JP3270370B2 - 複合窓枠の押縁構造 - Google Patents
複合窓枠の押縁構造Info
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Description
される金属枠の屋内側に樹脂枠を備えた複合窓枠に障子
体を固定してなる複合窓枠の押縁構造に関する。
の金属枠のみからなるものが主流をなしてきたが、近
年、金属枠の屋内側部分を低熱伝導率の樹脂からなる樹
脂枠で覆ってなる備えた複合窓枠が提案されている。こ
れは金属枠を樹脂枠で覆うことにより、断熱性の向上を
図り、室内側への結露を防止し、さらには金属枠特有の
視覚的冷たさを排除し、室内装飾との一体性を持たせる
ことによって意匠性の向上を図らんとするものである。
体を固定するための押縁構造として図5に示すものが提
案されている。この図5においては、上下及び左右の枠
から略方形状に枠組されたアルミ製の金属枠40と、該金
属枠40の屋内側露出部分を覆う樹脂枠41とからなる複合
窓枠において、樹脂枠41には屋内側からガラス体42に固
定的に略当接する当接片43が形成されている。そして、
金属枠40には、当接片43とガラス体42を介在して略対峙
する金属製の押縁部材44が、金属枠40に対し取り外し自
在に取付けられている。ここで、樹脂枠41の一片45に
はその長手方向の複数カ所にネジ孔が形成されており、
このネジ孔を介して挿入された固定ネジ46によって金
属枠40及び樹脂枠41が建屋開口部にネジ止めされて
いる。また樹脂枠41には一片45のネジ孔及び固定ネ
ジ46を屋内側に対し非露出状とするためのキャップ4
7が取付けられている。
来の複合窓枠の押縁構造では、押縁部材44を屋外側か
ら取付けていたので、窓枠設置後にガラス体の交換作業
を行う場合、屋外側からの取り替えを余儀なくされ、特
に高所での取り替えの場合に危険を伴うという問題があ
った。
ジ孔が形成を形成すると共にキャップ47を取付けてい
たので、樹脂枠41へのネジ孔加工が必要になると共に
キャップ分の部品点数が増えるという問題があり、また
キャップ取り付け作業を行わなければならないため作業
効率の低下を来すという問題があった。
あり、室内側からガラス体を容易に交換することがで
き、また複合窓を固定するための固定ネジを非露出状と
すると共に少数の部品で複合窓を構成することのできる
複合窓枠の押縁構造を提供することを目的とする。
に請求項1記載の本発明は、上下枠及び左右の縦枠を枠
組みしてなる金属枠と該金属枠の屋内側露出部分を覆う
樹脂枠とを備えた複合窓枠に障子体を固定してなる複合
窓枠の押縁構造であって、上記金属枠の上下枠及び左右
の縦枠の屋外側四周端部には上記障子体の屋外側面部に
当接する当接片を設けてなり、上記樹脂枠の四周には対
向する樹脂枠側に開口する断面略コ字状の嵌合溝を設
け、該嵌合溝において樹脂枠を上記金属枠にネジ止めし
てなると共に、樹脂枠の屋内側部は、金属枠の屋内側四
周に設けた屋内固定片を被覆して窓開口部に固定してな
り、上記樹脂枠の嵌合溝には係止部と押圧部を有する押
縁部材を取り付け、上記係止部は樹脂枠の嵌合溝に係脱
自在に係止すると共に該嵌合溝の開口部を覆ってなり、
上記押圧部は上記障子体を介在して上記当接片に対峙す
ると共に該障子体を上記当接片側に押圧してなること、
を特徴として構成されている。
載の本発明において、上記樹脂枠の嵌合溝の屋内側面と
上記押縁部材の屋内側面とを互いに略面一状としてなる
ことを特徴として構成されている。
は2記載の本発明において、上記押縁部材の本体を略方
形中空状に形成し、該本体の一角部に上記係止部を設け
ると共に、上記本体の他角部に上記押圧部を設けてなる
ことを特徴として構成されている。
に沿って詳細に説明する。図1は本発明の複合窓枠の押
縁構造を適用した窓枠全体の縦断面図、図2は図1の横
断面図、図3は図2の縦枠の押縁部材近傍の拡大図、図
4は図3の押縁部材近傍の分解斜視図をそれぞれ示して
いる。
口部1に納められる複合窓2を示す。この複合窓2は、
方形に枠組された窓枠3内に障子体たるガラス体4を嵌
め殺し状に納めて構成されている。窓枠3を構成する各
枠材は、複合型の枠材であり、ベースとなる金属枠たる
アルミ枠10とその屋内側露出部分を覆う樹脂枠20と
から構成されている。このアルミ枠10は、アルミ上枠
11、アルミ下枠12及び左右のアルミ縦枠13、14
を略コ字状に枠組みし、相互をねじで締結して構成され
ている。また樹脂枠20は、樹脂上枠21、樹脂下枠2
2及び左右の樹脂縦枠23、24とで構成されており、
上記樹脂上枠21はアルミ上枠11に、樹脂下枠22は
アルミ下枠12に、樹脂縦枠23はアルミ縦枠13、樹
脂縦枠24はアルミ縦枠14にそれぞれ取付けられてい
る。
し型材にて成型され、また樹脂枠20及び後述する押縁
部材30は塩化ビニルやアクリル樹脂等から成型され
る。このように樹脂枠20にてアルミ枠10の室内側露
出部分を覆うことにより、金属による冷たい感じを隠
し、また熱伝導率の低い樹脂によって断熱効果を向上さ
せている。また、これ等の樹脂材には、木材粉等を混入
させて、外観上あたかも木材で形成されているかの観を
呈することもできる。
び左右のアルミ縦枠13、14の各々には、図1、2に
示すように、建屋外壁に延出して該外壁にネジ止めされ
る屋外固定片11a、12a、13a、14a及び屋内
側に延出して窓開口部1の周縁にネジ止めされる屋内固
定片11b、12b、13b、14bが設けられてお
り、これら屋外固定片11a〜14a及び屋内固定片1
1b〜14bにおけるネジ止め構造によってアルミ上枠
11、アルミ下枠12及び左右のアルミ縦枠13、14
が建屋に固定されている。
4を保持するための保持構造について説明する。ガラス
体4はその屋内側及び屋外側の両方から挟持されてお
り、そのうちの屋外側の構造についてまず説明する。ア
ルミ上枠11、アルミ下枠12及び左右のアルミ縦枠1
3、14の各々には、図1、2に示すように、その長手
方向の略全長に沿って、ガラス体4の端部近傍にまで延
出する断面略L字状の当接片11c、12c、13c、
14cが形成されている。これら当接片11c〜14c
の各々のガラス体4側の端部には緩衝部材5を係脱自在
に係止させるための係止片11d〜14dが設けられて
おり、この係止片11d〜14dにゴム製の緩衝部材5
が係脱自在に取付られている。この緩衝部材5は、当接
片11c〜14cの長手方向の略全長に沿って取付られ
るもので、棒状に形成され、アルミ上枠11の当接片1
1cの長手方向略中央を起点として、当接片12c〜1
4cを経て、11cの長手方向略中央に至る長手部材で
ある。すなわち、緩衝部材5及び係止片11d〜14d
を介して当接片11c〜14cがガラス体4の四周屋外
側面に当接している。
上枠21、樹脂下枠22及び左右の樹脂縦枠23、24
のそれぞれには、そのガラス体4より若干屋内側の位置
に、対向する樹脂枠側に開口する嵌合溝21a、22
a、23a、24aが長手方向に沿って略全長に至り形
成されており、この嵌合溝21a〜24aそれぞれには
押縁部材30が取付けられている。これら嵌合溝21a
〜24a及び押縁部材30は互いに同じ構造(対称構
造)であるため、縦枠14における嵌合溝24a及び該
嵌合溝24aに取付けられてた押縁部材30についての
み図3を参照しつつ説明する。
る樹脂枠、すなわち他方の樹脂縦枠23側に開口するよ
うに形成されており、その側面に固定ネジ6がネジ込ま
れている。この固定ネジ6は、嵌合溝24aの開口を介
して該嵌合溝24a内に挿入されており、嵌合溝24a
の側面及びアルミ縦枠14を貫通し、樹脂縦枠24をア
ルミ縦枠14に固定する。なお樹脂縦枠24は、その屋
内外の両端部に形成された係止片21b、21cをアル
ミ縦枠14に係脱自在に係止させることによっても、ア
ルミ縦枠14に固定されている。また、図3から明らか
なように、前述したアルミ縦枠14の屋内固定片14b
に対し、樹脂縦枠24の屋内側片が重合状に被覆して、
ビスにより両者を一体的に窓開口部1に固定してある。
方向に沿って、その略全長に渡り、押縁部材30が取付
けられている。この押縁部材30は、中空で断面略方形
状の本体31と、係止部32と、押圧部33とから構成
されている。この係止部32は、略方形状の本体31の
4角のうち嵌合溝24a側かつ屋外側の1角に形成され
ており、この嵌合溝24aの開口部周囲に形成された突
起24dに対し、その内側から突起32aを係脱自在に
係止させてなる。そして、これら突起24dと突起32
aとの係止によって嵌合溝24aに係脱自在とされ、こ
れによって押縁部材30が樹脂縦枠24に対し取付け自
在に取付けられている。また、このように構成されるこ
とによって、押縁部材30は屋内側から取り外し可能と
されている。
4角のうち対向する他方の樹脂縦枠23側かつ屋外側の
1角において、当接片14cとガラス体4を介在して対
峙する位置に形成されるもので、押縁部材30とガラス
体4との間に挟まれた緩衝部材5を係止すると共に該緩
衝部材5をガラス体4側へ向けて押圧してなる。すなわ
ち全体としては、図1、2に示すように、屋内側の四周
に配置された押縁部材30とガラス体4との間に挟まれ
た緩衝部材5によってガラス体4が屋外側の当接片11
c〜14cに向けて押圧されており、したがって、ガラ
ス体4は押縁部材30と当接片11c〜14cとによっ
て挟持されている。
述のように塩化ビニルやアクリル樹脂等から互いに同じ
材質にて形成されており、互いに違和感なく略一体に配
置されている。また上述のように、固定ネジ6をネジ込
んだ嵌合溝24aに押縁部材30を取付けたことによ
り、該固定ネジ6が屋内側に対し非露出状に覆われてお
り、一層の断熱性及び体裁の向上が図られている。また
このことにより、別途に固定ネジ6を隠すためのキャッ
プ等を設ける必要がないので、部品点数を削減すること
ができ、製作コスト及び取付け労力を低減することがで
きる。また図3にて明らかなように、ガラス体4のアル
ミ縦枠14側の端部と、樹脂縦枠24との間の隙間が押
縁部材30が塞がれており、この隙間からアルミ縦枠1
4が屋内側に対し露出することが防止されている。さら
に本実施形態においては、図3に示すように、押縁部材
30の屋内側の側面と、嵌合溝24aの屋内側の側面と
が見込み方向に置ける略同位置に形成されることによっ
て、互いに略同一面状とされており、したがって、樹脂
縦枠24と押縁部材30とがあたかも一体であるかのよ
うにその外観を呈しており、より一層の体裁の向上が図
られている。
が、本発明は上記実施形態に記載された事項に限定され
ず、特許請求の範囲に記載された技術的思想の創作の範
囲内で、上記とは異なる形態にて実施されてよいもので
ある。以下、これら異なる実施形態について説明する。
まず上記実施形態においては、押縁部材30を樹脂枠2
に対して係脱自在に取付けたが、押縁部材30を室内側
から取り外すことのできる取付け構造、例えばネジ止め
等で取付けてもよい。また押縁部材30を樹脂枠2と同
材質にて形成するものとしたが、別材質でもよく、また
互いの屋内側の側面を必ずしも面一状にしなくてもよ
い。
れば、記金属枠の屋外側四周端部には障子体の屋外側面
部に当接する当接片を設け、樹脂枠の四周には断面略コ
字状の嵌合溝を設け、該嵌合溝において該樹脂枠を上記
金属枠にネジ止めし、樹脂枠の屋内側部は、金属枠の屋
内固定片を被覆して窓開口部に固定し、樹脂枠の嵌合溝
には係止部と押圧部を有する押縁部材を取り付け、係止
部は樹脂枠の嵌合溝に係止すると共に該嵌合溝の開口部
を覆い、押圧部は障子体を介在して上記当接片に対峙す
ると共に該障子体を当接片側に押圧してなることによ
り、複合窓枠において押縁部材を屋内側から容易に取り
外しができ、障子体の取付け及び交換が非常に容易とな
る。また、樹脂枠の金属枠への取付けを樹脂枠の嵌合溝
と屋内側部とで行うため、取付けを強固にできると共
に、固定ネジを屋内側に対し非露出状に覆うことができ
て断熱性の向上を図ることができる。さらに、樹脂枠の
嵌合溝に設けた固定ネジを押縁部材で隠すためのキャッ
プ等を設ける必要がなく、部品点数を削減でき、製作コ
スト及び取付労力を低減することができる。
脂枠の嵌合溝の屋内側面と押縁部材の屋内側面とを互い
に略面一状としてなることにより、樹脂枠と押縁部材を
あたかも一体の部材であるかのようにすることができ、
体裁の一層の向上を図ることができる。
縁部材の本体を略方形中空状に形成し、該本体の一角部
に係止部を設けると共に、本体の他角部に押圧部を設け
てなることにより、断熱性が高まり、また押圧部に加わ
る押圧力及び係止部に加わる係止力が本体のうち最も強
度の高い部位にて保持されて、より耐久性のある押縁構
造を構成することができる。
体の縦断面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】上下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる金
属枠と該金属枠の屋内側露出部分を覆う樹脂枠とを備え
た複合窓枠に障子体を固定してなる複合窓枠の押縁構造
であって、 上記金属枠の上下枠及び左右の縦枠の屋外側四周端部に
は上記障子体の屋外側面部に当接する当接片を設けてな
り、 上記樹脂枠の四周には対向する樹脂枠側に開口する断面
略コ字状の嵌合溝を設け、該嵌合溝において樹脂枠を上
記金属枠にネジ止めしてなると共に、樹脂枠の屋内側部
は、金属枠の屋内側四周に設けた屋内固定片を被覆して
窓開口部に固定してなり、 上記樹脂枠の嵌合溝には係止部と押圧部を有する押縁部
材を取り付け、上記係止部は樹脂枠の嵌合溝に係脱自在
に係止すると共に該嵌合溝の開口部を覆ってなり、上記
押圧部は上記障子体を介在して上記当接片に対峙すると
共に該障子体を上記当接片側に押圧してなること、 を特徴とする複合窓枠の押縁構造。 - 【請求項2】上記樹脂枠の嵌合溝の屋内側面と上記押縁
部材の屋内側面とを互いに略面一状としてなることを特
徴とする請求項1記載の複合窓枠の押縁構造。 - 【請求項3】上記押縁部材の本体を略方形中空状に形成
し、該本体の一角部に上記係止部を設けると共に、上記
本体の他角部に上記押圧部を設けてなることを特徴とす
る請求項1又は2記載の複合窓枠の押縁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28311997A JP3270370B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 複合窓枠の押縁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28311997A JP3270370B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 複合窓枠の押縁構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107632A JPH11107632A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3270370B2 true JP3270370B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=17661479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28311997A Expired - Fee Related JP3270370B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 複合窓枠の押縁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3270370B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7349881B2 (ja) * | 2019-10-30 | 2023-09-25 | 不二サッシ株式会社 | 複合窓枠および/または複合框 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP28311997A patent/JP3270370B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11107632A (ja) | 1999-04-20 |
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