JPH1136728A - 建 具 - Google Patents

建 具

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JPH1136728A
JPH1136728A JP9205240A JP20524097A JPH1136728A JP H1136728 A JPH1136728 A JP H1136728A JP 9205240 A JP9205240 A JP 9205240A JP 20524097 A JP20524097 A JP 20524097A JP H1136728 A JPH1136728 A JP H1136728A
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良一 穂積
Takashi Koide
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Keisuke Okada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意匠性と断熱性に優れた新規な建具を提供す
る。 【解決手段】 方形に框組みされる框組体4の室内側に
断熱体17を配し、これら框組体4と断熱体17とを面
内方向に相対的に移動可能に一体化している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア等の建具に係
り、特に室外側に框組体等の戸体本体を配して意匠性の
向上を図るとともに、その戸体本体と室内側の表面材と
の間に断熱材を設けて断熱性の向上を図った新規な建具
に関する。
【0002】
【従来の技術】ドア等の建具としては、重厚な装飾的効
果を持たせるために、方形に框組みされる框組体からな
る建具が知られている(特開平6−158941号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記框
組体からなる建具においては、意匠性に優れているもの
の、断熱性に劣る欠点があった。なお、断熱性を有する
建具としては、室外側と室内側の表面材を配し、両表面
材間に断熱材を設けてなるフラッシュドアが知られてい
るが(実開昭55−141695号公報参照)、その構
造上、意匠性に劣る欠点がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、意匠性と断熱性
に優れた新規な建具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の建具は、方形に框組み
される框組体の室内側に断熱体を配し、これら框組体と
断熱体とを面内方向に相対的に移動可能に一体化してな
ることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の建具は、方形に框組みされ
る框組体の室内側に断熱体を配し、この断熱体の側部に
は枠材が設けられ、この枠材に被係止部材を設けるとと
もに、上記框組体の側部に上記被係止部材を係止する係
止部を有するエッジ材を設けて上記框組体と断熱体を一
体化し、被係止部材と係止部の間に隙間を設けることに
より面内方向に相対的に移動可能にしてなることを特徴
とする。
【0007】請求項3記載の建具は、アルミニウム合金
製の戸体本体の室内側に断熱体を配し、これら戸体本体
と断熱体とを面内方向に相対的に移動可能に一体化して
なることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の建具は、アルミニウム合金
製の戸体本体の室内側に断熱体を配し、この断熱体の側
部には枠材が設けられ、この枠材に被係止部材を設ける
とともに、上記戸体本体の側部に上記被係止部材を係止
する係止部を有するエッジ材を設けて上記戸体本体と断
熱体を一体化し、被係止部材と係止部の間に隙間を設け
ることにより面内方向に相対的に移動可能にしてなるこ
とを特徴とする。
【0009】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。先ず、本発明の第1の実施の形態
について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を
示す図で、(a)は室外側から見た建具の正面図、
(b)は室内側から見た建具の背面図、図2は図1
(a)のA−A線断面図、図3は図1(a)のB−B線
断面図である。
【0010】図1〜図3においては、1は建具として例
示したドアであり、このドア1は、方形に框組みされて
ドア本体(戸体本体)を構成する框組体4の室内側に断
熱体17を配し、これら框組体4と断熱体17とを面内
方向に相対的に移動可能に一体化して構成されている。
上記框組体4は、方形に框組みされる枠体2のみからな
っていてもよいが、この枠体2内に額縁パネル3を組込
んで構成されていることが重厚な装飾的効果を有する点
で好ましい。上記枠体2は、左右両側の縦枠2a,2b
と、両縦枠2a,2bの上端部間に掛け渡される上枠2
cと、両縦枠2a,2bの下端部間に掛け渡される下枠
2dとを方形に框組みして構成される。上記断熱体17
は、断熱材6と表面材5からなっている。
【0011】上記額縁パネル3として、本実施の形態で
は、額縁枠7にガラスパネル8を組込んだ第1の額縁パ
ネル3Aと、額縁枠9内にパネル材10を組込んだ第2
の額縁パネル3Bとが用いられている。上記枠体2内に
おける、略中央に縦長の第1の額縁パネル3Aを1個、
その両側に縦長の第2の額縁パネル3Bを上下2個ずつ
組込むために、上枠2cと下枠2d間には、一対の縦仕
切り枠11が掛け渡され、縦仕切り枠11と縦枠2a,
2bとの間には、横仕切り枠12が掛け渡されている。
【0012】上記第1の額縁パネル3Aの額縁枠7に
は、ガラスパネル8の周縁部を室外側から押える室外側
ガラス押え部13が形成されており、この室外側ガラス
押え部13にはガラスパネル8との間をシールするため
のシール材14が取付けられている。上記ガラスパネル
8としては、断熱性の高い複層ガラスパネルが好まし
い。
【0013】上記縦横の仕切り枠11,12を有する枠
体2内に、第1の額縁パネル3Aおよび第2の額縁パネ
ル3Bを組込んで保持するために、各額縁パネル3A,
3Bを取り囲む縦横の仕切り枠11,12を含む枠体2
の内周と各額縁パネル3A,3Bの外周とには、互に係
合する係合部15が設けられ、額縁パネル3A,3Bが
脱落しないようになっている。図示例の係合部15は、
互に係合するように突設されたリブにより構成されてい
るが、これに限定されるものではない。また、額縁パネ
ル3A,3Bの額縁枠7,9は、枠体2に直接係合され
ていなくてもよく、中間材を介して間接的に設けられて
いてもよい。上記縦枠2a,2b、上枠2c、下枠2
d、縦横の仕切り枠11,12、額縁パネル3A,3B
の額縁枠7,9等は、アルミニウム合金の押出形材から
なっていることが好ましい。
【0014】上記縦横の仕切り枠11,12を含む枠体
2の裏面(室内側の面)および第2の額縁パネル3Bの
裏面は、面一状に形成されているが、第1の額縁パネル
3Aは、上記枠体2の裏面よりも室内側に突出して形成
されている。すなわち、第1の額縁パネル3Aの額縁枠
7には、室内側へ突出した突出部15が形成されてお
り、この突出部16の端面は、上記表面材5と略同一面
とされていることが好ましい。
【0015】上記表面材5は、例えば鋼板からなり、鋼
板の表面には耐食や装飾等のために塗膜層または被覆シ
ートが設けられいることが好ましい。この表面材5の裏
面に断熱材6が固定されている。断熱材6は、例えば発
泡スチレン等の発泡断熱材からなり、板状に形成されて
いることが好ましい。この断熱材6の一方の面に上記表
面材5が接着剤により貼り付けられている。なお、表面
材5の一方の面に断熱材6を発泡させて一体的に設けた
ものであってもよい。また、表面材5と断熱材6は、必
ずしも接着されていなくてもよい。
【0016】この断熱体17は、框組体4との間の熱膨
張差による面内方向の相対的変位を吸収ないし許容する
ために、框組体4の室内面に接着剤等で固定されておら
ず、面接触で当接されていることが好ましい。
【0017】上記断熱体17には、室内側に突出した上
記第1の額縁パネル3Aの額縁枠7の突出部16を貫通
させるための開口部18が形成されている。上記突出部
16の外周部は、ドア1の組立時に框組体4の室内面に
断熱体17を容易に位置決めするために、断熱体17の
開口部18を案内する案内部19として形成されてい
る。この案内部19は、円滑な案内を保証するために、
テーパー状に形成されいることが好ましい。
【0018】また、上記突出部16の少なくとも下側の
内周部は、ガラスパネル8の周端部をガラス支持材20
を介して支持する支持部21として形成されている。ま
た、上記突出部16のガラスパネル8よりも室内側位置
(好ましくは室内端)には、室外側ガラス押え部13の
シール材14がシール不良を生じた場合に室内側へ浸入
することがある雨水をせき止めるための鍔状の水返し部
22が形成されている。
【0019】上記第1の額縁パネル3Aの額縁枠7の突
出部16端面には、ガラスパネル8の周縁部を室内側か
ら押える室内側ガラス押え部23と、上記断熱体17の
開口部18周縁部を室内側から押える断熱体押え部24
とを有する合成樹脂製の押え部材25が固着具であるネ
ジ26で取付けられている。上記押え部材25には、こ
れを室内側から覆う例えば金属製の額縁状のカバー部材
27が上記ネジ26を利用して取付けられた合成樹脂製
の係止部材28を介して取付けられている。上記押え部
材25および係止部材28が合成樹脂製であることによ
り、金属製である第1の額縁パネル3Aの額縁枠7とカ
バー部材27との間が冷熱橋となることを防止して、断
熱性の向上を図っている。
【0020】上記框組体4の左右両側部には、框組体4
の側端面を覆うエッジ材29,30がネジ31でそれぞ
れ取付けられている。これらエッジ材29,30には、
上記断熱体17の側端面を覆うべく室内側へ突出される
とともに、断熱体17の室内側両側縁部を係止する断面
L字状の係止部32が形成されている。また、框組体4
の室内側上下縁部には、室内側へ突出した突出片部33
が形成されており、これら突出片部33には、断熱体1
7の上下端面を覆うとともに、断熱体17の室内側上下
縁部を係止する断面L字状の係止部材34がネジ35で
それぞれ取付けられている。なお、図2中、36は框組
体4の吊り元側縦枠2b内に挿入された補強用の芯材、
37はその芯材36に対して取付けられるヒンジであ
る。
【0021】以上の構成からなるドア1を組立てる場合
には、先ず框組体4を組立てたなら、この框組体4を室
外面が下になるようにして水平に置き、その框組体4の
上面である室内面に断熱体17を表面材5が上になるよ
うにして載置する。このとき、上記框組体4に組込まれ
た第1の額縁パネル3Aの室内側突出部16が断熱体1
7の開口部18を案内する案内部18として形成されて
いるため、框組体4の室内面に断熱体17を容易に位置
決めすることができ、組立作業性の向上が図れる。ま
た、框組体4にガラスパネル8を配し、押え部材25で
押える際、または、框組体4を立て掛けたり、寝かせた
りする際、框組体4に額縁枠7が組込まれていて額縁枠
7が脱落しないので、組立性が向上する。
【0022】そして、上記第1の額縁パネル3Aの室内
側突出部16に押え部材25をネジ26で固定してガラ
スパネル8の室内側周縁部および断熱体17の開口部1
8周縁部を押えた後、カバー部材27を取付け、框組体
4の周縁部にエッジ材29,30と係止部材34をネジ
31,35で固定して断熱体17の外周縁部を係止すれ
ばよい。このように構成されるドア1によれば、方形に
框組みされて重厚な装飾的効果を備えた框組体4を室外
側に配し、この框組体4の室内側に断熱体17を配して
いるため、意匠性と断熱性を兼ね備えた新規なドアが得
られる。
【0023】また、上記框組体4と断熱体17とを面内
方向に相対的に移動可能に一体化してなるため、框組体
4と断熱体17間の熱膨張差による面内方向Eの相対的
変位を容易に吸収することができ、熱膨張差によるドア
1の変形を防止することができる。すなわち、上記断熱
体17は、框組体4の室内面に接着剤等で固着されてお
らず、開口部18周縁部が押え部材25の断熱体押え部
24により、且つ、外周縁部がエッジ材29,30の係
止部32と係止部材34により支持されているだけであ
るため、框組体4と断熱体17とは互に拘束されること
なく熱膨張差による面内方向の相対的変位を吸収するこ
とができる。
【0024】図4は本発明の第2の実施の形態を示す図
で、(a)は室外側から見た建具の正面図、(b)は室
内側から見た建具の背面図、図5は図4(a)のC−C
線断面図、図6は図4(a)のD−D線断面図である。
これらの図において、第1の実施の形態と同一部分は、
同一参照符合を付して説明を省略し、異なる部分につい
て詳述する。本実施の形態において、建具として例示さ
れているドア1を構成する框組体4は、大型の第1の額
縁パネル3Aのみを備えており、第2の額縁パネルは備
えていない。したがって、框組体4は、框組みされる枠
体2の内側に係合部15を介して第1の額縁パネル3A
を組込んで構成されている。
【0025】また、上記ドア1の室内側は、木質調とさ
れている。すなわち、框組体4の室内面に配置される断
熱体17を構成する表面材5は、例えば合板好ましくは
耐水合板からなり、この表面材5の室外側周縁部には、
四周を取り囲むように枠材38が接着剤で固定されてい
る。そして、上記表面材5と枠材38により囲まれた内
部に、発泡断熱材6が収容されて表面材5に接着剤で固
定されている。上記枠材38のうち、人目に触れる左右
の縦枠材38a,38bは木製とされており、上枠材3
8cと下枠材38dは合成樹脂製とされている。特に、
雨水等の水と接しやすい下枠材38dを合成樹脂製とす
ることにより、耐腐食性および耐久性の向上が図られて
いる。
【0026】上記縦枠材38a,38bの室外面には、
被係止部材39がネジ40でそれぞれ取付けられ、框組
体4の両側部には、上記被係止部材39を係止する断面
L字状の係止部41を有するエッジ材29,30がネジ
31で取付けられており、これにより框組体4と断熱体
17が面内方向に相対的に移動可能に一体化されてい
る。上記被係止部材39と、係止部41を一体的に有す
るエッジ材29,30とは、強度上金属製であることが
好ましい。また、被係止部材39と係止部41の先端部
は、互に係合するフック状に形成され、これら両フック
状の先端部間には面内方向の相対的変位を吸収する隙間
Sが設けられており、框組体4と断熱体17間の熱膨張
差による面内方向の相対的変位を吸収するとともに、こ
の相対的変位により係合状態が外れないようになってい
ることが好ましい。
【0027】なお、上枠材38cおよび下枠材38d
は、框組体4の室内側上縁部と下縁部に室内側へ突出し
て形成された突出片部33にネジ34で固定されてい
る。また、押え部材25にこれを覆うように取付けられ
るカバー部材27等は、木製とされている。このように
構成された本実施の形態のドアにおいても、上記第1の
実施の形態のドアと同様の作用効果が得られる。すなわ
ち、方形に框組みされて重厚な装飾的効果を有する框組
体4を室外側に配し、この框組体4の室内側に断熱体1
7を配しているため、意匠性と断熱性を兼ね備えた新規
なドアが得られる。
【0028】また、上記断熱体17の側部には縦枠材3
8a,38bが設けられ、この縦枠材38a,38bに
被係止部材39を設けるとともに、框組体4の側部に上
記被係止部材39を係止する係止部41を有するエッジ
材29,30を設けて框組体4と断熱体17を一体化
し、被係止部材39と係止部41の間に隙間Sを設ける
ことにより面内方向に相対的に移動可能に構成してなる
ため、框組体4と断熱体17間の熱膨張差による面内方
向Eの相対的変位を上記隙間Sで確実に吸収することが
でき、熱膨張差によるドア1の変形を確実に防止するこ
とができる。
【0029】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、本発明は、ドア以外
の引戸等の戸体にも適用することができる。本発明の建
具を構成する戸体本体は、框組体であることが好ましい
が、例えば上枠や下枠がなく、両側の縦枠と中央の中間
枠からなるもの等であってもよく、要するにアルミニウ
ム合金製のものであればよい。
【0030】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0031】(1)請求項1記載の建具によれば、方形
に框組みされる框組体の室内側に断熱体を配し、これら
框組体と断熱体とを面内方向に相対的に移動可能に一体
化してなるため、意匠性と断熱性に優れた新規な建具が
得られるとともに、框組体と断熱体の熱膨張差による面
内方向の相対的変位を吸収することができ、熱膨張差に
よる建具の変形を防止することができる。
【0032】(2)請求項2記載の建具によれば、方形
に框組みされる框組体の室内側に断熱体を配し、この断
熱体の側部には枠材が設けられ、この枠材に被係止部材
を設けるとともに、上記框組体の側部に上記被係止部材
を係止する係止部を有するエッジ材を設けて上記框組体
と断熱体を一体化し、被係止部材と係止部の間に隙間を
設けることにより面内方向に相対的に移動可能にしてな
るため、意匠性と断熱性に優れた新規な建具が得られる
とともに、框組体と断熱体の熱膨張差による面内方向の
相対的変位を上記隙間により確実に吸収することがで
き、熱膨張差による建具の変形を確実に防止することが
できる。
【0033】(3)請求項3記載の建具によれば、アル
ミニウム合金製の戸体本体の室内側に断熱体を配し、こ
れら戸体本体と断熱体とを面内方向に相対的に移動可能
に一体化してなるため、意匠性と断熱性に優れた新規な
建具が得られるとともに、戸体本体と断熱体の熱膨張差
による面内方向の相対的変位を吸収することができ、熱
膨張差による建具の変形を防止することができる。
【0034】(4)請求項4記載の建具によれば、アル
ミニウム合金製の戸体本体の室内側に断熱体を配し、こ
の断熱体の側部には枠材が設けられ、この枠材に被係止
部材を設けるとともに、上記戸体本体の側部に上記被係
止部材を係止する係止部を有するエッジ材を設けて上記
戸体本体と断熱体を一体化し、被係止部材と係止部の間
に隙間を設けることにより面内方向に相対的に移動可能
にしてなるため、意匠性と断熱性に優れた新規な建具が
得られるとともに、戸体本体と断熱体の熱膨張差による
面内方向の相対的変位を上記隙間により確実に吸収する
ことができ、熱膨張差による建具の変形を確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、(a)
は室外側から見た建具の正面図、(b)は室内側から見
た建具の背面図である。
【図2】図1(a)のA−A線断面図である。
【図3】図1(a)のB−B線断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す図で、(a)
は室外側から見た建具の正面図、(b)は室内側から見
た建具の背面図である。
【図5】図4(a)のC−C線断面図である。
【図6】図4(a)のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 ドア(建具) 4 框組体 17 断熱体 29,30 エッジ材 38a,38b 縦枠材(枠材) 39 被係止部材 41 係止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形に框組みされる框組体の室内側に断
    熱体を配し、これら框組体と断熱体とを面内方向に相対
    的に移動可能に一体化してなることを特徴とする建具。
  2. 【請求項2】 方形に框組みされる框組体の室内側に断
    熱体を配し、この断熱体の側部には枠材が設けられ、こ
    の枠材に被係止部材を設けるとともに、上記框組体の側
    部に上記被係止部材を係止する係止部を有するエッジ材
    を設けて上記框組体と断熱体を一体化し、被係止部材と
    係止部の間に隙間を設けることにより面内方向に相対的
    に移動可能にしてなることを特徴とする建具。
  3. 【請求項3】 アルミニウム合金製の戸体本体の室内側
    に断熱体を配し、これら戸体本体と断熱体とを面内方向
    に相対的に移動可能に一体化してなることを特徴とする
    建具。
  4. 【請求項4】 アルミニウム合金製の戸体本体の室内側
    に断熱体を配し、この断熱体の側部には枠材が設けら
    れ、この枠材に被係止部材を設けるとともに、上記戸体
    本体の側部に上記被係止部材を係止する係止部を有する
    エッジ材を設けて上記戸体本体と断熱体を一体化し、被
    係止部材と係止部の間に隙間を設けることにより面内方
    向に相対的に移動可能にしてなることを特徴とする建
    具。
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CN107109890A (zh) * 2015-01-14 2017-08-29 钻石贸易有限公司 具有面板的门扇和用于这一门扇的面板套件

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