JPH0248621Y2 - - Google Patents

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JPH0248621Y2
JPH0248621Y2 JP3249485U JP3249485U JPH0248621Y2 JP H0248621 Y2 JPH0248621 Y2 JP H0248621Y2 JP 3249485 U JP3249485 U JP 3249485U JP 3249485 U JP3249485 U JP 3249485U JP H0248621 Y2 JPH0248621 Y2 JP H0248621Y2
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plate
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、おもにアルミニウム合金あるいは
合成樹脂の押出し形材でビスホールのない框で形
成してあつて、その堅框と調節桟を備えた下框と
の連結に特徴を有する室内建具に関する。
〔従来の技術〕
ビスホールのない堅横框同士を連結する手段と
して、従来種々の形態のものが知られており、そ
の代表的なものはL字形をなす連結ピースによら
れるものである。例えば実公昭54−2061号公報に
記載してある如く、コーナーピースより突出した
一対の突子を堅框と下框に嵌合したものであり、
このピースに調節桟をボルトで上下調節可能に設
けてある。また、実開昭53−72735号公報による
連結構造は、同じくL形をなす連結ブロツクで堅
横框を結合すると共に、堅框に長孔を設け、長孔
に通したビスを連結ブロツクに螺合したもので、
堅框と連結ブロツクが一体化されるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記公報による技術のうち、前者のものはコー
ナーピースを単に框内に押し込んで連結したもの
であるから、例えば網戸の如く軽量なものには適
合されるが、ガラス戸などの重量の重い障子には
不向きである。また後者の公報による考案によれ
ば、連結ブロツクがビスで堅框と一体化されるた
め、連結強度が向上し重い戸にも適合されるが、
ビス面が堅框の外面に露出し、室内建具には体裁
が悪く不向きとなる。
この考案は、以上の問題点から更に工夫を凝ら
したもので、框となる形材に二次加工を加えるこ
となく堅框と下框が直角に組合され、その組合す
連結ブロツクが堅框に一体化を計る構造が外見さ
れず、しかも簡単な操作で処理でき、かつ下框に
も強固に支持され、また堅框に下框を正常な位置
に連結され、更に調節桟を簡単な構造で取付けら
れることを目的とした室内建具を提供することに
ある。
〔問題点を解決しようとする手段〕
この考案による室内建具の堅框は中空形状であ
り、下框は中間壁を介して上下にそれぞれ中空部
を備えており、また堅框と下框に付子などを収め
る凹溝を有し、下框の端面を堅框の凹溝を有する
起立面に当接して連結ブロツクで連結する。ま
た、連結ブロツクを堅框に外見されず一体化する
構成は、堅框の前記凹溝の開放口両縁に各々の突
片を設け、連結ブロツクは前記両突片間より広く
凹溝内に嵌まる帯状板に、下框の各中空部に嵌ま
る係合子をネジ杆で止着してあつて、ネジ杆を締
め付けることにより、帯状板と係合子間に堅框の
突片を挟んで取付けるものである。また連結ブロ
ツクを下框に強固に支持する構成は、連結ブロツ
クの各係合子の先端に後方に屈曲した爪片を有す
る止板を前記ネジ杆で取付け、係合子を下框の中
空部に挿入することにより、爪片を下框の内面に
食い込ませるものである。また、堅框に下框を正
常な位置に連結する手段は、連結ブロツクの帯状
板の下端に上方を開放した溝状の受部を設け、受
部内に堅框の下端面を当接して堅框に連結ブロツ
クを取付けることにより、係合子を下框内に挿入
すれば、堅框と下框の各下面が面一に連結される
ようになつている。更に調節桟の取付け構成は、
前記受部に舌片を係合子突出方向とは反対側に向
かつて突設し、調節桟を保持する調節ブロツクを
調節ネジで舌片に取付け、調節ブロツクより突出
したアームに調節桟を支承したものである。
〔実施例〕
第3図乃至第5図は本考案による一例の室内建
具で、具体的には紙張り障子であつて、堅框1は
断面形状を第5図に示す如く、中空の形材よりな
り、隅部に付子12が嵌まる凹溝2が長手方向全
長に設けてあり、該凹溝2の開放口両縁にそれぞ
れ突片3,3を相対向して突設してある。上框4
は第4図図示の如く、中空形材で下面に付子12
が嵌まる凹溝5が設けてある。また下框6は第4
図図示の如く、中間壁7を介し上下にそれぞれ中
空部8,9を有し、下側の中空部9は下面が開放
してあり、この下側中空部9に調節桟11が嵌め
込まれるものであり、上面には付子12を嵌める
凹溝10が形成して、前記下框6の端面を直角に
切断し、その端面を堅框1の凹溝2を有する起立
面に当接して組立てるものである。また、付子1
2及び組子13も中空に形成してある。
連結ブロツク14は、第1図と第2図に示され
る如く、金属板で堅框1の両突片3,3間の巾よ
り広くその凹溝2内に嵌まる帯状板15と、下框
6の各中空部8,9に嵌まる係合子16,16と
を係合子16,16より差し通し帯状板15に螺
合するネジ杆17,17で一体的に止着し、かつ
各係合子16,16が回転されないように、各係
合子16,16より突出した突子18を帯状板1
5にあけた孔に係合してある。また、各係合子1
6,16の全面(帯状板側とは反対面)に、ステ
ンレス製板バネの両側部を係合子16の下框6内
へ突入する方向とは反対側に屈曲した爪片19を
備えている止板20,20を、係合子16に通し
た前記ネジ杆17で取付けてある。更に、帯状板
15の下端部に上面を開放した溝状の受部21を
設け、受部21より係合子16の突出方向とは反
対側に突出する舌片22を設け、舌片22の中央
部にネジ孔23があけてある。尚舌片22は堅框
1との組合せ時、堅框1内に挿入されるように形
成してある。
調節桟11は前記連結ブロツク14に取付けた
調節ブロツク24に保持されるもので、調節ブロ
ツク24は、堅框1内に嵌まるコ字形の起立壁を
基部25とし、基部25の下面にすらし板26が
一体に設けてあり、すらし板26より調節ネジ2
7を回転自在に起立すると共に横方向にアーム2
8が突設してある。該調節ネジ27を前記舌片2
2のネジ孔23に螺合して、調節ブロツク24を
連結ブロツク14に取付けられる。更に調節ブロ
ツク24の基部25における舌片22と相対向す
る壁に舌片22が嵌まる切欠き29が形成してあ
る。
調節桟11は上面を開放した樋状をなし、下面
に前記アーム28が突入する係止溝30を設けた
ものである。
そこで組立てるには、連結ブロツク14のネジ
杆17を緩めて帯状板15と各係合子16,16
間に間隙をあけておき、帯状板15を堅框1の凹
溝2内に挿入し、各係合子16,16の後面を突
片3,3の外面に当接し、更に堅框1の凹溝2を
形成する後壁2aの下面を受部21上に当接した
状態でネジ杆17を締め付ける。ネジ杆17の締
め付けにより、帯状板15と係合子16,16間
に突片3,3を挟んで圧接されて堅框1に連結ブ
ロツク14が固着される。従つて堅框1の下部に
一対の係合子16,16が一体的に突出された状
態となり、その各係合子16,16を下框6の上
下の中空部8,9に挿入する。この時両側に突出
した爪片19は後方になびいているので、バネ力
によりすぼめられつつ挿入するが、完全に挿入し
た際に、爪片19がバネの反発力によつて復元
し、爪片19の先端が下框6の内壁面に食い込ん
で止着される。次いで、調節ブロツク24のアー
ム28に調節桟11を差し込んで取付け、調節ブ
ロツク24の調節ネジ27を舌片22のネジ孔2
3に螺合すると共に、調節桟11を下框6の下側
中空部9に係合するものである。従つて調節ネジ
27のネジ込み具合によつて調節桟11を上下に
調整することが出来るものである。
〔考案の効果〕
この考案による室内建具は、下框の端面を堅框
の凹溝を有する起立面に直接当接して組立てるた
め、框になんらの二次加工も不用となり組立が容
易になる。また連結ブロツクを帯状板と該板にネ
ジ止めした係合子とで形成し、帯状板と係合子と
で堅框の凹溝両側縁に有する突片を挟圧して取付
けたもので、ネジ杆の頭部が係合子の前面に露出
するが、係合子は下框の中空部内に挿入されるも
のであるから、外見上堅框と下框の連結手段が隠
されるものである。しかも、連結ブロツクの帯状
板下部に受部を設け、堅框の下面をこの受部に当
接して取付け、更に一対の係合子を下框の中間壁
を挟んで挿入することから、係合子を挿入すると
同時に、下框を堅框に正常な位置に正確かつ確実
に連結されるものである。また、各係合子の前面
に板バネ製の爪片付き止板を備えていることか
ら、下框内に嵌め込まれた係合子が、下框の内壁
面に食い込んだ爪片により脱出が阻止され、しか
も連結ブロツクが前述の如く堅框に一体的に取付
けてあることと相俟つて、堅框と下框が強固に連
結されるものである。更に調節桟を上下調整自在
に取付ける構造が、連結ブロツクに設けた舌片に
調節ネジで調節ブロツクを取付け、該調節ブロツ
クに保持したものであるから、簡単な構造とな
り、しかも舌片及び調節ブロツクの基部が堅框内
に収められるので、外見を損なうことがなく、ま
た調整操作も容易になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による室内建具を構成する堅
框と下框の連結手段を分解して示す斜視図、第2
図は連結して示す横断面図、第3図はこの考案に
よる連結手段を備えた室内建具を示す正面図、第
4図は第3図−線矢視の拡大断面図、第5図
は第3図−線矢視の断面図である。 1……堅框、2……凹溝、3……突片、6……
下框、8,9……中空部、11……調節桟、14
……連結ブロツク、15……帯状板、16……係
合子、17……ネジ杆、19……爪片、20……
止板、21……受部、22……舌片、24…調節
ブロツク、25……調節ブロツクの基部、27…
…調節ネジ、28……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空形材で付子12を収める凹溝2を有し、該
    凹溝2の開放口両縁に対向した突片3,3を備え
    ている堅框1と、中間壁7を介して上下に中空部
    8,9を有する下框6とを、下框6の端面を堅框
    1の凹溝2を有する起立面に当接して連結ブロツ
    ク14で結合すると共に、下框6に嵌めた調節桟
    11を連結ブロツク14に設けた調節ブロツク2
    4に取付けてあつて、前記連結ブロツク14は、
    堅框1の両突片3,3間より広く凹溝2内に嵌ま
    る帯状板15に下框6の各中空部8,9に嵌まる
    両係合子16,16をネジ杆17,17で止着
    し、該ネジ杆の締め付けにより堅框1の両突片を
    帯状板と各係合子で挟圧して堅框に取付けられ、
    下框6の各中空部に突入した前記各係合子16,
    16の前面に、板バネの両側に係合子の突入方向
    とは反対側に屈曲した爪片19を備えた止板2
    0,20を前記ネジ杆17,17で取付け、爪片
    19を下框6の内面に食い込ましてあり、更に、
    前記帯状板15の下端に上方を開放した溝状をな
    し堅框1の下端を支承する受部21と受部21よ
    り係合子突出方向と反対側に突出した舌片22を
    設け、該舌片22に調節ブロツク24の堅框1内
    に収まる基部25を調節ネジ27で螺合し、基部
    25より突出したアーム28に調節桟11を嵌め
    込んで支持している室内建具。
JP3249485U 1985-03-07 1985-03-07 Expired JPH0248621Y2 (ja)

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JPS61147888U JPS61147888U (ja) 1986-09-11
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