JPH0636227Y2 - 中骨と横枠との結合構造 - Google Patents

中骨と横枠との結合構造

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JPH0636227Y2
JPH0636227Y2 JP8451990U JP8451990U JPH0636227Y2 JP H0636227 Y2 JPH0636227 Y2 JP H0636227Y2 JP 8451990 U JP8451990 U JP 8451990U JP 8451990 U JP8451990 U JP 8451990U JP H0636227 Y2 JPH0636227 Y2 JP H0636227Y2
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亮一 金森
正人 中西
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三協アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、トップライト出窓、サンルームあるいは温
室など枠組み構造で構成される構造体であって、中骨と
横枠との結合構造を有するものに関する。
従来技術 例えば、第2図に示すようなトップライト出窓1は屋根
部2、正面部3および両側面部4(a,b)を備え、枠組
み構造で構成された構造体である。
そして、屋根部2は採光のため、中骨5によって複数の
区画に分割され、各中骨5の下端が正面部3の上横枠6
(以下単に横枠という)に結合されている。各区画には
ガラス7が装着され、その周囲には中骨5あるいは横枠
6との間にコーキング8が施されている。
この場合に、中骨5の下端は第3図(イ)あるいは同図
(ロ)のように結合されている。
しかし、この構造は、第3図(イ)の場合、中骨5の下
端が横枠6の中骨側面に形成された取付け溝9の上壁10
が嵌入しているコ字形の部分Aに充分な信頼できるコー
キングを施すのが困難であり、また、同図(ロ)の場合
は中骨5の上面が前記取付け溝9の上壁10の下面に嵌入
して接している部分Bに信頼できるコーキングを施すこ
とが困難で、結局これら中骨と横枠との結合構造におけ
る中骨5と横枠6との外面側接触箇所がメタルタッチの
ままで残ることがある。このため、ガラス7と中骨5、
横枠6間に完全なコーキングを行っても、前記中骨5と
横枠6の結合個所から、雨水が取付け溝9の内部に侵入
し、やがて図のように室内側に溢流してくることがあ
る。
なお、このような事態は、正面部3あるいは側面部4が
ガラスの嵌めころし構造とされる場合に、縦方向の中骨
と正面部3あるいは側面部4の横枠(上下)との結合構
造個所でも生じる。
考案が解決しようとする課題 この考案は、構造体において防水が完全な、中骨と横枠
との結合構造の提供を課題とする。
課題を解決するための手段 枠組みで構成される構造体の、中骨と横枠との結合構造
において、 中骨の横枠側端面に連結金具を固定する。
連結金具を前記横枠の中骨側面に設けた取付け溝に嵌入
して固定する。
このとき、前記取付け溝における上壁の中骨側縁辺と中
骨端面との間にシーラーを圧着させる。
作用 連結金具は中骨の横枠側端を横枠に結合する。
シーラーは中骨の横枠側端面と横枠との当接個所におけ
るメタルタッチを解消する。
実施例 図はトップライト出窓であり、本考案が適用されている
屋根部中骨5と正面部3の上横枠6との結合個所を中心
に説明する。全体構造は第2図と同様で詳しい説明を省
略する。
正面部3の上横枠6(以下横枠という)は、第1図のよ
うに中空の押出し成形材で、上方の中骨5側の面に取付
け溝9を有し、下側にこの例では正面部3に装着する引
き違い障子のための上レール11を備えている。取付け溝
9は横枠6の長手方向に連続して形成され、上壁10と下
壁12を備え、下壁12の中骨側縁にはタイト材取付け部13
が形成されている。
符号14は樋で屋根部2の内面を伝う結露水を受ける。
屋根部2の中骨5は、第4図のように中空の主体部15の
下部から両側へガラス支持翼片17が張り出した押出し成
形材で、主体部15における中空部の中央下部にビスホー
ル18が形成され、また、ガラス支持翼片17の両側端縁に
は上向きのタイト材取付け部16(a,b)が形成されてい
る。
中骨5において、主体部15の上下寸法は横枠6における
取付け溝9の上壁10と下壁12間の外寸法に等しい。ま
た、主体部15の正面側端面(横枠側端面、以下同じ)は
下壁部分を残してガラス支持翼片17の正面側端縁よりシ
ーラー19(後述)の厚さ分だけ切り込み切断され、さら
に、両端縁のタイト材取付け部16(a,b)におけるそれ
ぞれの左右側壁の正面側端は、これら取付け部の幅に相
当する寸法だけ突出して残されている。
中骨5の正面側端部は横枠6にシーラー19を介し、連結
金具20で固定される。
連結金具20の奥行き寸法は取付け溝9の見込み方向寸法
より若干小さく、その高さ寸法は中骨5の取付け溝9に
おける上下壁10,12間の内寸法より小さい。連結金具20
の幅寸法は中骨側では中骨5の主体部15の幅にほぼ等し
いが、正面側では左右両側に張り出すフランジ21に形成
されそれぞれビス孔22が形成されている。
シーラー19は高さ、幅ともに中骨5の主体部15の前記切
り込まれた部分の寸法に等しく、厚さは前記のように切
り込み量にほぼ等しい。
また、前記の連結金具20、シーラー19には、連結金具20
と中骨5の間にシーラー19を介在させて、正面側からビ
ス23をビスホール18に螺合して連結金具20を中骨5に固
定できるように、切欠き24,25およびビス孔26が形成さ
れている。
屋根部2は次のように構成される。
中骨5の正面部側の端を、前記した第4図のように、主
体部を切り込み、翼片17におけるタイト取付け部16(a,
b)の先端を少し突出させてそれぞれ長手方向に対し直
角に整形する。
整形した中骨5の主体部15にシーラー19を当て、さらに
その正面部側から連結金具20をあてがい、ビス23をビス
ホール18にねじ込んで、これらを中骨5に固定する。
横枠6の取付け溝9における下壁12をタイト材取付け部
13共々、中骨5の両側に広がるガラス支持翼片17の幅寸
法だけ切欠く(第5図)。
第5図のように、横枠6の取付け溝9に中骨5に取り付
けた連結金具20を差し込み、連結金具20のフランジ21を
取付け溝9の底面と対向させる。
シーラー19の上縁部を取付け溝9における上壁10の中骨
側縁辺と中骨5における主体部15の端面との間に配置し
て、フランジ21のビス孔22,22に挿通したタッピンねじ2
7で連結金具20を横枠6に固定する。なお、タッピンね
じ27は屋根部2に未だガラス7が装着されていないの
で、連結金具20の側方から取付け溝9を通じて操作する
ことが可能である。
この際、中骨5の上下寸法が取付け溝9の上下寸法に等
しいことと、連結金具20の奥行き寸法が取付け溝9の見
込み方向寸法より若干小さく横枠6と中骨5が引き付け
られるように固定されることから、シーラー19の上端
は、横枠側の上壁10と中骨5との間で圧着される(第1
図)。また、屋根部2の採光面は中骨5で複数の区画に
分割されるとともに、横枠6側のタイト材取付け部13と
中骨5側のタイト材取付け部16はそれぞれの区画で連続
する。
タイト材取付け部13,16上(に取り付けたタイト材上)
にガラス7を載せ、すなわち、屋根部2の各区画にガラ
スを嵌め込んで、それぞれの四周にコーキング8を施
す。
以上により、各区画にガラス7が装着され、その周囲が
コーキングで水密にされた屋根部2が完成する(第6
図)。そして、屋根部2の各中骨5の正面部側端部と正
面部3の横枠6との結合部にはシーラー19が圧着されて
おり、この部分の水密も確実に維持されている。
以上は実施例である。
正面部2あるいは側面部4(a,b)における縦方向の中
骨とこれらの面におけるした横枠ととの結合個所におい
ても前記と同様に構成できる。
シーラー19の上下寸法は、実質的に中骨5における主体
部15の上面から装着位置のガラス上面までの寸法でも良
い。
ガラス支持翼片17の正面側端面はタイト材取付け部16
(a,b)を突出させずに切断しても良い。この場合、横
枠6側のタイト材支持部13を突出させて切り残すことも
ある。
考案の効果 中骨と横枠との結合構造において、中骨と横枠との外面
側接触個所からの漏水を阻止することができる。
シーラーによって中骨と横枠との組付け時に防水構造が
達成されるから、構造体の組付け後に困難なコーキング
を施すなどの手間を削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面にて示すし側面図、第2図は斜視図、第3
図(イ)(ロ)は従来例の要部を示す斜視図、第4図は
分解して示す斜視図、第5図は一部を破断して示す平面
図、第6図は一部の平面図である。 2…屋根部、3…正面部、5…中骨、6…横枠、9…取
付け溝、19…シーラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造体の中骨と横枠との結合構造であっ
    て、中骨の横枠側端面に連結金具が固定され、該金具が
    前記横枠の中骨側面に設けた取付け溝に嵌入して固定さ
    れ、該取付け溝における屋外側壁の中骨側縁辺と中骨端
    面との間にシーラーが圧着されていることを特徴とした
    中骨と横枠との結合構造。
JP8451990U 1990-08-13 1990-08-13 中骨と横枠との結合構造 Expired - Fee Related JPH0636227Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0442585U JPH0442585U (ja) 1992-04-10
JPH0636227Y2 true JPH0636227Y2 (ja) 1994-09-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671098A (ja) 1992-01-29 1994-03-15 Ejnar Jensen & Soen As アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0671098A (ja) 1992-01-29 1994-03-15 Ejnar Jensen & Soen As アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置

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JPH0442585U (ja) 1992-04-10

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