JP3474290B2 - 建物ユニットの天井施工方法 - Google Patents
建物ユニットの天井施工方法Info
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Description
工方法に係り、例えば玄関ポーチ部を備えた建物ユニッ
トに利用できる。
複数の建物ユニットを建設現場で組合わせることにより
建てられている。また、この建物ユニットは、互いに平
行な2本の長辺梁を備えるとともに天井面材を張りつけ
て形成された天井パネルと、この天井パネルと対向して
配置され互いに平行な2本の長辺梁を備えるとともに床
面材を張りつけて形成された床パネルと、各2本の柱と
これらの柱の上端間および下端間同士を結合する上下の
短辺梁とで形成された壁パネルである妻パネルとを備え
ており、これらの各パネルを総組み工程で組み立てるこ
とにより建物ユニットの骨組みが形成されている。そし
て、このような骨組みに内壁や外壁等を取り付けること
により建物ユニットが形成されるようになっている。
ト内に造作材を取り付ける場合には、建物ユニットの大
きな開口部、すなわち横方向から差し込んで取り付ける
のが一般的である。従って、建物ユニットの天井を形成
する天井面材が全面に予め張り付けられていても、造作
材の取り付けには何ら差し支えない。しかし、一つの建
物ユニット内に例えば居室部と玄関ポーチ部とが設けら
れることがあり、このような場合には、居室部と玄関ポ
ーチ部との境界には造作材である外壁が取り付けられる
ようになっている。そして外壁の取り付けは、クレーン
での吊り込み作業により建物ユニットの上方から落とし
込んで行われるようになっている。このため、天井パネ
ルの全面に天井面材が張り付けられていては、外壁を建
物ユニットの上方から差し入れて取り付けることはでき
ないので、天井パネルに外壁を落とし込むための開口部
が必要となる。また、その一方で、天井パネルに開口部
を形成した場合、そこから外壁を落とし込んだ後開口部
を塞ぐためには、総組み後に天井材等を上向きになって
取り付ける打ち上げ作業を行わなければならず、作業が
大変であるという問題が生じていた。
開口部を容易に塞ぐことができるようになる建物ユニッ
トの天井施工方法を提供することにある。
トの天井施工方法は、天井パネル、床パネルおよび壁パ
ネルを組み合わせて構成された建物ユニットに玄関ポー
チ用の天井を施工する建物ユニットの天井施工方法であ
って、前記天井パネルを構成する2本の長辺上梁間に中
間梁を架けわたし、この中間梁を境にして前記天井パネ
ルの玄関ポーチに相当する部分に開口部を残して残りの
部分に天井面材を取り付け、前記開口部から前記玄関ポ
ーチ用外壁を落とし込むとともに前記中間梁に設けられ
たブラケットに取り付けて建物ユニットの内部に配置
し、この後、前記開口部にその上方から前記玄関ポーチ
用補助天井パネルを落とし込み、この補助天井パネルに
設けられたブラケットの係止部を前記中間梁および前記
壁パネルの上梁に係止させ、前記補助天井パネルによっ
て前記開口部を塞ぐことを特徴とするものである。
井パネルの開口部から落とし込んだ後、この開口部に補
助天井パネルを落とし込めばよいので、天井パネルに形
成された開口部を容易に塞ぐことができる。この際、補
助天井パネルに設けられたブラケットを中間梁および壁
パネルに係止させるだけでよいので、補助天井パネルの
落とし込みが容易となり、かつ、補助天井パネルは正確
に位置決めされる。
明する。図1には、本実施例の建物ユニットの天井施工
方法が適用される建物ユニット1を分解した状態が示さ
れている。建物ユニット1は、互いに平行な2本の長辺
上梁10を複数本の天井小梁11等で結合して形成され
た天井パネル2と、この天井パネル2と対向して配置さ
れ互いに平行な2本の長辺下梁13を複数本の根太14
等で結合して形成された床パネル3と、各2本の柱16
およびこれらの柱16の上端間と下端間同士を結合する
短辺上梁17、短辺下梁18で形成され、天井パネル2
と床パネル3との両端に配置される壁パネルである2つ
の妻パネル4A,4Bとを備えている。そして、これら
の各パネル2,3,4A,4Bを、総組み工程において
組み合わせることにより、建物ユニット1の骨組み5
(図2参照)が形成されるようになっている。なお、天
井パネル2には予め天井面材31が取り付けられ、ま
た、床パネル3には床面材6が取り付けられている。
本の長辺上梁10間において妻パネル4A側には、断面
コ字形状の中間上梁20が架けわたされており、この中
間上梁20を境界として、図2,3中右側が例えば居室
部35となっており、左側が例えば玄関ポーチ部36と
なっている。
短辺上梁17の下面には断面L字状のブラケット24,
25がそれぞれ固着され、ブラケット24には造作材で
あるポーチ部36用の外壁26が取り付けられ、ブラケ
ット25には建物ユニット1の外壁27が取り付けられ
ている。ここで、中間上梁20の下面とポーチ部用外壁
26の上面との間には空間30が形成されている。
部、つまり中間上梁20と妻パネル4B側の短辺上梁1
7の間、かつ、天井小梁11の下面には、例えば2枚重
ねの石膏ボードで形成された前記天井面材31が取り付
けられている。さらに、上記両外壁26,27の内側に
は、内壁32,32が取り付けられている。これらの内
壁32は、その上部は釘33によって天井小梁11に、
下部は図示しないが同様に釘によって床材と根太とに固
定されるようになっている。このように、内壁32,3
2、天井材31等で囲まれた室内が居室部35となって
いる。
梁17と天井パネル2において玄関ポーチ部36に該当
する長辺上梁10には、断面L字形状の幕部材46が取
り付けられている。この幕部材46は例えば前記外壁2
6,27と同一材質となっており、短辺上梁17と長辺
上梁10のポーチ部36の部分とを隠すようになってい
る。また、この幕部材46の下部と短辺上梁17の下面
との間には空間30が形成されている。
いて玄関ポーチ部36の上方は開口部37となってお
り、この開口部37に補助天井パネル40が天井パネル
2の上方から落とし込まれて配置されるようになってい
る。補助天井パネル40は、波板状鉄板等で形成された
ポーチ部用天井材41と、この天井材41を下面で支持
する角材状の3本の野縁42と、これらの野縁42の長
手方向両端の上面に取り付けられた断面クランク状の大
小のブラケット43,44とを含んで構成されている。
示すように、前記開口部37の幅より僅かに広く形成さ
れるとともに、前記空間30,30’内に納まるように
なっている。野縁42は開口部37の幅内に挿通可能な
長さ寸法に形成されている。また、大きなブラケット4
3は水平な係止部43Aを有するとともに、この係止部
43Aを介して妻パネル4Aの短辺上梁17の上面に載
せられるようになっている。小さなブラケット44は水
平な係止部44Aを有するとともに、この係止部44A
を介して中間上梁20の上面に載せられるようになって
いる。
に配置されたとき、ポーチ部用天井材41の両端により
開口部37は隠れるようになっており、また、天井材4
1の下面と居室部35の天井面材31の下面とは、ほぼ
同一高さとなっている。なお、補助天井パネル40は所
定の位置に配置された後、大小のブラケット43,44
の係止部43A,44Aが溶接等により上記短辺上梁1
7、中間上梁20に固着されるようになっている。ま
た、図3において符号50は、玄関ポーチ部36を備え
た建物ユニット1の図中向こう側に配置された他の建物
ユニット1に設けられた玄関ドアである。
施工方法を説明する。まず、総組み工程において内壁3
2、天井材31等が取り付けられた建物ユニット1に、
クレーンで吊り下げた造作材であるポーチ部用外壁26
を、天井パネル2の上方から開口部37から落とし込
み、この外壁26を第1のブラケット24に取り付け
る。そして、外壁26で居室部35と玄関ポーチ部36
との境界とする。この際、外壁26が開口部37内に入
りにくいときは、まず斜めに差し込んみ、開口部37を
通過した後で元に戻すようにする。
を落とし込む。この際、ポーチ部用天井材41の幅方向
両端が短辺上梁17の下面と幕部材46の下部における
内側面との間の隙間30’、および中間上梁20の下面
と外壁26の上面との間の隙間30内に納まるように、
天井材41を開口部37の幅方向に交互にずらしながら
落とし込んでゆく。大小のブラケット43,44が短辺
上梁17、中間上梁20の上面に載せられ所定の位置に
配置された後、両ブラケット43,44の係止部43
A,44Aと短辺上梁17、中間上梁20とを溶接して
補助天井パネル40を固定する。
効果がある。すなわち、建物ユニット1の天井パネル2
に形成された開口部37には、そこからポーチ部用外壁
26を差し込みこの外壁26を取り付けた後、補助天井
パネル40が落とし込まれるため、玄関ポーチ部36の
天井を容易に形成でき、かつ、天井パネル2の開口部3
7を容易に塞ぐことができる。また、補助天井パネル4
0は、ポーチ部用天井材41、野縁42、大小のブラケ
ット43,44等で一体形成され、簡単な構造なので取
扱いやすい。
ケット43,44は、水平な係止部43A,44Aをそ
れぞれ有し、これらの係止部43A,44Aをポーチ部
36の短辺上梁17と中間上梁20との上に載せるだけ
でよいので、補助天井パネル40の位置決めが容易とな
る。また、補助天井パネル40のポーチ部用天井材41
の幅寸法は、開口部37の幅寸法より広いので、開口部
37が完全に隠れ、これにより、下方から短辺上梁17
や中間上梁20等の骨組みが見えないという効果があ
る。また、玄関ポーチ部36の短辺上梁17、天井パネ
ル2の一部の長辺上梁10の外周等は幕部材46で被わ
れており、それらの梁17,10が隠されるので、美観
的にも優れる。
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれば
次に示すような変形例を含むものである。例えば、前記
実施例では、補助天井パネル40のポーチ部用天井材4
1は波板状鉄板で形成されていたが、これに限らず、通
常の鉄板、合成樹脂製の板部材、あるいは居室部35の
天井面材31と同様の石膏ボード等で形成してもよい。
0は大小のブラケット43,44の水平な係止部43
A,44Aを、短辺上梁17、中間上梁20の上面に載
せた後、例えば溶接で固着するようにしたが、これに限
らず、例えば、大小のブラケット43,44の係止部4
3A,44Aの下面に凸部を形成するとともに、短辺上
梁17、中間上梁20の上面に凹部を形成し、凸部を凹
部に係合させるようにしてもよい。このようにすれば、
補助天井パネル40の位置決めが容易となり、落とし込
み作業がより容易となる。
ニットの天井施工方法によれば、造作材を天井パネルの
開口部から落とし込んだ後、この開口部に補助天井パネ
ルを落とし込めばよいので、天井パネルに形成された開
口部を容易に塞ぐことができるという効果がある。
解斜視図である。
の状態を示す斜視図である。
ネルが落とし込まれた状態を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 天井パネル、床パネルおよび壁パネルを
組み合わせて構成された建物ユニットに玄関ポーチ用の
天井を施工する建物ユニットの天井施工方法であって、
前記天井パネルを構成する2本の長辺上梁間に中間梁を
架けわたし、この中間梁を境にして前記天井パネルの玄
関ポーチに相当する部分に開口部を残して残りの部分に
天井面材を取り付け、前記開口部から前記玄関ポーチ用
外壁を落とし込むとともに前記中間梁に設けられたブラ
ケットに取り付けて建物ユニットの内部に配置し、この
後、前記開口部にその上方から前記玄関ポーチ用補助天
井パネルを落とし込み、この補助天井パネルに設けられ
たブラケットの係止部を前記中間梁および前記壁パネル
の上梁に係止させ、前記補助天井パネルによって前記開
口部を塞ぐことを特徴とする建物ユニットの天井施工方
法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の建物ユニットの天井施
工方法において、前記建物ユニットの前記天井パネルに
前記2本の長辺上梁間に架けわたして中間梁を設けると
ともに、前記補助天井パネルに係止部を有するブラケッ
トを取り付け、前記補助天井パネルを前記開口部に落と
し込むとき、前記ブラケットの係止部を前記中間梁およ
び前記壁パネルの上梁に係止させることを特徴とする建
物ユニットの天井施工方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の建物ユニット
の天井施工方法において、前記補助天井パネルは玄関ポ
ーチの天井を構成することを特徴とする建物ユニットの
天井施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31171894A JP3474290B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 建物ユニットの天井施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31171894A JP3474290B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 建物ユニットの天井施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08165739A JPH08165739A (ja) | 1996-06-25 |
| JP3474290B2 true JP3474290B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=18020642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31171894A Expired - Fee Related JP3474290B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 建物ユニットの天井施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3474290B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP31171894A patent/JP3474290B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH08165739A (ja) | 1996-06-25 |
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