JPS6226542Y2 - - Google Patents

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JPS6226542Y2
JPS6226542Y2 JP1978125263U JP12526378U JPS6226542Y2 JP S6226542 Y2 JPS6226542 Y2 JP S6226542Y2 JP 1978125263 U JP1978125263 U JP 1978125263U JP 12526378 U JP12526378 U JP 12526378U JP S6226542 Y2 JPS6226542 Y2 JP S6226542Y2
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frame
door
shoji
synthetic resin
frames
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JP1978125263U
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JPS5541458U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、一般の家屋に用いる戸枠及び戸障
子を硬質合成樹脂製で形成し、且つ、木製の開口
部に簡単確実に装着できるようにした木製開口部
に取着する硬質合成樹脂製窓戸枠に関するもので
ある。
従来、この種の硬質合成樹脂製の戸枠装置は多
数開発されているが、一般家屋に用いる鉄やアル
ミニウム等の材料のものに比べて、防錆、腐蝕及
び断熱等には優れているが、強度が弱いため破損
しやすく、実際に使用される場合は非常に少ない
ものである。
そこで、この考案はこれ等従来の使用されない
原因を改良したもので、戸枠主体を硬質な合成樹
脂製を以つて強靭に構成すると共に、これを木製
の開口枠に取付けせしめ、以つて、他のサツシに
見られない軽量で室内に調和した軟柔感を与えら
れ、遮音性に優れ、且つ、結露水による腐蝕の防
止、更には、優れた断熱性を有する合成樹脂製窓
戸枠装置を提供しようとするものである。即ち、
この考案は開口部に木製よりなる下横縁部材、上
横縁部材及び左右の縦縁部材を方形に組立した開
口枠を有し、この前記開口枠の各部材には各々硬
質合成樹脂製よりなる敷居枠、上枠及び左右の側
枠を装置して障子枠を形成すると共に、その内部
に硬質合成樹脂製よりなる内側戸障子及び外側戸
障子を建付けしたものにおいて、前記敷居枠には
数条の突出軌条を一体に形成すると共に、該下横
縁部材に螺子等の固着手段を以つて固定せしめ
る。そして、左右の該側枠の戸当り側における突
壁内面に軟質合成樹脂製の気密片を対設せしめ、
前記内側戸障子及び外側戸障子には、内外戸障子
の内外召合框及び左右の戸当り框に断面正方形の
中空部を形成すると共に、その中空部の内側に硝
子板が嵌合する凹溝と相対する方形状のガラス押
え突部を各々一体に成形し、且つ各々戸当り框の
室内側に長手方向の把手を一体に成形せしめる。
更に、内召合框及び外召合框の対接面に先端が尖
つた各軟質合成樹脂製よりなる気密突条片を装着
した木製開口部に取着する硬質合成樹脂製の引戸
枠装置を以て上記目的の達成を計つている。
次にこの考案の1実施例を図面について説明す
ると、引戸枠主体1は、開口枠Aと引障子枠Bと
内外戸障子8,9とより構成されている。そし
て、構造物の開口部に取付けられる開口枠Aは、
各種木製の下横縁部材2と、上横縁部材3と、左
右の縦縁部材4とを以つて正方形、直方形等に組
成される。
次に該開口枠Aの内側に取付けられる引障子枠
Bは、前記下横縁部材2に硬質合成樹脂製よりな
る平坦状の敷居枠5をビス27等の固着手段を以
つて取着され、そして、該敷居枠5の表面には長
手方向に2条の突出軌条18,18を一代に成型
せしめ、又、該上横縁部材3の内面には、断面略
E型状等よりなる硬質合成樹脂製の上枠6を接着
剤等の各種固定手段で取付けせしめ、更に、左右
の該縦縁部材4,4には、その内面側に、数個の
突壁20,20を設けた側枠7,7を取付けて構
成されている。
而して前記引障子枠Bには、硬質合成樹脂製よ
りなる内側戸障子8及び外側戸障子9を各々摺動
自在に達付けせしめてある。前記内側戸障子8
は、各々硬質合成樹脂製よりなる内召合框10と
戸当り側の戸当り框14と、下端の下框16と、
上端の上框23と中框17とを以つて枠組され、
且つ、中間に該中框17を介して各種硝子板が嵌
装されている。又、前記外側戸障子9は、外召合
框11と、戸当り側の戸当り框15と、下端の下
框16と上端の上框23と中框17とを以つて枠
組され、内部に各種硝子板が嵌装されている。前
記側枠7,7には、各々数個の突壁20,20…
を形成せしめると共に、戸当り側の突壁20,2
0には先端に内方に向つた相対向した軟質合成樹
脂製の緩衝と気密を兼用する気密片19,19を
各一体に形成せしめてある。更に、前記内外戸障
子8,9の内召合框10と外召合框11及び左右
の戸当り框14,15には、内部に断面方形の中
空部を形成すると共に、該中空部の内側には、中
央に硝子板が嵌合する凹溝と相対する方形状の硝
子押え突部を各々一体に成形し、且つ、該内外戸
障子8,9の各内召合框10と外召合框11との
各内面対接面に先端が尖つた軟質合成樹脂製の係
止と気密との役目をする気密突条片12,13を
対設する如く一体に形成せしめてある。次に下框
16には、その前後内部に戸車又は戸滑り等の滑
走体25を内設すると共に、下框16の下端の該
突出軌条18との対接面に長手方向の凹溝22,
22を穿設し、該凹溝22,22にはモヘヤ等の
密封部材21,21を嵌装せしめてある。又、上
框23には長手方向の内部に方形状の中空部を設
け、且つ上部外側にモヘヤ又は軟質合成樹脂製の
密封部材等の密封部材24を装着せしめてある。
前記内側戸障子8と外側戸障子9との各戸当り
框14,15には、その室内側に開閉を円滑にす
る把手26,26を各々一体成形せしめてある。
符号27は、該敷居枠5を下横縁部材2に固定す
るためのビスを示すもので、28は各縦方向の框
に設けた凹条溝29に取付けた戸当り緩衝材を示
すものである。然し該ビス27に代えて接着剤を
以つて固定する事も当然に考えられるものであ
る。
この考案は上記の如くの構成からなり、上下横
縁部材2,3と左右の縦縁部材4,4とより枠組
された木製の開口枠Aに、敷居枠5、上枠6及び
側枠7よりなる戸障子枠Bを各々固定すると開口
部が出来上り、該戸障子枠Bに内側戸障子8及び
外側戸障子9を建付けすれば円滑に摺動開閉でき
るものである。
斯くしてこの考案においては、木製等の開口枠
に硬質合成樹脂製の戸障子枠を取付けるので、寒
冷地における内側の2重引戸枠装置として容易に
装設できる効果と、両者は各々柔軟を以つて対処
するため、装置が大変に馴染よく美麗となり、従
来のアルミサツシの装着の如く、取付面に隙間
や、ぎごちない屈曲面が生ぜず、開口部全体が柔
かい感覚となる優れた効果がある。更に、硬質合
成樹脂製の該引障子枠に同じく硬質合成樹脂製の
内側戸障子及び外側戸障子を建付けせしめた事に
より、各戸障子の開閉摺動による騒音が皆無であ
り、且つ、既設のアルミサツシの内側に2重引戸
として装着しても、全体が非常に軽量に構成され
るため、開口部に負坦が係らず家屋耐久性にも大
いに関係すると云う実利的な効果がある。
更に、この考案の硬質合成樹脂製窓戸枠装置に
よれば、従来のアルミサツシ等と比較して遮音性
に大変優れ、結露水の防止と結露水による腐蝕等
が完全に防止され、且つ、室外からの騒音も適宜
に吸収すると伝う効果と、全体が硬質合成樹脂製
のため錆等の優れいはなく、更に、家屋と調和す
る独特な色彩が自由に選択できると云う各種多大
な効果がある。
なお、この考案によれば、木製の下横縁部材に
数条の突出軌条を設けた平坦状の敷居枠を直接取
付けせしめたので、敷着が容易であると共に、従
来のサツシの如く、折曲縁を設けた下枠が不要と
なり大変に経済的であると共に、装置が大変に簡
便で水切れ作用が著しく良好である等の効果があ
る。また、内外戸障子の内外召合框と左右の戸当
り框を断面正方形の中空部と中空部の内側に設け
た相対する方形状の硝子押え突部とによつて、各
縦框部分を著しく補強して円滑に摺動する効果が
あり、硝子押え突部の間に硝子板を安定よく嵌着
でき、摺動による振動に対しても強固に保持でき
る効果がある。そして、左右の各縦框に設けた軟
質合成樹脂製の気密片は確実に気密を保守でき、
さらに、内外召合框の対接面に断面三角形の軟質
合成樹脂製とした気密突条片によつては、その先
端が相手の召合框に緩るく常時圧接して通気を防
止すると共に、各々突出した気密突条片は肉厚の
二重構造となつて内外の通気を防ぎ、防寒及び防
音を確実にする優れた効果がある。そして、内外
戸障子の室内側に一体に設けた長手方向の把手
は、硬質合成樹脂製の戸子を強靭化せしめると共
に、障子の開閉を円滑に摺動せしめると云う優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示すもので、第1
図は室内側から見た正面図、第2図は横断平面
図、第3図は同じく縦断側面図、第4図は側枠の
1部欠除した斜面図、第5図は同じく下框の斜面
図、第6図は同じく敷居枠の斜面図である。符号
1は引戸枠主体、Aは開口枠、Bは引障子枠、2
は下横縁部材、3は上横縁部材、4は縦縁部材、
5は敷居枠、6は上枠、7は側枠、8は内側戸障
子、9は外側戸障子、10は内召合框、11は外
召合框、14,15は戸当り框、16は下框、1
8は突出軌条、20は突壁、26は把手である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引戸枠主体1は木製の開口枠Aと戸障子枠B
    と、中框17を有する内外戸障子8,9とより構
    成され、その開口部Aは木製の下横縁部材2、上
    横縁部材3及び左右の縦縁部材4,4を以つて方
    形状に組立し、前記各部材2,3,4,4には硬
    質合成樹脂製よりなる平坦状の敷居枠5と、断面
    E型状の上枠6及び左右の側枠7,7を直接取付
    けて障子枠Bを構成し、該障子枠Bの内部に硬質
    合成樹脂製の内外戸障子8,9を建付けした木製
    開口部に取着する硬質合成樹脂製引戸枠装置に於
    いて、前記敷居枠5には平坦状の表面に2条の突
    出軌条18,18を一体に形成すると共に、該下
    横縁部材2に螺子27を以つて固定し、断面E型
    状の該側枠7,7には、戸当り側の突壁20,2
    0の先端のみに内向に屈曲した軟質合成樹脂の気
    密片19,19を一体に対設し、前記内外戸障子
    8,9の内召合框10と外召合框11及び左右の
    戸当り框14,15には、内部に断面正方形の中
    空部を形成すると共に、該中空部の内側には、中
    央に硝子板が嵌合する凹溝と相対する方形状の硝
    子押え突出部を各々一体に成形し、該内外戸障子
    8,9の内召合框10と外召合框11との各対接
    面に先端が尖つた軟質合成樹脂製の断面三角形の
    気密突条片12,13を縦方向に各々対設し、且
    つ、該内外戸障子8,9の各戸当り框14,15
    には、室内側に長手方向の突出した把手26,2
    6を一体形成すると共に、戸当り框14,15の
    縦方向に鳩尾溝29,29を形成し、該鳩尾溝2
    9,29に緩衝材28,28を各嵌着し、又、該
    内外障子8,9の各下框16には、内部に戸滑り
    等の滑走体18を充填すると共に、下端の突出軌
    条18,18との対接面に長手方向の凹溝22,
    22を形成し、該凹溝22,22にモヘア等の密
    封部材21,21を挿嵌し、上框23には長手方
    向の内部に方形状の中空部を設け、且つ上部外側
    に各種の密封部材24,24を嵌着した事を特徴
    とする木製開口部に取着する硬質合成樹脂製引戸
    枠装置。
JP1978125263U 1978-09-12 1978-09-12 Expired JPS6226542Y2 (ja)

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JPS5541458U JPS5541458U (ja) 1980-03-17
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