JPH041268Y2 - - Google Patents

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JPH041268Y2
JPH041268Y2 JP5168586U JP5168586U JPH041268Y2 JP H041268 Y2 JPH041268 Y2 JP H041268Y2 JP 5168586 U JP5168586 U JP 5168586U JP 5168586 U JP5168586 U JP 5168586U JP H041268 Y2 JPH041268 Y2 JP H041268Y2
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JP
Japan
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bay window
blind
upper frame
frame
case
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JP5168586U
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JPS62163285U (ja
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
  • Blinds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はブラインド付きの出窓に関するもの
であり、特に出窓本体を建物躯体の外面へ添接し
て固定してなるブラインド付出窓に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来実開昭60−4185号公報に記載されたような
出窓が開示されている。該出窓は建物躯体(窓
台、まぐさ、柱)の外面へ添接して固定したもの
であつて、内側にブラインドを備えている。
このような出窓は取付け施行が簡単で、内部空
間を広く使えるため便利である。
〔この考案が解決すべき問題点〕
このような出窓ではブラインド本体を収納する
ケースを出窓本体の上枠にビス等で固定して取付
けてあるが、上枠とブラインドケースが一般的に
アルミニウム等の金属製押出形材で作られるた
め、冬期には上枠やブラインドケースの表面に結
露が生じ、これが出窓内部を汚すことになつてい
た。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかるブラインド付出窓は、出窓本
体の上枠はブラインドケースを収納する下向き凹
部を備え、ブラインドケースは上枠の内面に生じ
た結露を受ける室外側へ張り出す樋部を有してお
り、上枠とブラインドケースは断熱部材を介して
固定してあるものである。
上枠の内面の結露を樋部で受けるとともに、上
枠とブラインドケースは熱的に遮断されてブライ
ンドケースが外気の影響を受けない。
〔実施例〕
以下、図に示す一実施例に基づきこの考案を詳
細に説明する。
出窓は金属製押出形材の枠材によつて枠組まれ
ている。左右縦枠1,1は柱2,2及び額縁3,
3に固定されている。縦枠1,1の上端間は上枠
4、下端間は支持枠5によつて連結されている。
縦枠1,1下端からは室外側に水平に側枠6,6
が張り出され、上端からは斜め下方に斜枠7,7
が張り出されている。側枠6と斜枠7間は垂直な
方立8によつて各々連結されている。方立8,8
下端間には水平な窓下枠9が掛け渡されて連結さ
れている。
上枠4は水平片10と該水平片10の室内側端
から上方に垂直に起立する立上り片11、及び水
平片10の室外側から垂下する垂下片12から成
つている。上枠4の立上り片11が建物躯体に添
接されてビス21によつて固定されている。水平
片10の下面、垂下片12の室内側面及び躯体室
外側面によつて下向き凹部13が形成されてい
る。垂下片12の室外側面には斜め下方に突出す
る斜片14が形成されており、垂下片12と斜片
14間にはガラス板嵌合凹溝15が形成されてい
る。水平片10の室外側端には下方に屈曲した水
切り片10aが形成されている。
上記下向き凹部13にはブラインドケース16
が収納されている。ブラインドケース16は上壁
17と室内外壁18,19より断面略コ字状とな
つており、下向き凹部13内に下向きに取付けら
れている。室内壁18の下端は室内側へ折曲して
おり、上部額縁20にビス21によつて固定され
ている。室外壁19の下端は室外側へ折曲し、上
枠4の垂下片12直下に位置する樋部22が形成
されている。樋部22と垂下片12間にはゴム、
合成樹脂等の断熱部材23が介在させられて、該
断熱部材23を貫通するビス21によつて両端が
固定されている。ブラインドケース16内にはブ
ラインド操作装置24が収納され、ブラインド本
体25を巻き上げ、引き出し可能となつている。
上枠4内面に結露が生じた場合、結露は垂下片
12を伝つて下方へ落下してブラインドケース1
6の樋部22によつて受けられる。従つて室内側
を汚すことがない。
上枠4とブラインドケース16は断熱部材23
を介して固定されているため、熱伝導がなく、ブ
ラインドケース16は外気の影響を受けずに結露
することがない。また図示していないが、垂下片
12と室外壁19の間及び水平片10と上壁17
の間に断熱シート材等を介在させて、その間隙に
室内側水蒸気の回り込みを少なくすると共に上枠
4の冷輻射がブラインドケース16へ伝達される
ことを防ぐようにしてもよい。
またブラインドの交換、修理の際はビス21を
取外して行なう。
上枠4、斜枠7,7、方立8,8および窓下枠
9によつて囲まれた出窓前面部には周端がガラス
板嵌合凹溝15に嵌合されてガラス板26が装着
されている。ガラス板26はガスケツト33、バ
ツクアツプ材34、シール材35によつて端部が
保持されている。縦枠1、斜枠7、方立8及び側
枠6によつて囲まれた出窓袖部には室内側に網戸
27が固定され、室外側に開き戸28が丁番29
によつて開閉可能に取付けられている。30は開
き戸28を開閉操作する操作杆である。
出窓底部には地板31が取付けられ、その下に
は底板32が取付けられている。
〔考案の効果〕
この考案は以上のような構成を有するため、以
下のような効果を得ることができる。
○イ ブラインドケースには上枠の内面に生じた結
露を受ける室外側へ張り出す樋部を有してお
り、上枠の結露を受け止め、室内が汚れるのを
防ぐ。
○ロ ブラインドケースと上枠は断熱部材を介して
固定されているため、ブラインドケースが外気
の影響を受けず、ブラインドケースには結露が
生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は出窓上枠の縦断面図、第2図は第4図
に示す出窓の−線断面図、第3図は第4図に
示す出窓の−線断面図、第4図は出窓の正面
図である。 1……縦枠、2……柱、4……上枠、5……支
持枠、6……側枠、7……斜枠、8……方立、9
……窓下枠、10……水平片、11……立上り
片、12……垂下片、13……下向き凹部、14
……斜片、15……ガラス板嵌合凹溝、16……
ブラインドケース、22……樋部、23……断熱
部材、25……ブラインド本体、26……ガラス
板、27……網戸、28……開き戸、29……丁
番、30……操作杆、31……地板、32……底
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 建物躯体の外面へ出窓本体を固定し、出窓本体
    の内側へブラインドを装着してなるブラインド付
    き出窓において、 出窓本体の上枠4はブラインドケース16を収
    納する下向き凹部13を備え、ブラインドケース
    16は上枠4の内面に生じた結露を受ける室外側
    へ張り出す樋部22を有しており、上枠4とブラ
    インドケース16は断熱部材23を介して固定し
    てあることを特徴とするブラインド付き出窓。
JP5168586U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH041268Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5168586U JPH041268Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5168586U JPH041268Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62163285U JPS62163285U (ja) 1987-10-16
JPH041268Y2 true JPH041268Y2 (ja) 1992-01-16

Family

ID=30876174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5168586U Expired JPH041268Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

Country Status (1)

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JP (1) JPH041268Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06193359A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd プリーツカーテン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06193359A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd プリーツカーテン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62163285U (ja) 1987-10-16

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