JPH019918Y2 - - Google Patents

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JPH019918Y2
JPH019918Y2 JP10744983U JP10744983U JPH019918Y2 JP H019918 Y2 JPH019918 Y2 JP H019918Y2 JP 10744983 U JP10744983 U JP 10744983U JP 10744983 U JP10744983 U JP 10744983U JP H019918 Y2 JPH019918 Y2 JP H019918Y2
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JP10744983U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、浴室等の出入口に設ける片引戸に関
し、特に上下枠及び竪枠からなる枠の内側に上下
方向に延びる召し合せ材を設けた片引戸に関す
る。
従来技術 浴室用の片引戸は、一般に、上枠、下枠及び左
右の竪枠からなる枠の内側でかつ左右方向の略中
央に召し合せ材を竪枠と平行に設け、障子を前記
召し合せ材よりも浴室内側において移動可能に設
けており、また障子の上框と下框又は前記上枠と
下枠及び障子の竪枠又は前記召し合せ材に各々気
密材を設けて、浴室の内部と外部の気密を保持し
ている。
しかし、片引戸の上枠は、一般に、当該片引戸
を建屋に取付けるための横方向に延びるサツシ取
付材と当接する垂直壁をレールに対し浴室外側に
レールと平行に設けているため前記垂直壁とレー
ルの間に長手方向に延びる空間部があるが、従来
の片引戸は前記上枠の垂直壁とレールの間の前記
空間部に気密材を設けていないため、浴室の外部
と内部が前記空間部を介して連通しており、従つ
て湯気が前記空間部を介して浴室外に流出する欠
点があつた。
このような欠点をなくすには、前記空間部に気
密材を設ければよいが、片引戸の障子は一般に上
框の上端部が前記空間部に入り込んでいるから、
前記空間部に気密材を設けると前記気密材が障子
の移動の妨げになり、従つて前記空間部に気密材
を設けるためには障子の移動を妨げないように障
子との間に隙間を設けなければならず、その結果
浴室の内部と外部とが前記隙間を介して連通し、
前記空間部の気密性を確実に保つことができな
い。
考案の目的 本考案は、障子の移動を妨げることなしに、上
枠のレールと垂直壁との間の空間部の気密性を確
実に保つことができる片引戸を提供することを目
的とする。
考案の構成 上記目的は本考案によれば、上枠のレールと垂
直壁との間の空間部に風止体をその下面が召し合
せ材に設けた気密材の上面と対面する状態に設
け、またシール材をその上面が前記風止体の下面
に、下面が前記気密材の上面に、前端部が障子の
室外側面に各々接する状態に設けて、前記風止体
により前記空間部の大部分の気密性を保ち、前記
シール材により前記空間部の残りの部分の気密性
を保ち、そして前記風止体をその下端面が障子の
上框よりやや上方に位置する状態に設けて障子の
移動の妨げにならないようにすることによつて達
成される。
実施例 以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明
する。
第1図ないし第4図に示す片引戸は、上枠1、
下枠2及び左右の竪枠3,4をビス等で連結して
枠組し、この枠組の内側でかつ左右方向略中央に
召し合せ材5を竪枠3,4と平行に設けており、
また障子6を前記召し合せ材5よりも浴室内側に
おいて左右に移動可能に設けている。障子6は、
上框7、下框8及び左右の竪框9,10の他に、
中桟11を有している。
上枠1と下枠2は、障子6用のレール12,1
3と平行な取付用の垂直壁14,15をレール1
2,13よりも浴室外側に有しており、垂直壁1
4,15がサツシ取付材(図示せず)に当接した
状態に取付けられる。
召し合せ材5は、第5図に示すように、3つの
壁16,17,18により断面コ字状に作られて
いる。この召し合せ材5には、長手方向に延びる
ビスホール19,20が対面する壁16,17に
対面して形成されており、また壁18は長手方向
に延びる係合凹溝21が壁16側に形成されてい
るとともに長手方向に延びる断面コ字状の空間部
22が壁17側に形成されている。前記係合凹溝
21には断面T字状をした長尺の気密材23が長
手方向全体にわたつて設けられている。
召し合せ材5は、障子6の室外側に位置し、壁
18が上枠1と下枠2の垂直壁14,15よりも
障子6側に突出して気密材23の突条24が障子
6の竪框10に当接する状態に、上下端において
上枠1と下枠2にビス止めされている。
障子6の上框7と下框8には、レール12,1
3に当接する断面略L字状の気密材25,26が
上框7及び下框8の長手方向略全体にわたつて設
けられている。
前記気密材25,26と、召し合せ材5に設け
た気密材23は、軟質の塩化ビニル等柔軟性を有
する材料で作られており、浴室の内部と外部の気
密性を保持している。
しかし、上枠1にはレール12と垂直壁14と
の間に長手方向に延びる空間が存在するため、浴
室の内部と外部とが前記空間部を介して連通して
おり、従つて気密材23,25,26だけでは浴
室内の湯気が前記空間部を介して浴室外に流出し
てしまう。そこで、図に示す片引戸は、上枠1の
レール12と垂直壁14の間の空間部に風止体2
7とシール材28とを設けている。
風止体27は、第6図に示すように、合成樹脂
で直方体状をしており、2つの側面に厚さ方向に
貫通する溝29,30が形成されている。この風
止体27は、溝29,30が上枠1のレール12
と垂直壁14に長手方向に沿つて形成された突片
37,38に係止された状態で上枠1の長手方向
一端側から挿入されて、下面が障子6の上框7の
上端よりやや上方に位置するとともに召し合せ材
5に設けた気密材23の上面と対面する状態に、
上枠1に取付けられて、前記空間部のうち障子6
の上框7よりも上方の部分を閉塞している。
シール材28は、軟質の塩化ビニル等柔軟性を
有する材料で板状に作られており、第5図に示す
ように、下方開口のコ字状をした取付部材31に
一体に取付けられている。
取付部材31は、平行な一対の脚部32,33
と、両脚部32,33の上端を互いに連結する連
結部34とを有し、脚部32が召し合せ材5のビ
スホール19と壁18の空間35に嵌入され、脚
部33が召し合せ材5のビスホール20と壁18
の間の空間36に嵌入された状態に召し合せ材5
の上端に装着されている。
取付部材31の連結部34は、上枠1の垂直壁
14に対する召し合せ材5の突出量とほぼ同じ厚
さを有しているとともに、ほぼ同じ量だけ脚部3
2,33に対して突出しており、前記シール材2
8を前面において上下方向に設けている。
シール材28は、下面が気密材23の上面に接
し、上面が風止体27の下面に接しており、前端
部が障子6の室外側面に接している。取付部材3
1の連結部34は下面が召し合せ材5の上面に接
し、上面が風止体27の下面に接している。これ
により、前記空間部のうち風止体27と、上框7
と召し合せ材5と、気密材23との間の部分の気
密性が保たれる。
この片引戸は、障子6が第1図及び第3図に示
すように左方に移動していると、戸口を閉塞して
おり、右方に移動していると戸口を開放してい
る。
この片引戸は、障子6により戸口を閉塞してい
る状態における浴室の内部と外部との気密性を、
召し合せ材5と障子6に設けた気密材23,2
5,26により保持する他、上枠1のレール12
と垂直壁14の間の空間部に設けた風止体27、
シール材28及びシール材28を召し合せ材5に
取付けている取付部材31とにより保つ。また、
風止体27をその下面が障子6の上框7の上端よ
りやや上方に位置する状態に設けて、シール材2
8をその前端部が障子6の浴室外側の部分に接す
る状態に設けているから、風止体27が障子6の
移動の妨げになることがない。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、たとえばコ字状の取付部材31にシール
材28を取付ける代りに角柱状又は板状の取付部
材にシール材28を取付けて前記取付部材を上枠
1の垂直壁14にビス止めしてもよいし、シール
材28自体を前記垂直壁14又は召し合せ材5に
取付けてもよい。
考案の効果 以上のように本考案は、上枠のレールと、この
レールより室内側に位置する垂直壁との間の空間
部に風止体を設けるとともに、シール材を召し合
せ材に設けた気密材の上面と前記風止体の下面と
障子の室内側面とに接する状態に設けたから、前
記空間部における気密性を確実に保持することが
できる。また、前記風止体をその下面が障子の上
框の上端よりやや上方に位置する状態に設けてい
るし、前記シール材をその前端部が前記障子の室
外側面に接する状態に設けているから、風止体及
びシール材が障子の移動の妨げになることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる片引戸の一例を示す正
面図、第2図は同片引戸の縦断面図、第3図は第
1図の−線断面図、第4図は上枠と召し合せ
材の連結部分の拡大断面図、第5図は召し合せ材
の上部、シール材及び取付部材の一例を示す斜視
図、第6図は風止体の一実施例を示す斜視図であ
る。 1:上枠、2:下枠、3,4:竪枠、5:召し
合せ材、6:障子、12:レール、14:垂直
壁、23:気密材、27:風止体、28:シール
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上枠1、下枠2及び竪枠3,4からなる枠の内
    側でかつ左右方向略中央に召し合せ材5を前記竪
    枠3,4と平行に設け、障子6を前記召し合せ材
    5よりも室内側において左右方向に移動可能に設
    け、前記障子6の室外側面に当接する気密材23
    を前記召し合せ材5の長手方向略全体にわたつて
    設けた片引戸において、 前記上枠1のレール12と、このレール12よ
    りも室外側に位置する垂直壁14との間の空間部
    に、風止体27を、その下面が前記障子6の上框
    7よりもやや上方に位置するとともに前記召し合
    せ材に設けた気密材23の上面と対面する状態に
    設け、かつシール材28を、その上面が前記風止
    体27の下面に、下面が前記気密材23の上面
    に、そして前端部が障子6の室外側面に各々接す
    る状態に設けたことを特徴とする片引戸。
JP10744983U 1983-07-11 1983-07-11 片引戸 Granted JPS6015594U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10744983U JPS6015594U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 片引戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10744983U JPS6015594U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 片引戸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015594U JPS6015594U (ja) 1985-02-01
JPH019918Y2 true JPH019918Y2 (ja) 1989-03-20

Family

ID=30251057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10744983U Granted JPS6015594U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 片引戸

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JP (1) JPS6015594U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180699A (ja) * 2010-03-19 2010-08-19 Sankyo Tateyama Aluminium Inc 上枠及びサッシ窓

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180699A (ja) * 2010-03-19 2010-08-19 Sankyo Tateyama Aluminium Inc 上枠及びサッシ窓

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Publication number Publication date
JPS6015594U (ja) 1985-02-01

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