JP2754451B2 - 取付縦材と縦枠連結部のカバー体取付構造 - Google Patents

取付縦材と縦枠連結部のカバー体取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッシ枠を構成する取
付用縦材と縦枠の連結部の室内側にカバー体を取付ける
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】サッシ枠としては例えば実公平3−74
98号公報の第1図に示すように、竪捨枠と呼ばれる取
付用縦材に縦枠を連結し、その取付用縦材の室内部に目
地材と呼ばれるカバー体を取付け、その取付用縦材を建
物躯体開口部に取付けるもの、あるいは実公平3−74
98号公報の第6図に示すように方立と呼ばれる取付用
縦材の左右両側部に左右の縦枠をそれぞれ連結し、その
取付用縦材の室内部に目地材と呼ばれるカバー体を取付
けて連窓とするもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のカバー体は一対
の係合片を備え、取付用縦材に設けた一対の被係合片に
その一対の係合片を係合して取付けてあるから、カバー
体を簡単に取付け、外しできるが、係合片と被係合片の
係合部以外においてカバー体と縦枠が接触し、縦枠とカ
バー体とに亘って熱が伝導するために冬季等にカバー体
に結露が生じてしまう。
【0004】これを解消するには前記縦枠とカバー体と
の接触部に断熱材を設けて縦枠とカバー体とに亘って熱
が伝導しないようにすれば良いが、その断熱材は弾性を
有し、弾性圧縮して縦枠とカバー体に圧接するので、そ
の断熱材の弾性復元力によって係合片と被係合片が正し
く係合しないことがある。
【0005】例えば、係合片と被係合片を室内外側方向
(以下面外方向という)に係脱自在とし、カバー体に断
熱材を面外方向と直交する方向(以下面内方向という)
に向けて装着し、その断熱材を縦枠の面内方向一側面に
圧接することでカバー体を取付ける場合には、断熱材の
弾性復元力でカバー体が面内方向一側に移動して一方の
係合片と被係合片が外れることがある。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした取付用縦材と縦枠連結部のカバー体取付構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】取付用縦材1の面内方向
一側部に縦枠20を取付け、この取付用縦材1の室内側
部に断熱材37を備えたカバー体30を取付けて断熱材
37を縦枠20の面内方向一側面に圧接した取付縦材と
縦枠連結部のカバー体取付構造において、前記取付用縦
材1の室内側部に、面内方向他側に向う被係合突起44
を備えた第1被係合片9と面内方向一側に向う被係合突
起44を備えた第2被係合片10を、第1被係合片9が
面内方向一側寄りで第2被係合片10が面内方向他端寄
りとして面内方向に間隔を置いて室内側に向けて一体的
に設け、前記カバー体30には、面内方向一側に向う
合突起49とこの係合突起49と連続し、前記第1被係
合片9の被係合突起44と当接する面外方向に向う支持
面50を有する第1係合片33と、面内方向他側に向う
係合突起49を備えた第2係合片34を前記第1・第2
被係合片9,10と相対向して一体的に設けてカバー体
30を面外方向に係脱自在とし、このカバー体30にお
ける第1係合片33より面内方向一側寄りに断熱材37
を装着したことを特徴とする取付用縦材と縦枠連結部の
カバー体取付構造。
【0008】
【作 用】第1係合片33、第2係合片34の係合突
起49を第1被係合片9、第2被係合片10の被係合突
起44にそれぞれ係合してカバー体30を取付けできる
し、断熱材37の弾性復元力でカバー体30が面内方向
一側に移動した時に第1係合片33の支持面50が第1
被係合片9の被係合突起44に当接しカバー体30の面
内方向一側への移動を規制して、第2係合片34の係合
突起49が第1被係合片10の被係合突起44より外れ
ることを防止する。これによってカバー体30を面外方
に係脱自在に取付け、そのカバー体30に装着した断
熱材37を縦枠20の面内方向一側面に圧接しても第2
係合片34の係合突部49が第2被係合片10の被係合
突部44より外れることがなく、カバー体30を確実に
取付けできる。
【0009】
【実 施 例】図1に示すように、取付用縦材1は室内
側部となる面内方向に向う室内側縦板2と室外側部とな
る室外側縦板3と、面外方向に向う第1縦板4と第2縦
板5により中空断面の長尺材となり、その室内側縦板2
の面内方向一側部は鉤形に折曲して面内方向に向う一側
部6と面外方向に向う中間部7と面内方向に向う他側部
を有し、その一側部6には第1被係合片9と第2被係
合片10が面内方向に間隔を置いて室内側に向けて一体
的に設けられ、前記中間部7には鉤片11が室内側に向
けて一体的に設けられて室内側に開口した室内側溝部1
2を構成している。
【0010】前記第1縦板4は室内側縦板2の他側部8
と室外側縦板3に亘って一体的に設けられ、第2縦板5
は室内側縦板2の一側部6と室外側縦板3に亘って一体
的に設けられ、この第2縦板5の室外側端部には室外側
に開口した室外側溝部13が形成されていると共に、面
外方向中間部には鉤片14が室外側に向けて一体的に設
けられて室外側に開口した中間溝部15を形成してい
る。
【0011】縦枠20は面外方向に向う取付縦板21の
室外端部に室外側係合突片22、面外方向中間部に中間
係合突片23を室内側に向けてそれぞれ一体的に設け、
前記取付縦板21の室内寄りに室内側突出片24と室内
側支持片25を一体的に設けて成り、その室外側係合突
片22、中間係合突片23を取付用縦材1の室外側溝部
13、中間溝部15にそれぞれ係合すると共に、室内側
突出片24を取付用縦材1の一側部6に接してビス止め
することで縦枠20が取付用縦材1に連結される。
【0012】カバー体30は面内方向に向う第1縦板3
1と面外方向に向う第2縦板32で断面ほぼL字状とな
り、その第1縦板31には第1係合片33と第2係合片
34が面内方向に間隔を置いて室外側に向けて一体的に
設けられ、かつ第1縦板31の面内方向他端部には室外
側に向う係合片35が一体的に設けられ、前記第2縦板
32の凹条溝36には断熱材37が装着されて第2縦板
32の突出端面32aと面内方向他側面32bは断熱材
37で被覆されている。
【0013】前記カバー体30は第1・第2係合片3
3,34を第1・第2被係合片9,10に面外方向に係
合すると共に、係合片35を室内側溝部12に係合して
取付けられ、その断熱材37が縦枠20の取付縦板21
の面内方向一側面における室内寄りと室内側支持片37
に圧接している。
【0014】前記第1被係合片9と第2被係合片10は
図2に示すように、室内側縦板2の一側部6に一体的に
設けた板状の基部40と、この基部40の突出端寄り対
向面に一体的に設けられた被係合部41より成り、この
被係合部41の対向面は面外方向に向けて斜めとなった
先端側の係合案内面42と基端側の被係合面43により
平面ほぼ山形状となって被係合突部44を有している。
【0015】前記第1係合片33と第2係合片34は図
2に示すように、カバー体30の第1縦板31に一体的
に設けた板状の基部45と、この基部45の突出端に一
体的に設けた係合部46より成り、第1係合片33の係
合部46は面内方向に向けて斜めとなった先端側の先端
面47と係合面48より山形状となった係合突部49を
有し、かつその係合面48と連続した支持面50を有
し、その支持面50は基部45よりも厚肉となってい
る。
【0016】前記第2係合片34の係合部46は図2に
示すように、面外方向に斜めとなった先端部47と係合
面48より係合突部49を有し、その係合面48は基部
45まで連続している。つまり、第2係合片34の係合
突部49は第1係合片33の係合突部49よりも支持面
50だけ突出長さが大きくなっている。
【0017】カバー体30を取付けた状態では図2に示
すように、断熱材37が縦枠20の取付縦板21の面内
方向一側面に圧接するので、断熱材37が圧縮変形し、
その断熱材37の弾性復元力でカバー体30は面内方向
一側(図2で右側)に向う力が作用して、第2被係合片
10の被係合突部44より第1係合片34の係合突部4
9が外れようとする。
【0018】しかしながら、第1係合片33の支持面5
0が第1被係合片9の被係合突部44に当接してカバー
体30の移動を規制し、第1係合片34の係合突部49
と第1被係合片40の被係合突部44は係合した状態を
維持するからカバー体30が外れることがない。
【0019】これに対して第1係合片33の係合部46
に支持面50を設けないとカバー体30は断熱材37の
弾性復元力で第1係合片33の基部45が第1被係合片
9の被係合突部44に当るまで面内方向一側方に移動し
て第2係合片34の係合突部49が第2被係合片10の
被係合突部44より外れることがある。
【0020】また、カバー体30の面内方向一側方への
移動を前述のように規制することで係合片35が室内側
溝部12に正しく係合して係合片35が中間部7より離
れて隙間が生じないようになる。
【0021】図3は第2実施例を示し、取付用縦材1の
室内側縦板2を面外方向に向う中間部7と面内方向に斜
めの一側部6と面内方向に向う他側部8より構成し、そ
の第2縦板5を面外方向に斜めとし、その第2縦板5に
面外方向に向う縦板4aと面内方向に向う縦板4bを一
体的に設け、かつその縦板4aと縦板4bを連結して第
1縦板4としてある。
【0022】図4は第3実施例を示し、取付用縦枠1の
室内側縦板2を面外方向に向う中間部7と面内方向に斜
めの一側部6と面内方向に向う他側部8より構成し、室
外側縦板3を面内方向に斜めとし、第1縦板4を面外方
向に向う縦板4aと面内方向に向う横板4bより構成
し、第2縦板5を面外方向に斜めとしてある。
【0023】
【発明の効果】第1係合片33、第2係合片34の係合
突起49を第1被係合片9、第2被係合片10の被係合
突起44にそれぞれ係合してカバー体30を取付けでき
るし、断熱材37の弾性復元力でカバー体30が面内方
向一側に移動した時に第1係合片33の支持面50が第
1被係合片9の被係合突起44に当接しカバー体30の
面内方向一側への移動を規制して、第2係合片34の係
合突起49が第1被係合片10の被係合突起44より外
れることを防止する。これによってカバー体30を面外
方向に係脱自在に取付け、そのカバー体30に装着した
断熱材37を縦枠20の面内方向一側面に圧接しても第
2係合片34の係合突部49が第2被係合片10の被係
合突部44より外れることがなく、カバー体30を確実
に取付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す横断面図である。
【図2】カバー体取付部の拡大横断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の横断面図である。
【図4】本発明の第3実施例の横断面図である。
【符号の説明】
1…取付用縦材、9…第1被係合片、10…第2被係合
片、20…縦枠、33…第1係合片、34…第2係合
片、37…断熱材、44…被係合突起、49…係合突
起、50…支持面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付用縦材1の面内方向一側部に縦枠2
    0を取付け、この取付用縦材1の室内側部に断熱材37
    を備えたカバー体30を取付けて断熱材37を縦枠20
    の面内方向一側面に圧接した取付縦材と縦枠連結部のカ
    バー体取付構造において、 前記取付用縦材1の室内側部に、面内方向他側に向う
    係合突起44を備えた第1被係合片9と面内方向一側に
    向う被係合突起44を備えた第2被係合片10を、第1
    被係合片9が面内方向一側寄りで第2被係合片10が面
    内方向他端寄りとして面内方向に間隔を置いて室内側に
    向けて一体的に設け、 前記カバー体30には、面内方向一側に向う係合突起4
    9とこの係合突起49と連続し、前記第1被係合片9の
    被係合突起44と当接する面外方向に向う支持面50を
    有する第1係合片33と、面内方向他側に向う係合突起
    49を備えた第2係合片34を前記第1・第2被係合片
    9,10と相対向して一体的に設けてカバー体30を
    外方向に係脱自在とし、このカバー体30における第1
    係合片33より面内方向一側寄りに断熱材37を装着し
    たことを特徴とする取付用縦材と縦枠連結部のカバー体
    取付構造。
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