JPH0423190Y2 - - Google Patents
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- JPH0423190Y2 JPH0423190Y2 JP11189687U JP11189687U JPH0423190Y2 JP H0423190 Y2 JPH0423190 Y2 JP H0423190Y2 JP 11189687 U JP11189687 U JP 11189687U JP 11189687 U JP11189687 U JP 11189687U JP H0423190 Y2 JPH0423190 Y2 JP H0423190Y2
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- shoji
- piece
- indoor
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- tight material
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 50
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 39
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 8
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この考案は、引違い窓を構成する室外側障子と
室内側障子との召合わせ部分において、気密・水
密性を保つために用いる障子召合わせ部分の密封
装置に関するものである。 (従来の技術) 一般に、引違い窓における室外側障子と室内側
障子との召合わせ部分の密封装置としては、例え
ば、一方の障子の召合わせ框に、他方の障子の召
合わせ框に当接する召合わせタイト材を設けると
共に、サツシ下枠に、当該サツシ下枠と両障子と
の間を塞ぐ閉塞用部材を固定したものなどが良く
知られている。 (考案が解決しようとする問題点) ところが、上記したような密封装置は、両障子
に共通した召合わせタイト材および閉塞用部材だ
けを用いているため、戸車の軸高さを変えること
によつてそれぞれの障子の建付調整を行つた場
合、召合わせ部分の下端において〓間が生じる可
能性があり、室内外における気密・水密性が低下
することもありうるという問題点があつた。 (考案の目的) この考案は、このような従来の問題点に着目し
て成されたもので、障子の建付調整に対応し、且
つ安定した密封性能を保つことができる障子召合
わせ部分の密封構装置を提供することを目的とし
ている。
室内側障子との召合わせ部分において、気密・水
密性を保つために用いる障子召合わせ部分の密封
装置に関するものである。 (従来の技術) 一般に、引違い窓における室外側障子と室内側
障子との召合わせ部分の密封装置としては、例え
ば、一方の障子の召合わせ框に、他方の障子の召
合わせ框に当接する召合わせタイト材を設けると
共に、サツシ下枠に、当該サツシ下枠と両障子と
の間を塞ぐ閉塞用部材を固定したものなどが良く
知られている。 (考案が解決しようとする問題点) ところが、上記したような密封装置は、両障子
に共通した召合わせタイト材および閉塞用部材だ
けを用いているため、戸車の軸高さを変えること
によつてそれぞれの障子の建付調整を行つた場
合、召合わせ部分の下端において〓間が生じる可
能性があり、室内外における気密・水密性が低下
することもありうるという問題点があつた。 (考案の目的) この考案は、このような従来の問題点に着目し
て成されたもので、障子の建付調整に対応し、且
つ安定した密封性能を保つことができる障子召合
わせ部分の密封構装置を提供することを目的とし
ている。
(問題点を解決するための手段)
この考案による障子召合わせ部分の密封装置
は、引違い窓を構成する室外・室内側障子の召合
わせ部分の密封装置であつて、室外側障子召合わ
せ框の下端に、室内外障子召合わせ框間を塞ぐ召
合わせタイト材の下端側に位置する縦密封片と、
サツシ下枠に当接する下密封片とを備えた室外側
障子シールピースを上下動可能に取付けると共
に、サツシ下枠に、前記召合わせタイト材と縦密
封片とに跨つて重り合うシールフインを備えた召
合わせブロツクを固定し、室内側障子召合わせ框
の下端に、サツシ下枠および前記召合わせブロツ
クに当接する密封片と、前記召合わせタイト材に
当接するタイト材側縦密封片を備えた室内側障子
シールピースを上下動可能に取付けたことを特徴
としている。 (実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図〜第11図は、この考案の一実施例を説
明する図である。 この実施例におけるサツシ下枠1は、第3図、
第7図および第10図に示すように、その室外側
(各図の左側)から、網戸障子5の走行用レール
1a、横壁1b、垂下壁1c、立上り縦壁1d、
上記立上り縦壁1dとともに縦壁を形成する室外
側障子6の走行用レール1e、傾斜横壁1f、垂
下縦壁1g、傾斜縦壁1h、途中の段付部分に水
返し片兼用の突条片1iを備えた立上り縦壁1
j、前記立上り縦壁1jとともに縦壁を形成する
室内側障子7の走行用レール1k、傾斜横壁1
l、室内側垂下縦壁1m、および室内側縦壁1n
などを有している。前記室外側障子6の下框61
における室外側片61aの室内側にはサツシ下枠
1の室外側の縦壁(立上り縦壁1d、室外側障子
用レール1e)と当接する下框タイト材11が設
けてある。また、室内側障子7の下框71におけ
る室外側片71aの室内側には、サツシ下枠1の
室内側の縦壁(立上り縦壁1j、室内側障子用レ
ール1k)と当接する下框タイト材12が設けて
ある。 第1図〜第3図は、室外側障子シールピース、
およびこのシールピースと室外側障子召合わせ框
との取付け状態を示すものである。この室外側障
子シールピース21は、召合わせ框63の下端よ
り中空部内に上下動可能に挿入される本体部分2
1aを有し、本体部分21aの側部には前記中空
部の形状に合わせた突条部21bを有していると
共に、上部には召合わせ框63の外側からシール
ピース取付けねじ22をねじ込むためのめねじ部
21cと、戸車の軸高さを調整する際にドライバ
ー等の治具を通すための長孔21dとを備えてい
るとともに、本体部分21aの下端寄り部分に
は、召合わせ框63への嵌合状態で面一になるよ
うにしたわん曲状突出部21eと、サツシ下枠1
(立上り縦壁1d,縦壁状レール1e,傾斜横壁
1f)に当接する柔軟性のある下密封片21f
と、召合わせ框63に形成したタイト材嵌合部6
3aに嵌合固定した召合わせタイト材15と上下
方向に当接する柔軟性のある縦密封片21gと、
召合わせ框63の下端に形成した切欠63bに嵌
合しかつ下框タイト材11と当接する突部21h
とを備えているものである。 また、サツシ下枠1には、第3図に示すよう
に、召合わせブロツク31が固定してあるが、こ
の召合わせブロツク31は、第4図に示す召合わ
せブロツク本体部31aと、第5図に示すシール
フイン部31dとを組合わせてなるものである。
すなわち、召合わせブロツク本体部31aは、サ
ツシ下枠1に形成した水返し片兼用の突条片1i
に嵌合固定するための嵌合部31bと、シールフ
イン嵌着部31cとを備え、シールフイン部31
dは、前記シールフイン嵌着部31cへの嵌着部
31eと、柔軟性のある複数のシールフイン31
fとを備えているものであり、第6図および第7
図に示すようにサツシ下枠1に固定される。な
お、召合わせブロツク31は、全体を一体に成形
したものであつても良いが、上記の如く別体にす
ることにより、機能に応じた材質を選ぶことがで
きる。 第8図〜第10図は、室内側障子シールピース
および該ピースと室内側障子召合わせ框との取付
け状態を示すものである。 この室内側障子シールピース41は、召合わせ
框73の下端より中空部内に上下動可能に挿入さ
れる本体部分41aを有し、この本体部分41a
には戸車の軸高さを調整する際にドライバー等の
治具を通すための長孔41bを備えていると共
に、本体部分41aの約下半分の部分には前記召
合わせ框73の中空部分から外部に出る突出部分
41cを有し、この突出部分41cには、前記召
合わせタイト材15と当接する柔軟性のあるタイ
ト材側縦密封片41dを備えている。また、本体
部分41aと突出部分41cとの境界部分におい
てはシールピース取付けねじ42をねじ込むため
のめねじ部41eを備えていると共に、本体部分
41aの下端寄り部分には、召合わせ框73への
嵌合状態で面一になるようにしたわん曲状突出部
41fを備え、さらには前記本体部分41aから
突出部分41cにかけての下端には、前記召合わ
せブロツク31の上面に当接する柔軟性のある下
密封片41gと、サツシ下枠1の縦壁((立上り
縦壁1j,縦壁状レール1k)に当接する柔軟性
のある下枠側縦密封片41hとを備えていると共
に、召合わせ框73の下端に形成した切欠73b
に嵌合しかつ下框タイト材12と当接する突部4
1iを備えているものである。 かくして、室外側障子6の召合わせ框63の下
端に室外側障子シールピース21が取付けられ、
サツシ下枠1に召合わせブロツク31が固定さ
れ、室内側障子7の召合わせ框73の下端に室内
側障子シールピース41が取付けられた状態で
は、第11図に示すように、室外側障子6に取付
けた召合わせタイト材15と、室外側障子シール
ピース21に設けた縦密封片21gとが上下方向
に当接した状態となり、前記召合わせタイト材1
5と縦密封片21gとにまたがつて召合わせブロ
ツク31のシールフイン31fが重なり合つた状
態となり、さらに前記召合わせタイト材15と室
内側障子シールピース41に設けたタイト材側縦
密封片41dとが当接した状態となつていて、室
外側障子シールピース21の縦密封片21g、召
合わせブロツク31のシールフイン31f、室内
側障子シールピース41のタイト材側縦密封片2
1d、および召合わせタイト材15がたてに連な
つて召合わせ框63,73間の水密・気密性を確
保すると共に、室外側障子6の下框タイト材11
から、室外側障子シールピース21→縦密封片2
1g→シールフイン31f→召合わせタイト材1
5→召合わせブロツク31→下密封片41g→室
内側障子シールピース41を経て室内側障子7の
下框タイト材12まで、室内外方向のシールライ
ンが形成され、水密・水密性能を高く維持してい
る。 一方、戸車の軸高さを変えることにより建付け
調整を行う際には、シールピース取付けねじ2
2,42をゆるめた状態にしておく。この状態で
は、各シールピース21,41は、各々召合わせ
框63,73の見込み壁に形成した縦長孔63
c,73cの範囲内で上下動可能となつている。 そして、軸高さを変えたときに、召合わせ框6
3,73がより低くなつたときには各シールピー
ス21,41をより深く嵌合させ、反対に召合わ
せ框63,73がより高くなつたときには各シー
ルピース21,41をより多く引出した状態にし
て、各シールピース取付けねじ22,42を締め
付ける。 この建付け調整後において、たとえ室外側障子
シールピース21に形成した縦密封片21gの上
端と、召合わせタイト材15の下端とが離れたと
しても、両者の間にまたがつてシールブロツク3
1のシールフイン31fが当接状態となつてお
り、しかも、シールブロツク31および召合わせ
タイト材15に、室内側障子シールピース41の
下密封片41gおよびタイト材側縦密封片41d
が当接状態となつているので、密封性能が損なわ
れことは全くない。
は、引違い窓を構成する室外・室内側障子の召合
わせ部分の密封装置であつて、室外側障子召合わ
せ框の下端に、室内外障子召合わせ框間を塞ぐ召
合わせタイト材の下端側に位置する縦密封片と、
サツシ下枠に当接する下密封片とを備えた室外側
障子シールピースを上下動可能に取付けると共
に、サツシ下枠に、前記召合わせタイト材と縦密
封片とに跨つて重り合うシールフインを備えた召
合わせブロツクを固定し、室内側障子召合わせ框
の下端に、サツシ下枠および前記召合わせブロツ
クに当接する密封片と、前記召合わせタイト材に
当接するタイト材側縦密封片を備えた室内側障子
シールピースを上下動可能に取付けたことを特徴
としている。 (実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図〜第11図は、この考案の一実施例を説
明する図である。 この実施例におけるサツシ下枠1は、第3図、
第7図および第10図に示すように、その室外側
(各図の左側)から、網戸障子5の走行用レール
1a、横壁1b、垂下壁1c、立上り縦壁1d、
上記立上り縦壁1dとともに縦壁を形成する室外
側障子6の走行用レール1e、傾斜横壁1f、垂
下縦壁1g、傾斜縦壁1h、途中の段付部分に水
返し片兼用の突条片1iを備えた立上り縦壁1
j、前記立上り縦壁1jとともに縦壁を形成する
室内側障子7の走行用レール1k、傾斜横壁1
l、室内側垂下縦壁1m、および室内側縦壁1n
などを有している。前記室外側障子6の下框61
における室外側片61aの室内側にはサツシ下枠
1の室外側の縦壁(立上り縦壁1d、室外側障子
用レール1e)と当接する下框タイト材11が設
けてある。また、室内側障子7の下框71におけ
る室外側片71aの室内側には、サツシ下枠1の
室内側の縦壁(立上り縦壁1j、室内側障子用レ
ール1k)と当接する下框タイト材12が設けて
ある。 第1図〜第3図は、室外側障子シールピース、
およびこのシールピースと室外側障子召合わせ框
との取付け状態を示すものである。この室外側障
子シールピース21は、召合わせ框63の下端よ
り中空部内に上下動可能に挿入される本体部分2
1aを有し、本体部分21aの側部には前記中空
部の形状に合わせた突条部21bを有していると
共に、上部には召合わせ框63の外側からシール
ピース取付けねじ22をねじ込むためのめねじ部
21cと、戸車の軸高さを調整する際にドライバ
ー等の治具を通すための長孔21dとを備えてい
るとともに、本体部分21aの下端寄り部分に
は、召合わせ框63への嵌合状態で面一になるよ
うにしたわん曲状突出部21eと、サツシ下枠1
(立上り縦壁1d,縦壁状レール1e,傾斜横壁
1f)に当接する柔軟性のある下密封片21f
と、召合わせ框63に形成したタイト材嵌合部6
3aに嵌合固定した召合わせタイト材15と上下
方向に当接する柔軟性のある縦密封片21gと、
召合わせ框63の下端に形成した切欠63bに嵌
合しかつ下框タイト材11と当接する突部21h
とを備えているものである。 また、サツシ下枠1には、第3図に示すよう
に、召合わせブロツク31が固定してあるが、こ
の召合わせブロツク31は、第4図に示す召合わ
せブロツク本体部31aと、第5図に示すシール
フイン部31dとを組合わせてなるものである。
すなわち、召合わせブロツク本体部31aは、サ
ツシ下枠1に形成した水返し片兼用の突条片1i
に嵌合固定するための嵌合部31bと、シールフ
イン嵌着部31cとを備え、シールフイン部31
dは、前記シールフイン嵌着部31cへの嵌着部
31eと、柔軟性のある複数のシールフイン31
fとを備えているものであり、第6図および第7
図に示すようにサツシ下枠1に固定される。な
お、召合わせブロツク31は、全体を一体に成形
したものであつても良いが、上記の如く別体にす
ることにより、機能に応じた材質を選ぶことがで
きる。 第8図〜第10図は、室内側障子シールピース
および該ピースと室内側障子召合わせ框との取付
け状態を示すものである。 この室内側障子シールピース41は、召合わせ
框73の下端より中空部内に上下動可能に挿入さ
れる本体部分41aを有し、この本体部分41a
には戸車の軸高さを調整する際にドライバー等の
治具を通すための長孔41bを備えていると共
に、本体部分41aの約下半分の部分には前記召
合わせ框73の中空部分から外部に出る突出部分
41cを有し、この突出部分41cには、前記召
合わせタイト材15と当接する柔軟性のあるタイ
ト材側縦密封片41dを備えている。また、本体
部分41aと突出部分41cとの境界部分におい
てはシールピース取付けねじ42をねじ込むため
のめねじ部41eを備えていると共に、本体部分
41aの下端寄り部分には、召合わせ框73への
嵌合状態で面一になるようにしたわん曲状突出部
41fを備え、さらには前記本体部分41aから
突出部分41cにかけての下端には、前記召合わ
せブロツク31の上面に当接する柔軟性のある下
密封片41gと、サツシ下枠1の縦壁((立上り
縦壁1j,縦壁状レール1k)に当接する柔軟性
のある下枠側縦密封片41hとを備えていると共
に、召合わせ框73の下端に形成した切欠73b
に嵌合しかつ下框タイト材12と当接する突部4
1iを備えているものである。 かくして、室外側障子6の召合わせ框63の下
端に室外側障子シールピース21が取付けられ、
サツシ下枠1に召合わせブロツク31が固定さ
れ、室内側障子7の召合わせ框73の下端に室内
側障子シールピース41が取付けられた状態で
は、第11図に示すように、室外側障子6に取付
けた召合わせタイト材15と、室外側障子シール
ピース21に設けた縦密封片21gとが上下方向
に当接した状態となり、前記召合わせタイト材1
5と縦密封片21gとにまたがつて召合わせブロ
ツク31のシールフイン31fが重なり合つた状
態となり、さらに前記召合わせタイト材15と室
内側障子シールピース41に設けたタイト材側縦
密封片41dとが当接した状態となつていて、室
外側障子シールピース21の縦密封片21g、召
合わせブロツク31のシールフイン31f、室内
側障子シールピース41のタイト材側縦密封片2
1d、および召合わせタイト材15がたてに連な
つて召合わせ框63,73間の水密・気密性を確
保すると共に、室外側障子6の下框タイト材11
から、室外側障子シールピース21→縦密封片2
1g→シールフイン31f→召合わせタイト材1
5→召合わせブロツク31→下密封片41g→室
内側障子シールピース41を経て室内側障子7の
下框タイト材12まで、室内外方向のシールライ
ンが形成され、水密・水密性能を高く維持してい
る。 一方、戸車の軸高さを変えることにより建付け
調整を行う際には、シールピース取付けねじ2
2,42をゆるめた状態にしておく。この状態で
は、各シールピース21,41は、各々召合わせ
框63,73の見込み壁に形成した縦長孔63
c,73cの範囲内で上下動可能となつている。 そして、軸高さを変えたときに、召合わせ框6
3,73がより低くなつたときには各シールピー
ス21,41をより深く嵌合させ、反対に召合わ
せ框63,73がより高くなつたときには各シー
ルピース21,41をより多く引出した状態にし
て、各シールピース取付けねじ22,42を締め
付ける。 この建付け調整後において、たとえ室外側障子
シールピース21に形成した縦密封片21gの上
端と、召合わせタイト材15の下端とが離れたと
しても、両者の間にまたがつてシールブロツク3
1のシールフイン31fが当接状態となつてお
り、しかも、シールブロツク31および召合わせ
タイト材15に、室内側障子シールピース41の
下密封片41gおよびタイト材側縦密封片41d
が当接状態となつているので、密封性能が損なわ
れことは全くない。
以上説明してきたように、この考案の障子召合
わせ部分の密封装置によれば、内外の障子をそれ
ぞれ建付調整した場合であつても、室内側障子シ
ールピースの縦密封片、召合わせブロツクのシー
ルフイン、室内側障子シールピースのタイト材側
縦密封片、および召合せタイト材をたてに連ね
て、召合わせ框間の閉塞状態を保つことができる
と共に、前記室外側障子シールピース、召合わせ
ブロツク、および室内側障子シールピースによつ
て室内外方向のシールラインも維持することがで
き、これにより、召合わせ部分に隙間が生じるの
を確実に防ぐことができ、安定した気密・水密性
能を保つことができるという優れた効果を奏す
る。
わせ部分の密封装置によれば、内外の障子をそれ
ぞれ建付調整した場合であつても、室内側障子シ
ールピースの縦密封片、召合わせブロツクのシー
ルフイン、室内側障子シールピースのタイト材側
縦密封片、および召合せタイト材をたてに連ね
て、召合わせ框間の閉塞状態を保つことができる
と共に、前記室外側障子シールピース、召合わせ
ブロツク、および室内側障子シールピースによつ
て室内外方向のシールラインも維持することがで
き、これにより、召合わせ部分に隙間が生じるの
を確実に防ぐことができ、安定した気密・水密性
能を保つことができるという優れた効果を奏す
る。
第1図a,b,c,およびdは室外側障子シー
ルピースの各々平面図、左側面図、正面図および
斜視図、第2図および第3図は障子召合わせ部分
の室外側障子に室外側障子シールピースを取付け
た状態を示す各々水平断面図および垂直断面図、
第4図a,b,cおよびdは召合わせブロツクの
本体部の各々平面図、左側面図、正面図および右
側面図、第5図aおよびbは召合わせブロツクの
シールフイン部の各々正面図および平面図、第6
図および第7図はサツシ下枠に召合わせブロツク
を固定した状態を示す各々水平断面図および垂直
断面図、第8図a,b,cおよびdは室内側障子
シールピースの各々平面図、正面図、右側面図お
よび斜視図、第9図および第10図は障子召合わ
せ部分の室内側障子に室内側障子シールピースを
取付けた状態を説明する水平断面図および垂直断
面図、第11図は室外側障子に取付けた召合わせ
タイト材と、室外側障子シールピースの縦密封片
と、召合わせブロツクのシールフインと、室内側
障子シールピースのタイト材側縦密封片および下
密封片との位置関係を示す斜視図説明図である。 1……サツシ下枠、6……室外側障子、7……
室内側障子、15……召合わせタイト材、21…
…室外側障子シールピース、21f……下密封
片、21g……縦密封片、31……召合わせブロ
ツク、31f……シールフイン、41……室内側
障子シールピース、41d……タイト材側縦密封
片、41g……下密封片、41h……下枠側縦密
封片、63,73……召合わせ框。
ルピースの各々平面図、左側面図、正面図および
斜視図、第2図および第3図は障子召合わせ部分
の室外側障子に室外側障子シールピースを取付け
た状態を示す各々水平断面図および垂直断面図、
第4図a,b,cおよびdは召合わせブロツクの
本体部の各々平面図、左側面図、正面図および右
側面図、第5図aおよびbは召合わせブロツクの
シールフイン部の各々正面図および平面図、第6
図および第7図はサツシ下枠に召合わせブロツク
を固定した状態を示す各々水平断面図および垂直
断面図、第8図a,b,cおよびdは室内側障子
シールピースの各々平面図、正面図、右側面図お
よび斜視図、第9図および第10図は障子召合わ
せ部分の室内側障子に室内側障子シールピースを
取付けた状態を説明する水平断面図および垂直断
面図、第11図は室外側障子に取付けた召合わせ
タイト材と、室外側障子シールピースの縦密封片
と、召合わせブロツクのシールフインと、室内側
障子シールピースのタイト材側縦密封片および下
密封片との位置関係を示す斜視図説明図である。 1……サツシ下枠、6……室外側障子、7……
室内側障子、15……召合わせタイト材、21…
…室外側障子シールピース、21f……下密封
片、21g……縦密封片、31……召合わせブロ
ツク、31f……シールフイン、41……室内側
障子シールピース、41d……タイト材側縦密封
片、41g……下密封片、41h……下枠側縦密
封片、63,73……召合わせ框。
Claims (1)
- 引違い窓を構成する室外・室内側障子の召合わ
せ部分の密封装置であつて、室外側障子召合わせ
框の下端に、室内外障子召合わせ框間を塞ぐ召合
わせタイト材の下端側に位置する縦密封片と、サ
ツシ下枠に当接する下密封片とを備えた室外側障
子シールピースを上下動可能に取付けると共に、
サツシ下枠に、前記召合わせタイト材と縦密封片
とに跨つて重り合うシールフインを備えた召合わ
せブロツクを固定し、室内側障子召合わせ框の下
端に、サツシ下枠および前記召合わせブロツクに
当接する密封片と、前記召合わせタイト材に当接
するタイト材側縦密封片を備えた室内側障子シー
ルピースを上下動可能に取付けたことを特徴とす
る障子召合わせ部分の密封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11189687U JPH0423190Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11189687U JPH0423190Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63162095U JPS63162095U (ja) | 1988-10-24 |
JPH0423190Y2 true JPH0423190Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=30992254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11189687U Expired JPH0423190Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423190Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003262077A (ja) * | 2003-03-04 | 2003-09-19 | Tateyama Alum Ind Co Ltd | 屋外用下枠フラットサッシの高水密装置(ウォーターバリア) |
-
1987
- 1987-07-23 JP JP11189687U patent/JPH0423190Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003262077A (ja) * | 2003-03-04 | 2003-09-19 | Tateyama Alum Ind Co Ltd | 屋外用下枠フラットサッシの高水密装置(ウォーターバリア) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63162095U (ja) | 1988-10-24 |
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