JP2019078094A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】火災時の熱などによるパネルの反りを抑制でき、耐火性能の低下を防止できる建具を提供すること。【解決手段】玄関ドア1Bは、ドア枠2と、扉5Bとを備える。ドア枠2は、戸先側の縦骨80Bと、吊元側の縦骨90Bと、縦骨80B,90Bの屋外側に配置される金属製の屋外面材51と、縦骨80B,90Bの屋内側に配置される金属製の屋内面材52とを備える。縦骨80B,90Bは、扉5の見込み方向に沿った見込み片部611を備える平板状の金属骨材61である。【選択図】図8

Description

本発明は、建物の玄関、勝手口等に用いられる建具に関し、特に防火性を有する建具に関する。
発泡ウレタンやハ二カムコアなどの芯材の周囲にスチール製の骨材(力骨)を配置し、芯材および骨材の表裏から鋼板製の面材(ドア板)で挟んで構成されるフラッシュドアが知られている(特許文献1)。
特許文献1では、フラッシュドアの断熱性能を向上するため、骨材と室内側の面材との間に合成樹脂等の断熱部材を介在させ、室外側の面材から骨材を通した熱伝導が、室内側の面材まで伝わらないように構成し、断熱性能を向上させていた。
実公昭63−29088号公報
ところで、フラッシュドアの断熱性能を向上させると、屋内外の鋼板間で温度差が生じやすく、温度差による熱膨張差が発生しやすい。特に、屋外側の鋼板は、外気温や直射日光の影響で熱膨張する場合があり、屋外鋼板が熱膨張すると、ドアパネルの反りが発生し、施錠に不具合が発生したり、光漏れが生じるなどの課題が発生する。このため、従来は、骨材として、チャンネル材や角筒形状のスチール材を用いてパネルの縁部の剛性を向上させ、パネルの反りの原因となる反り応力を抑え込む方法が採用されている。そして、骨材には、屋内外の各鋼板をリベットやネジで固定するため、反り応力を抑え込むことができるだけでなく、鋼板の熱伸びも規制している。
しかしながら、火災時のように、フラッシュドアの鋼板が高温となった場合、鋼板の熱伸び量も増大する。このため、骨材によって鋼板の熱伸びを規制すると、却って大きな反り応力が発生し、骨材では抑え込めずにパネルが反ってしまうことが多い。このため、ドア枠と、ドア本体との間に隙間が生じて耐火性能が低下し、その隙間から火炎や煙が流入してしまうという課題がある。
本発明の目的は、火災時の熱などによるパネルの反りを抑制でき、耐火性能の低下を防止できる建具を提供することにある。
本発明の建具は、建具枠と、前記建具枠に対して開閉可能に取り付けられた戸体とを備え、前記戸体は、戸先側の縦骨と、吊元側の縦骨と、前記縦骨の屋外側に配置される金属製の屋外面材と、前記縦骨の屋内側に配置される金属製の屋内面材とを備えて構成され、前記縦骨は、前記戸体の見込み方向に沿った見込み片部を備える平板状の金属骨材で構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、戸体の縦骨として、平板状の金属骨材、例えばスチール製のフラットバーを用いており、この金属骨材を戸体の見込み方向に沿って配置して見込み片部が設けられるように構成したので、屋外面材や屋内面材が熱伸びして、金属骨材に対して縦骨の見付け方向に力が加わった場合に、その熱伸びを止める力を小さくできる。このため、火災時に、屋外面材や屋内面材の熱伸びが止められることによって、各面材に反り応力が発生することも防止でき、戸体の反りを抑制できる。したがって、戸体と建具枠との間に隙間が発生することも抑制でき、耐火性能の低下も防止できる。特に、本発明では、金属骨材が平板状であるため、屋外面材の熱伸びを止める力を小さくでき、屋内面材の熱伸びを止める力も同じく小さくできるため、屋内外のいずれで火災が生じた場合も戸体の反りを抑制できる。
本発明の建具は、建具枠と、前記建具枠に対して開閉可能に取り付けられた戸体とを備え、前記戸体は、戸先側の縦骨と、吊元側の縦骨と、前記縦骨の屋外側に配置される金属製の屋外面材と、前記縦骨の屋内側に配置される金属製の屋内面材とを備えて構成され、前記縦骨は、前記戸体の見込み方向に沿った見込み片部と、前記見込み片部の屋内側端部から見付け方向に延長された見付け片部とを備える断面L字状の金属骨材で構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、戸体の縦骨として、断面L字状の金属骨材、例えばスチール製のL形鋼を用いており、この金属骨材を、見付け片部が屋内側に配置される向きに配置したので、特に屋外面材が熱伸びして、金属骨材に対して縦骨の見付け方向に力が加わった場合に、その熱伸びを止める力を小さくできる。このため、火災時に、屋外面材の熱伸びが止められることによって、屋外面材に反り応力が発生することも防止でき、戸体の反りを抑制できる。したがって、戸体と建具枠との間に隙間が発生することも抑制でき、耐火性能の低下も防止できる。特に、本発明では、金属骨材がL字状であるため、屋外面材の熱伸びを止める力を小さくでき、屋外側で火災が生じた場合に戸体の反りを効果的に抑制できる。また、断面L字状の金属骨材を用いているので、金属骨材を挟んで屋外面材および屋内面材を両方向からプレスして接着材を硬化させる両面プレス作業を行う際に、金属骨材が倒れ難くできる。したがって、戸体の組立を効率的に行うことができる。
本発明の建具は、建具枠と、前記建具枠に対して開閉可能に取り付けられた戸体とを備え、前記戸体は、戸先側の縦骨と、吊元側の縦骨と、前記縦骨の屋外側に配置される金属製の屋外面材と、前記縦骨の屋内側に配置される金属製の屋内面材とを備えて構成され、前記縦骨は、金属骨材および樹脂骨材を備えて構成され、前記金属骨材は、前記戸体の見込み方向に沿った見込み片部を備える平板状であり、前記樹脂骨材は、前記金属骨材の見込み片部に沿って配置される外周片部と、前記外周片部の屋外側端部から見付け方向に延長された屋外片部とを備え、前記金属骨材の屋外側端縁は、前記屋外片部の屋内面に形成された保持溝に嵌合されていることを特徴とする。
本発明によれば、戸体の縦骨として、平板状の金属骨材を用いているので、前述した発明と同様に、屋外面材や屋内面材が熱伸びして、金属骨材に対して縦骨の見付け方向に力が加わった場合に、その熱伸びを止める力を小さくでき、各面材に反り応力が発生することも防止でき、戸体の反りを抑制できる。したがって、戸体と建具枠との間に隙間が発生することも抑制でき、耐火性能の低下も防止できる。特に、本発明では、金属骨材が平板状であるため、屋外面材の熱伸びを止める力を小さくでき、屋内面材の熱伸びを止める力も同じく小さくできるため、屋内外のいずれで火災が生じた場合も戸体の反りを抑制できる。
また、縦骨を、金属骨材だけで構成せずに、樹脂骨材と組み合わせて構成し、樹脂骨材は、外周片部および屋外片部を備えているので、金属骨材と屋外面材との間に樹脂骨材を設けることができ、戸体の断熱性能を向上できる。さらに、樹脂骨材は、屋外片部を備えているので、両面プレス作業時に縦骨を倒れ難くできる。したがって、戸体の組立を効率的に行うことができる。
本発明の建具は、建具枠と、前記建具枠に対して開閉可能に取り付けられた戸体とを備え、前記戸体は、戸先側の縦骨と、吊元側の縦骨と、前記縦骨の屋外側に配置される金属製の屋外面材と、前記縦骨の屋内側に配置される金属製の屋内面材とを備えて構成され、前記縦骨は、金属骨材および樹脂骨材を備えて構成され、前記金属骨材は、前記戸体の見込み方向に沿った見込み片部と、前記見込み片部の屋内側端部から見付け方向に延長された見付け片部とを備える断面L字状であり、前記樹脂骨材は、前記金属骨材の前記見込み片部に沿って配置される外周片部と、前記外周片部の屋外側端部から見付け方向に延長された屋外片部とを備え、前記金属骨材の屋外側端縁は、前記屋外片部の屋内面に形成された保持溝に嵌合されていることを特徴とする。
本発明によれば、戸体の縦骨として、断面L字状の金属骨材を用いており、この金属骨材を、見付け片部が屋内側に配置される向きに配置したので、前述した発明と同様に、特に屋外面材が熱伸びして、金属骨材に対して縦骨の見付け方向に力が加わった場合に、その熱伸びを止める力を小さくでき、屋外面材に反り応力が発生することも防止でき、戸体の反りを抑制できる。したがって、戸体と建具枠との間に隙間が発生することも抑制でき、耐火性能の低下も防止できる。特に、本発明では、金属骨材がL字状であるため、屋外面材の熱伸びを止める力を小さくでき、屋外側で火災が生じた場合に戸体の反りを効果的に抑制できる。
また、縦骨を、断面L字状の金属骨材と、外周片部および屋外片部を備えた樹脂骨材とを組み合わせているので、金属骨材と屋外面材との間に樹脂骨材を設けることができ、戸体の断熱性能を向上できる。さらに、樹脂骨材は、屋外片部を備えており、金属骨材は屋内側に見付け片部を備えているので、両面プレス作業時に縦骨を倒れ難くできる。したがって、戸体の組立を効率的に行うことができる。
本発明の建具において、前記戸体は、前記屋外面材および前記屋内面材の間に配置された芯材を備え、前記芯材の見込み面には、前記金属骨材が配置される凹溝が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、芯材の見込み面に凹溝を形成し、この凹溝に金属骨材を配置できるので、金属骨材の屋外側や屋内側に、芯材の一部を配置できる。このため、金属骨材と屋外面材や屋内面材との間に断熱層が形成され、金属骨材の屋外側や屋内側が屋外面材や屋内面材に接触する場合に比べて、戸体の断熱性能を向上できる。
また、芯材の凹溝に金属骨材を配置した状態で、戸体を両面からプレスして製造できるので、両面プレス作業時に縦骨を倒れ難くできる。したがって、平板状の金属骨材を用いた場合でも、戸体の組立を効率的に行うことができる。
本発明の建具において、前記樹脂骨材は、前記外周片部の屋内側端部が、前記屋内面材の屋内面と面一となる位置まで延長されていることが好ましい。
本発明によれば、金属骨材を樹脂骨材で被覆できるので、戸体の断熱性能を更に向上できる。また、戸体を両面からプレスする際に、樹脂骨材に対して両方から力を加えることができるので、縦骨をより一層倒れにくくでき、戸体の組立を効率的に行うことできる。
本発明の建具において、前記屋外面材は、前記戸体の屋外面に露出する屋外面部と、前記屋外面部から屋内側に折曲された屋外見込み面部とを備え、前記屋外面部および前記屋外見込み面部の折曲部は、前記樹脂骨材の前記屋外片部および前記外周片部が連続する角部に合わせて配置され、前記屋内面材は、前記戸体の屋内面に露出する屋内面部と、前記屋内面部から屋内側に折曲された屋内見込み面部とを備え、前記屋内見込み面部は、前記金属骨材の前記見込み片部に固定されていることが好ましい。
本発明によれば、金属骨材は屋内面材の屋内見込み面部で位置決めでき、樹脂骨材は金属骨材で位置決めでき、屋外面材は樹脂骨材で位置決めできるので、屋外面材および屋内面材と、縦骨との位置を安定して決めることができる。
本発明の建具において、前記戸体は、前記縦骨に加えて、上骨および下骨を備えて構成され、前記上骨および前記下骨は、吊元側の前記縦骨と同一の構成であることが好ましい。
本発明によれば、縦骨に加えて上骨および下骨を備えているので、戸体の反りをより抑制できる。また、上骨および下骨を吊元側の縦骨と同一の構成としたので、部品種類を増加させることがなく、コストの増加を抑制できる。
本発明の建具によれば、火災時の熱などによるパネルの反りを抑制でき、耐火性能の低下を防止できる。
本発明の第1実施形態に係るドアの外観姿図。 前記第1実施形態に係るドアの縦断面図。 前記第1実施形態に係るドアの横断面図。 前記第1実施形態に係る扉部分を拡大して示す横断面図。 本発明の第2実施形態に係るドアの縦断面図。 前記第2実施形態に係るドアの横断面図。 本発明の第3実施形態に係るドアの縦断面図。 前記第3実施形態に係るドアの横断面図。 本発明の第4実施形態に係るドアの縦断面図。 前記第4実施形態に係るドアの横断面図。 本発明の第5実施形態に係る扉の製造工程を示す概略図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3に示すように、本発明の建具である玄関ドア1は、いわゆる片開きドアであり、建物の外壁開口部に固定される建具枠であるドア枠2と、このドア枠2に開閉可能に支持される戸体である扉5とを備えて構成されている。
ドア枠2は、上枠10、下枠20および左右の縦枠30,40を有する。なお、図1の右側に配置される縦枠30が吊元側とされて丁番4が取り付けられ、図1の左側に配置される縦枠40が戸先側とされている。丁番4は、旗丁番などの一般的な丁番である。扉5の戸先側には、操作ハンドル3が設けられている。なお、ドア枠2としては、下枠20を備えないタイプでもよい。
以下の説明において、ドア枠2(上枠10、下枠20、縦枠30、40)や扉5の見込み方向とは屋内外方向(奥行き方向)を意味し、上枠10、下枠20の見付け方向とは上下方向を意味し、縦枠30、40の見付け方向とはドア枠2を正面(室外面や室内面)から見た際の左右方向を意味する。このため、図1〜3に示すように、玄関ドア1の上下方向をZ軸とし、Z軸に対して直交し、かつ、扉5の表面に平行な左右方向をX軸とし、X軸およびZ軸に直交する方向をY軸とすると、見込み方向はY軸方向であり、上枠10、下枠20の見付け方向はZ軸方向であり、縦枠30、40の見付け方向はX軸方向となる。
上枠10は、図2に示すように、アルミ製の屋外部材11および屋内部材12を、ウレタン樹脂等の断熱材13で連結して構成された断熱形材であり、屋外部材11および屋内部材12が図示略の躯体に固定される。上枠10には、扉5の屋内面に当接可能なタイト材15が取り付けられている。
なお、ドア枠2においては、図2、3に示すように、断熱材13と、沓摺部24以外の構成に関しては、図を見やすくするためにハッチングを省略している。また、各実施形態の扉5〜5Dにおいては、金属骨材61、61A、屋外面材51、屋内面材52のハッチングを省略している。
屋外部材11は、中空枠形状とされたアルミ(金属)製の押出形材である。なお、屋外部材11の下面部113は、ドア枠2の見込み方向に沿った見込み面を構成する。
屋内部材12は、アルミ(金属)製の押出形材であり、ドア枠2の見込み方向に沿って設けられた下面部121と、下面部121から下方に突出して設けられた保持片部122とを備える。保持片部122の屋外面に形成された溝部に、タイト材15が取り付けられている。したがって、保持片部122は、扉5の屋内側に配置される屋内側見付け面を構成する。
タイト材15は、EPDM(エチレンプロピレンゴム)やPVC(ポリ塩化ビニル)等の一般的な合成樹脂材で構成されている。タイト材15は、扉5を閉めた際に扉5の屋内面に当接する。
下枠20は、アルミ押出形材で構成され、見込み面となる上面部213と、タイト材25を保持する保持片部222とを備えている。
下枠20は、例えば、モルタルで納まるため、熱の出入りが少ない。このため、下枠20は、上枠10のようなアルミ断熱形材ではなく、屋外側から屋内側まで一体に形成されたアルミ押出形材で構成されている。
下枠20には、ゴム製の沓摺部24と、タイト材25とが取り付けられている。
タイト材25は、タイト材15と同一の部品であり、保持片部222に取り付けられて扉5を閉めた際に扉5の屋内面に当接する。下枠20の屋内露出面は、沓摺部24およびタイト材25で被覆されている。また、下枠20の表面には、擦り傷対策用のステンレスカバー27がビス止めされている。
吊元側の縦枠30および戸先側の縦枠40は、図3に示すように、アルミ押出形材からなる屋外部材31、41と、屋内部材32、42とを、ウレタン樹脂等の断熱材33、43で連結したアルミ断熱形材で構成されている。さらに、上枠10と同様に、屋外部材31、41と、屋内部材32,42とは、図示略の躯体に固定されている。
屋外部材31、41は、中空枠形状とされ、ドア枠2の見込み方向に沿った見込み面を構成する側面部313、413を備える。
屋内部材32、42は、ドア枠2の見込み方向に沿って設けられる側面部321、421と、側面部321、421から側方に突出して設けられて、屋内側見付け面部を構成する保持片部322、422とを備える。保持片部322、422の屋外面に形成された溝部に、タイト材35、45が取り付けられている。
タイト材35、45は、タイト材15、25と同じ材質の合成樹脂材であり、扉5を閉めた際に扉5の屋内面に当接する。
縦枠40の側面部413には、扉5の錠ケース100から出てくるラッチボルト101やデッドボルトを受ける受座105および箱受106が取り付けられている。
扉5は、図2,3に示すように、骨材6と、骨材6の屋外側に固定された屋外面材51と、骨材6の屋内側に固定された屋内面材52と、屋外面材51と屋内面材52との間に設けられた断熱芯材53とを備えている。本実施形態では、採光窓が設けられていない扉5を用いているが、扉5に開口を設け、開口に採光用パネルを組み込んだ扉を用いてもよい。
骨材6は、上骨60と、下骨70と、吊元側および戸先側の縦骨80、90とを備えている。以下の説明において、骨材6(上骨60、下骨70、縦骨80、90)の見込み方向とは屋内外方向(奥行き方向つまりY軸方向)を意味し、上骨60、下骨70の見付け方向とは上下方向(Z軸方向)を意味し、縦骨80、90の見付け方向とは骨材6を正面(室外面や室内面)から見た際の左右方向(X軸方向)を意味する。
図2,3に示すように、上骨60、下骨70および吊元側の縦骨80は、同一構成の金属骨材61および樹脂骨材62で構成されている。戸先側の縦骨90は、上骨60等と同一の金属骨材61と、樹脂骨材62と形状が異なる樹脂骨材92とで構成されている。なお、樹脂骨材92は、後述する金属製のエッジ材7や、錠ケース100が取り付けられるために樹脂骨材62と異なる形状とされているが、基本的な構成は類似する。
次に、金属骨材61、樹脂骨材62、92の詳細について、図4に示す縦骨80、90を例に説明する。
金属骨材61は、金属部材で構成された平板材(フラットバー)である。本実施形態では、金属骨材61は、ヤング率Eが100×109Pa以上の金属部材、例えばスチール材等の剛性の高い材料で構成されている。金属骨材61は、扉5の見込み方向(Y軸方向)に沿った見込み片部611を有して構成されている。金属骨材61の厚さ寸法や見込み方向の寸法は、扉5において求められる剛性等に応じて設定され、長手寸法は扉5のサイズに応じて設定される。
縦骨80の樹脂骨材62は、曲げ強さが高く、熱伝導率が低い合成樹性材で構成される。例えば、樹脂骨材62は、曲げ強さが50×106Pa以上、熱伝導率が0.5W/(m・K)の合成樹性材、例えば硬質PVC等の合成樹脂材を押出成形して製造したものである。樹脂骨材62は、金属骨材61の見込み片部611に沿って配置される外周片部621と、外周片部621の屋外側端部から見付け方向に延長された屋外片部622とを備えて、断面略L字状に形成されている。外周片部621と屋外片部622とが連続する角部(コーナー部)は直角(90度)に設定されている。外周片部621の屋内側端部は、後述する屋内面材52の屋内面部521と面一となる位置まで延長され、金属骨材61が扉5の側面に露出しないように被覆している。
外周片部621の表面(縦骨80の金属骨材61では縦枠30の側面部313に対向する見込み面)は、見込み方向の中間部分で段差が設けられ、段差よりも室外側の面材保持面623は、段差よりも室内側の露出面624よりも扉5の内部側に一段凹んで設けられている。前記段差は、屋外面材51の厚さ寸法に合わせて設定され、面材保持面623に配置された屋外面材51の表面と、露出面624とはほぼ面一とされている。露出面624の屋内側端部は、下面部113から離れる方向に傾斜されている。
外周片部621の裏面、つまり金属骨材61に対向する見込み面には、樹脂骨材62の長手方向(X軸方向)に沿って連続する凸部625〜627が形成されている。凸部625は外周片部621の屋内側端部に形成され、凸部626は外周片部621の見込み方向の略中央部に形成され、凸部627は外周片部621の略中央部よりも屋外側に形成されている。外周片部621の裏面には、凸部625〜627で区画される3つの凹溝が形成されている。このため、金属骨材61や後述する屋内面材52と、樹脂骨材62との接触面積が小さくなり、金属骨材61や屋内面材52と、外周片部621とで区画される密閉空間が形成されるため、樹脂骨材62から金属骨材61や屋内面材52への熱伝導を低減でき、縦骨80部分の断熱性能を向上できる。凸部626には、後述する屋内面材52の端部が配置される段差部が形成されている。
屋外片部622の屋内面には、金属骨材61の屋外側端縁が嵌合される保持溝628が形成されている。保持溝628は、外周片部621と、屋外片部622から突設された突片部629とで区画されている。突片部629の開口端部には、保持溝628内に突出する凸部が形成され、保持溝628は開口側(屋内側)が狭くされている。そして、保持溝628に金属骨材61を差し込んだ際には、突片部629の凸部が金属骨材61で押されて突片部629が撓み、その反力で突片部629が金属骨材61を保持するため、金属骨材61の屋外側端部は保持溝628に嵌合される。
上骨60、下骨70の樹脂骨材62も、縦骨80の樹脂骨材62と同一形状の部品であり、同じ構成を備えている。
なお、縦骨80の金属骨材61や樹脂骨材62には、電気錠の配線などを通すための貫通孔が形成されている場合がある。
縦骨90の樹脂骨材92は、金属骨材61の見込み片部611に沿って配置される外周片部921と、外周片部921の屋外側端部から見付け方向に延長された屋外片部922とを備えて、断面略L字状に形成されている。外周片部921の屋内側端部も、後述する屋内面材52の屋内面部521と面一となる位置まで延長され、金属骨材61が扉5の側面に露出しないように被覆している。
外周片部921の表面、つまり縦枠40の側面部413に対向する見込み面には、側面部413側に突出する突出片931が形成されている。突出片931の先端および外周片部921の屋内側端部間には、軟質樹脂製のカバー部932が形成されている。すなわち、樹脂骨材92は、カバー部932を軟質樹脂で成形し、その他の部分を硬質樹脂で成形した二色成形によって製造されている。
外周片部921の表面において、突出片931の屋外側の面は、段差が設けられていない平面であり、面材保持面923として機能する。
外周片部921の裏面、つまり金属骨材61に対向する見込み面には、樹脂骨材92の長手方向(X軸方向)に沿って連続する凸部924〜927が形成されている。凸部924は外周片部621の屋内側端部に形成され、凸部925は外周片部921の見込み方向の突出片931よりも屋外側に形成され、凸部926、927は、凸部925の屋外側に順次形成されている。外周片部921の裏面には、凸部924〜927で区画される4つの凹溝が形成されている。このため、金属骨材61や後述する屋内面材52と、樹脂骨材92との接触面積が小さくなり、金属骨材61や屋内面材52と、外周片部921とで区画される密閉空間が形成されるため、樹脂骨材92から金属骨材61や屋内面材52への熱伝導を低減でき、縦骨90部分の断熱性能を向上できる。なお、凸部924,925は、屋内面材52に当接するため、他の凸部926、927に比べて屋内面材52の厚さ寸法分だけ短い突出寸法とされている。
屋外片部922の屋内面には、屋外片部622の保持溝628、突片部629と同様の保持溝928、突片部929が設けられている。
縦骨90の金属骨材61や樹脂骨材92には錠ケース100が挿通される貫通孔が形成されている。
屋外面材51および屋内面材52は、鋼板で構成されている。
屋外面材51は、断熱芯材53の屋外面に接着される屋外面部511と、屋外面部511の上下および左右の端縁から屋内側(Y軸方向)に折曲された屋外見込み面部512A〜512Dとを備えている。
屋外面部511の上下に連続する屋外見込み面部512A、512Bは、上骨60および下骨70における樹脂骨材62の面材保持面623に接着されている。この際、屋外見込み面部512A、512Bの屋内側端縁は、面材保持面623および面材保持面623の段差部近傍まで設けられている。
屋外面部511の左右に連続する屋外見込み面部512C、512Dは、縦骨80、90における樹脂骨材62、92の面材保持面623、923に接着されている。なお、屋外見込み面部512Cの屋内側端縁は、面材保持面623および面材保持面623の段差部近傍まで設けられている。
一方、図3に示すように、屋外見込み面部512Dはラッチボルトやデッドボルト(図示略)等を備える錠ケース100と干渉しないように、その延出寸法(Y軸方向の寸法)は、他の屋外見込み面部512A、512B、512Cに比べて短く設定されている。
屋内面材52は、断熱芯材53の屋内面に接着される屋内面部521と、屋内面部521の上下および左右の端縁から屋外側に折曲された屋内見込み面部522A〜522Dとを備えている。
図2に示すように、屋内面材52の上下の屋内見込み面部522A、522Bは、金属骨材61に沿って配置され、金属骨材61に締結部材であるリベット64で固定されている。屋内見込み面部522A、522Bは、樹脂骨材62の凸部626の段差部まで延長されている。このため、屋外面材51の屋外見込み面部512A、512Bと、屋内面材52の屋内見込み面部522A、522Bとは、扉5の見込み方向に離れた位置に配置されている。
屋内見込み面部522C、522Dは、金属骨材61に沿って配置され、金属骨材61に締結部材であるリベット64で固定されている。なお、屋内見込み面部522Cは、樹脂骨材62の凸部626の段差部まで延長されている。このため、屋外見込み面部512Cと、屋内見込み面部522Cとは、扉5の見込み方向に離れた位置に配置されている
屋内見込み面部522Dは、錠ケース100と干渉しないように、その延出寸法(Y軸方向の寸法)は、他の屋内見込み面部522A〜522Cに比べて短く設定され、本実施形態では凸部925の位置まで延長されている。
屋外面材51と、金属骨材61や屋内面材52との間には、樹脂骨材62、92が介在され、屋外面材51から金属骨材61や屋内面材52への熱伝導が抑制されるため、扉5の断熱性能を向上できる。
断熱芯材53は、EPS(発泡ビーズ法ポリスチレン)製の断熱材で構成されている。なお、断熱芯材53は、フェノール樹脂系の断熱材を用いてもよいし、ハニカム材(水酸化アルミハニカム、セラミックハニカム、ペーパーハニカム)、フォーム材(イソシアヌレートフォーム、ウレタンフォーム、フェノール樹脂フォーム)等の断熱材が使用されてもよい。
屋外面材51および屋内面材52は、断熱芯材53の屋外面および屋内面に接着剤で接着され、屋外見込み面部512A〜512D、屋内見込み面部522A〜522Dが樹脂骨材62、92や金属骨材61に接着剤やリベット等で固定されている。したがって、扉5は、骨材6に鋼板である屋外面材51および屋内面材52を貼って平らに仕上げたフラッシュドアである。
エッジ材7は、アルミニウムなどの金属製の押出形材で形成され、屋外面材51の屋外見込み面部512Dおよび樹脂骨材92の面材保持面923に跨がって配置されている。
エッジ材7には水密材700が装着されている。エッジ材7は、屋外面材51の屋外面部511および屋外見込み面部512Dが連続するコーナー部に当接されて、位置決めされる。エッジ材7は、錠ケース100が挿通される貫通孔等を形成されている。
以上に説明したように、縦骨90は、エッジ材7や錠ケース100が取り付けられるため、他の上骨60、下骨70、縦骨80と異なる構造とされている。
次に、骨材6において、主に剛性を確保している金属骨材61の曲げ応力について説明する。図4に示すように、断面形状が板状(略I字状)のスチール製の金属骨材61の断面二次モーメントは、例えば、金属骨材61の厚さ寸法tが1.2mm、見込み寸法が39mmとすると、X軸回り断面二次モーメントIx=5932mm4、Y軸回りの断面二次モーメントIy=5.6mm4である。
一方、従来の骨材のように、断面形状が略C字状のスチール製のチャンネル材の断面二次モーメントは、例えば、チャンネル材の厚さ寸法tが1.2mm、見込み寸法が36.5mm、見付け寸法が18mmとすると、X軸回り断面二次モーメントIx=4868mm4、Y軸回りの断面二次モーメントIy=1171mm4である。
すなわち、本実施形態の平板タイプの金属骨材61は、従来のチャンネル材に比べて、Iyが非常に小さいことが特徴である。
このため、縦骨80の金属骨材61では、X軸方向(見付け方向)に加わる力に対する曲げ応力はEIy(Eは金属骨材61のヤング率)であるため、従来のチャンネル材と比較して非常に小さな値となる。このため、屋外面材51や屋内面材52が加熱されてX軸方向に熱伸びした際に、金属骨材61は撓んで変形し、屋外面材51や屋内面材52の熱伸びを許容する。したがって、屋外面材51や屋内面材52に加わる反り応力も小さくなり、その結果、パネルである扉5の反りも生じにくい。
一方、縦骨80の金属骨材61に対して、Y軸方向(見込み方向)に加わる力に対する曲げ応力はEIxであるため、従来のチャンネル材と同等以上の大きな値となる。このため、例えば、屋外面材51が火災時の熱で加熱されて上下方向に熱伸びする一方で、樹脂骨材62、92で屋外面材51とは断熱された金属骨材61や屋内面材52が熱伸びしないため、金属骨材61に見込み方向に応力が加わっても、前記曲げ応力EIxが大きいために、金属骨材61は前記応力に抗して見込み方向には変形し難くでき、扉5の反りも抑制できる。
扉5の組立手順は、例えば、以下の通りである。まず、鋼板を切断し折り曲げて構成した屋内面材52の屋内見込み面部522A〜522Dに沿って金属骨材61を配置し、リベットで固定する。
次に、金属骨材61に外周片部621、921を沿わせながら、保持溝628、928に金属骨材61の屋外側端部を嵌合して、樹脂骨材62、92を金属骨材61に取り付ける。また、金属骨材61で囲まれる空間に、断熱芯材53を配置して、屋内面材52の屋内面部521に接着する。
次に、鋼板を切断し折り曲げて構成した屋外面材51を、樹脂骨材62、92や断熱芯材53に接着する。
そして、屋外面材51および屋内面材52の両側からプレスによって圧力を加え、扉5をサンドイッチ成形する。
さらに、錠ケース100や配線、エッジ材7等を取り付ける。以上により、扉5を組み立てることができる。
工場で組み立てられた扉5は、施工現場において、ドア枠2に丁番4で取り付けられ、玄関ドア1が施工される。
このような構成の第1実施形態によれば、以下のような効果がある。
扉5における骨材6として、平板状の金属骨材61を用いたので、断面二次モーメントIyが非常に小さくなる。このため、玄関ドア1の屋外側が火災となって屋外面材51が加熱された場合と、屋内側が火災となって屋内面材52が加熱された場合のいずれの場合でも、加熱された屋外面材51、屋内面材52の面内方向(X軸方向やY軸方向)の熱伸びを、金属骨材61が撓むことなどで許容することができ、従来のチャンネル材で構成した場合に比べて、鋼板の熱伸びが阻害されず、鋼板自体の反り応力の発生を抑制できる。したがって、鋼板の反り応力による扉5の反りの発生も抑制できる。
さらに、金属骨材61は、平板状であるため、屋外面材51が加熱された場合と、屋内面材52が加熱された場合のいずれの場合も、同じように屋外面材51、屋内面材52の反り応力の発生を抑制でき、扉5の反りの発生を抑制できる。
上骨60、下骨70、縦骨80、90を、金属骨材61および樹脂骨材62、92で構成し、樹脂骨材62、92を屋外面材51と金属骨材61との間に介在させたので、扉5の断熱性能を向上できる。また、樹脂骨材62、92は、金属骨材61を被覆しているので、金属骨材61が外気に直接接触することを防止でき、この点でも断熱性能を向上できる。さらに、扉5の周面に金属骨材61が露出しないため、扉5の意匠性も向上できる。
扉5をサンドイッチ成形する際に、金属骨材61は厚さ寸法が小さく、見込み寸法が大きいため、骨材6として金属骨材61のみを設けた場合には、プレス成形時に倒れやすく、屋外面材51、屋内面材52の位置ずれが生じやすい。これに対し、骨材6として、金属骨材61に樹脂骨材62、92を装着して一体化しているので、扉5をサンドイッチ成形する際に、金属骨材61の倒れを防止でき、屋外面材51、屋内面材52の位置ずれも防止でき、扉5の製造が容易にできる。
また、樹脂骨材62、92は、屋外片部622、922や、凸部625、924を備えており、屋内外に見付け面(X軸方向に沿った平面)を備えている。このため、サンドイッチ成形する際に、樹脂骨材62、92は倒れることなく安定してプレスでき、樹脂骨材62、92を基準に取り付けられる金属骨材61、屋外面材51、屋内面材52も位置ずれを起こすこと無くプレスできる。
金属骨材61は、屋内面材52の屋内見込み面部522A〜522Dにリベット64で固定され、樹脂骨材62、92は、金属骨材61の屋外側端部を保持溝628、928で保持し、かつ、金属骨材61や屋内見込み面部522A〜522Dに当接して位置決めされているので、金属骨材61および樹脂骨材62、92と屋内面材52とを位置決めして配置できる。また、屋外面材51は、樹脂骨材62、92のコーナー部に折曲部を当接させて位置決めできるので、金属骨材61および樹脂骨材62、92と屋外面材51とを位置決めして配置できる。したがって、骨材6に対して、屋外面材51、屋内面材52を正しい位置に配置して扉5を組み立てることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の玄関ドア1Aを、図5および図6に基づいて説明する。第1実施形態の扉5では、金属骨材61として、平板(フラットバー)を用いていたのに対し、第2実施形態の扉5Aは、断面L字状の金属骨材61Aを用いた点が相違し、その他の構成は第1実施形態と同一である。したがって、扉5Aにおいて、扉5と同一の構成に関しては、説明を省略する。
金属骨材61Aは、骨材6Aを構成する上骨60A、下骨70A、縦骨80A、90Aの見込み方向に沿った見込み片部612と、見込み片部612の屋内側端部から上骨60A、下骨70A、縦骨80A、90Aの見付け方向に延長された見付け片部613とを備えて構成される。
金属骨材61Aは、金属骨材61と同様に、スチール製であり、厚さ寸法tが1.2mm、見込み寸法が38mm、見付け片部613の見付け寸法が9mmなどであり、Ixは金属骨材61に比べて僅かに小さく、Iyは金属骨材61に比べて大きくなる。ただし、見付け片部が屋内外に設けられるチャンネル材に比べると、屋外側の見付け片部が設けられていない金属骨材61AのIyは半分程度と小さくなる。
このような第2実施形態では、前記第1実施形態と同様の効果がある。
特に、金属骨材61Aは、屋内側のみに見付け片部613を有し、屋外側には見付け片部を備えていないため、屋外面材51が面内方向に熱伸びした際には、その熱伸びを止めようとする力は小さく、熱伸びをある程度許容するため、従来のチャンネル材で構成した場合に比べて、屋外面材51の熱伸びが阻害されることがないため、熱伸びが阻害されることによる屋外面材51の反り応力の発生を抑制できる。したがって、屋外面材51の反り応力による扉5の反りの発生も抑制できる。
金属骨材61Aは、屋内側に見付け片部613を有するため、屋内面材52の熱伸びを止める力は、屋外面材51に比べて大きくなるが、従来のチャンネル材で構成した場合に比べると屋内面材52の熱伸びを止める力は小さいため、屋内面材52の反り応力の発生も抑制できる。したがって、屋内面材52の反り応力による扉5の反りの発生も抑制できる。さらに、第1実施形態と同様に、樹脂骨材62を備えることによって、断熱性能や意匠性を向上できる。
金属骨材61Aは、見付け片部613を備えるため、扉5Aを両面側からプレスして接着材を硬化させる際に、金属骨材61Aは倒れ難くでき、屋外面材51、屋内面材52の位置ずれの発生も防止でき、扉5Aを安定して成形することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態の玄関ドア1Bを、図7および図8に基づいて説明する。第1、2実施形態の扉5、5Aでは、骨材6として、金属骨材61、61Aおよび樹脂骨材62、92を備えた上骨60、下骨70、縦骨80、90を用いていた。
これに対し、第3実施形態の玄関ドア1Bは、扉5Bの骨材6Bとして、金属骨材61のみで構成された上骨60B、下骨70B、縦骨80B、90Bを用いた点が相違する。なお、第3実施形態において、前記第1,2実施形態と同様の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
玄関ドア1Bの扉5Bは、金属骨材61のみの上骨60B、下骨70B、縦骨80B、90Bを用いているため、扉5Bをプレスして成形する前に、金属骨材61を四周枠状に組み立てて枠体を構成する。例えば、後述する第5実施形態で説明するように、上骨60B、下骨70Bに設けられる金属骨材61の左右の端部を折曲し、縦骨80B、90Bに設けられる金属骨材61の上下端部を前記折曲部分にネジ止めして枠体を組み立ててもよいし、各金属骨材61同士を連結ブラケットを介して固定して組み立ててもよく、さらには溶接などで組み立ててもよい。
金属骨材61で組み立てられた枠体内には断熱芯材53が配置される。枠体が平板状の金属骨材61で構成されるため、断熱芯材53は、金属骨材61に密着する位置まで配置でき、金属骨材61と隙間無く配置できる。このため、金属骨材61と断熱芯材53とを接着材で接着固定することもできる。
屋外面材51の屋外見込み面部512A〜512Dと、屋内面材52の屋内見込み面部522A〜522Dとは、金属骨材61に沿って配置されて金属骨材61に接着されている。この際、金属骨材61の見込み方向の寸法は、断熱芯材53の見込み方向の寸法よりも短く設定され、金属骨材61の屋外端面および屋内端面は、屋外面部511、屋内面部521から離れて配置されている。
上骨60、下骨70、縦骨80の金属骨材61に接着される屋外見込み面部512A〜512Cの屋内側端部と、屋内見込み面部522A〜522Cの屋外側端部とは、金属骨材61の見込み方向の略中央位置まで延長されている。ただし、屋外見込み面部512A〜512Cと屋内見込み面部522A〜522Cとの間には隙間が生じるように配置され、屋外面材51および屋内面材52が直接接触しないように設けられている。
縦骨90の金属骨材61に接着される屋外見込み面部512Dの屋内側端部と、屋内見込み面部522Dの屋外側端部とは、錠ケース100に干渉しないように、見込み方向の寸法が短くされている。この端部は、エッジ材7Bと、金属骨材61との間に挟持されている。
エッジ材7Bは、屋内側端部が屋内面材52の屋内面部521と面一となる位置まで延長されている点で、第1,2実施形態のエッジ材7と異なるが、その他の構成は類似する。このため、エッジ材7Bは、金属骨材61および屋外見込み面部512D、屋内見込み面部522Dが露出しないように被覆している。
このような第3実施形態では、前記第1実施形態と同様に平板状の金属骨材61を用いているので、屋外面材51、屋内面材52の熱伸びを止める力を小さくできるので、屋外面材51、屋内面材52の反り応力の発生を抑制でき、それらの反り応力による扉5Bの反りの発生も抑制できる。
金属骨材61を四周枠組みして枠体を構成しているので、扉5Bを両面からプレスして接着材を硬化させて成形する際に、金属骨材61が倒れてしまうことを防止できる。したがって、樹脂骨材と組み合わせていない場合でも、扉5Bを安定して成形することができる。
上骨60B、下骨70B、縦骨80B、90Bを、金属骨材61のみで構成したので、部品点数を少なくでき、コストも低減できる。さらに、断熱芯材53を配置可能なスペースを増加でき、扉5Bの断熱性や剛性を向上できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態の玄関ドア1Cを、図9および図10に基づいて説明する。玄関ドア1Cの扉5Cは、樹脂骨材を用いない点で前記第3実施形態と同様であるが、縦骨80C,90Cを、第2実施形態で用いた見込み片部612および見付け片部613を備える金属骨材61Aを用いた点と、上骨および下骨を設けていない点が相違する。
玄関ドア1Cの扉5Cは、骨材6Cとして、金属骨材61Aのみの縦骨80C、90Cを用いている。扉5Cは、上骨および下骨を有さないため、金属骨材61Aも枠状に組むことができないが、見付け片部613を備えているので、扉5Cをプレスして成形する場合でも、金属骨材61Aは倒れ難い構造であり、屋外面材51、屋内面材52の位置ずれも防止できる。
なお、縦骨80C、90Cにおける金属骨材61Aへの屋外面材51および屋内面材52の取付構造は、第3実施形態と同様である。すなわち、各屋外見込み面部512A〜512C、屋内見込み面部522A〜522Cは、金属骨材61Aの見込み方向の略中央位置まで延長され、屋外見込み面部512D、屋内見込み面部522Dは、錠ケース100と干渉しないように、見込み方向の寸法が短くされている。
一方、上骨、下骨が設けられていないため、屋外面材51の屋外見込み面部512A、512Bには、断熱芯材53側に折曲された見付け面部513が連続して形成されている。同様に、屋内面材52の屋内見込み面部522A、522Bには、断熱芯材53側に折曲された見付け面部523が連続して形成されている。
そして、見付け面部513、523は、断熱部材65を挟んで接着されている。断熱部材65は、不燃性ポリウレタンなどの不燃性を有する断熱材で構成され、見付け面部513、523に接着固定されている。
このような第4実施形態では、前記第2実施形態と同様に断面略L字状の金属骨材61Aを用いているので、屋外面材51、屋内面材52の熱伸びを止める力を小さくでき、特に、屋外面材51の熱伸びを許容できるので、屋外面材51、屋内面材52の反り応力の発生を抑制でき、それらの反り応力による扉5Cの反りの発生も抑制できる。
また、上骨、下骨を備えていないので、屋外面材51、屋内面材52の上下方向の熱伸びを規制することがなく、この点でも屋外面材51、屋内面材52の反り応力の発生を抑制でき、それらの反り応力による扉5Cの反りの発生も抑制できる。
また、上骨、下骨を備えていないので、金属骨材61Aを介した熱伝導を小さくでき、扉5Cの断熱性能を向上できるとともに、部品数を少なくできコストも低減できる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態の玄関ドアに用いられる扉5Dを、図11に基づいて説明する。第5実施形態の扉5Dは、第3実施形態に対して骨材6Dとして、金属骨材61のみで構成された上骨60B、下骨70B、縦骨80B、90Bを用いた点で類似し、断熱芯材53の外周面に、金属骨材61を配置する凹溝531を形成している点で相違する。
すなわち、骨材6Dは、図11(A)に示すように、金属骨材61を四周枠組みして構成されている。この構成は、第3実施形態と同じである。
そして、金属骨材61の幅寸法(扉5Dの見込み方向に沿った寸法)は、断熱芯材53の見込み寸法よりも短くされている。また、断熱芯材53の見込み方向に沿った外周面には、金属骨材61が配置される凹溝531が形成されている。
これにより、金属骨材61の屋外端面と屋外面材51との間や、金属骨材61の屋内端面と屋内面材52との間には断熱芯材53が配置されることになり、第3実施形態の扉5Bに比べて断熱性能を向上できる。
[変形例]
なお、本発明は以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
前記第1〜3実施形態では、骨材6、6A、6Bは、上骨60、60A、60B、下骨70、70A、70Bを備えていたが、第4実施形態のように、上骨および下骨を設けずに、吊元側の縦骨80、80A、80Bと、戸先側の縦骨90、90A、90Bのみを設けた扉としてもよい。なお、第3実施形態で上骨、下骨を無くすと、金属骨材61Aを四周枠組みできないが、断熱芯材53が金属骨材61Aを密着するため、プレス時に金属骨材61Aの倒れも防止できる。
骨材としては、下骨または上骨の一方を設けずに、残りの三方の骨材で構成してもよい。
前記第1,2実施形態では、吊元側の縦骨80、80Aと、上骨60、60A、下骨70、70Aとを同一構成としていたが、例えば、樹脂骨材の形状を異ならせるなどで、縦骨と、上骨、下骨とを異なる構成としてもよい。同様に、上骨と下骨も異なる構成としてもよい。ただし、同一構成としたほうが、特に樹脂骨材の部品種類を少なくできる利点がある。
前記第1,2実施形態では、樹脂骨材62、92の屋内側端部を、屋外面部511に揃う位置まで設けていたが、樹脂骨材の見込み寸法を短くして、屋外面部511の位置まで届かない構成としてもよい。
第3、4実施形態において、金属骨材61、61Aと屋外面部511や屋内面部521との間に樹脂断熱材を介在させてもよい。
本発明の建具は、採光部を備えない玄関ドアであったが、採光部を有する扉を用いた玄関ドアでもよい。また、本発明の建具は、玄関ドアに限らず、勝手口ドアなど出入り口の各種ドアとして利用できる。この際、本発明は、親扉、子扉の2枚の扉が設けられた建具にも適用でき、さらには、引戸タイプの建具にも適用できる。また、ドア枠としては、アルミ製の屋外部材と、樹脂製の屋内部材とで構成したドア枠でもよいし、アルミ製のドア枠でもよい。さらに、ドア枠としては、少なくとも縦枠30、40を備えていればよく、下枠を備えないドア枠も用いることができる。
1、1A、1B、1C…建具である玄関ドア、2…建具枠であるドア枠、5、5A、5B、5C、5D…戸体である扉、6、6A、6B、6C、6D…骨材、7、7B…エッジ材、51…屋外面材、52…屋内面材、53…芯材である断熱芯材、60、60A、60B…上骨、61、61A…金属骨材、62…樹脂骨材、65…断熱部材、70、70A、70B…下骨、80、80A、80B、80C…縦骨、90、90A、90B、90C…縦骨、92…樹脂骨材、100…錠ケース、511…屋外面部、512A、512B、512C、512D…屋外見込み面部、513…見付け面部、521…屋内面部、522A、522B、522C、522D…屋内見込み面部、523…見付け面部、531…凹溝、611、612…見込み片部、613…見付け片部、621…外周片部、622…屋外片部、623…面材保持面、628…保持溝、921…外周片部、922…屋外片部、923…面材保持面、928…保持溝、931…突出片、932…カバー部。

Claims (8)

  1. 建具枠と、
    前記建具枠に対して開閉可能に取り付けられた戸体とを備え、
    前記戸体は、
    戸先側の縦骨と、吊元側の縦骨と、前記縦骨の屋外側に配置される金属製の屋外面材と、前記縦骨の屋内側に配置される金属製の屋内面材とを備えて構成され、
    前記縦骨は、前記戸体の見込み方向に沿った見込み片部を備える平板状の金属骨材で構成されている
    ことを特徴とする建具。
  2. 建具枠と、
    前記建具枠に対して開閉可能に取り付けられた戸体とを備え、
    前記戸体は、
    戸先側の縦骨と、吊元側の縦骨と、前記縦骨の屋外側に配置される金属製の屋外面材と、前記縦骨の屋内側に配置される金属製の屋内面材とを備えて構成され、
    前記縦骨は、前記戸体の見込み方向に沿った見込み片部と、前記見込み片部の屋内側端部から見付け方向に延長された見付け片部とを備える断面L字状の金属骨材で構成されている
    ことを特徴とする建具。
  3. 建具枠と、
    前記建具枠に対して開閉可能に取り付けられた戸体とを備え、
    前記戸体は、
    戸先側の縦骨と、吊元側の縦骨と、前記縦骨の屋外側に配置される金属製の屋外面材と、前記縦骨の屋内側に配置される金属製の屋内面材とを備えて構成され、
    前記縦骨は、金属骨材および樹脂骨材を備えて構成され、
    前記金属骨材は、
    前記戸体の見込み方向に沿った見込み片部を備える平板状であり、
    前記樹脂骨材は、
    前記金属骨材の見込み片部に沿って配置される外周片部と、
    前記外周片部の屋外側端部から見付け方向に延長された屋外片部とを備え、
    前記金属骨材の屋外側端縁は、前記屋外片部の屋内面に形成された保持溝に嵌合されている
    ことを特徴とする建具。
  4. 建具枠と、
    前記建具枠に対して開閉可能に取り付けられた戸体とを備え、
    前記戸体は、
    戸先側の縦骨と、吊元側の縦骨と、前記縦骨の屋外側に配置される金属製の屋外面材と、前記縦骨の屋内側に配置される金属製の屋内面材とを備えて構成され、
    前記縦骨は、金属骨材および樹脂骨材を備えて構成され、
    前記金属骨材は、
    前記戸体の見込み方向に沿った見込み片部と、前記見込み片部の屋内側端部から見付け方向に延長された見付け片部とを備える断面L字状であり、
    前記樹脂骨材は、
    前記金属骨材の前記見込み片部に沿って配置される外周片部と、
    前記外周片部の屋外側端部から見付け方向に延長された屋外片部とを備え、
    前記金属骨材の屋外側端縁は、前記屋外片部の屋内面に形成された保持溝に嵌合されている
    ことを特徴とする建具。
  5. 請求項1または請求項2に記載の建具において、
    前記戸体は、前記屋外面材および前記屋内面材の間に配置された芯材を備え、
    前記芯材の見込み面には、前記金属骨材が配置される凹溝が形成されている
    ことを特徴とする建具。
  6. 請求項3または請求項4に記載の建具において、
    前記樹脂骨材は、前記外周片部の屋内側端部が、前記屋内面材の屋内面と面一となる位置まで延長されている
    ことを特徴とする建具。
  7. 請求項3または請求項4に記載の建具において、
    前記屋外面材は、前記戸体の屋外面に露出する屋外面部と、前記屋外面部から屋内側に折曲された屋外見込み面部とを備え、
    前記屋外面部および前記屋外見込み面部の折曲部は、前記樹脂骨材の前記屋外片部および前記外周片部が連続する角部に合わせて配置され、
    前記屋内面材は、前記戸体の屋内面に露出する屋内面部と、前記屋内面部から屋内側に折曲された屋内見込み面部とを備え、
    前記屋内見込み面部は、前記金属骨材の前記見込み片部に固定されている
    ことを特徴とする建具。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の建具において、
    前記戸体は、
    前記縦骨に加えて、上骨および下骨を備えて構成され、
    前記上骨および前記下骨は、吊元側の前記縦骨と同一の構成である
    ことを特徴とする建具。
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