JP2500142B2 - 柱と壁パネルと梁の連結構造 - Google Patents

柱と壁パネルと梁の連結構造

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JP2500142B2
JP2500142B2 JP18484993A JP18484993A JP2500142B2 JP 2500142 B2 JP2500142 B2 JP 2500142B2 JP 18484993 A JP18484993 A JP 18484993A JP 18484993 A JP18484993 A JP 18484993A JP 2500142 B2 JP2500142 B2 JP 2500142B2
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忠司 谷
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National House Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、柱と壁パネルと梁の
連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、柱50に壁パ
ネル51、梁(図示せず)を連結するため、柱50の上
端に溝形部53が設けられ、この溝形部53の開口面を
除く各面に上記部材51,52を取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、溝形部5
3の開口面に取付けることができないため、外壁パネル
51、梁を3方向までしか連結できないという問題点が
あった。したがって、この発明の目的は、柱の4方向に
壁パネル、梁を取付けることができる柱と壁パネルと梁
の連結構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の柱と壁パネル
と梁の連結構造は、柱の上部に一方向に開口した上端に
エンドプレートを有する溝形部が設けられ、この溝形部
に壁パネルおよび梁を連結する柱と壁パネルと梁の連結
構造において、前記溝形部の開口面に隣接する両フラン
ジに一対の壁パネルの側縁部を取付け、前記開口面に対
向するウエブに前記梁の端部を取付け、前記開口面に別
の壁パネルの側縁部を配置し、前記エンドプレートと前
記別の壁パネルの上端をプレートでボルト接合したこと
を特徴とするものである。
【0005】請求項2の柱と壁パネルと梁の連結構造
は、柱の上部に一方向に開口した上端にエンドプレート
を有する溝形部が設けられ、この溝形部に壁パネルおよ
び梁を連結する柱と壁パネルと梁の連結構造において、
前記溝形部の開口面に隣接する両フランジに一対の壁パ
ネルの側縁部を取付け、前記開口面に対向するウエブに
別の壁パネルの側縁部を取付け、前記開口面に梁の端部
を配置し、この梁の端部に逆L形の取付金物の垂直片を
ボルト固定し水平片を前記エンドプレートにボルト固定
したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】請求項1の構成によれば、溝形部の開口面に壁
パネルの側縁部が配置される構成でも、溝形部のエンド
プレートと壁パネルの上端をプレートでボルト接合する
ようにしたので、柱の4方向に壁パネル、梁を取付ける
ことができる。請求項2の構成によれば、溝形部の開口
面に梁の端部が配置される構成でも、梁の端部に逆L形
の取付金物の垂直片をボルト固定し水平片を溝形部のエ
ンドプレートにボルト固定することができる。これによ
り、柱の4方向に壁パネル、梁を取付けることができ
る。
【0007】
【実施例】この発明の第1の実施例の柱と壁パネルと梁
の連結構造を図1および図2に基づいて説明する。図2
は建物の平面図で、1は入玄関、2はバルコニー、3は
1階補強柱である。図1は図2のA部の詳細を示し、柱
3の4方向に外壁パネル4および入玄関パネル5等の壁
パネル、軒梁6が取付けられる。
【0008】すなわち、柱3の上部に、屋内側に開口し
上端にエンドプレート8を有する溝形部7が設けられ、
この溝形部7の開口面に隣接する両フランジ7a,7a
に外壁パネル4および入玄関パネル5の側縁部がそれぞ
れボルト固定される。また、開口面に対向するウエブ7
bに軒梁6の端部がボルト固定される。そして、開口面
に別の入玄関パネル9の側縁部を配置し、エンドプレー
ト8と入玄関パネル9の上端をプレート10で連結す
る。このプレート10は、2階の外壁パネル等を固定す
るために溝形部7の上部にボルト固定される壁金物11
の下片を入玄関パネル9側へ延出したもである。この場
合、プレート10には、3つのボルト挿通孔が設けてあ
り、中央のボルト挿通孔(図示せず)およびエンドプレ
ート8に設けたボルト挿通孔(図示せず)により壁金物
11(プレート10を含む)が溝形部7にボルト固定さ
れる。また、一側のボルト挿通孔12および入玄関パネ
ル9の上枠に設けたボルト挿通孔(図示せず)により入
玄関パネル9がプレート10にボルト固定される。同様
に、他側のボルト挿通孔13および軒梁6に設けたボル
ト挿通孔(図示せず)により軒梁6がプレート10にボ
ルト固定される。
【0009】この実施例では、溝形部7の開口面に入玄
関パネル9が配置される構成でも、溝形部7のエンドプ
レート8と入玄関パネル9の上端をプレート10でボル
ト接合するようにしたので、柱3の4方向に壁パネル
4,5,9、軒梁6を取付けることができる。図3は第
2の実施例である。この実施例では、柱3の上部に設け
た溝形部7が屋外側に開口しており、両フランジ7a,
7aに、外壁パネル4、入玄関パネル5の側縁部が第1
の実施例と同様にボルト固定され、ウエブ7bに入玄関
パネル9の側縁部がボルト固定されている。また、開口
面に配置される軒梁6は逆L形の取付金物14を介して
溝形部7に取付けられる。すなわち、この取付金物14
は、ボルト挿通孔が穿設された垂直片14aと水平片1
4bからなり、垂直片14aを軒梁6の端部にボルト固
定した後、水平片14bを溝形部7のエンドプレート8
にボルト固定する。
【0010】この実施例では、溝形部7の開口面に軒梁
6が配置される構成でも、軒梁6の端部に逆L形の取付
金物14の垂直片14aをボルト固定し水平片14bを
溝形部7のエンドプレート8にボルト固定することがで
きる。これにより、柱3の4方向に壁パネル4,5,
9、軒梁6を取付けることができる。図4および図5は
第3の実施例である。この実施例では、第1の実施例と
同様に溝形部7が屋内側に開口しており、両フランジ7
a,7aに、外壁パネル4、入玄関パネル5の側縁部が
ボルト固定され、ウエブ7bに軒梁6がボルト固定され
ている。また、溝形部7の開口面に側縁部が配置される
入玄関パネル9は、Z形金物15により2階床パネル1
6に連結される。すなわち、Z形金物15は、ボルト挿
通孔16を穿設した上片15aと下片15bからなり、
上片15aが入玄関1の上の2階床パネル15の下枠に
ボルト固定され、下片15bが入玄関パネル9の上端に
ボルト固定される。
【0011】この実施例では、溝形部7の開口面に入玄
関パネル9の側縁部が配置される構成でも、この入玄関
パネル9はZ形金物15により2階床パネル16に連結
することができる。これにより、柱3の4方向に壁パネ
ル4,5,9、軒梁6が配置される構成に対応できる。
なお、この場合は、溝形部7の上部に固定される壁金物
がどのような形状であっても対応可能である。
【0012】
【発明の効果】請求項1の柱と壁パネルと梁の連結構造
によれば、溝形部の開口面に壁パネルの側縁部が配置さ
れる構成でも、溝形部のエンドプレートと壁パネルの上
端をプレートでボルト接合するようにしたので、柱の4
方向に壁パネル、梁を取付けることができる。
【0013】請求項2の柱と壁パネルと梁の連結構造に
よれば、溝形部の開口面に梁の端部が配置される構成で
も、梁の端部に逆L形の取付金物の垂直片をボルト固定
し水平片を溝形部のエンドプレートにボルト固定するこ
とができる。これにより、柱の4方向に壁パネル、梁を
取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】その位置を示す説明図である。
【図3】第2の実施例の分解斜視図である。
【図4】第3の実施例の斜視図である。
【図5】その要部分解斜視図である。
【図6】従来例の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
3 柱 4,5 壁パネル(外壁パネル,入玄関パネル) 6 軒梁 7 溝形部 7a フランジ 7b ウエブ 8 エンドプレート 9 別の壁パネル(入玄関パネル) 10 プレート 14 取付金物 14a 垂直片 14b 水平片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 611 6951−2E E04B 2/56 611B 622 6951−2E 622B 6951−2E 622J 632 6951−2E 632B 6951−2E 632J 651 6951−2E 651A 6951−2E 651L 652 6951−2E 652J 1/00 501 1/00 501Z

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱の上部に一方向に開口した上端にエン
    ドプレートを有する溝形部が設けられ、この溝形部に壁
    パネルおよび梁を連結する柱と壁パネルと梁の連結構造
    において、 前記溝形部の開口面に隣接する両フランジに一対の壁パ
    ネルの側縁部を取付け、前記開口面に対向するウエブに
    前記梁の端部を取付け、前記開口面に別の壁パネルの側
    縁部を配置し、前記エンドプレートと前記別の壁パネル
    の上端をプレートでボルト接合したことを特徴とする柱
    と壁パネルと梁の連結構造。
  2. 【請求項2】 柱の上部に一方向に開口した上端にエン
    ドプレートを有する溝形部が設けられ、この溝形部に壁
    パネルおよび梁を連結する柱と壁パネルと梁の連結構造
    において、 前記溝形部の開口面に隣接する両フランジに一対の壁パ
    ネルの側縁部を取付け、前記開口面に対向するウエブに
    別の壁パネルの側縁部を取付け、前記開口面に梁の端部
    を配置し、この梁の端部に逆L形の取付金物の垂直片を
    ボルト固定し水平片を前記エンドプレートにボルト固定
    したことを特徴とする柱と壁パネルと梁の連結構造。
JP18484993A 1993-07-27 1993-07-27 柱と壁パネルと梁の連結構造 Expired - Lifetime JP2500142B2 (ja)

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