JP2836012B2 - カーテンウオールの方立と無目の連結構造 - Google Patents

カーテンウオールの方立と無目の連結構造

Info

Publication number
JP2836012B2
JP2836012B2 JP20988794A JP20988794A JP2836012B2 JP 2836012 B2 JP2836012 B2 JP 2836012B2 JP 20988794 A JP20988794 A JP 20988794A JP 20988794 A JP20988794 A JP 20988794A JP 2836012 B2 JP2836012 B2 JP 2836012B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blind
bracket
curtain wall
piece
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20988794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0874364A (ja
Inventor
晃 岡谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
Original Assignee
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK filed Critical WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
Priority to JP20988794A priority Critical patent/JP2836012B2/ja
Publication of JPH0874364A publication Critical patent/JPH0874364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2836012B2 publication Critical patent/JP2836012B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーテンウオールの方
立と無目を連結する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】方立と無目を連結する構造としては種々
のものが知られている。例えば、実開平3−73320
号公報に示すように、方立を構成する方立本体の突出部
に平板状のブラケットを嵌合して固着し、このブラケッ
トの左右両端部に左右の無目の中空部を嵌合してボルト
でそれぞれ固着することで方立に左右の無目を連結した
連結構造が知られている。
【0003】また、横連窓における横枠と縦枠を連結す
る構造として実開平3−123090号公報に示すもの
が知られている。つまり、横枠に第1のブラケットを取
付け、縦枠のウエブを第1のブラケットと第2のブラケ
ットにより挟み込んで連結することで、上下の横枠間に
縦枠を取付けるようにした連結構造。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の連結構造である
と、方立に対して無目を連結することになるから、建物
躯体に方立を取付けた後に無目を取付けることになり、
建物躯体に無目を取付けた後に方立を取付できない。つ
まり、方立を後付けできない。
【0005】後者の連結構造であると横枠に縦枠を取付
けるので、縦枠の後付けができるが、この連結構造は横
連窓の横枠と縦枠を連結するものであるから、その連結
構造をカーテンウオールに適用すると横枠、つまり無目
を建物躯体側に連結できないからカーテンウオールには
適用できない。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたカーテンウオールの方立と無目の連結構造を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】建物躯体に取付片16を
備えた無目ブラケット2を固着し、この無目ブラケット
2の取付片16に左右の無目3,3の端部をそれぞれ連
結し、その無目3の端部に取付けたブラケットに方立4
を連結したカーテンウオールの方立の無目の連結構造で
あって、前記無目3に支持したボルト32を取付片16
の大径穴17を挿通し、そのボルト32の突出部にナッ
ト33を螺合して無目3と取付片16を連結し、前記取
付片16とナット33との間に鉤形状となった滑り兼高
さ調整片36を介在させると共に、その滑り兼高さ調整
片36の上部横片36aを無目3の無目支持部30の下
面に接したカーテンウオールの方立と無目の連結構造。
【0008】
【作 用】無目3を建物躯体に無目ブラケット2を介
して直接取付けた後に方立4を取付けできるし、滑り兼
高さ調整片36によって無目3を無目ブラケット2の取
付片16に対してスムーズに摺動して、無目3の熱伸び
を吸収できるし、その滑り兼高さ調整片36の上部横片
36aが無目支持部30の下面と接しているから、その
滑り兼高さ調整片36の枚数や厚さを変更することで無
目3の取付け高さ調整できる。
【0009】
【実 施 例】図1に示すように、吊りマニオン等の縦
骨1が左右方向に間隔を置いて設けられて建物躯体とな
り、その各縦骨1には無目ブラケット2が上下方向に間
隔を置いて複数固着され、この無目ブラケット2に左右
の無目3,3の長手方向端部がそれぞれ連結されてお
り、上下に隣接する左右の無目連結部間に方立4がそれ
ぞれ取付けられて方形枠5を構成し、その方形枠5にパ
ネル6が装着されてカーテンウオールを構成している。
【0010】次に各部の詳細を説明する。前記無目ブラ
ケット2は図2と図3に示すように縦板10と横板11
により十文字状となった連結部材12と、取付部材13
より成り、その取付部材13は連結部材12に溶接で固
着した面内方向に向う縦板14と、その縦板14の長手
方向両端部をL字状に折曲げした一対のL字片15を備
え、そのL字片15の面内方向に向う部分が左右一対の
取付片16となり、その取付片16に大径穴17が形成
してある。
【0011】前記無目ブラケット2は連結部材12を縦
骨1の室外側面1aに溶接で固着して左右の取付片16
が縦骨1を境として面内方向両側に位置している。
【0012】前記無目3は図3に示すように、中間縦部
20とその上下部に一体的に設けた室内側上横部21と
室内側下横部22とにより室内側に開口した室内側横向
凹部23を有し、かつ前記中間縦部20に一体的に設け
た室外側突出部24とその室外端に設けた室外側上縦部
25と室外側下縦部26により室外側上向凹部27と室
外側下向凹部28を有し、前記中間縦部20の上下中間
には室内側に開口した凹条溝29が長手方向に亘って形
成され、前記室内側上横部21の下面には無目支持部3
0が長手方向に亘って一体的に設けてある。
【0013】前記無目ブラケット2の一対の取付片16
は図3と図5に示すように、左右に隣接する無目3,3
の室内側横向凹部23内にそれぞれ突出し、凹条溝29
に頭部31を嵌入したボルト32を取付片16の大径穴
17より突出し、そのボルト32にナット33を螺合し
て各取付片16と無目3を連結している。
【0014】前記中間縦部20と取付片16の室外面1
1aとの間にはスペーサ35が介在され、そのスペーサ
35の厚さを変えることで無目3の取付け位置を面外方
向に調整できるようになり、前記取付片16の室内面1
6bとワッシャ34との間には滑り兼高さ調整片36が
介在され、この滑り兼高さ調整片36はSUS材により
鉤形状となり、その上部横片36aが前記無目支持部3
0の下面に接し、その滑り兼高さ調整片36の厚さ又は
枚数を変えることで無目3の取付け高さを調整できるよ
うになっていると共に、ワッシャ34が滑り兼高さ調整
片36に沿って面内方向に相対的に摺動可能となって無
目2の熱伸びを吸収できる。
【0015】図3と図5に示すように、無目3の室内側
横向凹部23の開口縁には無目カバー37が取付けら
れ、この無目カバー37の長手方向端部には切欠部38
が形成されて連結部材12の横板11が嵌まり込むよう
になり、これにより無目カバー37で取付部材13を閉
塞できる。
【0016】前記方立4は図2に示すように室内側縦部
40と室外側縦部41を連結部42で一体的に連結した
断面略H字状の長尺材となって面内方向に開口した左右
一対の内向凹部43を有しており、その内向凹部43は
カバー44で閉塞してある。
【0017】前記無目3の長手方向両端部は図4に示す
ようにコ字状に切欠されて凹部45を有し、その長手方
向一端部の凹部45には第1ブラケット46の上下中間
小口キャップ部47が嵌合してビス止めされ、この第1
ブラケット46の上連結部48と下連結部49は無目3
より上方、下方にそれぞれ突出し、その上連結部48、
下連結部49の円弧状面48a,49aが方立4の連結
部42の一側面42aに接し、かつ他側面42bに接し
た第2ブラケット50とボルト・ナット51で連結され
て方立4と連結してある。なお、無目3の長手方向他端
部の凹部45には小口キャップ52が嵌合してビス止め
してある。
【0018】このように、第1ブラケット46の円弧面
48aと第2ブラケット50の円弧面50aによって方
立4の連結部42の一側面42a、他側面42bを狭持
して無目3と方立4を連結したから、方立4と無目3は
面内方向に相対変位できる。
【0019】前記取付部材13の横板14の前面には図
2に示すようにネジ穴を有する台座60が固着され、こ
の台座60のネジ穴に図5に示すようにコンプレッショ
ン棒61が螺合して取付けてあり、このコンプレッショ
ン棒61は無目3より室外側に突出して図示しないワイ
ヤー、ロッド等が連結されてカーテンウオールを補強し
ている。
【0020】図4に示すように、前記第1ブラケット4
6の小口キャップ部47と小口キャップ52には円形凹
部62が相対向して形成され、無目3の室外寄りには図
6に示すように円形凹部63が相対向して形成してあ
り、この相対向した円形凹部62,63よりコンプレッ
ション棒61が室外側に突出し、そのコンプレッション
棒61に嵌合した円板状の化粧カバー64が左右に隣接
する無目3の室外側面間に跨って取付けてある。
【0021】そして、コンプレーション棒61と円形凹
部62,63間はシール材65でシールされていると共
に、その無目3の円形凹部63が化粧キャップ64で閉
塞されてコンプレッション棒61部分より雨水が室内に
浸入しないようにしてある。
【0022】
【発明の効果】無目3を建物躯体に無目ブラケット2を
介して直接取付けたので、無目3を取付けた後に方立4
を取付できて、方立4を後付けできる。滑り兼高さ調整
片36によって無目3が無目ブラケット2の取付片16
に対してスムーズに摺動できるから、無目3の熱伸びを
吸収できるし、その滑り兼高さ調整片36の上部横片3
6aが無目支持部30の下面に接しているから、その滑
り兼高さ調整片36の枚数や厚さを変更することで無目
3の取付け高さを調整でき、1つの部材によって無目3
の熱伸び吸収と無目3の取付高さ調整ができて部品点数
が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーテンウオールの一部概略正面図である。
【図2】図1のA−A拡大詳細断面図である。
【図3】図1のB−B拡大詳細断面図である。
【図4】方立連結部の縦断面図である。
【図5】無目連結部の斜視図である。
【図6】図3の左側面図である。
【符号の説明】
1…縦骨、2…無目ブラケット、3…無目、4…方立、
16…取付片、17…大径孔、30…無目支持部、32
…ボルト、33…ナット、36…滑り兼高さ調整片、3
6a…上部横片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体に取付片16を備えた無目ブラ
    ケット2を固着し、この無目ブラケット2の取付片16
    に左右の無目3,3の端部をそれぞれ連結し、その無目
    3の端部に取付けたブラケットに方立4を連結したカー
    テンウオールの方立の無目の連結構造であって、 前記無目3に支持したボルト32を取付片16の大径穴
    17を挿通し、そのボルト32の突出部にナット33を
    螺合して無目3と取付片16を連結し、前記取付片16
    とナット33との間に鉤形状となった滑り兼高さ調整片
    36を介在させると共に、その滑り兼高さ調整片36の
    上部横片36aを無目3の無目支持部30の下面に接し
    たことを特徴とするカーテンウオールの方立と無目の連
    結構造。
JP20988794A 1994-09-02 1994-09-02 カーテンウオールの方立と無目の連結構造 Expired - Fee Related JP2836012B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20988794A JP2836012B2 (ja) 1994-09-02 1994-09-02 カーテンウオールの方立と無目の連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20988794A JP2836012B2 (ja) 1994-09-02 1994-09-02 カーテンウオールの方立と無目の連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0874364A JPH0874364A (ja) 1996-03-19
JP2836012B2 true JP2836012B2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=16580298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20988794A Expired - Fee Related JP2836012B2 (ja) 1994-09-02 1994-09-02 カーテンウオールの方立と無目の連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2836012B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102644348B (zh) * 2012-05-18 2014-04-16 浙江中乾幕墙装饰工程有限公司 建筑幕墙用的背栓式单横梁连接结构
CN107806202B (zh) * 2017-12-08 2022-12-13 武汉建工集团股份有限公司 一种钢铝组合的单元式幕墙系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0874364A (ja) 1996-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2001129495A (ru) Система монтажа для термоакустических окон
JPH10237998A (ja) 方立式カーテンウォール
JP2836012B2 (ja) カーテンウオールの方立と無目の連結構造
JPS6350391Y2 (ja)
JPS6227665Y2 (ja)
JPH041269Y2 (ja)
JPH0921277A (ja) サッシ枠の取付構造
JPH04323486A (ja) 断熱出窓
JP3416867B2 (ja) 建 具
JPS6231582Y2 (ja)
JPH041268Y2 (ja)
JPS6343346Y2 (ja)
JPH0333576Y2 (ja)
JPH023866B2 (ja)
JPH0355745Y2 (ja)
JP2554777Y2 (ja) 複層ガラスを備えた断熱可動障子
JPS6345483Y2 (ja)
JPH10205061A (ja) ガラスブロックパネルユニット及びガラスブロックパネルユニット付サッシ
JP2562163Y2 (ja) 空調機収納部を有するサッシ窓枠
JPH0439980Y2 (ja)
JP2019157539A (ja) 建具
JP2000345646A (ja) カーテンウォール構造
JP2704831B2 (ja) 内動片引き窓の外障子固定構造
JPH0420892Y2 (ja)
JPH0423135Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees