JPH0750541Y2 - サッシドアの額縁取り付け構造 - Google Patents

サッシドアの額縁取り付け構造

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JPH0750541Y2
JPH0750541Y2 JP545491U JP545491U JPH0750541Y2 JP H0750541 Y2 JPH0750541 Y2 JP H0750541Y2 JP 545491 U JP545491 U JP 545491U JP 545491 U JP545491 U JP 545491U JP H0750541 Y2 JPH0750541 Y2 JP H0750541Y2
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JP
Japan
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concave groove
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JP545491U
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Inventor
浩 礒野
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新興建材株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、サッシドアの金属板体
を折曲加工して成る額縁の取り付け構造に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来のスチール、ステンレス、アルミ板
等を折曲加工したサッシドアの額縁は図３の様に、窓枠
イに取り付け用部材ロをビス止めし、該取り付け用部材
ロに上面より額縁ハをビスにて止着していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来、金属板体を折曲
加工したサッシドアの額縁は、アルミサッシのように押
出成形するものと異なり嵌合方式はとれず、窓枠に設け
た取り付け用部材にビスにて止着していたため額縁の表
面にビスが顕われ、体裁が悪いと共にビスを取り付ける
ための穿孔、タップ切り等の作業を必要としたのであ
る。
【０００４】上記欠点を解消するため本考案は、ビスを
使用せずに容易に額縁を窓枠に取り付けることのできる
サッシドアの額縁取り付け構造を提供しようとするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は金属板体を折曲加工して成る額縁に於い
て、額縁４の断面を略コ字型に形成し、該額縁４の上下
の板体部の先端内側部に長手方向に嵌合凹溝５を形成す
ると共に、該嵌合凹溝５に嵌合される凸部３を上下面の
横方向に形成した嵌合部材２を窓枠１の背部の室内側に
取り付け、前記額縁４の上下の板体間に開き止め用の連
結部材６を介在して成ることを特徴とするものである。
【０００６】又、本考案は上記の連結部材６Ａを断面略
コ字型に形成すると共に、該連結部材６Ａを額縁４の先
端部に取り付け、連結部材６Ａの上下の板体部の先端内
側部に嵌合部材２の凸部３に嵌合する嵌合凹溝５Ａを横
方向に形成して成ることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】次に、本考案の作用を説明すれば、請求項１の
考案は窓枠の背部に取り付けた嵌合部材に室内側より額
縁を当てがい押圧すれば、額縁の上下の板体の先方が弾
力で僅かに広がり、上下の板体の先端内側部に設けた嵌
合凹溝が嵌合部材の凸部に嵌着し、額縁は窓枠に固定さ
れるものである。
【０００８】又、連結部材で上下の板体の間隔を規制し
ているため、上下の板体は開きにくく額縁が不用意に窓
枠より外れることがない。
【０００９】次に請求項２の考案も前同様、窓枠の背部
に取り付けた嵌合部材に室内側より額縁を当てがい押圧
すれば、額縁の先端に設けた連結部材の嵌合凹溝が嵌合
部材の凸部に嵌着し、額縁は窓枠に固定されるものであ
る。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明
すれば、図１は請求項１の額縁を窓枠に取り付けた状態
を示す縦断側面図、図２は請求項２の額縁を窓枠に取り
付けた状態を示す縦断側面図、図３は従来例を示した縦
断側面図であり、図中１は窓枠、２は窓枠１の背部の室
内側に長手方向に熔接又はビス止めにて固定した嵌合部
材であり、該嵌合部材２は長尺な平板状で上下の面の横
方向に凸部３が形成されている。
【００１１】４はスチール、ステンレス、アルミ板等の
金属板を折曲加工して成形した額縁であり、断面が略コ
字型に一枚板にて折曲成形することもできるが、図示の
如く従来の形状にアンカー板４Ａを設けて下部の板体部
としコ字型に形成することもできる。５は、額縁４の上
下の板体部の先端内側部に長手方向に形成した嵌合凹溝
であり、該嵌合凹溝５は前記嵌合部材２の凸部３に嵌合
する。
【００１２】６は額縁４の上下の板体間に介在した断面
がコ字型の連結部材であり、連結部材６の上下部を額縁
４に熔接等により固定し、額縁４の上下の板体が開くの
を防止している。
【００１３】又、図２の連結部材６Ａは断面が略コ字型
で、額縁４の先端部に熔着されている。そして連結部材
６Ａの上下の板体部の先端内側に嵌合部材２の凸部３に
嵌合する凹溝５Ａが横方向に形成されている。尚、連結
部材６Ａは額縁４と同一長に取り付けてもよいが、短い
寸法のものを数個列設してもよい。
【００１４】
【考案の効果】本考案に依れば、額縁の取り付けはビス
を使用せずに嵌合方式で取り付け可能のため、取り付け
が容易であると共に額縁の表面にビスが顕われないため
体裁が良く、又穿孔やタップ切り等の作業が不要となる
ため作業性も向上し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案請求項１の額縁取り付け構造の一実地例
を示した縦断側面図である。
【図２】本考案請求項２の額縁取り付け構造の一実施例
を示した縦断側面図である。
【図３】従来の額縁取り付け構造を示した縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
１ 窓枠 ２ 嵌合部材 ３ 凸部 ４ 額縁 ５，５Ａ 嵌合凹溝 ６，６Ａ 連結部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 金属板体を折曲加工して成る額縁に於い
    て、額縁４の断面を略コ字型に形成し、該額縁４の上下
    の板体部の先端内側部に長手方向に嵌合凹溝５を形成す
    ると共に、該嵌合凹溝５に嵌合される凸部３を上下面の
    横方向に形成した嵌合部材２を窓枠１の背部の室内側に
    取り付け、前記額縁４の上下の板体間に開き止め用の連
    結部材６を介在して成ることを特徴とするサッシドアの
    額縁取り付け構造。
  2. 【請求項２】 請求項１の連結部材６Ａを断面略コ字型
    に形成すると共に、該連結部材６Ａを額縁４の先端部に
    取り付け、連結部材６Ａの上下の板体部の先端内側部に
    嵌合部材２の凸部３に嵌合する嵌合凹溝５Ａを横方向に
    形成して成ることを特徴とする請求項１のサッシドアの
    額縁取り付け構造。
JP545491U 1991-01-18 1991-01-18 サッシドアの額縁取り付け構造 Expired - Lifetime JPH0750541Y2 (ja)

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JPH0495484U JPH0495484U (ja) 1992-08-19
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JP7260152B2 (ja) * 2019-03-28 2023-04-18 株式会社くろがね工作所 建具の付け枠構造

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JPH0495484U (ja) 1992-08-19

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