JPH08128168A - 装飾パネルの取付構造 - Google Patents

装飾パネルの取付構造

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JPH08128168A
JPH08128168A JP26666194A JP26666194A JPH08128168A JP H08128168 A JPH08128168 A JP H08128168A JP 26666194 A JP26666194 A JP 26666194A JP 26666194 A JP26666194 A JP 26666194A JP H08128168 A JPH08128168 A JP H08128168A
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decorative
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decorative panel
mounting
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浩 宮崎
Masao Hirano
昌雄 平野
Yoshinori Ishiguro
義則 石黒
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観意匠の見栄えを良くする。 【構成】 装飾部6に取付片7、係合突片8、係合凹部
9を形成した装飾パネル5を、下地材3にその係合突片
8と係合凹部9を係合して取付片7をビス止めして取付
け、端部の装飾パネル5の装飾部6の端部を切断除去
し、その切断部に端部アタッチメント13の支持板15
を係止し、その取付板14を下地材3にビス19で固着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントサッシの枠体
等に複数の装飾パネルを取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】フロントサッシの枠体に装飾パネルを取
付けて外観を見栄え良くする場合に、その装飾パネルの
幅を枠体の開口寸法と同等とすれば枠体に装飾パネルを
簡単に取付けできる。
【0003】しかしながら、装飾パネルを押出機により
押出し成形する場合に、その装飾パネルの幅が大きいと
押出機も大型となるので、装飾パネルの幅を小さくして
小型の押出機により押出成形できるようにしている。
【0004】このために、装飾パネルの幅は枠体の開口
寸法よりも著しく小さくなり、複数の装飾パネルを組み
合せて取付けるので、その取付け作業が面倒となる。
【0005】このように、複数のパネルを組み合せて取
付ける構造としては例えば実公昭59−32668号公
報に示すものが知られている。
【0006】つまり、天板の幅方向一端部に巻きはぜ部
を一体的に設け、その天板の幅方向他端部にこはぜ部を
一体的に設けてパネルとし、その巻きはぜ部とこはぜ部
を係合して隣接するパネルを連結すると共に、その巻き
はぜ部を下地材にビス止めして複数のパネルを下地材に
組み合せて取付け、その下地材の両端部に見切り縁をそ
れぞれ取付け、複数のパネルにおける両端部のパネルを
前記見切り縁内に挿入して支持するようにしてある。
【0007】このパネルの取付構造であれば、下地材の
寸法がパネルの幅の整数倍でない場合に一端部のパネル
を任意の幅に切断して見切り縁で支持できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のパネル取付構造
であると見切り縁は幅広いものとなって目立つので、パ
ネルを装飾部を有する装飾パネルとした場合には複数の
パネルの両端部に装飾部とは異なる形状で幅広い見切り
縁が見え、装飾パネルを用いたのに外観意匠が見切り縁
によって見栄え悪くなる。
【0009】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした装飾パネルの取付構造を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】装飾部6と、この装飾部
6の幅方向一端部に設けた取付片7と係合突片8と、前
記装飾部6の幅方向他端部に設けた係合凹部9より成る
複数の装飾パネル5と、取付板14と支持板15により
断面ほぼL字状で支持板15に装飾部6の一部分が係止
可能なる係止部を有する一対の端部アタッチメント13
を備え、下地材3に複数の装飾パネル5を係合突片8と
係合凹部9を係合して組み合せて取付片7をビス12で
固着して取付け、一端部の装飾パネル5の装飾部6の幅
方向他端部を切断除去し、その装飾部6の切断部に端部
アタッチメント13の支持板15を係止すると共に、そ
の端部アタッチメント13の取付板14を下地材3にビ
ス19で固着し、他端部の装飾パネル5の装飾部6の幅
方向一端部を所定の寸法だけ切断除去し、その装飾部6
の切断部に端部アタッチメント13の支持板15を係止
すると共に、その端部アタッチメント13の取付板14
を下地材3にビス19で固着した装飾パネルの取付構
造。
【0011】
【作 用】下地材3の装飾パネル取付部の寸法が装飾
パネル5の幅寸法の整数倍でなくとも端部の装飾パネル
5を切断することで複数の装飾パネル5を正しく取付け
できるし、端部アタッチメント13の支持板15が装飾
部6の切断部と係止しており、その装飾部6と連続して
支持板15が見えるだけとなってその支持板15があま
り目立つことがない。
【0012】
【実 施 例】図1に示すように、方形状の枠体1の内
面に形成した四周連続した内向凹溝2に下地材3の周縁
部が挿入され、その挿入部がシール材4でシールしてあ
り、その下地材3の表面に複数の装飾パネル5が取付け
てある。
【0013】前記装飾パネル5は図2に示すように、所
定の幅で長尺なる装飾部6と、この装飾部6の幅方向一
端部に一体的に設けたL字状の取付片7、係合突片8
と、装飾部6の幅方向他端部に一体的に設けた係止部と
なる係合凹部9より成り、その装飾部6は板10にリブ
11を等間隔を置いて複数一体的に設けたもので、この
装飾パネル5はアルミ押出形材を所定長さに切断したも
のである。
【0014】前記装飾パネル5は図1に示すように取付
片7を下地材3にビス12で固着すると共に、一方の装
飾パネル5の係合突片8と他方の装飾パネル5の係合凹
部9を係合して順次組み立てて下地材3に取付けられ、
両端部の装飾パネル5は切り詰め加工して端部アタッチ
メント13により下地材3に取付けてある。
【0015】前記端部アタッチメント13は図3に示す
ように取付板14と前記リブ11と同一厚さの支持板1
5により断面L字状で、その支持板15に第1支持片1
6と第2支持片17を一体的に設けて係合凹部18を有
する長尺材となり、その第2支持片17の突出長さL1
は装飾パネル5のリブ11間の距離L2 と同一で、第2
支持片17から支持板15の先端部15aまでの長さ前
記リブ11の突出長さと同一となっている。
【0016】そして一端部の装飾パネル5−1は装飾部
5の幅方向他端部を切断除去して装飾部6の板10が端
部となるようにし、その板10の端部を端部アタッチメ
ント13の係合凹部18に係合すると共に、取付板14
を下地材3にビス19で固着して取付けてある。
【0017】これにより、端部アタッチメント13の第
2支持片17がリブ11に当接して支持板15とリブ1
1の間隔が複数のリブ11の間隔と同一となり、しかも
支持板15の厚さがリブ11の厚さと同一であるから、
リブ11が端部まで連続した状態となって幅方向一端寄
りの外観意匠が見栄え良くなる。
【0018】他端部の装飾パネル5−2は装飾部6の幅
方向一端寄りを装飾部6の板10が端部となるように切
断除去して幅方向の寸法を調整し、その板10の端部を
端部アタッチメント13の係合凹部18に係合すると共
に、取付板14を下地材3にビス19で固着して取付け
てある。
【0019】これにより、端部アタッチメント13の第
2支持片17がリブ11に当接して支持板15とリブ1
1の間隔が複数のリブ11の間隔と同一となり、しかも
支持板15の厚さがリブ11の厚さと同一であるから、
リブ11が端部まで連続した状態となって幅方向他端寄
りの外観意匠が見栄え良くなる。
【0020】なお、装飾パネル5を下地材3に取付ける
には、一端部の装飾パネル5−1を端部アタッチメント
13で取付け、その後に装飾パネル5を順次組み合せて
取付け、他端部の装飾パネル5−2の板10の端部に端
部アタッチメント13の係合凹部18を係合した状態で
その他端部の装飾パネル5−2の係合凹部9を隣接する
装飾パネル5の係合突片8に係合して端部アタッチメン
ト13の取付板14をビス19で下地材3に固着して取
付ける。
【0021】このようにすることで、下地材3の装飾パ
ネル取付部の寸法が装飾パネル5の幅寸法の整数倍でな
くとも複数の装飾パネル5を組み合せて取付けできる
し、端部アタッチメント13の支持板15と枠体1との
間の目地幅が同一となり、その目地部にコーキング材3
0が充填してある。
【0022】装飾パネル5は図4に示すようにしても良
い。つまり装飾部6の幅方向一端部に取付片7と係合突
片8を一体的に設け、装飾部6の幅方向他端部に係合凹
部9を形成し、その装飾部6を波形板20とし、その波
形板20の凸部裏面に係合片21を一体的に設けたもの
としても良い。
【0023】この場合には他端部の装飾パネル5−2の
装飾部6の幅方向一端部を波形板20の凹部の底部より
切断除去し、端部アタッチメント13の第2支持片17
を係合片21の縦片21aと横片21bと波形板20の
一切断端面20aとの間に挿入して係止することで端部
アタッチメント13と他端部の装飾パネル5−2を係合
連結する。つまり、第2支持片17が係止部となる。な
お、一端部の装飾パネル5−1も同様である。
【0024】なお、枠体1の開口幅が装飾パネル5の整
数倍の場合には図1における他端部の装飾パネル5−2
を端部アタッチメント13を用いずに図6に示すように
取付片7を下地材3にビス12で取付ける。このとき取
付片7がコーキング受けとなる。
【0025】
【発明の効果】下地材3の装飾パネル取付部の寸法が装
飾パネル5の幅寸法の整数倍でなくとも複数の装飾パネ
ル5を正しく取付けできる。また、端部アタッチメント
13の支持板15が装飾部6の切断部と係止しており、
その装飾部6と連続して支持板15が見えるだけとなっ
てその支持板15があまり目立つことがないので、外観
意匠が見栄え良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す取付状態の横断面図であ
る。
【図2】装飾パネルの平面図である。
【図3】端部アタッチメントの平面図である。
【図4】装飾パネルの他の実施例を示す平面図である。
【図5】端部の装飾パネルの取付状態を示す横断面図で
ある。
【図6】端部の装飾パネルの取付状態の他の例を示す横
断面図である。
【符号の説明】
1…枠体、3…下地材、5…装飾パネル、6…装飾部、
7…取付片、8…係合突片、9…係合凹部、10…板、
11…リブ、12…ビス、13…端部アタッチメント、
14…取付板、15…支持板、18…係合凹部、19…
ビス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装飾部6と、この装飾部6の幅方向一端
    部に設けた取付片7と係合突片8と、前記装飾部6の幅
    方向他端部に設けた係合凹部9より成る複数の装飾パネ
    ル5と、 取付板14と支持板15により断面ほぼL字状で支持板
    15に装飾部6の一部分が係止可能なる係止部を有する
    一対の端部アタッチメント13を備え、 下地材3に複数の装飾パネル5を係合突片8と係合凹部
    9を係合して組み合せて取付片7をビス12で固着して
    取付け、一端部の装飾パネル5の装飾部6の幅方向他端
    部を切断除去し、その装飾部6の切断部に端部アタッチ
    メント13の支持板15を係止すると共に、その端部ア
    タッチメント13の取付板14を下地材3にビス19で
    固着し、 他端部の装飾パネル5の装飾部6の幅方向一端部を所定
    の寸法だけ切断除去し、その装飾部6の切断部に端部ア
    タッチメント13の支持板15を係止すると共に、その
    端部アタッチメント13の取付板14を下地材3にビス
    19で固着した装飾パネルの取付構造。
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