JPH0130549Y2 - - Google Patents

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JPH0130549Y2
JPH0130549Y2 JP19929583U JP19929583U JPH0130549Y2 JP H0130549 Y2 JPH0130549 Y2 JP H0130549Y2 JP 19929583 U JP19929583 U JP 19929583U JP 19929583 U JP19929583 U JP 19929583U JP H0130549 Y2 JPH0130549 Y2 JP H0130549Y2
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JP
Japan
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rails
main body
notch
side wall
locking piece
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JP19929583U
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JPS60108691U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、引違い戸の下枠と召し合せ框下部と
の間の気密・水密を保持する下部風止装置に関す
るものである。
従来技術 実公昭50−25082号公報に示された様に、下枠
の内・外レール間に、底板に弾性材を介して滑走
板を設けた下部風止部材を取付け、滑走板を常時
押し上げて障子下面に圧接するようにした風止装
置。
実公昭52−46448号公報に示された様に、係止
板と遮蔽板とを連結し、その間に弾性部材を介在
させて遮蔽板を常に押し上げるようにした下部風
止部材を設けて障子下面に圧接するようにした風
止装置、 等が知られている。
しかし、いずれの風止装置であつても滑走板・
遮蔽板を介して下部風止部材が障子開閉につれて
長手方向に動いてしまうので、前者の風止装置で
あると底板に突片を設け、この突片を内外レール
に係止して底板が移動しないようにしているが、
この構造であると底板に設けた突片を内外レール
に係止することは非常に因難であつて、下部風止
部材の取付作業が面倒である。
また、後者の風止装置においては係止板に設け
た突起を内レールに形成した係止用孔に嵌入して
移動しないようにしているが、この構造であつて
も突起を係止用孔に嵌入することは非常に因難で
あり、下部風止部材の取付作業が面倒である。
つまり、滑走板・遮蔽板を備えた下部風止部材
は内・外レール間と略同一の巾で、かつ全体がか
なり厚さを有するものであるから、突片・突起を
内・外レール又は内レールに係合することは非常
に因難であり、下部風止部材の取付作業が面倒と
なつてしまう。
考案の目的 下枠と召し合框下部との間の気密・水密を保持
できると共に、下部風止部材を簡単に取付けで
き、かつ長手方向に移動しないようにできること
を目的とする。
考案の構成 下部風止部材の下本体には内・外下レールの下
向段部に係合合する係合部と係止片とを設け、内
下レールには係止片が密嵌する切欠部を形成し、
下本体に弾性体を介して上本体を設けたもの。
実施例 第1図は引違戸の正面図であり、窓枠Aは上枠
1と下枠2と左右竪枠3,3とにより方形枠とな
り、その内部には内・外障子B,Cが引き違いに
建て込まれて引違戸となつている。
前記内・外障子B,Cは上框4と下框5と戸当
り框6と召し合せ框7とより方形枠となつた枠内
にガラス8が装着してある。
第2図、第3図は第1図の縦断面図、横断面図
であり、上枠1には内・外上レール10,11が
一体形成され、下枠2の傾斜した横壁12には
内・外下レール13,14が一体形成されてい
る。
前記内・外下レール13,14は中空部13′,
14′と上向凹条溝13″,14″とを有し、上向
凹条溝13″,14″にガイドレール15,16が
嵌合してあると共に、内下レール13の室外側壁
13a及び外下レール14の室内側壁14aには
下向の段部17,18がそれぞれ形成されてい
る。
そして、内・外下レール13,14間における
長手方向中間部には下部風止部材19が、内・外
障子B,Cを閉じた時に各召し合せ框7,7の下
部と接するように取付けてある。
第4図は下部風止部材を下枠に取付けた状態の
斜視図であり、下部風止部材19は下本体20と
上本体21とを上下移動自在に嵌め合せると共
に、下本体20と上本体21との間にスポンジ等
の弾性材を設けたものであり、その下本体20の
室外側が下外レール14の下向段部18に係合
し、かつ内下レール13の室外側壁13aの切欠
部23に下本体20の室内側が密嵌して下枠2の
内・外下レール13,14間に取付けられてい
る。
つまり、下本体20は下面が室外側に低く傾斜
した底壁24と左右壁25,25と前後壁26,
27とにより上方が開口した箱状となり、後壁2
7には係止片28が上向に一体形成されていると
共に、この係止片28の上端部は室内側に向けて
折曲して折曲片28aとなつている。
前記左右壁25,25の上部は内側に向けて折
曲されて抜止め片25a,25aとなり、かつ左
右壁25の長さは前記内・外下レール13,14
の室外側壁13a、室内側壁14a間の距離と同
一となり、前後壁26,27の上端面26a,2
7aは左右壁25,25よりも低くなり、かつそ
の高さは内・外下レール13,14の下向段部1
7,18の高さと同一となつていると共に、左右
壁25,25には水抜孔29が形成してある。
前記上本体21は平板状の上壁30と左右壁3
1,31と前後壁32,33とにより下方に開口
した箱状となり、左右壁31,31の端部は外向
に折曲して当接片31a,31aとなつていると
共に、後壁33と上壁30に亘つて前記係止片2
8が遊嵌する切欠34が形成されている。
そして、直方体形状となつた弾性体22を上本
体21内に取付け、この状態で上本体21を左右
壁31,31方向に彎曲変形させて下本体20内
に嵌め合せて上本体21を元の状態に復元させ
る。
これにより、上本体21の当接片31a,31
aが下本体20の抜止め片25a,25aに当接
して上本体21を抜け止めすると共に、係止片2
8が切欠34と対向する。
そして、係止片28を切欠34に向けて折曲さ
せて係止片28を後壁27より前壁26側に変位
させた状態とし、下枠2の内・外下レール13,
14間に、その前後壁上端面26a,27aが
内・外下レール13,14の下向段部17,18
に合致させて長手方向よりスライド挿入させ、係
止片28の折曲片28aを内下レール13の室外
側壁13aに形成した切欠部23に密嵌させて下
部風止部材19を下枠2の内・外下レール13,
14間に取付ける。
これにより、第6図に示すように下本体20の
底壁24が下枠2の横壁12に当接し、前後壁2
6,27の上端面26a,27aが外内下レール
14,13の下向段部18,17の当接して上方
への抜け止めが防止される。つまり、上端面26
a,27aが係合部となつている。また前後壁2
6,27が内・外下レール13,14の室外、内
側壁13a,14aに当接して面外方向の動きが
規制されると共に、係止片28の折曲片28aが
内下レール13の室外側壁13aに形成した切欠
部23に密嵌して長手方向の移動が阻止される。
一方、上本体21は弾性体22で上方に押し上
げられて内・外障子B,Cの召し合せ框7,7の
下面7a,7aに押しつけられるので、下枠2と
召し合せ框下面7a,7aとの間の気密・水密を
保持できる。
考案の考果 上本体21を弾性体22で押し上げて召し合せ
框下面に上壁30を押しつけできるから、召し合
せ框下部と下枠2との間の気密・水密を保持でき
る。
下本体20の係止部26a,27aが内・外下
レール13,14の下向段部17,18に係合し
ているから、上方への移動を防止できる。
下本体20の係止片28が内下レール13の室
外側壁13aに形成した切欠部23に密嵌してい
るから下枠長手方向の移動を防止できる。
また、係止片28を切欠部23より離隔する方
向に変化させて、下部風止部材19を下枠2の長
手方向より内・外下レール13,14間にスライ
ドして挿入することで取付けできるから、下部風
止部材の取付けを簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は引違戸
の正面図、第2図、第3図は第1図の縦断面図、
横断面図、第4図は下部風止部材の取付状態斜視
図、第5図は分解斜視図、第6図は取付状態の縦
断面図である。 2は下枠、7は召し合せ框、7aは下面、1
3,14は内・外下レール、13aは室外側壁、
14aは室内側壁、17,18は下向段部、19
は下部風止部材、20は下本体、21は上本体、
22は弾性体、23は切欠部、28は係止片、3
0は上壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下枠2の内・外下レール13,14間に下部風
    止部材19を設けた下部風止装置において、前記
    内・外下レール13,14の室外側壁13a、室
    内側壁14aに下向弾部17,18を形成すると
    共に、内下レール13の室外側壁13a長手方向
    中間部には下向段部17と連続した切欠部23を
    形成し、前記下部風止部材19を下本体20と上
    本体21を上下動自在に連結し、かつ下本体20
    と上本体21との間に弾性体22を設けて上本体
    21を上方に押し上げた構造とすると共に、前記
    下本体20には内・外下レール13,14の下向
    段部17,18に係合する係合部26a,27a
    と、一方の係合部27aより上方に突出し前記切
    欠部23と同一巾の縦板状となつた係止片28と
    を形成し、前記上本体21は前記内・外下レール
    13,14の室外・内側壁13a,14a間に嵌
    まり込む大きさで、かつ平板状の上壁30を有す
    る形状とすると共に、下本体20の係合部26
    a,27aを内・外下レール13,14の下向段
    部17,18に係合し、かつ係止片28を切欠部
    23に密嵌して下枠2に取付けたことを特徴とす
    る引違戸の下部風止装置。
JP19929583U 1983-12-28 1983-12-28 引違戸の下部風止装置 Granted JPS60108691U (ja)

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JP19929583U JPS60108691U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 引違戸の下部風止装置

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JP19929583U JPS60108691U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 引違戸の下部風止装置

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JPS60108691U JPS60108691U (ja) 1985-07-24
JPH0130549Y2 true JPH0130549Y2 (ja) 1989-09-19

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JP4493100B2 (ja) * 2005-12-27 2010-06-30 Ykk Ap株式会社 サッシ窓
FR2950649B1 (fr) * 2009-09-25 2011-11-04 Sapa Building System Dispositif d'etancheite pour ouverture de type fenetre ou porte-fenetre a vantail coulissant
KR101382560B1 (ko) * 2014-01-02 2014-04-07 정의국 창호용 방풍기구

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JPS60108691U (ja) 1985-07-24

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