JP3416867B2 - 建 具 - Google Patents

建 具

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JP3416867B2
JP3416867B2 JP20524097A JP20524097A JP3416867B2 JP 3416867 B2 JP3416867 B2 JP 3416867B2 JP 20524097 A JP20524097 A JP 20524097A JP 20524097 A JP20524097 A JP 20524097A JP 3416867 B2 JP3416867 B2 JP 3416867B2
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良一 穂積
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア等の建具に係
り、特に室外側に框組体等の戸体本体を配して意匠性の
向上を図るとともに、その戸体本体と室内側の表面材と
の間に断熱材を設けて断熱性の向上を図った新規な建具
に関する。
【0002】
【従来の技術】ドア等の建具としては、重厚な装飾的効
果を持たせるために、方形に框組みされる框組体からな
る建具が知られている(特開平6−158941号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記框
組体からなる建具においては、意匠性に優れているもの
の、断熱性に劣る欠点があった。なお、断熱性を有する
建具としては、室外側と室内側の表面材を配し、両表面
材間に断熱材を設けてなるフラッシュドアが知られてい
るが(実開昭55−141695号公報参照)、その構
造上、意匠性に劣る欠点がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、意匠性と断熱性
に優れた新規な建具を提供することにある。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
に、本発明のうち 請求項記載の建具は、方形に框組み
される框組体の室内側に断熱体を配し、この断熱体の
側部には枠材が設けられ、両縦枠材の室外面に被係止
部材を設けるとともに、上記框組体の側部に上記被係
止部材を係止する係止部を有するエッジ材を設けて上記
框組体と断熱体を一体化し、被係止部材と係止部の間に
隙間を設けることにより面内方向に相対的に移動可能に
してなることを特徴とする。
【0007】
【0008】請求項記載の建具は、アルミニウム合金
製の戸体本体の室内側に断熱体を配し、この断熱体の
側部には枠材が設けられ、両縦枠材の室外面に被係止
部材を設けるとともに、上記戸体本体の側部に上記被
係止部材を係止する係止部を有するエッジ材を設けて上
記戸体本体と断熱体を一体化し、被係止部材と係止部の
間に隙間を設けることにより面内方向に相対的に移動可
能にしてなることを特徴とする。
【0009】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。図1は本発明の実施の形態を示す
図で、(a)は室外側から見た建具の正面図、(b)は
室内側から見た建具の背面図、図2は図1(a)のC−
線断面図、図3は図1(a)のD−D線断面図であ
る。
【0010】図1〜図3においては、1は建具として例
示したドアであり、このドア1は、方形に框組みされて
ドア本体(戸体本体)を構成する框組体4の室内側に断
熱体17を配し、これら框組体4と断熱体17とを面内
方向に相対的に移動可能に一体化して構成されている。
上記框組体4は、方形に框組みされる枠体2のみからな
っていてもよいが、この枠体2内に額縁パネル3を組込
んで構成されていることが重厚な装飾的効果を有する点
で好ましい。上記枠体2は、左右両側の縦枠2a,2b
と、両縦枠2a,2bの上端部間に掛け渡される上枠2
cと、両縦枠2a,2bの下端部間に掛け渡される下枠
2dとを方形に框組みして構成される。上記断熱体17
は、断熱材6と表面材5からなっている。
【0011】上記額縁パネル3は、額縁枠7にガラスパ
ネル8を組込んでなる。框組体4は、框組みされる枠体
2の内側に係合部15を介して額縁パネル3Aを組込ん
で構成されている。
【0012】上記額縁パネル3Aの額縁枠7には、ガラ
スパネル8の周縁部を室外側から押える室外側ガラス押
え部13が形成されており、この室外側ガラス押え部1
3にはガラスパネル8との間をシールするためのシール
材14が取付けられている。上記ガラスパネル8として
は、断熱性の高い複層ガラスパネルが好ましい。
【0013】
【0014】
【0015】熱材6は、例えば発泡スチレン等の発泡
断熱材からなり、板状に形成されていることが好まし
い。この断熱材6の一方の面に上記表面材5が接着剤に
より貼り付けられている。なお、表面材5の一方の面に
断熱材6を発泡させて一体的に設けたものであってもよ
い。また、表面材5と断熱材6は、必ずしも接着されて
いなくてもよい。
【0016】この断熱体17は、框組体4との間の熱膨
張差による面内方向の相対的変位を吸収ないし許容する
ために、框組体4の室内面に接着剤等で固定されておら
ず、面接触で当接されていることが好ましい。
【0017】上記断熱体17には、室内側に突出した上
記額縁パネル3Aの額縁枠7の突出部16を貫通させる
ための開口部18が形成されている。上記突出部16の
外周部は、ドア1の組立時に框組体4の室内面に断熱体
17を容易に位置決めするために、断熱体17の開口部
18を案内する案内部19として形成されている。この
案内部19は、円滑な案内を保証するために、テーパー
状に形成されいることが好ましい。
【0018】また、上記突出部16の少なくとも下側の
内周部は、ガラスパネル8の周端部をガラス支持材20
を介して支持する支持部21として形成されている。ま
た、上記突出部16のガラスパネル8よりも室内側位置
(好ましくは室内端)には、室外側ガラス押え部13の
シール材14がシール不良を生じた場合に室内側へ浸入
することがある雨水をせき止めるための鍔状の水返し部
22が形成されている。
【0019】上記額縁パネル3Aの額縁枠7の突出部1
6端面には、ガラスパネル8の周縁部を室内側から押え
る室内側ガラス押え部23と、上記断熱体17の開口部
18周縁部を室内側から押える断熱体押え部24とを有
する合成樹脂製の押え部材25が固着具であるネジ26
で取付けられている。上記押え部材25には、これを室
内側から覆う例えば金属製の額縁状のカバー部材27が
上記ネジ26を利用して取付けられた合成樹脂製の係止
部材28を介して取付けられている。上記押え部材25
および係止部材28が合成樹脂製であることにより、金
属製である額縁パネル3Aの額縁枠7とカバー部材27
との間が冷熱橋となることを防止して、断熱性の向上を
図っている。
【0020】上記框組体4の左右両側部には、框組体4
の側端面を覆うエッジ材29,30がネジ31でそれぞ
れ取付けられている。なお、図2中、36は框組体4の
吊り元側縦枠2b内に挿入された補強用の芯材、37は
その芯材36に対して取付けられるヒンジである。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】また、上記ドア1の室内側は、木質調とさ
れている。すなわち、框組体4の室内面に配置される断
熱体17を構成する表面材5は、例えば合板好ましくは
耐水合板からなり、この表面材5の室外側周縁部には、
四周を取り囲むように枠材38が接着剤で固定されてい
る。そして、上記表面材5と枠材38により囲まれた内
部に、発泡断熱材6が収容されて表面材5に接着剤で固
定されている。上記枠材38のうち、人目に触れる左右
の縦枠材38a,38bは木製とされており、上枠材3
8cと下枠材38dは合成樹脂製とされている。特に、
雨水等の水と接しやすい下枠材38dを合成樹脂製とす
ることにより、耐腐食性および耐久性の向上が図られて
いる。
【0026】上記縦枠材38a,38bの室外面には、
被係止部材39がネジ40でそれぞれ取付けられ、框組
体4の両側部には、上記被係止部材39を係止する断面
L字状の係止部41を有するエッジ材29,30がネジ
31で取付けられており、これにより框組体4と断熱体
17が面内方向に相対的に移動可能に一体化されてい
る。上記被係止部材39と、係止部41を一体的に有す
るエッジ材29,30とは、強度上金属製であることが
好ましい。また、被係止部材39と係止部41の先端部
は、互に係合するフック状に形成され、これら両フック
状の先端部間には面内方向の相対的変位を吸収する隙間
Sが設けられており、框組体4と断熱体17間の熱膨張
差による面内方向の相対的変位を吸収するとともに、こ
の相対的変位により係合状態が外れないようになってい
ることが好ましい。
【0027】なお、上枠材38cおよび下枠材38d
は、框組体4の室内側上縁部と下縁部に室内側へ突出し
て形成された突出片部33にネジ34で固定されてい
る。また、押え部材25にこれを覆うように取付けられ
るカバー部材27等は、木製とされている。このように
構成された本実施の形態のドアによれば、方形に框組み
されて重厚な装飾的効果を有する框組体4を室外側に配
し、この框組体4の室内側に断熱体17を配しているた
め、意匠性と断熱性を兼ね備えた新規なドアが得られ
る。
【0028】また、上記断熱体17の側部には縦枠材
38a,38bが設けられ、この縦枠材38a,38b
室外面に被係止部材39を設けるとともに、框組体4
側部に上記被係止部材39を係止する係止部41を
有するエッジ材29,30を設けて框組体4と断熱体1
7を一体化し、被係止部材39と係止部41の間に隙間
Sを設けることにより面内方向に相対的に移動可能に構
成してなるため、框組体4と断熱体17間の熱膨張差に
よる面内方向Eの相対的変位を上記隙間Sで確実に吸収
することができ、熱膨張差によるドア1の変形を確実に
防止することができる。
【0029】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、本発明は、ドア以外
の引戸等の戸体にも適用することができる。本発明の建
具を構成する戸体本体は、框組体であることが好ましい
が、例えば上枠や下枠がなく、両側の縦枠と中央の中間
枠からなるもの等であってもよく、要するにアルミニウ
ム合金製のものであればよい。
【0030】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0031】
【0032】()請求項記載の建具によれば、方形
に框組みされる框組体の室内側に断熱体を配し、この断
熱体の側部には枠材が設けられ、両縦枠材の室外面
に被係止部材を設けるとともに、上記框組体の側部に
上記被係止部材を係止する係止部を有するエッジ材を設
けて上記框組体と断熱体を一体化し、被係止部材と係止
部の間に隙間を設けることにより面内方向に相対的に移
動可能にしてなるため、意匠性と断熱性に優れた新規な
建具が得られるとともに、框組体と断熱体の熱膨張差に
よる面内方向の相対的変位を上記隙間により確実に吸収
することができ、熱膨張差による建具の変形を確実に防
止することができる。
【0033】
【0034】()請求項記載の建具によれば、アル
ミニウム合金製の戸体本体の室内側に断熱体を配し、こ
の断熱体の側部には枠材が設けられ、両縦枠材の室
外面に被係止部材を設けるとともに、上記戸体本体の
側部に上記被係止部材を係止する係止部を有するエッジ
材を設けて上記戸体本体と断熱体を一体化し、被係止部
材と係止部の間に隙間を設けることにより面内方向に相
対的に移動可能にしてなるため、意匠性と断熱性に優れ
た新規な建具が得られるとともに、戸体本体と断熱体の
熱膨張差による面内方向の相対的変位を上記隙間により
確実に吸収することができ、熱膨張差による建具の変形
を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、(a)は室外
側から見た建具の正面図、(b)は室内側から見た建具
の背面図である。
【図2】図1(a)のC−C線断面図である。
【図3】図1(a)のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 ドア(建具) 4 框組体 17 断熱体 29,30 エッジ材 38a,38b 縦枠材(枠材) 39 被係止部材 41 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−102855(JP,A) 実開 昭60−133093(JP,U) 実開 昭58−101992(JP,U) 実開 昭55−147492(JP,U) 実開 昭61−73784(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 3/72,3/76 E06B 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形に框組みされる框組体の室内側に断
    熱体を配し、この断熱体の両側部には縦枠材が設けら
    れ、両縦枠材の室外面に被係止部材を設けるとともに、
    上記框組体の両側部に上記被係止部材を係止する係止部
    を有するエッジ材を設けて上記框組体と断熱体を一体化
    し、被係止部材と係止部の間に隙間を設けることにより
    面内方向に相対的に移動可能にしてなることを特徴とす
    る建具。
  2. 【請求項2】 アルミニウム合金製の戸体本体の室内側
    に断熱体を配し、この断熱体の側部には枠材が設け
    られ、両縦枠材の室外面に被係止部材を設けるととも
    に、上記戸体本体の側部に上記被係止部材を係止する
    係止部を有するエッジ材を設けて上記戸体本体と断熱体
    を一体化し、被係止部材と係止部の間に隙間を設けるこ
    とにより面内方向に相対的に移動可能にしてなることを
    特徴とする建具。
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