JPH0721807Y2 - サッシドアの額縁取り付け構造 - Google Patents
サッシドアの額縁取り付け構造Info
- Publication number
- JPH0721807Y2 JPH0721807Y2 JP728991U JP728991U JPH0721807Y2 JP H0721807 Y2 JPH0721807 Y2 JP H0721807Y2 JP 728991 U JP728991 U JP 728991U JP 728991 U JP728991 U JP 728991U JP H0721807 Y2 JPH0721807 Y2 JP H0721807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- fitting member
- outer fitting
- attached
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はサッシドアの金属板体を
折曲加工して成る額縁の取り付け構造に関するものであ
る。
折曲加工して成る額縁の取り付け構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のスチール、ステンレス、アルミ板
等を折曲加工したサッシドアの額縁の取り付けは図２の
様に、窓枠（イ）に取り付け用の下地アングル（ロ）を
ビス止めし、該取り付け用の下地アングル（ロ）に上面
より額縁（ハ）を皿ビス（ニ）にて止着していた。
等を折曲加工したサッシドアの額縁の取り付けは図２の
様に、窓枠（イ）に取り付け用の下地アングル（ロ）を
ビス止めし、該取り付け用の下地アングル（ロ）に上面
より額縁（ハ）を皿ビス（ニ）にて止着していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来金属板体を折曲加
工したサッシドアの額縁は、アルミサッシのように押出
成形するものと異なり嵌合方式はとれず、窓枠に設けた
下地アングルに皿ビスにて止着していたため、額縁に形
成した皿のサイズにより、ビス頭が皿よりも小さけれ
ば、皿ビスは額縁表面よりへこみ、逆にビス頭が皿より
も大きければ皿ビスは額縁表面より突出し、仕上りは大
変微妙で精度を要しそのためのコストも割高となってい
た。
工したサッシドアの額縁は、アルミサッシのように押出
成形するものと異なり嵌合方式はとれず、窓枠に設けた
下地アングルに皿ビスにて止着していたため、額縁に形
成した皿のサイズにより、ビス頭が皿よりも小さけれ
ば、皿ビスは額縁表面よりへこみ、逆にビス頭が皿より
も大きければ皿ビスは額縁表面より突出し、仕上りは大
変微妙で精度を要しそのためのコストも割高となってい
た。
【０００４】上記欠点を解消するため本考案はビスを使
用せずに、容易に額縁を窓枠に取り付けることのできる
サッシドアの額縁取り付け構造を提供しようとするもの
である。
用せずに、容易に額縁を窓枠に取り付けることのできる
サッシドアの額縁取り付け構造を提供しようとするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案は金属板体を折曲加工して成る額縁に於いて、断
面が略コ字型で上下の水平板部４に外側が凹んだ外側嵌
合凹溝面５が長手方向に形成されると共に、水平板部４
の先方をやや内方へ傾斜させた内側嵌合部材２が開口部
を室内側に向け窓枠１の背部に取り付けられ、一方断面
が略コ字型で上下の水平板部８に前記外側嵌合凹溝面５
に外側より嵌合するよう内側横方向に凸面９を形成した
外側嵌合部材７が開口部を室外側に向け額縁６の内側先
端部に取り付けたことを特徴とするものである。
本考案は金属板体を折曲加工して成る額縁に於いて、断
面が略コ字型で上下の水平板部４に外側が凹んだ外側嵌
合凹溝面５が長手方向に形成されると共に、水平板部４
の先方をやや内方へ傾斜させた内側嵌合部材２が開口部
を室内側に向け窓枠１の背部に取り付けられ、一方断面
が略コ字型で上下の水平板部８に前記外側嵌合凹溝面５
に外側より嵌合するよう内側横方向に凸面９を形成した
外側嵌合部材７が開口部を室外側に向け額縁６の内側先
端部に取り付けたことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】次に本考案の作用を説明すれば、窓枠の背部に
取り付けた内側嵌合部材に室内側より額縁を当てがい、
額縁の内側先端に設けた外側嵌合部材の上下の水平板部
の内側に内側嵌合部材の水平板部が入るよう合わせて額
縁を窓枠に押圧すれば、外側嵌合部材の凸面が弾力で内
側嵌合部材の外側嵌合凹溝面に嵌合し、額縁は窓枠に固
定されるものである。
取り付けた内側嵌合部材に室内側より額縁を当てがい、
額縁の内側先端に設けた外側嵌合部材の上下の水平板部
の内側に内側嵌合部材の水平板部が入るよう合わせて額
縁を窓枠に押圧すれば、外側嵌合部材の凸面が弾力で内
側嵌合部材の外側嵌合凹溝面に嵌合し、額縁は窓枠に固
定されるものである。
【０００７】尚、外側嵌合部材と内側嵌合部材との嵌合
に際しては、内側嵌合部材の先方がやや内方へ傾斜して
いる為、外側嵌合部材の先方が内側嵌合部材の先方に引
掛からず嵌合を容易にしている。
に際しては、内側嵌合部材の先方がやや内方へ傾斜して
いる為、外側嵌合部材の先方が内側嵌合部材の先方に引
掛からず嵌合を容易にしている。
【０００８】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
れば、図１は額縁を窓枠に取り付けた状態を示す縦断側
面であり、図中１は窓枠、２は窓枠１の背部の室内側に
長手方向に熔接又はビス３にて固定した長尺の内側嵌合
部材であり、断面が略コ字型で上下の水平板部４に外側
が凹んだ外側嵌合凹溝面５が長手方向に形成されてい
る。そして、水平板部４の先方がやや内方に傾斜されて
開口部を室内側に向け窓枠１に取り付けられている。
れば、図１は額縁を窓枠に取り付けた状態を示す縦断側
面であり、図中１は窓枠、２は窓枠１の背部の室内側に
長手方向に熔接又はビス３にて固定した長尺の内側嵌合
部材であり、断面が略コ字型で上下の水平板部４に外側
が凹んだ外側嵌合凹溝面５が長手方向に形成されてい
る。そして、水平板部４の先方がやや内方に傾斜されて
開口部を室内側に向け窓枠１に取り付けられている。
【０００９】６はスチール、ステンレス、アルミ板等の
金属板を折曲加工して成形した額縁であり、該額縁６の
内側先端部に開口部を室外側に向け断面が略コ字型の外
側嵌合部材７が溶着されている。
金属板を折曲加工して成形した額縁であり、該額縁６の
内側先端部に開口部を室外側に向け断面が略コ字型の外
側嵌合部材７が溶着されている。
【００１０】外側嵌合部材７の水平板部８には前記外側
嵌合凹溝面５に外側より嵌合するよう内側横方向に凸面
９が形成されている。尚、１０は補強材、１１は必要に
より取り付けるパッキング材で塩化ビニール、ゴム等よ
り成り、パッキング材を取り付ければサッシ本体と額縁
を絶縁し、外気に触れるサッシと室内の額縁との温度差
による額縁部分の結露を防止できる。
嵌合凹溝面５に外側より嵌合するよう内側横方向に凸面
９が形成されている。尚、１０は補強材、１１は必要に
より取り付けるパッキング材で塩化ビニール、ゴム等よ
り成り、パッキング材を取り付ければサッシ本体と額縁
を絶縁し、外気に触れるサッシと室内の額縁との温度差
による額縁部分の結露を防止できる。
【００１１】
【考案の効果】本考案に依れば、額縁の取り付けはビス
を使用せずに嵌合方式で取り付け可能のため、取り付け
が容易である。又、額縁の表面と皿ビスの頭部表面と均
一になるよう微妙な精度を要しないためコストも安価と
なると共に、外観にビスが見えないため体裁も良く、
又、穿孔やタップ切り等の作業が不要となるため作業性
も向上し得るものである。
を使用せずに嵌合方式で取り付け可能のため、取り付け
が容易である。又、額縁の表面と皿ビスの頭部表面と均
一になるよう微妙な精度を要しないためコストも安価と
なると共に、外観にビスが見えないため体裁も良く、
又、穿孔やタップ切り等の作業が不要となるため作業性
も向上し得るものである。
【図１】本考案額縁取り付け構造の一実施例を示した縦
断側面図である。
断側面図である。
【図２】従来の額縁取り付け構造を示した縦断側面図で
ある。
ある。
１ 窓枠 ２ 内側嵌合部材 ４ 水平板部 ５ 外側嵌合凹溝面 ６ 額縁 ７ 内側嵌合部材 ８ 水平板部 ９ 凸面
Claims (1)
- 【請求項１】金属板体を折曲加工して成る額縁に於い
て、断面が略コ字型で上下の水平板部４に外側が凹んだ
外側嵌合凹溝面５が長手方向に形成されると共に、水平
板部４の先方をやや内方へ傾斜させた内側嵌合部材２が
開口部を室内側に向け窓枠１の背部に取り付けられ、一
方断面が略コ字型で上下の水平板部８に前記外側嵌合凹
溝面５に外側より嵌合するよう内側横方向に凸面９を形
成した外側嵌合部材７が開口部を室外側に向け額縁６の
内側先端部に取り付けたことを特徴とするサッシドアの
額縁取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP728991U JPH0721807Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | サッシドアの額縁取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP728991U JPH0721807Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | サッシドアの額縁取り付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100788U JPH04100788U (ja) | 1992-08-31 |
| JPH0721807Y2 true JPH0721807Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31739048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP728991U Expired - Lifetime JPH0721807Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | サッシドアの額縁取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721807Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP728991U patent/JPH0721807Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100788U (ja) | 1992-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0721807Y2 (ja) | サッシドアの額縁取り付け構造 | |
| JP3355526B2 (ja) | 複合サッシ材 | |
| JP2001182432A (ja) | サッシ窓用窓枠の上枠 | |
| JPH0750541Y2 (ja) | サッシドアの額縁取り付け構造 | |
| JP2001214667A (ja) | サッシ | |
| JP3198073B2 (ja) | 断熱サッシ | |
| JPS5914627Y2 (ja) | 二重窓装置 | |
| JPS6227665Y2 (ja) | ||
| JPS6345483Y2 (ja) | ||
| JP2836012B2 (ja) | カーテンウオールの方立と無目の連結構造 | |
| JPH0423135Y2 (ja) | ||
| JPS6344537Y2 (ja) | ||
| JPS6191986U (ja) | ||
| JPH026237Y2 (ja) | ||
| JPH0619721Y2 (ja) | 引手取付部構造 | |
| JPS6019272Y2 (ja) | 障子の建付け調整コ−ナブロツク | |
| JP2002213148A (ja) | サッシ | |
| JP3239232B2 (ja) | 断熱段窓 | |
| JP2000356072A (ja) | 二重窓 | |
| JPS62397Y2 (ja) | ||
| JPS6311532Y2 (ja) | ||
| JPH0351452Y2 (ja) | ||
| JPH0436342Y2 (ja) | ||
| JPS5846217Y2 (ja) | サツシ用額縁 | |
| JP3029182B2 (ja) | 外装笠木装置 |