JP2516230Y2 - 面格子の取付けブラケット - Google Patents

面格子の取付けブラケット

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JP2516230Y2
JP2516230Y2 JP3354892U JP3354892U JP2516230Y2 JP 2516230 Y2 JP2516230 Y2 JP 2516230Y2 JP 3354892 U JP3354892 U JP 3354892U JP 3354892 U JP3354892 U JP 3354892U JP 2516230 Y2 JP2516230 Y2 JP 2516230Y2
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JP
Japan
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mounting bracket
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frame
sash
cover
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JP3354892U
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JPH0589788U (ja
Inventor
亮一 金森
Original Assignee
三協アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、サッシの屋外側に装
着する比較的幅寸法が大きな面格子の取り付け構造に関
する。
【0002】
【従来技術】図4のように、面格子1は、主として防犯
上の目的から建物開口部におけるサッシ2の屋外側に取
付けられる。面格子1は構造上の基体となる框材3に多
数の桟4を取り付けた構造で、框材3を取付けブラケッ
ト5によってサッシ2に結合することで建物の開口部に
固定されている。また、面格子1の幅寸法W(左右方
向)が大きくなると框材3の部材的な強度が不足して中
たるみの傾向が生じるので、幅寸法が大きな面格子の場
合、左右方向の中央部をも中間の取付けブラケット6で
支持している。
【0003】しかし、従来の取付けブラケット5,6
は、部材強度上からステンレス材による板金加工品であ
り、多くはアルミ合金の押出し成形材から構成された面
格子1やサッシ2と外観が異なっており、意匠上好まし
くない。この外観の差は同じカラー処理を施しても変わ
らず、建具に洗練されたデザインを求めるユーザーか
ら、商品の価値を低く見られる恐れがある。
【0004】また、このような取付けブラケット5,6
はねじによって面格子1とサッシ2の枠材に固定される
が、固定用のねじが外部に露出しており、これも意匠上
で好ましくない上、ねじが容易に外されるので、防犯の
目的からすると不都合である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案は面格子を強
固に支持することができ、意匠上で問題を生じることが
なく、かつ、防犯上も安全な面格子の取付けブラケット
の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】面格子の框材とサッシの
枠材間に介在される取付けブラケットに関する。取付け
ブラケットは、框材と同じ素材で形成されている本体お
よびカバーで構成される。本体は押出し成形材を横切断
して形成されたブロック状の部材で小口を左右の側面と
したときの前面壁と後面壁が前記の框材と枠材に対する
取り付け面とされる。カバーは本体の小口を覆う側壁を
備えた断面コ字形の部材とする。本体にカバーが係合に
よって装着される。
【0007】
【作用】取付けブラケットが框材と同じ素材で形成され
た構成は、面格子と取付けブラケットの素材に基づく外
観の差を解消する。取付けブラケットがブロック状の本
体と本体の小口を覆う側壁を備え本体に係合される断面
コ字形の部材からなる構成は、面格子と取付けブラケッ
トの形態に基づく外観の差を解消する。また、本体にカ
バーを取り付ける構成は、本体を面格子とサッシの枠材
に固定しているねじを隠蔽する。
【0008】
【実施例】図1は、出窓サッシ2の屋外側面に面格子1
を取り付けた例であり、出窓サッシ2の上下枠材7,
8、面格子1の框材3および桟4はそれぞれアルミ合金
の押出し成形材で形成されている。出窓サッシ2は、上
下の枠材7,8の他に左右の縦枠材を組み付けた矩形の
サッシ枠に障子9、網戸10を建て込んだ通常の構造で
ある。また、面格子1は左右両端および幅方向の中間が
取付けブラケット11でサッシ2の上下枠材7,8に固
定されている。
【0009】取付けブラケット11は、本体12とカバ
ー13からなる(図2)。本体12はアルミ合金の押出
し成形材を横切断したブロック状で切断による小口14
を左右の側面とした場合、図3において前面壁15、後
面壁16および上面壁17を備え、前面壁15と後面壁
16間は補強壁18で結合されている。前面壁15の上
部にはビス孔19が、また、後面壁16の上部にはこの
ビス孔19に対応して、格子側ビス20を挿通するため
の挿通孔21が形成されている。さらに、補強壁18と
後面壁16の下部に屋外側から斜め上方向へサッシ側ビ
ス22を通すためのビス孔23,24が形成されてい
る。
【0010】さらに、前面壁15の上部両側と後面壁1
6の上部両側には係合溝25が形成されている。上面壁
17は平らで屋内外方向の寸法dは框材3の屋内側面と
上下の枠材7,8の屋外側面との間隔の寸法にひとしく
されている。カバー13は、やはり、アルミ合金の押出
し成形材を横切断して形成され、両側に側壁26を備え
た断面コ字形をしている。側壁26は、上部の内面に前
記の係合溝25に嵌まり込む係合凸条27を備え、本体
12の小口14を丁度遮蔽できる寸法を備える。すなわ
ち、両側の側壁26間の内側間隔は上面壁17の幅寸法
wにひとしく、内側高さは本体12の高さhにひとし
い。
【0011】取付けブラケット11はつぎのようにして
取り付けられる。なお、実施例において取付けブラケッ
ト11は面格子1における四周の框材3の上下左右部に
取り付けられているが、取り付ける構成は同じなので下
方の取付けブラケット11についてのみ説明する。ただ
し、上方の取付けブラケット11は下方のものに対し上
下が逆に取り付けられる。
【0012】本体1の前面壁15を面格子1における框
材3の屋外側面に格子側ビス20によって固定する。面
格子1をその両端に固定したブラケット5,5でサッシ
2に取り付ける。前記本体1の後面壁16をビス孔2
3,24を通じてねじ込まれるサッシ側ビス22によっ
て、サッシ2における下枠材8の屋外側面に固定する。
格子側ビス20は本体12の内部に隠蔽される。カバー
13を本体12の下面側から嵌め込み、カバー13を押
上げてその側壁26、26で本体12の小口14,14
を覆う。
【0013】側壁26上部の係合凸条27、27を本体
12側の係合溝25に係止させる。これにより、カバー
13は本体12に係合して取り付けられる。サッシ側ビ
ス22のビス頭が隠蔽され、また、取付けブラケット1
1は全体として小口の見えない1個のブロックのように
なる。
【0014】以上は一実施例であって本考案は図示され
た具体的構成に限定されない。例えば、出窓以外の建物
開口部に取り付けられることもある。また、取付けブラ
ケット11は、補助的に面格子1の中間部をサッシ2に
取り付ける中間ブラケットとして使用されることがあ
る。
【0015】
【考案の効果】面格子をサッシに取り付けている部分の
素材的、形態的な違和感がなくなり、面格子を取り付け
た建物開口部の外観が向上する。サッシ側ビスは、屋外
側からねじ込むので、面格子を取り付けやすく、一方、
このねじはカバーで隠蔽されるので目立たず、前記の外
観が向上すると共に防犯の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】出窓部分の縦断面図。
【図2】分解して示す斜視図。
【図3】(イ)は側面図、(ロ)は正面図。
【図4】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】 1 面格子 2 サッシ 3 框材 11 取付けブラ
ケット 12 本体 13 カバー 14 小口 15 前面壁 16 後面壁 25 係合溝 27 係合凸条

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面格子の框材とサッシの枠材間に介在さ
    れる取付けブラケットであって、前記の框材と同じ素材
    で形成されている本体およびカバーで構成され、本体は
    押出し成形材を横切断して形成されたブロック状の部材
    で小口を左右の側面としたときの前面壁と後面壁が前記
    の框材と枠材に対する取り付け面とされ、カバーは本体
    の小口を覆う側壁を備えた断面コ字形の部材であり、本
    体にカバーが係合によって装着されることを特徴とした
    面格子の取付けブラケット。
JP3354892U 1992-05-21 1992-05-21 面格子の取付けブラケット Expired - Lifetime JP2516230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3354892U JP2516230Y2 (ja) 1992-05-21 1992-05-21 面格子の取付けブラケット

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JP3354892U JP2516230Y2 (ja) 1992-05-21 1992-05-21 面格子の取付けブラケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0589788U JPH0589788U (ja) 1993-12-07
JP2516230Y2 true JP2516230Y2 (ja) 1996-11-06

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ID=12389618

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JP3354892U Expired - Lifetime JP2516230Y2 (ja) 1992-05-21 1992-05-21 面格子の取付けブラケット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467732Y1 (ko) 2011-06-27 2013-07-08 이영숙 타카고정식 방범창 프레임

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200467732Y1 (ko) 2011-06-27 2013-07-08 이영숙 타카고정식 방범창 프레임

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Publication number Publication date
JPH0589788U (ja) 1993-12-07

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