JPH0113743Y2 - - Google Patents

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JPH0113743Y2
JPH0113743Y2 JP1982006985U JP698582U JPH0113743Y2 JP H0113743 Y2 JPH0113743 Y2 JP H0113743Y2 JP 1982006985 U JP1982006985 U JP 1982006985U JP 698582 U JP698582 U JP 698582U JP H0113743 Y2 JPH0113743 Y2 JP H0113743Y2
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JP
Japan
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door
heat insulating
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door plates
members
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JP1982006985U
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JPS58110183U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は断熱ドアに関する。
従来、金属材料製の両面フラツシユドアでは、
外側ドア板と内側ドア板は、それらの両端折り曲
げ部の各先端が互に接触した状態に形成されてい
るか、たとえ、そのように形成されずに各先端部
が分離している場合でも、両ドア板は、その内面
を金属材料製の力骨部材によつて一体に結合さ
れ、連続した状態に形成されていた。
しかしながら、これらの構造の両面フラツシユ
ドアにおいては、冷暖房その他によつて室内側と
室外側の空気の温度に割合大きな温度差が生じた
場合、たとえば暖房によつて室内側の空気温度が
室外側より高くなつたとき、外側と内側の両ドア
板間の空間部に断熱部材が充填されていても、室
内側から室外側への熱伝導による熱損失が力骨部
材によつて結合された両ドア板の端面側の接合部
を通して起るから、この熱損失によつて室内側ド
ア板周辺部の空気温度が低くなり、その部分のド
ア板表面に結露を生ずる欠点があつた。
この考案は上記欠点を解消することができる断
熱ドアの提供を目的とする。
実施例について説明すれば、両面フラツシユ型
のドア1は、外側ドア板2と内側ドア板3がそれ
ぞれの周辺部に膨出部2aと3aを形成されたの
ち、ドア1の厚さ方向に折り曲げられているが、
その折り曲げ端面部2bと3bの各先端部には、
若干の隙間4が設けられる。両ドア板2,3は、
各折り曲げ端面部2b,3bが、その内側に配設
された溝形またはL形の力骨部材5,6とポツプ
リベツト7,7により結合されるとともに、力骨
部材5,6の対向する折り曲げ部5aと6aの間
に挿入されたアスベストまたは合成樹脂などの断
熱部材8を介してポツプリベツト9により一体に
結合される。ポツプリベツト9は断面積が小さい
上に、取付けピツチも200〜400mmと大きいため、
両ドア板2,3の力骨部材5,6と直接に接触し
ていても、この部分を通して行われる熱の移動量
は無視することができる。
外側ドア板2と内側ドア板3によつて形成され
る空間部10には、空気の対流による熱の移動を
できるだけ少なくするため、グラスウールまたは
発泡性の不燃断熱材11が充填される。12はド
ア1の端面側の膨出部2aと3aの間に弾性嵌合
される断熱性を有する断面U字状の化粧カバー
で、外側ドア板2と内側ドア板3の各折り曲げ端
面部2b,3bおよびポツプリベツト7,7が、
直接外部に露出するのを防止する役目を果す。化
粧カバー12としては、一般的な断熱性を有する
材質のほかに、表面がコーテイングされそれによ
り断熱性が付与されているレザーエンボス化粧鋼
板などを使用して見栄えを良くしてもよい。
ドア1と一緒に用いられる断熱性を有する扉枠
13は、ドア1の周囲を取囲む外側扉枠13a
が、それより室内側の内側扉枠13bに固着され
る〓形または〓形の仕切り部材14との間に、ア
スベストまたは合成樹脂などの断熱部材15を介
してボルト16とナツト17により一体に結合さ
れる。この場合、ボルト16の頭部は仕切り部材
14の上壁内面に溶接によつて空回りしないよう
に固定しておけば、ナツト17の締付け作業が容
易になる。仕切り部材14によつて内側扉枠13
bに形成される密閉空間18には、空気の対流に
よる熱の移動量を少なくするため、グラスウール
やアスベストまたはウレタンなどの断熱部材19
が充填される。ボルト16およびナツト17を通
して起る両扉枠13aと13bの間の熱伝導は、
ナツト17の下側の座金20と外側扉枠13aの
間に挿入された断熱性のパツキン21により防止
される。外側扉枠13aは、躯体24側の開口部
22に適当な間隔で固設された複数個のアンカー
部材23の打ち起こし片23aにより、躯体24
に固定される。25は扉枠13の凹部に挿着され
た気密用ゴムパツキングで、気密を保つほかにド
ア1を閉めたときの衝撃音の発生を緩和する役目
を果す。
上記構成の断熱ドアを断熱扉枠と共に用いた場
合、室内側と室外側の空気の温度に割合大きな温
度差があつても、外側ドア板と内側ドア板との間
の熱の伝導は、両ドア板を一体に結合する各力骨
部材の間に挿入した断熱部材によつて著しく減少
され、両ドア板間の断熱効果をあげることができ
る。
しかも、本願考案の場合、両ドア板の膨出部の
間に弾性嵌合された化粧カバーは、分離された力
骨部材の間に挿入されている断熱部材や、両ドア
板の折り曲げ端面部を各力骨部材に固定するポツ
プリベツトなどが端面側から露出しないようにし
て、断熱性を付与された断熱ドアの見場を良く
し、商品価値を著しく高めることができるという
すぐれた実用的効果を奏する。
その上、室内側の空気温度が室外側より高いと
きに、熱損失によつて室内側ドア板周辺部の空気
温度が低くなるのを防止し、その部分のドア板表
面に結露が生じ易かつた欠点を確実に解消できる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示す要部断面平面図
である。 1……両面フラツシユ型のドア、2……外側ド
ア板、2a……膨出部、2b……折り曲げ端面
部、3……内側ドア板、3a……膨出部、3b…
…折り曲げ端面部、4……隙間、5,6……力骨
部材、5a,6a……折り曲げ部、8……断熱部
材、10……空間部、11……不燃断熱材、12
……化粧カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両面フラツシユ型のドアにおいて、 ドアの枠組を構成する力骨部材は分離された2
    つのL形に形成され、 分離された2つの力骨部材は対向する折り曲げ
    部の間に断熱部材を挿入して一体に結合され、 外側および内側のドア板は縦方向の力骨部材に
    沿つた折り曲げ部に力骨部材から突出して折り返
    される膨出部が形成され、 力骨部材には両ドア板の折り曲げ端面部の先端
    が隙間を設けて取り付けられ、 両ドア板と上下・左右の力骨部材によつて形成
    される空間部に不燃断熱材が充填され、 力骨部材から突出する両ドア板の膨出部に断熱
    性を有する断面U字状の化粧カバーが弾性嵌合さ
    れていることを特徴とする 断熱ドア。
JP698582U 1982-01-21 1982-01-21 断熱ドア Granted JPS58110183U (ja)

Priority Applications (1)

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JP698582U JPS58110183U (ja) 1982-01-21 1982-01-21 断熱ドア

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JP698582U JPS58110183U (ja) 1982-01-21 1982-01-21 断熱ドア

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Publication Number Publication Date
JPS58110183U JPS58110183U (ja) 1983-07-27
JPH0113743Y2 true JPH0113743Y2 (ja) 1989-04-21

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ID=30019761

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JP698582U Granted JPS58110183U (ja) 1982-01-21 1982-01-21 断熱ドア

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JPS58110183U (ja) 1983-07-27

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