JPH0415908Y2 - - Google Patents

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JPH0415908Y2
JPH0415908Y2 JP1984103192U JP10319284U JPH0415908Y2 JP H0415908 Y2 JPH0415908 Y2 JP H0415908Y2 JP 1984103192 U JP1984103192 U JP 1984103192U JP 10319284 U JP10319284 U JP 10319284U JP H0415908 Y2 JPH0415908 Y2 JP H0415908Y2
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JP
Japan
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block
piece
lower rail
pulling
shoji
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JP1984103192U
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JPS6120785U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、引き違い戸の下枠に装着される下部
風止板に関するものである。
〔従来の技術〕
下部風止板としては種々のものが知られてい
る。例えば実開昭55−87984号公報に示すように、
本体の室外寄り上面に引寄部を一体的に設けて、
その本体上面に内障子の召し合せ框下面を対向さ
せて両者間の気密を保持すると共に、引寄部に外
障子の召し合せ框に設けた煙返しを係合して外障
子を室内側に引き寄できるようにした下部風止板
が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる下部風止板であると、引寄部の室内外側
方向の位置が1定であるから、外障子の引き寄せ
程度を調節できないばかりか、引寄部は本体上面
における室外寄りに一体的に設けてあるから、外
障子の召し合せ框下部を本体上面と対向して両者
間の気密を保持できない。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
横板の上面における内下レール寄りにブロツク
を設け、このブロツクの上面にヒレ片を設けて成
る本体及び、引寄片と突起部より成る引寄体を備
え、この引寄体の突起部をブロツクの端面に長孔
を挿通したビスで固着することで引寄片をブロツ
クの外下レール側面と対向させた下部風止板であ
り、引寄部の引寄片と外障子の召し合せ框煙返し
片とで外障子を室内側に引き寄せできると共に、
引寄片の位置を変更して外障子の引き寄せ程度を
調節でき、しかも横板上面における外下レール側
と外障子の召し合せ框下部を対向して両者間の気
密できるようにしたものである。
実施例 第1図、第2図は引き違い戸の下枠部分縦・横
断面図であり、下枠10は取付壁11と高部横壁
12と縦壁13と傾斜した低部横壁14とにより
階段状となると共に、高部横壁12には内下レー
ル15が、低部横壁14には外下レール16が形
成されて内・外下レール15,16間には凹条溝
17が形成してあると共に、縦壁13には凹部1
8が形成してあり、内・外下レール15,16に
内・外障子A,Bが建込んであると共に、前記凹
条溝17に下部風止板Cが装着してある。
下部風止板Cは本体20と引寄体30とを備
え、本体20は横板21の両側に立上り片22と
嵌合片23とを一体形成し、他側にはブロツク2
4を一体形成したものであり、立上り片22は外
下レール16の凹部16aに嵌合する薄板状とな
り、かつ嵌合片23は凹部18に密嵌するブロツ
ク形状となつて本体20は下枠10の内・外下レ
ール15,16間の凹条溝17に嵌め込み装着さ
れると共に、嵌合片23には凹部18の突起片1
8aに嵌合する凹部23aが形成されて位置決め
できるようにしてある。
ブロツク24は巾広部241と巾狭部242とを
有し、巾広部241の端面25は斜面となり、か
つ凹部26が傾めに形成され、その底部にはビス
孔27が傾めに形成してあり、巾狭部242の上
面28にはヒレ片29が複数設けてあると共に、
端面25の残部には切欠25aが形成してある。
前記引寄体30は縦板状の引寄片31と突起部
32とを備え、この突起部32は前記凹部26に
密嵌し、かつ引寄片31に対して斜めとなつてい
ると共に、その一端面33は斜面となり、かつ長
円形の穴34が形成され、その底部には長孔35
が斜めに形成してあると共に、側面には前記切欠
25aに嵌合する突隆部32aが一体形成してあ
る。
そして、突起部32を凹部26に嵌合すると共
に、突隆部32aを切欠25aに密嵌して引寄体
30を本体20に取着すると、引寄片31と巾狭
部242との間に隙間S1が生じ、ビス36を長孔
35よりビス孔27に螺合して連結する。
この様であるから、内・外障子A,Bを閉じる
と内障子Aの召し合せ框40の下部がヒレ片29
に圧着して気密・水密を保持すると共に、外障子
Bの召し合せ框41の煙返し片42の下部が前記
隙間S1に嵌まり込み、外障子Bを室内側に引き寄
せる。
したがつて、外障子Bを十分に引き寄せできる
から縦召し合せ気密材43,44を内障子Aの召
し合せ框40に確実に圧着して遮音効果を優れた
ものとすることができる。
また、ビス36を弛めれば引寄体30を長孔3
5に沿つて本体20に対して移動できるから、引
寄片31の位置を調節できるから、外障子Bの引
き寄せ程度を調節できる。
また、ビス36は斜めとなつて斜め方向に進退
するので、斜め上方よりドライバー等の工具を挿
入して締付け、弛め操作できるから、その操作が
簡単となる。
また、横板21の上面における室外寄り部分
(つまり、外下レール16寄り部分)を外障子B
の召し合せ框41の下部と対向させて両者間の気
密を保持できる。
〔考案の効果〕
本体20のブロツク24上面に設けたヒレ片2
9によつて内障子Aの召し合せ框40下部との間
の気密・水密を保持できると共に、引寄体30の
引寄片31によつて外障子Bを、その召し合せ框
40に設けられた煙返し片42を介して引き寄せ
できる。
また、前記引寄片31はビス36を弛めること
でブロツク24に対して室内外側方向に移動して
位置変更できるから、外障子Bの引き寄せ程度を
調節できる。
また、横板21の内下レール15寄りに設けた
ブロツク24における巾広部241の長手方向端
面25に引寄片31に設けた突起部32をビス3
6で取付けたので、その引寄片31は横板21に
おける幅方向内下レール15寄り位置となり、し
かもブロツク24の外下レール16側の縦面は階
段状となつて外障子Bの召し合せ框40の煙返し
片42を引寄片31と巾狭部242との間に臨ま
せることができるから、横板21の上面における
幅方向外下レール16寄り部分と煙返し片42が
干渉することがなく外障子Bの召し合せ框41下
部と横板21の幅方向外下レール寄り上面の間隔
を小さくして両者間の気密を保持できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図、第2図
は引き違い戸の下枠部分の縦断面図、横断面図、
第3図は下部風止板の分解斜視図、第4図は取付
状態の斜視図である。 20は本体、21は横板、24はブロツク、2
9はヒレ片、30は引寄体、31は引寄片、36
はビス、A,Bは内・外障子、40,41は召し
合せ框、42は煙返し片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下枠10における内下レール15と外下レール
    16との間に装着される所定の幅と長さを有する
    横板21と、該横板21の上面における幅方向内
    下レール15寄りに長手方向に亘つて設けられて
    長手方向一端の巾広部241と長手方向他端の巾
    狭部242とで外下レール16側の縦面が階段形
    状となつたブロツク24と、前記ブロツク24の
    上面に設けた複数のヒレ片29より成る本体20
    及び、 前記ブロツク24の外下レール側の縦面と略同
    一長さの引寄片31と、この引寄片31の長手方
    向一端部に設けられて前記巾広部241の長手方
    向端面25と対向しかつ幅方向の長孔35を有す
    る突起部32より成る引寄体30を備え、 前記引寄体30の突起部32を前記巾広部24
    の長手方向端面25にその長孔35を挿通した
    ビス36にて取付けて引寄片31とブロツク24
    の巾狭部242の外レール16側の縦面との間に
    隙間を形成したことを特徴とする下部風止板。
JP10319284U 1984-07-10 1984-07-10 下部風止板 Granted JPS6120785U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10319284U JPS6120785U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 下部風止板

Applications Claiming Priority (1)

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JP10319284U JPS6120785U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 下部風止板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6120785U JPS6120785U (ja) 1986-02-06
JPH0415908Y2 true JPH0415908Y2 (ja) 1992-04-09

Family

ID=30662586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10319284U Granted JPS6120785U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 下部風止板

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JP (1) JPS6120785U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5587984U (ja) * 1978-12-15 1980-06-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6120785U (ja) 1986-02-06

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