
扉、3a……召し合せ部、4……パツキング、5
……木ねじ、10……パツキング、10a……取
付部、10b……戸当部、10c……係合溝、1
0d……係合片、10e……基部、10f……弾
性係合片、10g……当接部、10h……凹所、
11……カバー、12……一方の扉、12a……
召し合せ部、13……他方の扉、13a……召し
合せ部、15……タツカ、A……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 家具に設けた観音開式扉の召し合せ部どうしに
    形成される間隙を塞ぐようにした観音開式扉の召
    し合せ部用パツキングにおいて、このパツキング
    は一方の観音開式扉の召し合せ部に取り付けられ
    る取付部と、前記観音開式扉を閉じた状態で他方
    の観音開式扉の召し合せ部に当接して前記間隙を
    塞ぐようにした軟質樹脂製の戸当部とからなり、
    前記取付部の外面には、係合溝が設けられるとと
    もにこの係合溝の一方の側壁が前記戸当部の一部
    からなる弾性係合片とされ、さらにこの係合溝に
    は、取付部を前記一方の召し合せ部に固定するね
    じなどの固定手段を設けた状態でカバーが係合さ
    れてなることを特徴とする観音開式扉の召し合せ
    部用パツキング。
JP8331884U 1984-06-05 1984-06-05 観音開式扉の召し合せ部用パツキング Granted JPS60195491U (ja)

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JP8331884U JPS60195491U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 観音開式扉の召し合せ部用パツキング

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JP8331884U JPS60195491U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 観音開式扉の召し合せ部用パツキング

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Publication Number Publication Date
JPS60195491U JPS60195491U (ja) 1985-12-26
JPH0348400Y2 true JPH0348400Y2 (ja) 1991-10-16

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JP8331884U Granted JPS60195491U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 観音開式扉の召し合せ部用パツキング

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755265Y2 (ja) * 1986-01-23 1995-12-20 永大産業株式会社 両開き戸の扉用パッキン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646594Y2 (ja) * 1976-10-18 1981-10-30

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