JP2828694B2 - 断熱扉 - Google Patents

断熱扉

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JP2828694B2 JP26663289A JP26663289A JP2828694B2 JP 2828694 B2 JP2828694 B2 JP 2828694B2 JP 26663289 A JP26663289 A JP 26663289A JP 26663289 A JP26663289 A JP 26663289A JP 2828694 B2 JP2828694 B2 JP 2828694B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は断熱箱体の開口部を閉塞する矩形状の断熱扉
に関し、特に、箱状を成す扉外板の内向きフランジと扉
内板の周縁間に、枠状を成す合成樹脂製のサッシュを配
設して成る断熱扉に関するものである。
(ロ)従来の技術 実開昭63−19180号公報には、両端を45度にカットし
た合成樹脂製連結片を設け、4個のL字型接続具によっ
て、連結片の45度カット部を突き合わせ状態に接続した
断熱扉について開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 斯かる従来技術は、連結片の端部を突き合わせること
により、各コーナー部が直角になるように接続している
ため、45度のカット部に狂いがあった場合、突き合わせ
部に隙間が生じたり、直角に接続できない等の問題点が
あった。更に、部品点数も多くなるという欠点を奏して
いた。
そこで、本発明はこの様な従来技術の問題点を解決し
たサッシュを備えた断熱扉を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、断熱箱体の開口
部を開閉自在に閉塞する矩形状の断熱扉であって、側面
板の端部を内方に折曲して形成した内向きフランジを有
する箱状の扉外板と、扉内板を備え、扉外板の内向きフ
ランジと扉内板の周縁間に、枠状を成す合成樹脂製のサ
ッシュを配設して成る断熱扉において、前記サッシュ
は、蟻溝を画成するガスケット取付け用の保持部と、こ
の下に該保持部より前方に突出し、前記内向きフランジ
が挿入される溝を画成する基部と、該基部と逆方向に延
びた前記内板載置用の載置部とより成り、前記基部の先
端部に繋がり部を残して略直角にカットしたカット部を
形成し、前記繋がり部が外側になるよう折曲して枠状に
構成して成る冷蔵庫である。
(ホ)作用 本発明によると、繋がり部が外側に成るように折曲し
たとき、コーナー部は必ず直角となり、突き合わせ部分
に隙間があいたり、直角より大きい角度になることがな
い。
また、基部が保持部より前方に突出しているため、フ
ランジへの挿入作業が容易となる。
(ヘ)実施例 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
(1)は前面を開口(1A)した断熱箱体で構成した冷蔵
庫本体で、その前面開口(1A)を開閉する断熱扉(2)
が回転自在に設けられている。
断熱扉(2)は、側面板(3A)の端部を内方に折曲し
て形成した内向きフランジ(3B)を有する箱状のステン
レス製外板(3)と、ABS樹脂より成る扉内板(4)
と、塩化ビニール等の樹脂の押出し成型品であり、両板
(3),(4)間に枠状に配置された弾性を有する硬質
のサッシュ(5)と、両板(3),(4)間の空間に充
填された発泡断熱材(6)とによって構成されている。
詳述すると、前記サッシュ(5)は、外板(3)の内
向きフランジ(3B)上に延び、外方に向く開口が間口と
なる蟻溝(7)を画成するガスケット(8)取付用の保
持部(9)と、この下方に間隔を存し、保持部(9)よ
り前方に突出して内向きフランジ(3B)に挿入される溝
(10)を画成する基部(11)と、基部(11)とは逆方向
に延在して内板(4)の周端面が載置される載置部(1
2)とから成っている。
斯かるサッシュ(5)は、第1図に詳図するように、
組立前の段階では二部品であり、両端は長手方向の辺に
対して垂直にカットされ、内向きフランジ(3B)のコー
ナー部に対応する基部(11)の先端部に僅かな繋がり部
(13)を残して実質的に直角にカットしたカット部(1
4)を夫々2個所形成している。
従って、繋がり部(13)が外側になるように、サッシ
ュ(5)を矢印方向に折曲すると、二点鎖線で示すよう
にコーナー部が直角の枠状のサッシュ(5)が構成され
ることになる。
このサッシュ(5)は、第4図に斜視図を示す外板
(3)の内向きフランジ(3B)に挿入される。まず、一
つの組立て手順としては、扉(2)の上下となるフラン
ジ(3B)の辺に挿入されるサッシュ(5)の辺(5A)
を、その弾性を利用して内方向若しくは外方向に若干湾
曲させて、フランジ(3B)に挿入し、この後、両側辺
(5B)を扉(2)の左右となるフランジ(3B)の辺に挿
入して組立てを完了する。この際、基部(11)が保持部
(9)より前方に突出しているため、基部(11)の上面
が案内面となり、フランジ(3B)への挿入作業を容易に
行なうことができる。
また、他の組立て手順としては、サッシュ(5)の一
方の繋がり部(13)を切り離し、L字状態で外板(3)
の内向きフランジ(3B)に挿入し、この後、切り離した
サッシュ(5B)を挿入して組立てを完了してもよい。こ
の場合、サッシュ(5A)とサッシュ(5B)は、基部(1
1)の先端部の繋がり部(13)でのみ繋がっているた
め、何ら工具等を用いることなく簡単に切り離すことが
できる。
以上の様にして、組立てられた枠状のサッシュ(5)
は、第5図に示すように、コーナー部が必ず直角とな
り、突き合わせ部(15)に隙間が形成されることもな
い。
斯くして外板(3)の内向きフランジ(3B)にサッシ
ュ(5)を取り付けた後、サッシュ(5)の載置部
(9)に内板(4)を載せ、両板(3),(4)間の空
間に発泡達熱材(6)を充填して固化させ、この後、ガ
スケット(8)を保持部(9)に取り付けて扉(2)を
完成する。
(ト)発明の効果 本発明は、外板の内向きフランジに挿入して枠状のサ
ッシュを形成したとき、サッシュの全てのコーナー部を
確実に直角にすることができると共に、突き合わせ部に
隙間が形成されることがなく、断熱材の発泡時に隙間の
シールを行なう煩わしさを解消することができる。
また、サッシュのフランジへの挿入作業を容易に行な
うことができ、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の断熱扉のサッシュの平面図、第2図は
本発明の断熱扉を備えた冷蔵庫の斜視図、第3図は第2
図のA−A断面図、第4図は扉外板の斜視図、第5図は
サッシュを扉外板に取り付けた状態を示す平面図、第6
図は第5図のB−B断面図である。 (3)……扉外板、(3A)……側面板、(3B)……内向
きフランジ、(4)……扉内板、(5)……サッシュ、
(7)……蟻溝、(9)……保持部、(10)……溝、
(11)……基部、(12)……載置部、(13)……繋がり
部、(14)……カット部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱箱体の開口部を開閉自在に閉塞する矩
    形状の断熱扉であって、側面板の端部を内方に折曲して
    形成した内向きフランジを有する箱状の扉外板と、扉内
    板を備え、扉外板の内向きフランジと扉内板の周縁間
    に、枠状を成す合成樹脂製のサッシュを配設して成る断
    熱扉において、前記サッシュは、蟻溝を画成するガスケ
    ット取付け用の保持部と、この下に該保持部より前方に
    突出し、前記内向きフランジが挿入される溝を画成する
    基部と、該基部と逆方向に延びた前記内板載置用の載置
    部とより成り、前記基部の先端部に繋がり部を残して略
    直角にカットしたカット部を形成し、前記繋がり部が外
    側になるように折曲して枠状に構成したことを特徴とす
    る断熱扉。
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