JP4843462B2 - 遊技機の支持枠 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ台、スロット台等の遊技機の支持枠に関する。
一般に、遊技機の支持枠は、遊技場の設置面に植設される複数本の支柱と、遊技機の支持台とを主に有し、支持台に遊技機を設置して、遊技機を下方から支持するとともに、支柱で遊技機を側方から支持している。このような支柱は、遊技機を収めるための所定間隔を空けて、予め位置決めされている。
例えば、特許文献1には、間隔を設けて立設されてなる複数本の支柱と、該複数本の支柱間に横架されてなる横架体とから成り、前記複数本の支柱は前記横架体に沿って水平方向に移動自在とするとともに、この支柱にはパチンコ台やスロットマシン等の遊技機の下端を支持している下支持板を係合する下支持板ブラケットと、前記支柱に沿って上下方向に移動自在に支持され遊技機上端を係合する上支持板を保持する上支持板ブラケットとを配設し、さらに前記上支持板、下支持板をそれぞれ前記上支持板ブラケット、下支持板ブラケットに対して水平方向に移動自在に係合することにより、遊技機の外径寸法変化及び遊技機間の間隔変化に対応し得ることを特徴とする遊技機設置構造体が記載されている。
また、遊技機島には、一つの島に少なくとも一台の自動補給機が設置されている。ここで、自動補給機とは、遊技機に使用される玉やコイン等を扱う装置であって、玉やコイン等を循環させ、各遊技機に振り分けて供給する供給装置と、玉等を研磨する研磨装置と、玉等を溜めておくタンクと、を有して主に構成されている。
このような自動補給機は、遊技機の稼働に支障が生じないよう、玉やコイン等を、適切なタイミングで適量を供給し続ける必要があり、常に円滑に稼働するように、適切な位置への設置が求められる。
一方、自動補給機を構成する各構成要素のサイズや仕様は、メーカ毎に異なるため、自動補給機が設置される適切な位置は、自動補給機のメーカに依存する。このように、遊技機島における自動補給機は、その設置位置が一定でないのが通常であり、自動補給機の設置位置にあわせて、遊技機の支持枠の支柱、特に、支持台より下方部分の支柱の設置位置を変更しなければならない場合がある。
特開平8−280924号公報
しかしながら、特許文献1に示すような遊技機設置構造体においては、遊技機を水平方向に移動できるものの、遊技機を支持する複数本の支柱の位置は固定されていることから、支柱の下部の設置位置を容易に変更することができなかった。
すなわち、従来の遊技機の支持枠にあっては、自動補給機を所定位置に設置するために、予め設置位置付近の支柱の下部を切断しておき、自動補給機を設置したときに邪魔にならない位置に補強部材を入れる等の作業が必要となる場合があった。
このような作業が必要になると、遊技機の支持枠の設置に要する作業時間が増加し、また、複雑な作業であるため、熟練した作業員の確保が必要となる等、負担となっていた。
そこで、本発明は、簡易な構成で、各メーカの自動補給機に多様に対応することができ、これにより、設置作業の負担を軽減した遊技機の支持枠を提供することを課題としている。
本発明の遊技機の支持枠は、遊技場の設置面の任意の位置に位置決めされて設置され遊技機を支持する支持枠であって、前記設置面に支持される一対の脚部及び前記一対の脚部に亘って設けられた台座部を有してなる複数の支持脚と、前記複数の支持脚の前記台座部に渡し掛けられて設置される設置テーブルと、前記設置テーブル上に設置される複数の支持柱と、を備える。
本発明の遊技機の支持枠によれば、支持脚と、支持柱と、設置テーブルと、を分割して設置テーブルの下に支持脚が移動自在に設置できる構成としたことにより、遊技機は、設置テーブル上で支持柱に沿って設置され、支持脚は、自動補給器の設置位置に合わせて、遊技場の設置面の任意位置に位置決めした上で固定することができる。つまり、本発明の遊技機の支持枠によれば、設置テーブルは、支持脚の一対の脚部の上脚部側に突出するとともに当該設置テーブルの長手方向に沿って延びるレールを備え、上脚部は、レールに対応する位置に、当該支持脚がレールに沿ってスライド自在となるようにレールを嵌合する嵌合部が凹設されているので、支持枠内における支持脚の設置位置を自在に変更することができる。このため、各メーカの自動補給機に多様に対応させることができる。
また、本発明の遊技機の支持枠において、前記一対の脚部は、前記遊技機の設置面から前記台座部までの高さを調節する上下機構を備えていてもよい。
このように構成した遊技機の支持枠では、一対の脚部に備えられた上下機構により、遊技場の設置面から台座部までの高さを調節することができ、多様な遊技機の種類に対応させることができる。
また、前記遊技機の支持枠において、前記支持脚ごとに設けられ、前記設置面に固定された状態で前記一対の脚部を前記設置面に支持する短板状のアンカーベースをさらに備え、前記アンカーベースは、前記一対の脚部に亘って設けられ、この一対の脚部と対応する位置に、この一対の脚部側に向かって突出するアンカーボルトを備え、前記一対の脚部は、下端部に、前記アンカーボルトを取り付けるためのボルト取付面を備え、前記ボルト取付面は、前記アンカーボルトと対応する位置に、当該アンカーボルトを係合する係合孔を備えていてもよい。
このように構成した遊技機の支持枠では、支持脚ごとに設けられたアンカーベースにより、支持脚の設置強度を高くすることができる。
本発明に係る遊技機の支持枠は、自動補給機の設置位置やサイズに合わせて支持脚の設置位置を決定することができる。このため、自動補給機の種類の違いによる各構成要素の設置位置やサイズの違いに多様に対応することができ、設置作業の負担を軽減することができる。
また、支持脚の一対の脚部に台座部の上下機構を備え、遊技場の設置面から台座部までの高さを調節することにより、設置テーブルの設置面からの高さを調節することができるので、多様な遊技機の種類に対応させることができる。
また、本発明の遊技機の支持枠は、簡易な構成であるため、設置作業が容易となり、また、部品点数を削減することができる。
また、支持脚ごとにアンカーベースを設けることにより、支持脚の設置強度を高くすることができる。
以下、本発明の実施形態を適宜図面を参照して説明する。
図1は、支持枠を並設して構成される遊技機島の全体を示す斜視図、図2は、支持枠の構成を説明するための斜視図、図3は、支持枠を示す側面図である。
なお、以下の説明において、「左右」とは、支持枠に設置される遊技機の左右方向を指すものとし、「前後」とは、支持枠に設置される遊技機の正面(遊技者側)・背面の方向を指すものとする。
図1に示すように、遊技機島1Aは、遊技場の設置面Fに設置された支持枠1(図2参照)の正面あるいは正面と背面に複数の遊技機Pが並設されている。
また、遊技機島1Aには、遊技機Pとしてパチンコ台やスロット台を設置したときに、玉やコインなどを循環させ、遊技機Pに供給する自動補給機80が設置されている。
本実施形態においては、自動補給機80は、島の中央付近に設置されているが、設置位置はメーカ毎に異なる。
また、自動補給機80は、研磨装置(図示せず)や、供給装置(図示せず)を備えている構成のものもある。
このような遊技機島1Aを構成する支持枠1は、図2に示すように、複数の支持脚10Aと、設置テーブル30と、複数の支持柱40と、を備えており、設置テーブル30に設置した状態で支持柱40に沿って遊技機P(図1参照)が取付けられる。
なお、支持枠1は、図2中に破線で示すように、長手方向に複数並設されるものであり、最小単位は、一台の遊技機Pを支持する構成であり、ここでは、支持柱40、40の間に支持される遊技機Pを前後において4台で一組の単位として説明する。
この支持枠1は、遊技場の設置面Fに設置されたアンカーベース20に支持脚10Aが固定され、この支持脚10Aの上面に設置テーブル30が設置・固定された状態で遊技機Pを支持する。
以下に、支持枠1の各構成について適宜図面を参照して説明する。
図2に示すように、支持脚10Aは、遊技場の設置面Fに対し垂直に立設される一対の脚部11、11と、この一対の脚部11、11に横設される台座部12と、を有し、設置面Fに複数並設される。なお、支持脚10Aは、ここでは3つで、前後に配置した2つの設置テーブル30、30を支持するように設置されている。
また、一対の脚部11、11は、台座部12の両端から連続し、遊技場の設置面F側に向かって延びる上脚部13、13と、アンカーボルト22を介してアンカーベース20に固定される下脚部14、14と、上脚部13、13と下脚部14、14との間に設置される高さ調整部材15と、を有して構成されることが好ましい。上脚部13、13、下脚部14、14及び高さ調整部材15は、それぞれ水平断面形状がコ字状になるように形成されており、コ字状の開口部の内壁がそれぞれ対向するようになっている。なお、上脚部13、13、下脚部14、14には取付孔(図示せず)が形成され、また、高さ調整部材15には、支持孔15aが形成されている。
なお、一対の脚部11、11は、一部材で形成されていてもよい。
なお、ここでは、上脚部13、13、下脚部14、14及び高さ調整部材15と、これらを所定位置で支持する支持ボルト17と、により、特許請求の範囲における上下機構の一例を構成するものとする。
高さ調整部材15は、例えば、上脚部13、13と下脚部14、14より小幅の矩形部
材であって、上脚部13、13と下脚部14、14の内壁に当接して取り付けられる。
この高さ調整部材15の側面に設けられる複数の支持孔15aと上脚部13、13の側面と下脚部14、14の側面に設けられる複数の取付孔(図示せず)とが対面する位置において、支持ボルト17において着脱自在に支持されることで一対の脚部11、11の高さ位置を調節し、台座部12を上下させることができる。
下脚部14、14は、内壁の下端部にボルト取付面14A、14Aを有し、このボルト取付面14A、14Aにアンカーベース20の後記するアンカーボルト22が取り付けられて、遊技場の設置面Fに設置される。
上脚部13、13は、ここでは、台座部12と合わせて全体としてコ字状になるように形成されている。
台座部12は、設置テーブル30を設置・支持するものであり、設置テーブル30を固定するための複数の取付孔(例えば、ねじ孔等:図示せず)が形成されている。
ここで、支持脚10Aは、支持柱40及び設置テーブル30と独立して構成される部材であり、遊技場の設置面Fの任意位置に設置することができ、また、設置本数を自由に設定することができる。
すなわち、自動補給機(図示せず)の設置位置に応じて、その邪魔にならない位置に支持脚10Aを設置することができる。
また、支持脚10Aの幅は、特に限定されるものではなく、遊技機Pを支持するのに十分な強度を有するものであれば足り、支持脚10Aを設置する場所に必要な強度に合わせて適宜変更することができる。
たとえば、図2に示すように、遊技機島1A(支持枠1)の中央付近に配置される支持脚10Aの左右方向の幅を太くすると、この支持脚10Aの強度を高くすることができ、周囲に使用する支持脚10Aの数を少なくすることができる。
なお、支持脚10Aの上脚部13、13及び台座部12は、1枚の金属板を折り曲げ、かつ、溶接するのが望ましいが、各部ごと、すなわち、上脚部13、13及び台座部12ごとに予め作製された金属板を溶接することにより形成してもよい。
アンカーベース20は、支持脚10Aを遊技場の設置面Fに設置するためのものであり、金属板状のベース面21と、ベース面21から突設するアンカーボルト22と、を有して構成され、遊技場の設置面Fに設置されている。
アンカーベース20は、支持脚10Aの一方の脚部11から他方の脚部11までの長さと略同じ長さを有するように形成される。
ベース面21には、遊技場の設置面Fに設置するための取付孔21aが設けられている。取付孔21aにボルト24を係合して、螺合・締結されて遊技場の設置面Fに設置・固定される。詳しくは、後記する。
アンカーボルト22は、支持脚10Aの一方の下脚部14のボルト取付面14Aと、他方の下脚部14のボルト取付面14Aと対応する位置に設けられており、ベース面21に対して上方に突設されている。
アンカーボルト22は、ナット23と対になっており、ボルト取付面14A、14Aを介してアンカーボルト22にナット23が螺合・締結されることにより、アンカーベース20を遊技場の設置面Fに設置・固定することができる。
このように、支持脚10Aごとにアンカーベース20が固定されることにより、支持脚10Aの強度を高めることができる。
設置テーブル30は、遊技機Pを支持するためのものであり、長板であって、支持台部31と、支持台部31の両側面に立設される側縁部32と、を備え、支持台部31が支持脚10Aの台座部12に載置されて設置される。設置テーブル30は、ここでは、3つの支持脚10Aに掛け渡されて設置される。
支持台部31には、支持脚10Aの台座部12に設けられた取付孔(図示せず)と対応する位置に、ねじ等の締結具を通すための貫通孔(図示せず)が形成されている。
また、支持台部31には、支持柱40を固定するための複数の取付孔(例えば、ねじ孔等。図示せず)が、支持柱40の取付位置にそれぞれ形成されている。
側縁部32は、設置テーブル30の側面を構成し、支持台部31に対して垂直に立ち上がる側縁部32aと、支持台部31に対して、設置面F方向へ垂直に延びる側縁部32bと、を有してなる。
側縁部32aは、後記する膳板70を位置決めするものであり、膳板70の側面が当接して膳板70の前後方向への移動を係止している。
側縁部32bは、後記する腰板71を設置するためのものであり、腰板71を設置するための取付孔(図示せず)が適宜設けられている。
支持柱40は、設置テーブル30に設置される遊技機P(図1参照)を側方から支持し、かつ、後記するランプ板60、幕板61、天板62を支持するためのものであり、上部取付部41と、柱部42とを備えている。
図2に示すように、柱部42は、正面板42aと側面板42b、42bとからなり、水平断面形状がコ字状になるように形成されている。この柱部42は、下端側の側面板42b及び正面板42aに、複数の取付孔(例えば、ねじ孔等。図示せず)が形成されている。
また、柱部42の正面板42aには、設置テーブル固定用部材33の側面板33aに形成された複数の取付孔(例えば、ねじ孔等。図示せず)と対応する位置に複数の取付孔(例えば、ねじ孔など。図示せず)が形成されている。
柱部42の正面板42aの下端部付近には、設置テーブル固定用部材33が取り付けられている。この設置テーブル固定用部材33は、側面板33aと底面板33bとにより形成されている。
設置テーブル固定用部材33の底面板33bには、設置テーブル30の支持台部31に設けられた取付孔(図示せず)と対応する位置に、ねじ等の締結具を通すための貫通孔(図示せず)が少なくとも1つ以上形成されている。
この設置テーブル固定用部材33を支持柱40、40の柱部42に取り付けることで、正面板42aと設置テーブル30の支持台部31との設置面積を大きくすることができ、立設して設置される支持柱40、40の耐荷重性や安定性を増すことができる。
また、図2に示すように、正面側の柱部42と背面側の柱部42との間に補強板50を介在させて取り付けてもよい。
このようにすると、支持柱40の前後方向の揺れ幅を減少させることができ、また、支持柱40に与えられる衝撃に対する耐久度を高めることができる。
上部取付部41は、立設して配置される支持柱40の上部を構成し、後記するランプ板60と、後記する幕板61と、後記する天板62と、を固定するねじ等の締結具を通すための貫通孔(図示せず)が必要個数形成されている。
図3に示すように、上部取付部41には、ランプ板60と、幕板61と、天板62と、が主に取り付けられる。
ランプ板60は、遊技機P側に配置されるものであって、ナンバーランプ等のランプ類(図示せず)が取り付けられる。また、ランプ板60の内部には、遊技機島(支持枠)1に遊技機P(図1参照)としてパチンコ台やスロット台を設置したときに、コインや玉等を収納するプラスチック製の箱(いわゆるドル箱)を重ねて収容する収容部等が設けられている。
幕板61は、ランプ板60を遮蔽するためのものであって、ランプ板60を正面側から覆うように取り付けられ、蝶番等で正面方向に開閉自在に軸支されている。
天板62は、ランプ板60の上端に配置されてその隙間を遮蔽するものであり、必要に応じて適宜取り付けられる。
遊技機Pは、パチンコ台、スロット台、テレビゲーム機等の電気機器であって、設置テーブル30に設置され、遊技機島(支持枠)1の水平方向に複数並設されている。なお、図面では、スロット台が表示されているが、パチンコ台であっても同様に設置することができる。また、パチンコ台に替えてスロット台を設置する場合には、支持脚10Aの高さを調整している。
また、遊技機Pの下面部には、支持柱40の柱部42に取り付けるための取付孔(図示せず)が複数設けられている。
ここで、支持枠1を構成する他の部材について簡単に説明する。
設置テーブル30の支持台部31(図2参照)と、スロット台S(遊技機)や貸出機Kとの間には、膳板70が設けられている。
膳板70は、厚さが、例えば約30mm程度の木製の板材であり、本実施形態では、図3に示すように、支持枠1の設置テーブル30に載置されている。膳板70は、設置テーブル30の側縁部32に膳板70の側面部が当接するように設置されることにより位置決めされている。
また、膳板70は、支持柱40の位置に切欠きが設けてあり、設置テーブル30及び支持台部31に上方向よりタッピングビス(図示せず)等で固定されている。
図3に示すように、設置テーブル30の側縁部32には、設置面Fに対して略垂直に立設するように化粧用の腰板71が取り付けられている。
腰板71には、設置テーブル30に設けられた取付孔(図示せず)と対応する位置にねじ等の締結具を通すための貫通孔(図示せず)が少なくとも1つ以上形成されている。
また、支持脚10Aの下方、すなわち、遊技者の足元付近には、設置面Fに対して略垂直に立設するように隠し板72が取り付けられている。
このように構成された支持枠1は、従来の支持枠と比較して部品点数が少なく、かつ、支持脚10Aと支持柱40とが分割して構成されており支持脚10Aの設置位置を自動補給機の設置位置に合わせて任意に設定することができるため、自動補給機80の種類に応じて多様な形態に構築することができる。また、各部品が着脱自在であるため、設置(組立作業)や取外し(分解)作業、移動作業、搬入作業等を容易に行うことができる。
以上、説明した構成の支持枠1を遊技場の設置面Fに設置してスロット台Sを一例として、遊技機島を形成する手順を説明する。参照する図面において、図4A(a)〜(c)及び図4B(a)〜(c)は、本発明の支持枠を遊技場の設置面に設置する手順を示す模式図である。
(1)まず、アンカーベース20を遊技場の設置面Fに設置する。遊技場の設置面Fには、アンカーベースを設置するための設置穴(図示せず)が設けられており、設置穴には、例えば、雌ねじ部を有するアンカー(図示せず)が埋設されている。ベース面21に設けられた取付孔21a(図2参照)を設置穴(図示せず)に合致させて、取付孔21a(図2参照)から設置穴(図示せず)を貫通させて、例えば、ボルト24(図2参照)をアンカーの雌ねじ部に係合させ、締結することにより、アンカーベース20を遊技場の設置面Fに設置・固定する。アンカーベース20の設置位置は、支持脚10Aの設置位置に合わせられている。
次に、図4(a)に示すように、支持脚10Aを、アンカーベース20を介して遊技場の設置面Fに設置する。
支持脚10Aは、ボルト取付面14A(図2参照)に形成された係合孔(図示せず)にアンカーボルト22(図2参照)を挿入して、ナット23(図2参照)を螺合・締結することにより、アンカーベース20を介して遊技場の設置面Fに設置される。
なお、支持脚10Aの設置位置は、自由に設定することができる。
図4A(a)に示すように、支持脚10Aを等間隔で設置してもよいし、破線で示すように、一定でない間隔で設置してもよいし、自動補給機80の設置位置などによって自由に決定することができる。
また、必ずしも、支持枠1の端部に支持脚10Aを設けなくてもよく、破線で示すように、支持枠1の端部よりも内側に設けてもよい。
(2)図4A(b)に示すように、設置テーブル30を支持脚10Aの台座部12に掛け渡して設置する。そして、支持脚10Aの各台座部12(図2参照)に形成された取付孔(図示せず)と設置テーブル30の支持台部31に形成された貫通孔(図示せず)とを合致させて、上方向よりねじ等の締結具(図示せず)で固定する。
(3)図4A(c)に示すように、支持柱40を設置テーブル30の支持台部31(図2参照)に取り付ける。このとき、支持柱40を支持台部31の手前側と支持台部31の奥側とに略同軸上に位置するように取り付ける(図2参照)。そして、支持台部31に形成された取付孔(図示せず)と設置テーブル固定用部材33(図2参照)に形成された貫通孔(図示せず)とを合致させて、上方向よりねじ等の締結具(図示せず)で固定する。
(4)図4B(a)に示すように、支持柱40の上部取付部41(図2参照)に、ランプ板60、幕板61、天板62などを、ねじ等の締結具(図示せず)により、上部取付部41(図2参照)に形成された貫通孔(図示せず)に通して固定する。
以上の手順によって、遊技場の設置面Fに支持枠1が設置されてその支持枠1を設置スペースに応じて複数設けることで遊技機島1Aが構成される。
(5)そして、図4B(b)に示すように、支持枠1の正面側と背面側(図示せず)から、貸出機Kが、膳板70を介して設置テーブル30に複数設置される。さらに、図4B(c)に示すように、例えば、スロット台Sが、貸出機Kに隣接して、膳板70を介して設置テーブル30に複数設置される。このとき、スロット台Sは、膳板70を介してそれぞれねじ等の締結具によって固定される。
(6)最後に、ランプ類、自動補給機80(図1参照)や紙幣搬送機等の電気機器、電源コード等の配線類、飾り等を設置する(図示せず)。
なお、各構成部品同士の固定手段や固定方法は、着脱可能に構成されていれば、以上の説明において述べた手段や方法に限定されるものではない。
このようにして、図2に示す支持枠1にスロット台Sが設置されて遊技機島1Aが完成する。この支持枠1を長手方向に複数並設することにより、図1に示す遊技機島1Aが完成する。
なお、支持枠1を取外す際には、前記(1)から(6)を逆の手順で実行することにより、簡単に取外すことができる。
以上、説明したように、支持枠1は、支持脚10Aと設置テーブル30とが上下方向に分離可能な構造であるため、支持脚10Aの設置位置を自由に設定することができる。したがって、自動補給機80の各構成要素のサイズや設置位置の違いに容易に対応することができる。
また、支持柱40と支持脚10Aを別体で構成し、加えて、設置テーブル30を一端側の支持脚10Aから他端側の支持脚10Aに跨る長さを有する一枚の長板で構成したため、各部材を、設置位置に手順に従って設置していくことにより、遊技機島1Aが構築される。このため、構成が簡単となり、部品点数を削減することができ、かつ、設置が容易となる。
また、支持枠1を構成する支持柱40の数や取付位置は、適宜変更が可能である。
よって、設置テーブル30に設置される遊技機Pの配置や貸出機Kの配置等を自由に変更することができる。
さらに、前記したように、支持枠1に設置された遊技機Pの種類に応じて(例えば、スロット台からパチンコ台への変更などに応じて)支持脚10Aの高さを変えるなどにより、多様な支持枠1の形状に対応させることができる。
また、設置する遊技機Pの種類はスロット台Sに限定されるものではなく、その他の遊技機、例えば、テレビゲーム機(図示せず)等であってもよい。
さらに、全ての支持枠1に同種の遊技機Pを設置してもよいし、異種の遊技機Pを混在させてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の実施形態はこれらに限定されるものではない。本発明の他の実施形態について以下に説明する。参照する図面において、図5(a)、(b)は、本発明の支持枠に使用される支持脚の他の実施形態をそれぞれ示す斜視図、図6は、本発明の支持枠に使用される支持脚の他の実施形態を示す側面図、図7は、支持脚と設置テーブルが係合する様子を示す部分斜視図である。
なお、すでに説明した部材は、同じ符号を付して説明を省略する。
例えば、図5(a)に示すように、コ字状の開口部を外側に向けて外壁側を構成するようにして、ボルト取付面14A、14Aを外側に形成した支持脚10Bとしてもよい。
この場合、支持脚10Bは、例えば、一対の脚部11、11及び台座部12ごとに予め作製された金属板を溶接することにより形成する。
このように構成された支持脚10Bは、ボルト取付面14A、14Aがそれぞれ支持脚10Bの外壁側に形成されているため、アンカーボルト22を支持脚10Bの外壁側から締めることができる。このため、他の設備が支持脚10B付近に設置されている等の場合にもアンカーボルト22が締めやすくなり、作業効率がよくなる。
また、図5(b)に示すように、支持脚10Cは、台座部12aと、側面部を構成し、台座部12aから連続し、遊技場の設置面Fに向かうにつれて縮径する一対の脚部11a、11aと、下面部を構成する下面板19とにより逆台形状に形成し、下面板19をアンカーベースに固定することにより、遊技場の設置面Fに設置してもよい。
これによれば、遊技場の設置面Fに設置したときに、遊技者の足元のスペースを広く確保することができる。
なお、支持脚10Cでは、一対の脚部11a、11aは、左右方向に配置されることとなる。
また、図6に示すように、支持脚10Dは、は、設置台90、90と設置台90、90から連続して、設置台90、90に対して直角方向に曲折する上脚部91、91と、アンカーボルト22を介してアンカーベース20に固定される下脚部14、14と、上脚部91、91と下脚部14、14との間に設置される高さ調整部材15と、を有し、さらに、設置台90、90の間に幅調整部材92を介在して構成されている。
設置台90、90と上脚部91、91及び幅調整部材92は、それぞれ水平断面形状がコ字状になるように形成されている。
この設置台90、90と幅調整部材92とにより、設置テーブル30及び遊技機Pを設置・固定するための台座部95が構成される。
また、上脚部91、91には、一端部に高さ調整部材15、15を取り付けるための取付孔(図示せず)が設けられている。
この上脚部91、91と下脚部14、14と高さ調整部材15、15とにより、支持脚10Dの一対の脚部96、96が構成される。
なお、ここでは、設置台90と上脚部91とが一体として形成されている。
幅調整部材92は、例えば、設置台90、90より小幅の矩形部材であって、設置台90、90の内壁に当接して、設置台90、90に介在して取り付けられる。
この幅調整部材92の側面に設けられる複数の支持孔93と設置台90、90の取付孔(図示せず)とが対面する位置において、支持ボルト94において着脱自在に支持されることで、支持脚10Dの幅を調節することができる。
この支持脚10Dによれば、一対の脚部96、96の高さと台座部95の幅の調節をすることができるため、様々な種類の遊技機、または、自動補給機80に対応させることができる。
なお、支持脚10Dを使用する場合、アンカーベース20は、支持脚10Dの幅に合わせた長さを有するように形成される。
また、図7に示すように、設置テーブル30は、上脚部13、13の外側面の一部に凹設した嵌合部13bに設置テーブル30の内側面から上脚部13、13側に突設されたレール34を嵌合させることにより、台座部12に設置されるようにしてもよい。
このようにすると、支持脚10Aをレール34に沿ってスライドさせて設置位置を調整することができる。
また、本実施形態において、支持脚10Aの一対の脚部11、11及び台座部12は、水平断面形状がコ字状となるように形成されていたが、これに限られず、平板で形成してもよいし、水平断面形状がL字状となるように形成してもよい。
なお、支持脚10Bないし支持脚10Dについても同様である。
支持枠を並設して構成される遊技機島の全体を示す斜視図である。 支持枠の構成を説明するための斜視図である。 支持枠を示す側面図である。 支持枠を設置する手順を示す模式図である。 支持枠を設置する手順を示す模式図である。 支持枠に使用される支持脚の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る支持枠に使用される支持脚の他の実施形態を示す側面図である。 本発明に係る支持脚の他の実施形態であり、設置テーブルが係合する様子を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 支持枠
1A 遊技機島
10A 支持脚
11、11 一対の脚部
12 台座部
13、13 上脚部
14、14 下脚部
15 高さ調整部材
15a 取付孔
17 支持ボルト
20 アンカーベース
22 アンカーボルト
30 設置テーブル
40 支持柱
F 設置面
P 遊技機

Claims (3)

  1. 遊技場の設置面の任意の位置に位置決めされて設置され遊技機を支持する支持枠であって、
    前記設置面に支持される一対の脚部と、前記一対の脚部に亘って設けられた台座部と、備えてなり、かつ、前記一対の脚部は、前記台座部の両端から連続し、前記設置面に向かって延びる上脚部を少なくとも備えてなる複数の支持脚と、
    前記複数の支持脚の前記台座部に渡し掛けられ、少なくとも一部が前記上脚部に当接して設置される設置テーブルと、
    前記設置テーブル上に設置される複数の支持柱と、
    を備え
    前記設置テーブルは、前記上脚部側に突出するとともに当該設置テーブルの長手方向に沿って延びるレールを備え、
    前記上脚部は、前記レールに対応する位置に、当該支持脚が前記レールに沿ってスライド自在となるように前記レールを嵌合する嵌合部が凹設されている
    ことを特徴とする遊技機の支持枠。
  2. 前記一対の脚部は、前記遊技機の設置面から前記台座部までの高さを調節する上下機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の支持枠。
  3. 前記支持脚ごとに設けられ、前記設置面に固定された状態で前記一対の脚部を前記設置面に支持する短板状のアンカーベースをさらに備え、
    前記アンカーベースは、前記一対の脚部に亘って設けられ、この一対の脚部と対応する位置に、この一対の脚部側に向かって突出するアンカーボルトを備え、
    前記一対の脚部は、下端部に、前記アンカーボルトを取り付けるためのボルト取付面を備え、
    前記ボルト取付面は、前記アンカーボルトと対応する位置に、当該アンカーボルトを係合する係合孔を備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機の支持枠。
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