JP2672789B2 - 付属構築物 - Google Patents

付属構築物

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JP2672789B2
JP2672789B2 JP1579995A JP1579995A JP2672789B2 JP 2672789 B2 JP2672789 B2 JP 2672789B2 JP 1579995 A JP1579995 A JP 1579995A JP 1579995 A JP1579995 A JP 1579995A JP 2672789 B2 JP2672789 B2 JP 2672789B2
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秀起 石原
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バルコニーや廊下等
の付属構築物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バルコニーや廊下等の付属構築物
において、腰壁に採光のための開口部を設ける場合、図
17に示すように、開口部用腰壁パネル51を用いてい
た。この開口部用腰壁パネル51は、その両側に配置さ
れる通常の腰壁パネル50と同様に枠に化粧材を貼着し
たものであるが、図18に示すように、化粧材51bは
下部のみでその上側の枠51aで囲まれた空間を開口部
52としている。この開口部52には、図19に示すよ
うな開口化粧枠53が取付けられる。また、腰壁パネル
50および開口部用腰壁パネル51の上端面に笠木が取
付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、腰壁パ
ネル50および開口部用腰壁パネル51の製造時の誤差
により、施工状態において腰壁パネル50および開口部
用腰壁パネル51の上端面に段差が生じることがある。
このため、笠木の納まりが悪く取付けが困難になるとい
う問題点があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、笠木を納
まり良く取付けることができる付属構築物を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の付属構築物
は、通常の高さより低い開口部用腰壁パネルと、この開
口部用腰壁パネルの両側に配置された通常の高さの一対
の腰壁パネルと、上面が前記一対の腰壁パネルの上端面
と連続するように前記一対の腰壁パネルの対向する側端
面の上部を連結した笠木取付金具と、この笠木取付金
具、前記開口部用腰壁パネルおよび前記一対の腰壁パネ
ルで囲まれた開口部に取付けた開口化粧枠とを備えたも
のである。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、一対の腰壁パネルの
対向する側端面の上部を笠木取付金具で連結するように
したので、笠木取付金具の上面と腰壁パネルの上端面の
段差調整が容易にできる。このため、笠木を納まり良く
取付けることができる。また、このように笠木取付金具
で腰壁パネルの段差を吸収できるので、施工性が向上す
るとともに、開口部用腰壁パネルおよび腰壁パネルの寸
法精度が要求されず容易に製造できる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例の付属構築物を図1ない
し図16に基づいて説明する。この付属構築物は、図2
に示すように、通常の高さより低い開口部用腰壁パネル
1と、この開口部用腰壁パネル1の両側に配置された通
常の高さの一対の腰壁パネル2,2とを備えている。腰
壁パネル2は、図4に示すように、枠2cに外装材2a
を貼着したもので、室内側に露出する枠2cの内面には
化粧板2bが貼着され、その内部に断熱材(図示せず)
が設けてある。開口部用腰壁パネル1も高さ寸法は異な
るが同様の構造である。
【0008】また、図2に示すように、一対の腰壁パネ
ル2,2の対向する側端面の上部は、笠木取付金具3で
連結される。この笠木取付金具3は、図5および図6に
示すように、下向きに開口した溝形の本体3aと、この
本体3aの両端に上端を接合したエンドプレート3b,
3bとからなる。エンドプレート3bには、ボルト挿通
穴4と回転防止のためのねじ穴5が穿設してある。ボル
ト挿通穴4は、図8に示すように、腰壁パネル2の側端
面に穿設された取付穴6に連通する。
【0009】また、図1に示すように、笠木取付金具
3、開口部用腰壁パネル1および一対の腰壁パネル2,
2で囲まれた開口部27に開口化粧枠7が取付けられ
る。この開口化粧枠7は、図1に示すように、アクリル
板8を嵌め込む中枠7aが設けられ、上端面にブラケッ
ト7b、両側端面にフィン7c,7cが固着してある。
また、フィン7cに対応するようにアングル9が腰壁パ
ネル2の側端面に取付けられる。
【0010】さらに、図13および図15に示すよう
に、腰壁パネル2の上端面から笠木取付金具3の上面に
かけて笠木10が取付けられる。笠木10は、笠木本体
11と取付部材12とからなる。笠木本体11は、下向
きに開口し幅方向の両端に係合部11a,11aが設け
られる。取付部材12は、腰壁パネル2または笠木取付
金具3に載置される載置部12aと、上記係合部11
a,11aに弾性係合する被係合部12b,12bとが
形成してある。また、図12に示すように、笠木本体1
1の連結部Aには長寸の取付部材22が用いられ笠木本
体11を連結できる。また、笠木本体11のコーナの連
結部Bには、図14に示すように、コーナ側の端部が約
45度傾斜した取付部材32が用いられる。
【0011】つぎに、施工手順について説明する。付属
構築物の腰壁の位置において開口部用腰壁パネル1の両
側に腰壁パネル2,2を配置した後、図7に示すよう
に、開口部用腰壁パネル1と腰壁パネル2の上端面にブ
チルテープ13を貼り付ける。この後、図8ないし図1
0に示すように、腰壁パネル2,2の対向する側端面の
上部を笠木取付金具3で連結する。このとき、笠木取付
金具3の本体3aの上面が腰壁パネル2の上端面と連続
するように、ボルト14およびねじ15をそれぞれボル
ト挿通穴4およびねじ穴5に挿通し、エンドプレート3
bを腰壁パネル2の側端面に固定する。ボルト14とね
じ15の周辺をコーキングする。
【0012】そして、図11に示すように、腰壁パネル
2の対向する側端面にアングル9をねじ16で取付けた
後、図1に示すように、開口化粧枠7を室内側より開口
部27に押し込み、ブラケット7bおよびフィン7cを
ねじ17にて笠木取付金具3の本体3aおよびアングル
9に固定する。このように開口化粧枠7を開口部27に
取付けた後、アクリル板8を中枠7aに嵌め込んで室内
側より押さえ、ビートにて固定する。また、図15およ
び図16に示すように、開口化粧枠7の下枠および縦枠
と、開口部用腰壁パネル1および腰壁パネル2との取合
い部(室内、室外)にコーキング材19を設ける。
【0013】最後に、図13および図15に示すように
笠木10を取付ける。すなわち、取付部材12,22の
載置部12aを、腰壁パネル2の上端面と笠木取付金具
3の本体3aの上面の所定位置に載置してねじ18で固
定し、笠木本体11を取付部材12の上から被せて係合
部11aを被係合部12bに弾性係合させて取付ける。
【0014】また、この付属構築物のその他の構造を図
4に示し、H形鋼からなる梁20に床材21が支持され
る。また、腰壁パネル2の枠2cは、L形金物24を介
して梁20の上端および下端に固定される。25は非難
ハッチである。この実施例では、一対の腰壁パネル2,
2の対向する側端面の上部を笠木取付金具3で連結する
ようにしたので、笠木取付金具3の上面と腰壁パネル2
の上端面の段差調整が容易にできる。このため、笠木1
0を納まり良く取付けることができる。例えば、腰壁パ
ネル2の上端面と笠木取付金具3の上面とに跨がって笠
木10の取付部材12,22を取付ける場合にも、段差
がないので取付部材12,22を密着させて取付けるこ
とができる。また、このように笠木取付金具3で腰壁パ
ネル2の段差を吸収できるので、施工性が向上するとと
もに、開口部用腰壁パネル1および腰壁パネル2の寸法
精度が要求されず容易に製造できる。
【0015】
【発明の効果】この発明の付属構築物によれば、一対の
腰壁パネルの対向する側端面の上部を笠木取付金具で連
結するようにしたので、笠木取付金具の上面と腰壁パネ
ルの上端面の段差調整が容易にできる。このため、笠木
を納まり良く取付けることができる。また、このように
笠木取付金具で腰壁パネルの段差を吸収できるので、施
工性が向上するとともに、開口部用腰壁パネルおよび腰
壁パネルの寸法精度が要求されず容易に製造でき生産性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の付属構築物の要部分解斜
視図である。
【図2】付属構築物の正面図である。
【図3】付属構築物の概念図である。
【図4】図3のC−C断面図である。
【図5】笠木取付金具の正面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】ブチルテープを貼り付ける説明図である。
【図8】笠木取付金具の取付け説明図である。
【図9】笠木取付金具を取付けた状態の説明図である。
【図10】ボルトおよびねじを使用して笠木取付金具を
取付ける説明図である。
【図11】アングルの取付け説明図である。
【図12】笠木の取付部材の取付け説明図である。
【図13】笠木本体の取付け説明図である。
【図14】コーナに配置される笠木の取付部材の斜視図
である。
【図15】開口部の断面側面図である。
【図16】図15の断面平面図である。
【図17】従来例の付属構築物の正面図である。
【図18】従来の開口部用腰壁パネルの斜視図である。
【図19】開口化粧枠の正面図である。
【符号の説明】
1 開口部用腰壁パネル 2 腰壁パネル 3 笠木取付金具 7 開口化粧枠 27 開口部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の高さより低い開口部用腰壁パネル
    と、この開口部用腰壁パネルの両側に配置された通常の
    高さの一対の腰壁パネルと、上面が前記一対の腰壁パネ
    ルの上端面と連続するように前記一対の腰壁パネルの対
    向する側端面の上部を連結した笠木取付金具と、この笠
    木取付金具、前記開口部用腰壁パネルおよび前記一対の
    腰壁パネルで囲まれた開口部に取付けた開口化粧枠とを
    備えた付属構築物。
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