JPS597514Y2 - 建築物におけるガラス保持部の構造 - Google Patents
建築物におけるガラス保持部の構造Info
- Publication number
- JPS597514Y2 JPS597514Y2 JP16953577U JP16953577U JPS597514Y2 JP S597514 Y2 JPS597514 Y2 JP S597514Y2 JP 16953577 U JP16953577 U JP 16953577U JP 16953577 U JP16953577 U JP 16953577U JP S597514 Y2 JPS597514 Y2 JP S597514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- watertight member
- mullion
- inner rim
- glass
- longitudinal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築物のガラス保持構造に関し殊に押縁型式の
カーテンウオール、サッシ等のガラス保持部の構造に関
する。
カーテンウオール、サッシ等のガラス保持部の構造に関
する。
従来のガラス保持構造は第1図に示すように、方立(縦
枠)1を図示せぬ建築物の躯体に固着し、方立1に直角
に上下の無目(横枠)2をL形金具等で結合し、結合部
A−Aにシール材3を施工する。
枠)1を図示せぬ建築物の躯体に固着し、方立1に直角
に上下の無目(横枠)2をL形金具等で結合し、結合部
A−Aにシール材3を施工する。
予め方立に取付けたスペーサ4を介してガラス5を嵌込
む。
む。
次に押縁6を取付け、スペーサ4′を押入し、ガラス5
をスペーサ4,4′を介し方立1と押縁6でもって圧接
保持する。
をスペーサ4,4′を介し方立1と押縁6でもって圧接
保持する。
ガラスと方立及びガラスと押縁間の長手方向の凹所にシ
ール材を充填する。
ール材を充填する。
同様に無目2とガラス5間をスペーサ及びシール材でガ
ラス廻りの水蜜を保持する構造にする。
ラス廻りの水蜜を保持する構造にする。
ところが、シール材7は直接外部環境にさらされている
ので経時変化して劣化し、亀裂を生じて雨水が室内側に
侵入する。
ので経時変化して劣化し、亀裂を生じて雨水が室内側に
侵入する。
空間Pに入った雨水は該空間の下部より方立の外側に流
出することが考えられるが、雨水の一部は更に空間Qに
入る。
出することが考えられるが、雨水の一部は更に空間Qに
入る。
押縁6の上、下端面と無目2との接合点はシール工事が
なされていないので、雨水は容易に室内に漏水する。
なされていないので、雨水は容易に室内に漏水する。
この漏水は押縁と無目との接合点を室内側からシール材
で防止できるが、室内の美観を甚だしく損うので実行さ
れないのが現状である。
で防止できるが、室内の美観を甚だしく損うので実行さ
れないのが現状である。
本考案は押縁を二つの部材、即ち中押縁と内押縁に分割
し又中押縁の上下端に切欠きを設けてシール性を向上さ
せることにより、上記の欠点解消を目白勺とするもので
゛ある。
し又中押縁の上下端に切欠きを設けてシール性を向上さ
せることにより、上記の欠点解消を目白勺とするもので
゛ある。
以下、図面について本考案の実施例を詳述する。
第2図及び第3図において、方立1には外部スペーサ4
、2次スペーサ8其の他取付けに必要な部材を工場にお
いて組付けられている。
、2次スペーサ8其の他取付けに必要な部材を工場にお
いて組付けられている。
このようにした方立を建築物の躯体に固着し、無目2を
結合し、方立1と無目2間の結合部A−Aにシール材3
を施工する。
結合し、方立1と無目2間の結合部A−Aにシール材3
を施工する。
次にガラス5を嵌込む。続いて中押縁9を取付け内部ス
ペーサ4′を押入する。
ペーサ4′を押入する。
中押縁の長手方向の一縁9aで2次スペーサ8を介して
方立1を、又長手方向の他縁9bで内部スペーサ4′を
介してガラス5を圧接し、方立1・ガラス5間及び中押
縁9・ガラス5間の長手方向にシール材7及び7′を充
填する。
方立1を、又長手方向の他縁9bで内部スペーサ4′を
介してガラス5を圧接し、方立1・ガラス5間及び中押
縁9・ガラス5間の長手方向にシール材7及び7′を充
填する。
第3図に示すように、中押縁9の辺部9d(L形断面部
分)の無目2に接する上下端部に切欠き9′を設け、又
辺9eの内部シール材7′に対向した部分の上下端部に
切欠き10を設ける。
分)の無目2に接する上下端部に切欠き9′を設け、又
辺9eの内部シール材7′に対向した部分の上下端部に
切欠き10を設ける。
上記のように切欠き9′を設けたので、中押縁9の辺9
c ,9 eと無目2との室内側接合部11にシール
材を完全に充填することができると共に切欠き10によ
り長手方向のシール材7′と幅方向のシール材11及び
3とが連続する。
c ,9 eと無目2との室内側接合部11にシール
材を完全に充填することができると共に切欠き10によ
り長手方向のシール材7′と幅方向のシール材11及び
3とが連続する。
第3図には接合部シール11を施工することによって幅
方向の接合部シール3、長手方向の2次スペーサ8と長
手方向のシール材7′が連続することによってこの部分
で外部からの漏水が完全に遮断されることを示す。
方向の接合部シール3、長手方向の2次スペーサ8と長
手方向のシール材7′が連続することによってこの部分
で外部からの漏水が完全に遮断されることを示す。
尚第3図では中押縁上端部の切欠き10の図示が省略さ
れている。
れている。
次に内押縁12を取付けて上記のシニル施工部をかくず
。
。
さらに室内化粧板13を取りつけて工事を完了する。
尚、さらに辺部9Cの無目2に接する上下端を一部切欠
くと、シール材3及び11が2次スペーサ8に対し幅広
く接触するので水蜜効果が向上する。
くと、シール材3及び11が2次スペーサ8に対し幅広
く接触するので水蜜効果が向上する。
本考案はこのように構或したので下記の効果を有する。
即ち中押縁9に切欠き10を設けたので長手方向の水蜜
部材7′、幅方向の水密部材11及び3が連続する。
部材7′、幅方向の水密部材11及び3が連続する。
又中押縁9の長手方向端部と無目2間に幅方向の水蜜部
材11を施工したので該幅方向の水密部材11と幅方向
の水密部材3、長手方向の水蜜部材8,7′とが連続す
ることによって接合部における建築物外部からの雨水侵
入が完全に遮断される。
材11を施工したので該幅方向の水密部材11と幅方向
の水密部材3、長手方向の水蜜部材8,7′とが連続す
ることによって接合部における建築物外部からの雨水侵
入が完全に遮断される。
又内押縁12により上記のシール施工部をかくすことが
できる。
できる。
接合部シール3及び11は内押縁でかくされた室内から
見えない部分なのでシール材を充分厚くつけることがで
き、又外部シール材7と異なり室内外の温度変化や太陽
による影響が少ないので経時変化が少なく、半永久的に
シール性を維持することができる。
見えない部分なのでシール材を充分厚くつけることがで
き、又外部シール材7と異なり室内外の温度変化や太陽
による影響が少ないので経時変化が少なく、半永久的に
シール性を維持することができる。
従って室内への漏水はなく、又内押縁によって室内側美
観が損なわれない。
観が損なわれない。
第1図は従来の構造を示す横断面図、第2図は本考案の
ガラス保持部構造を示す横断面図、第3図は第2図の要
部の接合部を示す斜視図である。 1・・・・・・方立、2・・・・・・無目、3.7’,
8.11・・・・・・水密部材、5・・・・・・ガラス
、9・・・・・・中押縁、9 a ,9 b・・・・・
・中押縁の縁部、10・・・・・・中押縁の切欠き、1
3・・・・・・内押縁。
ガラス保持部構造を示す横断面図、第3図は第2図の要
部の接合部を示す斜視図である。 1・・・・・・方立、2・・・・・・無目、3.7’,
8.11・・・・・・水密部材、5・・・・・・ガラス
、9・・・・・・中押縁、9 a ,9 b・・・・・
・中押縁の縁部、10・・・・・・中押縁の切欠き、1
3・・・・・・内押縁。
Claims (1)
- 方立1,1間に無目2を結合して両者間に充填した方立
・無目間の厚さ方向に延びた水蜜部材3と、外側部を上
記方立に当接したガラス5と、一縁部9aを方立の側壁
部に、他縁部9bをガラスの室内側に、夫々方立側壁・
中押縁間及びガラス・中押縁間の長手方向に延びた水蜜
部材8及び7′を介して圧接するとともに、長手方向端
部が上記無目と接触する中押縁9と、中押縁の長手方向
端部と無目間の室内側において上記厚さ方向の水密部材
3及び長手方向の水蜜部材8とに接続する幅方向の水蜜
部材11とを備え、また上記中押縁には該中押縁の長手
方向端であって上記長手方向水蜜部材7′に対向する位
置に水密部材充填可能な切欠10を形或し、上記切欠1
0を介して幅方向の水密部材11と長手方向の水密部材
7′を一体的に接続させ、さらに方立と中押縁とにより
形或する室内側空間を塞ぐようにした少なくとも1個の
内押縁12とを備えたことを特徴とする建築物における
ガラス保持部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16953577U JPS597514Y2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 | 建築物におけるガラス保持部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16953577U JPS597514Y2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 | 建築物におけるガラス保持部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5495141U JPS5495141U (ja) | 1979-07-05 |
JPS597514Y2 true JPS597514Y2 (ja) | 1984-03-07 |
Family
ID=29171689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16953577U Expired JPS597514Y2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 | 建築物におけるガラス保持部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597514Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-19 JP JP16953577U patent/JPS597514Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5495141U (ja) | 1979-07-05 |
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