JP2539014Y2 - 窓シャッターにおけるガイドレール下地枠の取付構造 - Google Patents

窓シャッターにおけるガイドレール下地枠の取付構造

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JP2539014Y2
JP2539014Y2 JP1715390U JP1715390U JP2539014Y2 JP 2539014 Y2 JP2539014 Y2 JP 2539014Y2 JP 1715390 U JP1715390 U JP 1715390U JP 1715390 U JP1715390 U JP 1715390U JP 2539014 Y2 JP2539014 Y2 JP 2539014Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はサッシの外側に取り付けられる窓シャッタ
ーの取付構造に関するもので、特に、独特な取付金具を
用いてサッシと窓シャッターのガイドレール下地枠とを
一体に取り付ける取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に窓シャッターは、サッシの外側四周に水切板、
左右両側のガイドレール下地枠及び内まぐさを組み付け
て、シャッターカーテンを収納したケースを内まぐさの
上部に取り付けてある。シャッターカーテンは、前記ガ
イドレール下地枠の先端部に取り付ける左右のガイドレ
ールにその両側端部が収嵌され、上下昇降が案内される
ようにしてある。
また、サッシはガラス障子の数や躯体の条件によって
種々の取付形態があり、肉付け、半外付け、及び外付け
の三つのタイプに大きく分けることができる。これらの
うち、例えば、躯体からの出寸法が比較的小さい半外付
けのタイプのサッシは、ガイドレール下地枠の出寸法も
比較的小さいものが採用され、その躯体に対する取り付
けは、ガイドレール下地枠の外側に高さ方向にフィンを
形成するとともに、当該フィンを躯体にネジ止めするこ
とにより行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、第4図に示すように、外付けタイプの
サッシ1を取り付ける場合には、半外付けのタイプのサ
ッシを取り付ける場合と比べ、ガイドレール下地枠2′
の出寸法が大きくなり、構造上ガイドレール下地枠2′
の先端が振れ易くなることから、躯体Aへの取り付け部
分に支障をきたさないよう、サッシ1の躯体Aに対する
取付構造を強化する必要があり、このような観点から、
ガイドレール下地枠2′の外側だけでなく、内側にもフ
ィン2′aを形成することが必要とされる上、強固な取
り付け状態を確保するにはフイン2′aがある程度の長
さ寸法を有していることが必要とされるため、隙間X′
の間隔を広くせざるを得なくなり、その結果、シャッタ
ーカーテン4の幅寸法が必然的に大きくなり、長いスラ
ットが必要となってコスト高となる問題がある。
また、躯体Aに対してガイドレール下地枠2′を取り
付ける場合においては、内側のフイン2′aをネジ止め
するときは、ネジ3を締めるための長手のドライバーを
差し込んでの作業となるため、締着作業がしにくく作業
性がきわめて悪く、さらに、取り付け後の窓シャッター
を使用する場合においては、シャッターカーテン4を上
昇するときは、隙間X′が広過ぎるため、ガイドレール
下地枠2′とサッシ1の両者の間が露顕して見えてしま
うため、外観上見栄えが悪いという不都合が存在してい
る。
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、独
自の取付金具を用いることにより躯体Aとの取り付け部
分に支障をきたす事態を有効に回避しながら、ガイドレ
ール下地枠とサッシとの隙間を狭くして外観上の見栄え
をよくすることができ、しかも、ガイドレール下地枠の
取付作業性をも向上させることができる窓シャッターに
おけるガイドレール下地枠の取付構造を提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、この考案に係る窓シャッターにおけるガイ
ドレール下地枠の取付構造は、躯体から突設するサッシ
の外側に、ガイドレール下地枠を取り付ける窓シャッタ
ーにおいて、前記ガイドレール下地枠の内側に形成され
る係合部において、板材を略垂直に折り曲げてなる取付
金具の一方の面を前後方向にスライド自在に係合すると
ともに、前記サッシの前面において、サッシに形成した
金具取付部に応じて左右方向に調整自在とする取付用長
孔が形成される前記取付金具の他方の面を締着固定して
ガイドレール下地枠とサッシとを連結するようにしたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
上述したような技術的手段において、この考案の作用
を説明する。すなわち、この考案によれば、ガイドレー
ル下地枠とサッシとを連結する場合において、取付金具
の一方の面をガイドレール下地枠の係合部に係合させる
とともに、取付金具の他方の面を取付用長孔を通じて締
着固定できるような構造としたため、取り付け作業に際
しては、前記一方の面を前後方向にスライドすることが
できるばかりか、他方の面もサッシの金具取付部に応じ
て左右方向に調整することができるため、ガイドレール
下地枠の取付作業性を飛躍的に向上させることができ
る。
また、上記構造を採用したため、躯体から突設するサ
ッシの出寸法が異なるような場合であっても、当該出寸
法に応じて取付金具を前後方向にスライドでき、しか
も、サッシに接近した位置にガイドレール下地枠を取り
付けるような場合であっても、サッシの金具取付部の位
置に応じて取付金具の取付用長孔で左右方向の調整を行
うこともできる。
また、前記サッシの前面において、取付金具を介して
ガイドレール下地枠とサッシとが一体化され、構造上の
必要な強度を確保することができるため、躯体との取り
付け部分に支障をきたすことなく、ガイドレール下地枠
の内側部分のフィンをなくすことができ、したがって、
ガイドレール下地枠とサッシとの隙間を狭くできること
ができ、外観上の見栄えもよくなる。
〔実施例〕
この考案に係る一実施例を図面に基づいて説明する。
図面の第1図は取付金具を用いたガイドレール下地枠と
サッシの取付状態を示す平面断面図、第2図はガイドレ
ール下地枠に係合させた取付金具を示す斜視図、第3図
は第1図のIII-III′線矢視図である。なお、実施例の
説明にあたり、従来例と同一部材、同一部位には同一符
号を付したが、その構成及び作用は従来例と同一である
ので説明は省略する。
図示するように取付金具Bは、一辺側のスライド部10
と他辺側の取付部11からなる断面L字形のアングル形に
形成してある。スライド部10は平面なその先端部を内方
に90°折り曲げた抜け止め用折曲部10aを形成してあ
り、ガイドレール下地枠2に形成した後記する係合孔2c
からスライド部10が抜け出るのを防止する。一方、取付
部11はその中央に水平方向に長い取付用長孔11aを穿設
してあり、サッシ1の前面に形成した図示しない金具取
付孔に対して左右方向の調整自在に取付ネジ13で締着可
能にしてある。
ガイドレール下地枠2はサッシ1側の側面に、先端を
躯体A側に向けた断面略L字形のリブ2bを高さ方向にわ
たり形成してあり、前記取付金具Bのスライド部10を挿
通するために、正面の所定ピッチ毎にスライド部10がガ
イドレール下地枠2の側面に面接触できるように角孔に
切り欠いた前記係合孔2cを穿設してある(第2図及び第
3図参照)。取付金具Bを係合孔2cに取り付けるには、
取付金具Bの抜け止め用折曲部10aの先端面を係合孔2c
に対面する方向から挿入した後、抜け止め用折曲部10a
を中心に取付金具Bを90°回転させながらスライド部10
を挿入する。第1図に仮想線で示すように、取付金具B
はそのスライド部10が係合孔2cに規制されながらガイド
レール下地枠2の側面に沿って前後方向にスライド自在
となる。これにより、製造メーカーによって異なる外付
けサッシの出寸法に合わせて、取付金具3を前後に調整
可能にしてある。また、第3図に示すように取付金具B
の取付用長孔11aは、サッシ1とガイドレール下地枠2
の隙間Xの間隔が種々異なっても対応可能なように、取
付用長孔11aの範囲Yでサッシ1の図示しない金具取付
孔に合わせて取付ネジ13の締着ができるように調整可能
にしてある。
なお、ガイドレール下地枠2は、その基部にサッシ1
とは反対側の外側面に、従来例同様のフィン2aを形成す
るほか、ガイドレール下地枠2を安定的に支持するため
サッシ1側には、短いツバ2dを形成してある。
以上のように構成する取付金臭Bを用いたガイドレー
ル下地枠2の取付作業を説明する。
ガイドレール下地枠2を躯体Aに取り付ける前に、予
め取付金具Bをガイドレール下地枠2の係合孔2cに取り
付けておき、躯体Aの所定位置に取付用のネジ3でフィ
ン2aを締着する。サッシ1の出寸法に合わせて取付金具
Bを前後に移動調整して、取付部11をサッシ1の前面に
当接させる。次に、取付金具Bの取付用長孔11aとサッ
シ1の金具取付孔を取付用ネジ13で締着して取付金具B
を取り付ける。サッシ1とガイドレール下地枠2の隙間
Xが種々異なっても、第3図に示すように取付用長孔11
aの範囲Yであれば取付可能である。
したがって、ガイドレール下地枠2の締着作業が簡単
となり、また、サッシ1の出寸法に応じて取付金具Bの
位置調整ができるために作業性が向上する。しかも、取
付金具Bはガイドレール下地枠2とサッシ1に連結して
取り付けてあるので、ガイドレール下地枠2とサッシ1
とは一体化され、強固な取り付け状態となる。また、ガ
イドレール下地枠2は、サッシ1側にフィン2aを取り付
ける必要がなく、サッシ1との隙間Xを狭くできるの
で、シャッターカーテン4の幅寸法を最小限に抑えら
れ、短いスラットを使用する分コスト高を抑制できる。
さらには、サッシ1とガイドレール下地枠2の隙間Xが
狭くなった分、シャッターカーテンを上昇させる際に
も、その間が見えにくく外観美を損なうことがない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、躯体から突
設するサッシの外側に、ガイドレール下地枠を取り付け
る窓シャッターにおいて、前記ガイドレール下地枠の内
側に形成される係合部において、長方形の板材を略垂直
に折り曲げてなる取付金具の一方の面を前後方向にスラ
イド自在に係合するとともに、前記サッシの前面におい
て、サッシに形成した金具取付部に応じて左右方向に調
整自在とする取付用長孔が形成される前記取付金具の他
方の面を締着固定してガイドレール下地枠とサッシとを
連結するようにしたので、取り付け作業に際しては、前
記一方の面を前後方向にスライドすることができるばか
りか、他方の面もサッシの金具取付部の位置に応じて左
右方向に調整することができ、しかも、ドライバーの操
作性も向上する結果、ガイドレール下地枠の取付作業性
を向上させることができる。
また、サッシの前面において、取付金具を介してガイ
ドレール下地枠とサッシとが連結されて一体化され、構
造上の必要な強度を確保することができるため、十字必
要であったガイドレール下地枠の内側部分のフィンをな
くすことができ、したがって、ガイドレール下地枠とサ
ッシとの隙間を狭くでき、その結果、外観上の見栄えも
よくなる他、シャッターカーテンの幅寸法を小さくでき
るゆえ、短いスラットを使用すればすむ分コストを抑制
することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例に係り、第1図は取付金具を
用いたガイドレール下地枠とサッシの取付状態を示す平
面断面図、第2図はガイドレール下地枠の係合させた取
付金具を示す斜視図、第3図は第1図のIII-III′線矢
視図である。第4図は従来のガイドレール下地枠の取付
状態を示す平面断面図である。 A……躯体 B……取付金具 X……隙間 Y……取付用長孔の範囲 1……サッシ 2……ガイドレール下地枠 2a……フィン 2b……リブ 2c……係合孔(係合部) 2d……ツバ 4……シャッターカーテン 5……ガイドレール 10……スライド部 10a……抜け止め用折曲部 11……取付部 11a……取付用長孔 13……取付用ネジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】躯体から突設するサッシの外側に、ガイド
    レール下地枠を取り付ける窓シャッターにおいて、 前記ガイドレール下地枠の内側に形成される係合部にお
    いて、板材を略垂直に折り曲げてなる取付金具の一方の
    面を前後方向にスライド自在に係合するとともに、前記
    サッシの前面において、サッシに形成した金具取付部に
    応じて左右方向に調整自在とする取付用長孔が形成され
    る前記取付金具の他方の面を締着固定してガイドレール
    下地枠とサッシとを連結するようにしたことを特徴とす
    る窓シャッターにおけるガイドレール下地枠の取付構
    造。
JP1715390U 1990-02-22 1990-02-22 窓シャッターにおけるガイドレール下地枠の取付構造 Expired - Lifetime JP2539014Y2 (ja)

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