JPH0713507Y2 - 家具の端面部処理構造 - Google Patents

家具の端面部処理構造

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JPH0713507Y2
JPH0713507Y2 JP1990031093U JP3109390U JPH0713507Y2 JP H0713507 Y2 JPH0713507 Y2 JP H0713507Y2 JP 1990031093 U JP1990031093 U JP 1990031093U JP 3109390 U JP3109390 U JP 3109390U JP H0713507 Y2 JPH0713507 Y2 JP H0713507Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、抽斗や扉等が取り付けられる家具の端面部
処理構造に関する。
〔従来技術とその課題〕
従来、抽斗や扉等が取り付けられる家具の端面部には、
防虫パッキングが取り付けられ、或は、框材などが上記
端面部を構成している。
例えば、第5図及び第6図に示す家具を例にとり説明す
ると、この家具は、前面側が開口する断面略コ字状のキ
ャビネット本体1と、このキャビネット本体1の前面開
口側上下方向に所定間隔毎に取り付けられてなる横框2
と、から構成されてなり、該横框2で画成されたスペー
スに抽斗(図示せず)を収納するように構成されてい
る。
そして、上記キャビネット本体1の端面部材を構成する
横框2、天板3及び底板4の前面側には、上記抽斗の鏡
板5(第6図参照)と弾接して抽斗1内に虫や塵埃等を
侵入させないための防虫キッキングBが取り付けられて
いるのが一般的である。
勿論、この防虫パッキングBは、第5図に示すように、
上記キャビネット本体1の両側板前面にも取り付けられ
ている他、図示はしないが、扉の回転自由端が当接する
側板や間仕切板或は中仕切板などの端面部材の前面側に
も取り付けられているのが一般的である。
ところで、この防虫パッキングBは、一般的には塩化ビ
ニール等の合成樹脂で形成されているため、このような
防虫パッキングBが取り付けられた家具を正面側から見
た場合、第6図に示すように、抽斗の鏡板5と鏡板5と
の間隙Sや扉と扉との間隙等から上記防虫パッキングB
が見えてしまうため、該防虫パッキングBと家具に取り
付けられる抽斗の鏡板や扉等との色彩・色調・材質感が
不一致となり、この種の家具のデザイン品質が劣化し、
特に、高級家具においてはこの傾向が顕著となる、とい
う問題を有していた。
そこで、これを解決するため、上記防虫パッキングの色
彩・色調・材質感を各家具の抽斗や扉に対応させて形成
しようとすると、該防虫パッキングの汎用性がなくなり
非常に不経済となってしまう、という問題を有してい
た。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、抽斗や扉等の色彩・色調
・材質感と家具の端面部材の色彩・色調・材質感とを容
易に合致させることができ、この種のデザイン品質を向
上させることができると共に、防虫パッキングや框材等
の端面部材自体は汎用性を有する構成簡易な家具の端面
部処理構造を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための構成〕
上記目的を達成するため、この考案に係る家具の端面部
処理構造にあっては、家具の端面部を構成する防虫パッ
キングや框材等の端面部材の前面側に、該端面部材の長
手方向に沿って溝部を開設し、該溝部は、上記端面部材
の前面側に開口する窓部と、該窓部に連通形成されたパ
ネル挿入部と、から形成されてなり、該溝部のパネル挿
入部には、化粧パネル材の化粧面が上記溝部の窓部側に
臨むように挿着されていることを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
それ故、この考案に係る家具の端面部処理構造にあって
は、家具の端面部に配設される抽斗や扉の色彩・色調・
材質感に対応する化粧パネルを、前記端面部材に形成さ
れた溝部に挿着することで、抽斗や扉の色彩・色調・材
質感と端面部材の抽斗や扉の色彩・色調・材質感を容易
に合致させることができる。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この考案を詳細
に説明する。
第1図乃至第3図は、この考案を家具の横框2や天板3
及び底板4の前面側に配設される防虫パッキングAに適
用した場合を示している。
この実施例において上記家具は、前面側が開口する断面
略コ字状のキャビネット本体1と、このキャビネット本
体1の前面開口側上下方向に所定間隔毎に取り付けられ
てなる横框2と、から構成されてなり、該横框2で画成
されたスペースに抽斗(図示せず)を収納するように構
成されている。
また、上記防虫パッキングAは、塩化ビニール等の合成
樹脂で形成されている。
そして、上記天板3や底板4などに取り付けられる防虫
パッキングA1は、第2図に示すように、断面略D字状の
1つの中空部10と平板部11とで断面P字状に形成されて
いる。
ところで、上記防虫パッキングA1が天板3に取り付けら
れる場合には、第2図に示すように、上記中空部10が下
方に位置するように取り付けられ、また、上記防虫パッ
キングA1が底板4に取り付けられる場合には、図示はし
ないが、逆に、上記中空部10が上方に位置するように取
り付けられる。
勿論、この防虫パッキングA1は、第1図に示すように、
上記キャビネット本体1の両側板前面にも取り付けられ
ている。
また、横框2に取り付けられる防虫パッキングA2は、第
3図に示すように、上下に並設された断面略D字状の中
空部10と平板部11とを有して形成されている。
このように構成れた上記各防虫パッキングA1,A2の各平
板部11には、断面略凸状に溝部12が形成されていると共
に、該平板部11の裏面側には、横框2や天板3及び底板
4の前面側に凹設された溝13に圧入される楔片14が一体
に突設されている。
溝部12は、上記平板部11の手前側に開口された窓部12a
と、該窓部12aの幅寸法より大きな幅寸法を有するパネ
ル挿入部12bと、から形成されており、該パネル挿入部1
2bに挿着された化粧パネルKの化粧面が、上記窓部12a
を通して外部から視認できるように構成されている。
それ故、この実施例に係る防虫パッキングAを用いて、
横框2や天板3及び底板4の前面側の色彩・色調・材質
感と扉や抽斗(図示せず)の色彩・色調・材質感とを合
致させる場合には、上記扉や抽斗の色彩・色調・材質感
と同じ化粧面を有する化粧パネルKを、上記各防虫パッ
キングA1,A2のパネル挿入部12bに挿着し、かつ、この
化粧パネルKが挿着された防虫パッキングA1,A2の各楔
片14を、横框2や天板3及び底板4に開設された溝13に
圧入して横框2や天板3及び底板4の前面側に取り付け
る。
これにより、本実施例に係る家具を正面側から見た場合
でも、抽斗の鏡板と鏡板との間隙からは、キャビネット
本体1の色彩・色調・材質感と同じ化粧パネルKの化粧
面しか見えなくなり、この種の家具のデザイン性が大幅
に向上する。
また、この実施例にあっては、キャビネット本体1及び
防虫パッキングA1,A2が共通化され、これに取り付けら
れる扉や抽斗の鏡板等のバリエーションに合せて、色彩
・色調・材質感が適合する化粧パネル材Kを防虫パッキ
ングA1,A2に挿着すればよいので、廉価にデザイン性を
向上させることができる。
第4図は、上記横框2の他例を示しており、この実施例
では、横框2の前面側に、前記実施例の防虫パッキング
Aと同様の構成からなる中空部20を一体形成すると共
に、前記実施例の防虫パッキングAの溝部12と同様、窓
部22aとパネル挿入部22bからなる溝部22を形成し、か
つ、楔片を廃止した他は、他の構成・作用は前記実施例
と同様であるのでその詳細な説明をここでは省略する。
尚、同図中、符号23は、キャビネット本体1の側板に固
着される横框取付具であり、この横框取付具23の上部突
起24,24に横框2の嵌合部25,25を嵌合係止することで、
該横框2を所定の位置に取り付けることができる。
尚、上記実施例では、この考案を、横框2や天板3及び
底板4に取り付けられる防虫パッキングA1,A2等を例に
とり説明したが、この考案にあってはこれに限定される
ものではなく、例えば、上記家具に取り付けられる扉の
回転自由端が当接する側板や間仕切或は中仕切板などの
端面部材自体、或は、該端面部材に取り付けられる防虫
パッキングに適用できること勿論であり、また、防虫パ
ッキングの取り付けも、上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、接着材などで貼着して取り付けること
もできる。
〔考案の効果〕
この考案に係る家具の端面部処理構造は、以上説明した
ように、家具の端面部に配設される抽斗や扉の色彩・色
調・材質感に対応する化粧パネルを、家具の端面部を構
成する端面部材に形成された溝部に挿着するように構成
したので、抽斗や扉の色彩・色調・材質感と端面部材の
色彩・色調・材質感とを容易に合致させることができ、
しかも、防虫パッキングや框材等の端面部材自体は種々
の家具に共用することができるため、コスト的にも廉価
にデザイン品質を向上させることができる、という効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る家具の構成を示す斜
視図、第2図は天板や底板の前面側に取り付けられる防
虫パッキングの端部の構成を示す斜視図、第3図は横框
の前面側に取り付けられる防虫パッキングの端部の構成
を示す斜視図、第4図は横框の他例を示す右側面図、第
5図は従来の防虫パッキングが取り付けられた家具の斜
視図、第6図は同家具の縦断面説明図である。 〔符号の説明〕 A1,A2……防虫パッキング K……化粧パネル、1……キャビネット 2,20……横框、12,22……溝部 12a,22a……窓部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具の端面部を構成する防虫パッキングや
    框材等の端面部材の前面側に、該端面部材の長手方向に
    沿って溝部を開設し、該溝部は、上記端面部材の前面側
    に開口する窓部と、該窓部に連通形成されたパネル挿入
    部と、から形成されてなり、該溝部のパネル挿入部に
    は、化粧パネル材の化粧面が上記溝部の窓部側に臨むよ
    うに挿着されていることを特徴とする家具の端面部処理
    構造。
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