JP2007068966A - 遊技機島の島柱ユニット - Google Patents

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充 園田
Kazuyoshi Matsunaka
和義 松中
Katsumi Hirano
勝美 平野
Tatsuya Fujio
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Abstract

【課題】 遊技場床面に対してレベル出しが可能であり、かつ、少なくとも遊技機島長手方向に移動可能な遊技機島の島柱ユニットを提供する。
【解決手段】 遊技機群支持のために幅方向対向配置した腰下構造(3)と、当該腰下構造の各々から突き出した受け部(17)と、を有する遊技機島(1)に設置可能な島柱ユニット(5,75)を構成する。島柱ユニットは、当該受け部各々の上面に載置して長手方向にスライド可能に、かつ、当該受け部各々に固定可能なガイド片(35)と、当該ガイド片各々の上に平行起立する支柱(25)と、支柱各々を互いに連結する連結構造(33,79)と、当該支柱各々の下端部に設けた伸縮支持構造(39)と、伸縮支持構造に対して進出した伸縮棒(47)の下端が、当該腰下構造間の床面に着地して当該島柱ユニットの荷重を当該受け部との間で分担負担可能に構成してする。
【選択図】 図4

Description

この発明は、背中合わせに並列する遊技機群を下方支持させるために幅方向対向配置した腰下構造間に長手方向所定間隔毎に設置可能な遊技機島の島柱ユニットに関するものである。なお、本明細書において「遊技機」とは、パチンコ機やパチスロ機等の遊技機の総称をいう。
遊技場には、複数の遊技機(遊技機群)の集合体である遊技機島が設置される。遊技機島は、遊技場の床面に設置されるが、この遊技場床面は水平面であることが遊技機島を設置する上で理想的ではあるが、実際の遊技場床面には、凹凸、うねり、傾斜等が普通である。一方、遊技機は、それがパチンコ機であろうとパチスロ機であろうと、また、これら以外の遊技機であろうとに関わらず、可及的に水平状態で設置される必要がある。水平状態で設置されていないと、遊技に悪影響を与えかねないからである。端的な例として、たとえば、水平が保たれず傾斜したパチンコ機がある。傾斜したパチンコ機で遊技を行うと、その傾斜によりパチンコ玉の流れが変わってしまう。これが、遊技への悪影響である。遊技機を水平状態で設置すること、すなわち、レベル出しは、遊技機設置に不可欠な作業である。
そのような遊技機のレベル出しの技術として特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示されたレベル出し技術(以下、「従来のレベル出し技術」という)は、遊技場床面に固定した床固定金具にU字状フレームを取り付ける構成を採用しており、レベル出しは、U字状フレームの水平枠下端両脇から下方に突出するアジャスターボルトの突出量を調整することにより行うようになっている。すなわち、両脇に位置するアジャスターボルトの突出量を個別調整することによって、床固定金具に対する位置関係を調整し、これによって、U字状フレーム自体の水平レベルを得られるように構成されている。床固定金具は、2枚の垂直板を備えていて、これらの垂直板の間にU字状フレームを抱えるように支持させられるように、そして、この抱え支持によってU字状フレームを自立可能に構成されている。U字状フレームは、遊技機島を構成するためのユニットや遊技機等を取り付けるための部材である。
特開2004−173851号公報(段落0011、0014、0016、図3参照)
しかしながら、従来のレベル出し技術には、次の点で改良の余地がある。すなわち、アジャスターボルトはU字状フレームと床固定金具との間の位置関係を調整するものであるから、従来のレベル出し技術には、位置関係の調整相手として床固定金具が不可欠である。床固定金具には2枚の垂直板が設けられ、これらの垂直板間にU字状フレームを差し込み支持させる構造であるため、U字状フレームを遊技機島の長手方向(垂直板に対する垂直方向)に簡単に移動させることができない。U字状フレームを移動させるためには床固定金具ごと移動させる必要があるが、床固定金具は床面に固定してあるものであるから、これを移動させることは手間がかかりすぎて現実的ではないからである。上記したU字状フレームに限らず、その名称を問わずおよそ遊技機島において使用されるフレーム(島柱ユニット)等は、たとえば、遊技機島の組み立てを容易にするため、遊技機島の事後的改良(幅寸法の異なる遊技機との交換)のために、遊技機島長手方向への移動が必要である。本発明が解決しようとする課題は、遊技場床面に対してレベル出しが可能であり、かつ、少なくとも遊技機島長手方向に移動可能な遊技機島の島柱ユニットを提供することにある。
上記した課題を解決するために発明者は、次の構成を採用した。その構成の詳しい内容は、次項以下で説明する。なお、何れかの請求項に記載した発明の説明において行う用語の定義等は、その性質上可能な範囲で他の請求項に記載した発明の説明にも適用されるものとする。
(請求項1に記載した発明の特徴)
請求項1に記載した発明に係る遊技機島の島柱ユニット(以下、「請求項1のユニット」という)は、背中合わせに並列する遊技機群を下方から支持させるために幅方向対向配置した腰下構造と、対向する腰下構造に向って当該腰下構造の各々から突き出し長手方向に所望長さを有する受け部と、を有する遊技機島に設置可能なユニットである。請求項1のユニットは、当該受け部各々の上面に載置して少なくとも長手方向にスライド可能に、かつ、当該受け部各々に固定可能なガイド片と、当該ガイド片各々の上に平行起立する支柱と、当該複数の支柱各々を互いに連結する連結構造と、当該支柱各々の下端部側端に設けた伸縮支持構造と、当該伸縮支持構造に対して伸縮可能な伸縮棒と、を含めて構成してある。さらに、当該伸縮棒各々が、伸長したときに当該腰下構造間の床面に下端が着地して当該島柱ユニットの荷重を当該受け部との間で分担負担可能に構成してある。伸縮支持構造に対する伸縮棒の伸縮には、たとえば、前者に対して後者がスライドするスライド式、前者に対して後者が進退する進退式、さらに、前者に対して伸長・屈曲自在の方式、前者に対する後者の取付位置を段階的に変更可能な方式、がある。
請求項1のユニットは、上記した構造を有する受け部を備えた遊技機島において使用する。伸縮棒を短縮させたとき(下端が床面に着地していないとき)は島柱ユニットの全荷重はガイド片を介して受け部が負担することになるが、このとき、島柱ユニットは受け部(遊技機島)の長手方向にスライド可能である。このスライドによって、島柱ユニットの取付位置や島柱ユニット間の距離等を調整することができる。たとえば、遊技機の幅寸法や遊技機間に配されるメダル貸機(パチンコ玉貸機)等の幅寸法に対応した設置を可能とするためである。島柱ユニットの設置位置を確定したら、伸縮棒を伸長して床面に着地させ、さらに、ガイド片を受け部に固定する。床面着地によって、島柱ユニットの荷重および島柱ユニットが受ける荷重が受け部と、伸縮支持構造及び伸縮棒と、によって分担負担される。各伸縮棒の伸長度合(短縮度合)を適宜選択することによって、遊技場床面に対してレベル出しを簡単に行うことができる。遊技場床面に対する直接のレベル出しであるから遊技場床面に凹凸や傾斜等があっても、それらを効率よく吸収(解消)して求めるレベルを得ることができる。すなわち、遊技場床面の悪影響を受けることなく島柱ユニットを簡単に設置することができる。島柱ユニットを再度スライドさせる必要が生じたときは、受け部に対するガイド片の固定を解除し伸縮棒を短縮させればスライドすることができる。したがって、受け部又は伸縮支持構造(伸縮棒)に過分な荷重が加わることはない。遊技機設置後は、さらなる荷重が加わるので、上記分担負担の作用は極めて重要である。その後、遊技機を設置すれば、遊技機島が完成する。請求項1のユニットは、レベル出しおよび荷重分担のための構造、すなわち、ガイド片および伸縮支持構造(伸縮棒)の構造以外の構造に何ら限定はない。上記荷重分担のための構造以外の構造は、たとえば、遊技機島を構成する遊技機の形態(たとえば、遊技機の種類によって高さ寸法が異なる)や、遊技機に付随する装置の有無やその形態(たとえば、遊技媒体を貸し出すための装置を設ける設けない、設ける場合の形状の違い)に対応したものとすることができる。これと同じく支柱や連結構造も、設置可能な範囲なら自由に設計してよい。平行起立する支柱同士は、必ずしも遊技機島幅方向と平行である必要はなく、同長さ方向にずれた状態で起立していてもよい。
(請求項2に記載した発明の特徴)
請求項2に記載した発明に係る遊技機島の島柱ユニット(以下、「請求項2のユニット」という)には、請求項1のユニットの基本的構成を備えさせた上で、前記伸縮支持構造が、前記支柱各々の下端部側端に固定した中空支持棒を含めて構成してあり、前記伸縮棒が当該中空支持棒の中空部に対して進退可能に構成してある。
請求項2のユニットによれば、請求項1のユニットの作用効果が、中空支持棒と伸縮棒とによって実現する。すなわち、中空支持棒の中空部の中に没していた伸縮棒の一部が中空支持棒の長手方向(床面に着地する方向)に進出することによって伸長が行われ、上記した動きと逆に、伸縮棒の一部が中空部の中に没することによって短縮が行われる。
(請求項3に記載した発明の特徴)
請求項3に記載した発明に係る遊技機島の島柱ユニット(以下、「請求項3のユニット」という)には、請求項1のユニットの基本的構成を備えさせた上で、前記伸縮支持構造が、前記支柱各々の下端部に固定又は一体形成した中空支持棒を含めて構成してあり、前記伸縮棒が当該中空支持棒の中空部に対して進退可能に構成してある。
請求項3のユニットによれば、請求項1のユニットの作用効果が、中空支持棒と伸縮棒とによって実現する。すなわち、中空支持棒の中空部の中に没していた伸縮棒の一部が中空支持棒の長手方向(床面に着地する方向)に進出することによって伸長が行われ、上記した動きと逆に、伸縮棒の一部が中空部の中に没することによって短縮が行われる。請求項3のユニットと、前述した請求項2のユニットとの間の違いは、主として支柱に対する伸縮支持構造及びこれに付随する伸縮棒の配置であり、基本的に両者間に優劣はない。遊技機島の構造(たとえば、受け部の構造)や、設置する遊技機の構造、さらに、遊技機島の設計者の設計思想等に応じて、何れかのユニットを選択することができる。請求項3のユニットを採用し、特に、支柱と中空支持棒とを一体に形成した場合は、支柱を構成する部材そのものを中空支持棒に流用することができる。すなわち、部材点数を少なくすることができる点で、一体形成しない場合に比べて安価に製造することができる。
(請求項4に記載した発明の特徴)
請求項4に記載した発明に係る遊技機島の島柱ユニット(以下、「請求項4のユニット」という)には、請求項1乃至3何れかのユニットの基本的構成を備えさせた上で、前記連結構造が、前記支柱各々を、遊技機島長手方向に所定寸法だけずらした状態で平行起立させ得るように構成してある。
請求項4のユニットによれば、請求項1乃至3何れかのユニットの作用効果に加え、遊技機島長手方向に支柱各々をずらした状態で平行起立させることによって、遊技機島長手方向に並ぶ遊技機を、背中合わせ同士で同方向にずらして配置することが可能になる。ずらすことによって、遊技機の脇に設置する、たとえば、メダル貸し機に対するメダル供給をシンプルな構造により実現することができる。この点は、後述する本実施形態の説明の中で詳述する。
(請求項5に記載した発明の特徴)
請求項5に記載した発明に係る遊技機島の島柱ユニット(以下、「請求項5のユニット」という)には、請求項4のユニットの基本的構成を備えさせた上で、前記連結構造が、前記支柱各々に側方一端が固定され互いに対向する一対の連結縦板と、当該連結縦板各々の側方他端を連結する連結横板と、を含めて構成してあり、当該一対の連結縦板と当該連結横板とを平面視した形状が、略直角S字状に構成してある。
請求項5のユニットによれば、請求項4のユニットの作用効果が、一対の連結縦板と連結横板とによって実現する。請求項5のユニットが採用する連結構造と異なる構造を持った連結構造の採用を妨げる趣旨ではないが、上記構造であれば極めてシンプルでありながら支柱同士のずらし配置を行うことができる。
パチンコ機とパチスロ機とは、前者はパチンコ玉を後者はメダルを使用するという遊技媒体における点、後者よりも前者のほうが低いという遊技用レバーの位置における点で、少なくとも異なっている。これらの相違点は、島柱ユニットに対して何らかの影響を与え得るため、影響を受ける側の島柱ユニットはパチンコ機用のそれとパチスロ機用のそれとでは形態に異なりが生じる。請求項2のユニットによれば、請求項1のユニットの作用効果に加え、レベル出しおよび荷重分担のための構造以外の構造を、パチンコ機設置に対応したもの、または、パチスロ機設置に対応したものとすれば、それぞれパチンコ機用遊技機島またはパチスロ機用遊技機島に使用可能となる。なお、請求項1のユニットに、パチンコ機またはパチスロ機以外の遊技機を設置可能とするための構造を備えさせることを排除する趣旨ではない。
本発明に係る遊技機島の島柱ユニットよれば、遊技場床面に対してレベル出しが可能であり、かつ、少なくとも遊技機島長手方向に移動させることができる。レベル出しができるので、遊技場床面に凹凸や傾斜等があっても遊技機島に対する島柱ユニットの設置を簡単かつ確実に行うことができる。さらに、長手方向の移動ができるので、島柱ユニットの取付位置の設定を簡単に行うことができる。
次に、各図を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態(以下、「本実施形態」という)について説明する。図1は、遊技機島の斜視図である。図2は、パチンコ機用島柱ユニットの設置状態を示す斜視図である。図3は、図1に示す遊技機島のA−A断面図である。図4は、パチンコ機用島柱ユニットの斜視図である。図5は、受け部の上に載置したパチンコ機用島柱ユニットの部分斜視図である。図6は、図5に示すパチンコ機用島柱ユニットの右側面図である。図7は、パチスロ機へ交換する様子を示す右断面図である。図8は、パチスロ機用島柱ユニットの斜視図である。図9は、並列したパチスロ機用島柱ユニットの平面図である。なお、本実施形態では、後述するように一つの遊技機島を、腰下構造を共通部材とする一方、島柱ユニットを含めたその他の部材を交換することによってパチンコ機とパチスロ機との間で選択的に使用できるように構成してある。つまり、遊技機島を、パチンコ機島として使用するときはパチンコ機用島柱ユニットおよびパチンコ機用関連部材を使用し、同じくパチスロ機島として使用するときはパチスロ機用島柱ユニットおよびパチスロ機用関連部材を使用する。交換することができるように構成してはあるが、交換の必要がなければ、パチンコ機島として、または、パチスロ機島として、いずれか一方を固定的に使用可能であることはいうまでもない。
(島柱ユニットの設置例)
図1を参照しながら、本発明に係る島柱ユニットを設置した遊技機島について説明する。遊技機島1は、高さ方向に互いに分割可能な腰下構造群3と、パチンコ機用島柱ユニット群5と、上部ユニット群7と、を含めて構成してある。すなわち、腰下構造群3と、島柱ユニット群5と、上部ユニット群7の三者は、互いに別体であって、これらを高さ方向に積み上げることによって遊技機島1が構成される。なお、本明細書では、腰下構造群3と表示する場合は複数ある腰下構造全体の総称を意味し、これとは別に腰下構造3と表示する場合は単体の腰下構造を意味するものとする。パチンコ機用島柱ユニット(群)5や上部ユニット(群)7のほか、これらと同じく表示する他の部材についても同様とする。腰下構造群3を構成する各腰下構造3は長手方向(図1の紙面左右方向)に連結し、かつ、幅方向(図1の紙面厚み方向)に背中合わせに対向配置してある。上部ユニット群7を構成する各上部ユニット7についても、同様に連結し配置してある。図1の向かって右端に示す腰下構造3及び上部ユニット7が、他の腰下構造3及び他の上部ユニット7よりも長手方向の寸法を短く設定したのは、その遊技機島を設置する敷地の状況に合わせて寸法調整を行うためである。図1に示す遊技機島1に、たとえば、パチンコ玉揚送装置(図示を省略)や、パチンコ玉を貯留するためのプールタンク(図示を省略)を設置する場合には、この遊技機島1の他に上記パチンコ玉揚送装置等に即したユニットを併設することを妨げない。
(腰下構造の構造)
図1乃至3を参照する。腰下構造群3を構成する各腰下構造3は、それぞれをユニット化してあり、ユニット化した各腰下構造3の中には長手方向の寸法が異なるものもあるが、それ以外の基本構造に変わるところがない。このため、以下においては、1台の腰下構造についてのみ説明を行う。腰下構造3は、床面上に載置可能な腰下基部11と、腰下基部11の上部に着脱可能なパチンコ機用膳板ユニット13又はパチスロ機用膳板ユニット15と、腰下基部11の起立補助を行わせるための固定ベース19と、を含めて構成してある。腰下基部11は、遊技機島1の長手方向に沿って長い正面視長方形の起立基板11−1と、起立基板11−1の上に横置き固定した板状の受け部17と、受け部17の長手方向両端と中ほどから起立する縦板11−3,・・縦板11−3,・・の上端に横置き固定した横板11−5と、から構成してある。図1に示す符号11−7は、腰下構造3(腰下基部11)同士を連結するために隣接する縦板11−3,11−3を重ね貫通するボルト及びナット(腰下連結構造)を示している。受け部17は、対向配置させた他の腰下構造3の方向(腰下構造3,3間の隙間)に突き出させてある。
パチンコ機用膳板ユニット13は、パチンコ機用膳板13aと、パチンコ機用膳板13aを下方から支持させるためのパチンコ機用支持ブロック13bと、パチンコ機用支持ブロック13bの通路側(遊技者から見える側)端面に固定する当て板13cと、パチンコ機用膳板13aの上面パチンコ機用島柱ユニット5側に載置固定した島長手方向に長い長板13dと、から構成してある。長板13dは、その上面にパチンコ機111を載置するための板である。また、パチスロ機用膳板ユニット15は、パチスロ機用膳板15aと、パチスロ機用膳板15aを下方から支持させるためのパチスロ機用支持ブロック15bと、パチスロ機用支持ブロック15bの通路側端面に固定する当て板15cと、から構成してある(図7参照)。パチンコ機用支持ブロック13bはパチスロ機用支持ブロック15bよりも高さ寸法を高く設定してあり、これにより、パチンコ機用膳板ユニット13はパチスロ機用膳板ユニット15よりも高い高さ寸法を有している。何れの支持ブロックであっても、対応する膳板と一体であっても一体化可能な状態の別体であってもよい。一体化するには、釘、ネジ、接着剤等を適宜使用することができる。なお、パチンコ機用膳板ユニット13とパチスロ機用膳板ユニット15は、使用するしないに関わらず始めから両者を製造し在庫しておくこともできるが、たとえば、パチンコ機島を構成しようとするときはパチンコ機用膳板ユニット13だけを製造してこれを使用するとともに、そのようにして構成したパチンコ機島をパチスロ機島に変更しようとするときに始めてパチスロ機膳板ユニット15を製造してこれを使用することもできる。余分な在庫を持たずに必要に応じた臨機応変な製造及び使用を可能とするためである。必要に応じた製造と使用が可能な点は、後述する島柱ユニットや上部ユニット等についても同じである。固定ベース19は、起立基板11−1の内側に位置してその起立を補助するとともに、受け部17をその下方から補強支持する機能を有している。固定ベース19は、各腰下構造3の長さ方向両端に配してあり、図2に示すように島端に位置する場合は対向する腰下構造3,3間のみの共通部材として使用するが、島端以外の箇所では対向する腰下構造3,3間のみではなく隣接する腰下構造3,3間でも共通部材として使用する。つまり、前者の場合は2個の腰下構造3,3を載置して、後者の場合は4個の腰下構造3,3,・・を載置して使用する。
(パチンコ機用島柱ユニットの構造)
図2乃至6を参照しながら、パチンコ機用の島柱ユニット5について説明する。島柱ユニット5は、平行起立する2本の支柱31,31と、支柱31,31を連結するための連結アーム(連結構造)33,・・によって梯子状に形成してあり、対向させた腰下構造3,3間に起立させ、腰下構造群3と上部ユニット群7とを連結する機能を持たせてある。支柱31,31及び連結アーム33・・は、何れも断面矩形の中空金属性パイプによって構成してあり、接合は溶接等により適宜行うようになっている。支柱31,31の下端には、遊技機島1の長手方向に長い板を断面L字状に屈曲させて形成したガイド片35,35を固定してある(図4〜6参照)。具体的なガイド片35,35は、支柱31,31に固定するガイド板部35a,35aと、ガイド板部35a,35aに対して下方に屈曲する屈曲片部35b,35bによって構成してある。ガイド板部35a,35aは受け部17の上面内側に固定したガイド板18の上に載置可能に、かつ、載置したときに屈曲片部35b,35bがガイド板18の内側端面に当接可能に、構成してある(図5参照)。屈曲片部35b,35bをガイド板18の端面に当接させてあるのは、ガイド片35,35(島柱ユニット5)を遊技機島1の幅方向に対する位置決めを可能にするためである。
ガイド片35,35は、その上に起立する支柱31,31とともにガイド板18の上を遊技機島1の長手方向にスライド可能に構成してあり、そのように構成したのは、遊技機島1に遊技機(図3参照)を設置する際に遊技機島1の長手方向の調整を可能とするためである。ガイド板部35a,35aには、ネジ35s,・・を螺合可能とするネジ孔35h,35hを設けてある。図5に示すようにネジ孔35h,35hを螺合貫通させたネジ35s,・・は、その下端が受け部17の上に載置した細長の受け板35p,・・上面に当接可能になっていて、この当接によってガイド片35,35を受け部17に固定可能に構成してある。なお、図5に示す符号51は、パチンコ機用膳板ユニット13の内側端面に当接してパチンコ機用膳板ユニット13を支柱31にネジ固定するための当て片を示している。同じく符号53は、ドブ板側板105を支柱31にネジ固定するためのドブ板固定片を示している。図5に示すドブ板側板105,105は、腰下構造3,3間に設けられるドブ101を底板103(図2、3参照)とともに構成するためのものである。ドブ101とは、遊技機島1をパチンコ機用に構成したときの各パチンコ機111(図3参照)から排出された遊技済みのパチンコ玉を、図外のパチンコ玉研磨機等へ搬送するための搬送路のことをいう。遊技済みパチンコ玉の搬送は、図2において、底板103が同図の右から左にかけて下り傾斜していることを利用して行われるようになっている。
図4乃至6に記載した符号39は、支柱31,31の下端部側端の対向する腰下構造3側(すなわち、受け部17と接触しない側)に固定した伸縮支持構造を示している。伸縮支持構造39は、伸縮支持構造39は、支柱31のユニット内側側端及び屈曲片部35bに溶接固定した断面矩形の中空支持棒41と、中空支持棒41の下端に固定した固定ナット43と、次に述べる伸縮棒47と螺合する締付ナット45と、により構成してある。伸縮棒47は横断面円形の棒状部材であって、その上部表面に雄螺子が切ってあり、上述した固定ナット43及び締付ナット45と螺合可能になっている。換言すると、締付ナット45を弛めた状態における伸縮棒47は固定ナット43に対して回転可能になっていて、これを伸縮棒47の円周方向に正逆回転させることによって、伸縮棒47を中空支持棒41、すなわち、伸縮支持構造39に対して進退可能(出没可能)に構成してある。伸縮棒47の進出位置が決定したら、締付ナット45を回転させて固定ナット43に締め付ければ、伸縮棒47を伸縮支持構造39に対して固定することができる。固定後に伸縮棒47を進退させる必要が生じたときは、締付ナット45を反締付方向に回転させて伸縮棒47の正逆回転を可能にすればよい。伸縮棒47は、進出したときにその下端が床面G(図6参照)に着地して島柱ユニット5及び島柱ユニット5が負担する荷重を、伸縮支持構造39と協働しながら受け部17との間で分担負担可能に構成してある。伸縮棒47が進出すると、上述したようにその下端が床面に着地可能に、かつ、退出するとその着地状態が解除され、ガイド片35がガイド板18に対してユニット長手方向にスライド可能になる。伸縮棒47が退出すると島柱ユニット5に加わる全荷重が受け部17に加えられるが、これは、ガイド片をスライドさせるときだけの状態であり、スライド完了後に再び進出させれば着地した伸縮棒47と受け部17とにより荷重を分担負担可能であることは上述した通りである。
島柱ユニット5の上部側端には、遊技機島1の幅方向外側に突出する支持部材57,57を固定してあり、同じく上端には、載せ片59,59を載置固定してある(図2、3参照)。支持部材57は、ユニット幅方向に開口する横向きY字状に形成してあり、そのY字の開口に上部ユニット7の縦板61(後述)を挟持しつつネジ固定可能に構成してある。載せ片59は、上部ユニット7の横板63(後述)を載せてネジ固定可能とするためのものである。なお、図1右端に示す符号23は、遊技機島1の末端に設けた木製島柱を示している。木製島柱23は、平行起立する一対の木製支柱25,25と、木製支柱25,25を連結する木製連結アーム27と、によりH字状に構成してあり、パチンコ機用膳板ユニット13の上に起立させてある。木製島柱23は、その上面に上部ユニット7を固定してあり、その側面には2点鎖線で示す妻板29をビス固定してある。妻板29は、厚手の単板又は合板によって構成してあり、その下端面は床面に着地させてある。妻板29は、遊技機島1内部を隠す機能と、木製島柱23を支持する機能と、遊技機島1の幅方向の補強を行う機能と、を兼ね備えている。木製島柱23は、これを島柱ユニット5を流用することも可能であるが、金属製の島柱ユニット5よりも安価にするためと、妻板29をビス固定できるようにするために木製としてある。
(上部ユニットの構造)
図1乃至3を参照しながら、上部ユニット7について説明する。図1に示すように、上部ユニット7は複数の縦板61,・・と、これら縦板61,・・の上下端を連結する横板63,・・と両端の縦板61,・・の前面に固定する化粧板65と、から概ね構成してある。隣接する上部ユニット7,7同士は、図1において符号67で示す上部連結構造によって連結可能に構成してある。本実施形態における上部連結構造67は、縦板61,61を締付固定可能なボルトとナットとにより構成してある。この上部連結構造67により締付固定された2枚の縦板61,61が、図2に示す支持部材57,57により挟持させネジ固定する。横板63,63を載せ片59,59の上に載置してボルトによりレベル調整を行うものである。
(パチスロ機用島柱ユニットの構造)
図7乃至9を参照する。パチスロ機用島柱ユニット75は、腰下構造と上部ユニットを連結する点における基本的構造を先に述べたパチンコ機用島柱ユニット5と共通にする。そこで、以下においては、パチンコ機用島柱ユニット5と異なる点について主として行い、共通する点については必要に応じて言及する。さらに、パチンコ機用島柱ユニット5とパチスロ機用島柱ユニット75との間で共通する部材については、図1乃至6で使用した符号と同じ符号を図7乃至9において使用する。図7及び9に示す符号113は、パチスロ機を示している。
パチスロ機用島柱ユニット75は平行起立する2本の支柱77,77と、支柱77,77を連結するための連結構造79と、支柱77,77を上面に起立させたガイド片35,35と、支柱77,77の下端部側端に固定した伸縮支持構造39及び伸縮支持構造39に付随する伸縮棒47と、から概ね構成してある。支柱77は、前述したパチンコ機用島柱ユニット5の支柱31よりも短く、その上端には載せ片78を水平にして固定してある。載せ片78の機能は後述する。連結構造79は、各々一対の板支持部材80,80と、連結縦板81,81と、連結横板82と、により構成してある。板支持部材80は、支柱77の長さの略半分の長さを持つ縦長、かつ、断面コの字状の部材である。そのコの字は内側方向に開口させてあり、支柱77の内側端面上半分の位置に固定してある。内側方向の開口は、その中に連結縦板81の側端を受け入れて両側から挟みつつ固定可能とするためのものである。連結縦板81は、これを、所望の厚さを持った合板により構成するとよい。合板であれば、金属に比べて安価かつ軽量であり、さらに、工場はもとより設置現場においても状況に合わせた加工が容易だからである。連結縦板81と板支持部材80との連結は、連結縦板81の側端を受け入れさせた板支部材80(断面コの字を作る3辺のうち底辺)の外側から連結縦板81の木口(端面)に向けてビスを打ちこんで行うのが便利であり、強度維持のために好ましい。一般に、合板木口にビスを打ちこむと、打ちこまれたビスによる楔効果によって合板が厚み方向に膨らみ時には割れてしまうこともあり得るが、連結縦板81の側端は断面コの字の板支持部材80によって幅方向に挟まれているため、上記したような膨らみや割れが可及的に防止される。ビスの打ちこみによる僅かな膨らみが、連結縦板81の側端と、それを受け入れた板支持部材80との間が緊密になり両者の連結が強化される。連結横板82は、上記支柱77に対応する他方の支柱77に板支持部材80を介して固定した連結縦板81とを連結するためのものである。連結縦板81,81と連結横板82とは互いに略直角に配してあり、連結構造79を平面視すると、図9に示すように略直角S字を形成する。S字状に形成したのは、一方の支柱77と他方の支柱77とを遊技機島1の長手方向に所定寸法(連結横板82の長さと略等しい)だけずらして、そこに、メダル貸し機115,・・を遊技機島幅方向に対向配置するためである。
すなわち、図9に示すように、パチスロ機島120には、パチスロ機113,113間にメダル貸機115を設置してあり、各メダル貸機115は、正面視左方向(図9の下方向)にあるパチスロ機113に対してメダル排出可能に構成してある。パチスロ機島120内には、各メダル貸機115に各供給ユニット123を介してメダル供給するために長手方向に延びるメダル搬送路121を設けてある。図9から明かなように、各供給ユニット123は1台で2台のメダル貸機115,115にメダル供給可能に構成してある。したがって、供給ユニット123の総数は、メダル貸機115の総数の半数で足りる。供給ユニット123の数が半分で済めば、その分、構造がシンプルになりコスト的にも有利である。
(パチスロ機用上部ユニットの構造)
図7及び8を参照する。パチスロ機用上部ユニット85は、支柱77,77上部の載せ片78,78の上に載置固定可能に構成してある。具体的には、上下1枚の横板86,86と、横板86,86を連結する複数の縦板87,・・とによって矩形の枠体が形成され、この枠体の内側に背板88が固定してある。隣接するパチスロ機用上部ユニット85,85同士は、上部連結構造90(図8参照)によって連結してある。本実施形態における上部連結構造90は、隣接する縦板87,87を締付固定可能な座付きボルトとナットとにより構成してある。なお、座付きボルトとナットの代わりに、たとえば、ビス(図示を省略)等の固定部材を用いることもできる。
(遊技機の交換手順)
図3及び図7を比較しながら、遊技機島1から設置してあるパチンコ機を取り外し、代わりにパチスロ機を設置する手順を説明する。まず、パチンコ機111(図3参照)をパチンコ機用膳板ユニット13の上から取り外す。次いで、パチンコ機用膳板ユニット13を、腰下構造3から取り外す。これらと同時に、又は適宜前後して、パチンコ機用上部ユニット7をパチンコ機用島柱ユニット5(以下、単に「島柱ユニット5」という)から取り外す。ここで、島柱ユニット5を取り外す。具体的な島柱ユニット5の取り外しは、まず、伸縮棒47の処理から始める。まず、締付ナット45,45を弛めて伸縮棒47,47を回転可能な状態に置く。ここで、島柱ユニット5を僅かに持ち上げて伸縮棒47,47の下端を床面Gから浮かし、浮いた伸縮棒47,47を中空支持棒41への没入方向に回転させる。伸縮棒47,47を退出(没入)させたところで、浮かせていた島柱ユニット5をもとに戻す。この状態で、島柱ユニット5の全荷重は、ガイド片35を介して腰下構造3の受け部17に加えられている。島柱ユニット5を持ち上げることにより、対向させた島柱ユニット5を腰板ユニット3,3の間から抜き出すことができる。これで、島柱ユニット5の取り外しを完了する。以上の作業を、全てのパチンコ機111、パチンコ機用膳板ユニット13、パチンコ機用上部ユニット7及び島柱ユニット5について行う。また、遊技済みパチンコ玉を収集搬送するためのドブ101等を取り外し、図外のパチンコ玉を研磨するためのパチンコ玉研磨装置、パチンコ玉を貯留するためのタンク等が存在するのであれば、これらも併せて取り外す。今、残るのは、床面Gの上に設置された腰下構造3,3,・・のみである。すなわち、遊技機の交換に当たり、腰下構造3,3を共通部材として使用可能である。遊技機島を完全解体して、始めから造りなおす作業を必要としない。したがって、遊技機交換に要する費用や手間を必要最小限に抑えることができる。
次は、パチスロ機用島柱ユニット75(以下、単に「島柱ユニット75」という)を取り付ける。具体的には、まず、島柱ユニット75を島長手方向の所定位置に設置する。このとき、島柱ユニット75は、対向する腰下構造3,3間に配置する。配置に先駆け、伸縮棒47,47を中空支持棒41内に回転没入させておく。配置する際に、伸縮棒47,47先端と床面Gとの接触を避け、これにより、ガイド片35,35を腰下構造3,3の受け部17上に載置した状態で島長手方向にスライドさせやすくするためである。現時点において、島柱ユニット75の全重量は、受け部17,17が負担している。島柱ユニット75をスライドさせ、他の島柱ユニット75との間の距離を調整し、その取付位置が決定したら、当該島柱ユニット75の伸縮棒47,47を進出させ、その先端を床面Gに着地させる。この着地に際しては、島柱ユニット75を一方のガイド片35を支点として他方のガイド片35を浮かすように傾かせておき、その状態のまま伸縮棒47,47を進出させてから、傾きを戻し伸縮棒47を床面Gに着地させるようにするとよい。着地させたまま伸縮棒47を回転進出させようとしても、床面Gから受ける摩擦抵抗により回転を邪魔されるから、自由な状態で回転可能とするためである。これと同じ理由から、他方のガイド片35も、上記同様の手順で回転進出させるとよい。
自由な状態で回転可能であれば、伸縮棒47の進出寸法の微妙な調整が可能となる。本実施形態では、島柱ユニット75及びこれに付随する部材の全荷重を、受け部17,17と伸縮棒47,47(伸縮支持構造39)とによって分担負担されるように構成してあるが、伸縮棒47,47の進出寸法が短すぎれば受け部17,17に、逆に、長すぎれば伸縮棒47,47(伸縮支持構造39)に、それぞれ過分な荷重が加わることになる。そこで、そのような状態を形成させないために、進出寸法の微調整は、たいへん重要である。伸縮棒47,47を進出させたところで、ガイド片35,35を介して島柱ユニット75を受け部17,17にネジ固定する。各島柱ユニット75の固定が完了したら、パチスロ機用上部ユニット85,85,・・等を島柱ユニット75,・・に取り付ける。併せて、パチスロ機用膳板ユニット15,・・等を取り付け、その上にパチスロ機113,・・メダル貸機115,・・を互い違いに設置する。各メダル貸機115は、正面視左側にあるパチスロ機にメダル供給するように設置し、かつ、島幅方向に対向配置する。このようにして構成したパチスロ機島120(図9参照)の内部長手方向にメダル搬送路121を設置し、さらに、対向するメダル貸機115,115に対応させつつ供給ユニット123を配置する。以上により、遊技機の交換作業を終了する。パチスロ機113の高さ寸法は、通常パチンコ機111のそれと同じであるが、パチスロ機113のレバー(図示を省略)の位置がパチンコ機のハンドル(図示を省略)の位置よりも高い。本実施形態では、パチンコ機用膳板ユニット13とパチスロ機用膳板ユニット15の高さ寸法の違いにより、遊技機の高さの違いに対応する。また、パチンコ機111とパチスロ機113とでは奥行き寸法が異なり、後者のほうが長いが、奥行き寸法が長くなった分はパチスロ機用膳板15aの幅寸法内にほとんど収まり(図7参照)通路方向にはほとんど影響がないから、通路の浸食は可及的に小さい。
(伸縮支持構造の変形例)
図10に基づいて、伸縮支持構造の第1変形例について説明する。第1変形例に係る伸縮支持構造39Aが、前述した伸縮支持構造39と異なるのは、主として、後者において支柱31の下端部側端に固定していたものを前者において支柱と一体化した点であり、それ以外については、前述した本実施形態と第1変形例との間で共通する部材を採用可能である。このため、係る共通部材については、本実施形態に係る図6で用いた部材番号と同じ部材番号を図10において用いるに止め、それらについての説明は可能な限り省略する(後述する第2変形例においても同じ)。
第1変形例に係る島柱ユニット5Aは、支柱31Aを備えている。支柱31Aは、本実施形態に係る支柱31に比べて同等又は幅広に構成してあり、支柱31Aの下端に該当する位置に支柱31Aの一側端を切り欠くようにして形成した段部31Aaと、支柱31Aの他側端を残したようにして形成した縦細長の中空支持棒31Abと、を備えている。段部31Aaはその下端面にはガイド片35のガイド板部35aを、また、中空支持棒31Abの側端面には同じガイド片35の屈曲片部35bを、それぞれ固定してある。ガイド片35の機能は、本実施形態の説明の中で述べたとおりである。中空支持棒31Abの内部は、中空になっていて、その下端に固定ナット43を固定してある。固定ナット43は、中空支持棒31Abに対する伸縮棒47の進退を可能にする機能と、締付ナット45を締め付けを受けて伸縮棒47を中空支持棒31Abに固定させる機能と、を有している。この点は、本実施形態における機能と異ならない。第1変形例では、中空支持棒31Abと、固定ナット43と、締付ナット45と、により、伸縮棒47を進退可能とするための伸縮支持構造39Aが構成される。
図11に基づいて、本実施形態の第2変形例について説明する。第2変形例に係る伸縮支持構造39Bが前述した伸縮支持構造39と異なるのは、主として、後者では受け部の上に自立させた支柱を後者では間接的ではあるが床面上に自立させた点である。
第2変形例に係る島柱ユニット5Bは、支柱31Bを備えている。支柱31Bは、その下端に一体形成した縦細長の中空支持棒31Ba、を備えている。具体的には、支柱31Bの下端を延長して、この延長した部分を中空支持棒31Baに流用した形になっている。中空支持棒31Baの側端面にはガイド片35の屈曲片部35bを固定してあり、さらに、同側端面とガイド片35のガイド板部35a上面との間を三角補強リブ31Bbによって補強固定してある。ガイド片35の機能は、本実施形態の説明の中で述べたとおりである。中空支持棒31Baの内部は、中空になっていて、その下端に固定ナット43を固定してある。固定ナット43は、中空支持棒31Baに対する伸縮棒47の進退を可能にする機能と、締付ナット45を締め付けを受けて伸縮棒47を中空支持棒31Abに固定させる機能と、を有している。この点は、本実施形態における機能と異ならない。第2変形例では、中空支持棒31Baと、固定ナット43と、締付ナット45と、により、伸縮棒47を進退可能とするための伸縮支持構造39Bが構成される。
遊技機島の斜視図である。 パチンコ機用島柱ユニットの設置状態を示す斜視図である。 図1に示す遊技機島のA−A断面図である。 パチンコ機用島柱ユニットの斜視図である。 受け部の上に載置したパチンコ機用島柱ユニットの部分斜視図である。 図5に示すパチンコ機用島柱ユニットの右側面図である。 パチスロ機へ交換する様子を示す右断面図である。 パチスロ機用島柱ユニットの斜視図である。 並列したパチスロ機用島柱ユニットの平面図である。 第1変形例に係る島柱ユニットの部分拡大図である。 第2変形例に係る島柱ユニットの部分拡大図である。
符号の説明
1 遊技機島
3 腰下構造(群)
5 パチンコ機用島柱ユニット(群)
5A,5B 島柱ユニット
7 パチンコ機用上部ユニット(群)
11 腰下基部
13 パチンコ機用膳板ユニット
13a パチンコ機用膳板
13b パチンコ機用支持ブロック
13c 当て板
13d 長板
15 パチスロ機用膳板ユニット
15a パチスロ機用膳板
15b パチスロ機用支持ブロック
15c 当て板
17 受け部
18 ガイド板
19 固定ベース
23 木製島柱
25 支柱
27,33 連結アーム
29 妻板
31,31A,31B 支柱
31Ab,31Ba 中空支持棒
31Aa 段部
31Bb 三角補強リブ
35 ガイド片
39,39A,39B 伸縮支持構造
41 中空支持棒
43 固定ナット
45 締付ナット
47 伸縮棒
51 当て片
53 ドブ板固定板
57 支持部材
59,78 載せ片
61 縦板
63 横板
65 化粧板
67,90 上部連結構造
75 パチスロ機用島柱ユニット
77 支柱
79 連結構造
80 板支持部材
81 連結縦板
82 連結横板
85 パチスロ機用上部ユニット
86 横板
87 縦板
88 背板
101 ドブ
103 底板
105 ドブ側板
111 パチンコ機
113 パチスロ機
115 メダル貸機
120 パチスロ機島
121 メダル搬送路
123 供給ユニット

Claims (5)

  1. 背中合わせに並列する遊技機群を下方から支持させるために幅方向対向配置した腰下構造と、対向する腰下構造に向って当該腰下構造の各々から突き出し長手方向に所望長さを有する受け部と、を有する遊技機島に設置可能な島柱ユニットであって、
    当該受け部各々の上面に載置して少なくとも長手方向にスライド可能に、かつ、当該受け部各々に固定可能なガイド片と、
    当該ガイド片各々の上に平行起立する支柱と、
    当該複数の支柱各々を互いに連結する連結構造と、
    当該支柱各々の下端部に設けた伸縮支持構造と、
    当該伸縮支持構造に対して進退可能な伸縮棒と、を含めて構成してあり、
    当該伸縮棒各々が、進出したときに当該腰下構造間の床面に下端が着地して当該島柱ユニットの荷重を当該受け部との間で分担負担可能に構成してある
    ことを特徴とする遊技機島の島柱ユニット。
  2. 前記伸縮支持構造が、前記支柱各々の下端部側端に固定した中空支持棒を含めて構成してあり、
    前記伸縮棒が当該中空支持棒の中空部に対して進退可能に構成してある
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機島の島柱ユニット。
  3. 前記伸縮支持構造が、前記支柱各々の下端部に固定又は一体形成した中空支持棒を含めて構成してあり、
    前記伸縮棒が当該中空支持棒の中空部に対して進退可能に構成してある
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機島の島柱ユニット。
  4. 前記連結構造が、前記支柱各々を、遊技機島長手方向に所定寸法だけずらした状態で平行起立させ得るように構成してある
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れか記載の遊技機島の島柱ユニット。
  5. 前記連結構造が、前記支柱各々に側方一端が固定され互いに対向する一対の連結縦板と、当該連結縦板各々の側方他端を連結する連結横板と、を含めて構成してあり、
    当該一対の連結縦板と当該連結横板とを平面視した形状が、略直角S字状に構成してある
    ことを特徴とする請求項4記載の遊技機島の島柱ユニット。
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