JP3095467B2 - 壁面への箱物の取付構造 - Google Patents

壁面への箱物の取付構造

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JP3095467B2
JP3095467B2 JP03219850A JP21985091A JP3095467B2 JP 3095467 B2 JP3095467 B2 JP 3095467B2 JP 03219850 A JP03219850 A JP 03219850A JP 21985091 A JP21985091 A JP 21985091A JP 3095467 B2 JP3095467 B2 JP 3095467B2
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正雪 越野
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット住宅等の壁面
に、システム洗面,システムランドリー,システム収
納,システムキッチンなどの箱物を取付・固定する際の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ユニット住宅等の壁面に、シス
テム洗面,システムランドリー,システム収納,システ
ムキッチンなどの箱物を取付・固定する際には、その箱
物の背板と壁面との間に固定枠が介設されている。
【0003】通常、固定枠の外形は、箱物の背板の形状
と同一に形成され、固定枠の側面には箱物と同一の化粧
が施され、箱物の取付時に、固定枠側面の化粧面と箱物
の側板化粧面とが面一になるように取付・固定が行なわ
れる。
【0004】しかし、箱物や固定枠の製造上の誤差によ
って、箱物の背板と固定枠との形状が揃わず、固定枠側
面の化粧面と箱物の側板化粧面とが面一に納まらない場
合がある。
【0005】固定枠が箱物の背板よりも小さく作成され
てしまい、箱物と壁面との間に外部から見えるような隙
間が生じた場合には、その隙間を隠蔽することが考えら
れる。各種箱物の取付時に箱物と壁面との隙間を隠蔽す
る従来技術としては、例えば、実公昭56-8521号公報な
どに開示されたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された従来技術では、隠蔽すべき隙間の幅がか
なり大きい場合には適用できるが、固定枠の厚さ程度の
幅の隙間を隠蔽することは困難である。
【0007】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、箱物と壁面との間に生じる隙間を容易に隠
蔽できるようにして、箱物側面の納まりを必ず面一にし
見栄えの向上をはかった、壁面への箱物の取付構造を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の壁面への箱物の取付構造は、固定枠を箱物
の背板よりも小さめに作成し、前記の壁面と背板との間
に縁材を嵌め込み、該縁材の外側化粧面を前記箱物の側
板と面一に配設したことを特徴としている。
【0009】また、前記縁材の前記固定枠側の面に、オ
ニ目ナットを取り付けるとともに、前記固定枠に、前記
縁材の嵌め込み時に前記オニ目ナットが嵌まり込む溝部
を形成してもよい。
【0010】
【作用】上述した本発明の壁面への箱物の取付構造で
は、固定枠は予め箱物の背板よりも小さめに作成されて
おり、箱物の壁面への取付時に箱物の背板と壁面との間
に生じた隙間に、縁材を嵌め込む。これにより、箱物や
固定枠の寸法誤差に関係なく、壁面と箱物との間に生じ
る隙間が、縁材の嵌め込み加減で吸収され隠蔽される。
【0011】また、縁材の固定枠側面にオニ目ナットを
取り付け、縁材の嵌め込み時にそのオニ目ナットを固定
枠側の溝部に嵌め込むことにより、縁材が確実に取付・
固定される。
【0012】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
壁面への箱物の取付構造について説明すると、図1はそ
の平面図、図2はその縁材および固定枠の縁材取付部を
示す斜視図、図3(a)〜(c)はそれぞれその縁材を示す
側面図,平面図,正面図、図4(a),(b)はそれぞれそ
の縁材の嵌め込み箇所の例を示す側面図,平面図であ
る。
【0013】図1に示すように、箱物1を内壁(もしく
は間仕切り)2に取付・固定する際には、箱物1の背板
1aと内壁2との間に固定枠3を介設し、背板1aの内
側から固定枠3にタッピンねじ4を捩じ込むことによ
り、箱物1の取付が行なわれている。
【0014】このとき、本実施例の構造では、箱物1の
背板1aと内壁2との間に介設される固定枠3は、箱物
1の背板1aよりも若干小さめに作成されており、内壁
2と背板1aとの隙間には、固定枠3とほぼ同じ厚さを
もつ縁材5が嵌め込まれている。
【0015】この縁材5は、図2および図3(a)〜(c)
に示すように構成され、縁材5の外側に露出する面に
は、箱物1の側板1bと同様の外側化粧面5aが形成さ
れるとともに、縁材5の固定枠側面5bには、オニ目ナ
ット6が適当な間隔をあけて取り付けられている。
【0016】また、固定枠3の縁材5と対向する面に
は、縁材5の嵌め込み時にオニ目ナット6が嵌まり込む
溝部3aが形成されている。
【0017】そして、内壁2と背板1aとの隙間への縁
材5の嵌め込みは、この縁材5の外側化粧面5aが箱物
1の側板1bと面一になるように行なわれ、この嵌め込
みと同時に、縁材5の固定枠側面5bのオニ目ナット6
が固定枠3の溝部3aに嵌まり込むようになっている。
【0018】上述の構成により、箱物1の内壁2への取
付時には、箱物1の背板1aと内壁2との間に生じた隙
間部分に縁材5が嵌め込まれ、その嵌め込み加減によっ
て、箱物1の側板1bの面に合わせて納めることがで
き、その隙間がきれいに隠蔽され、箱物側面の納まりを
必ず面一にすることができ、箱物1取付後の見栄えが大
幅に向上する。
【0019】また、このとき、本実施例では、縁材5の
固定枠側面5bに取り付けられたオニ目ナット6が固定
枠3の溝部3aに嵌まり込むことになり、縁材5が確実
に取付・固定される。
【0020】図4(a),(b)により、本実施例の縁材5
の具体的な取付箇所(嵌め込み箇所)を説明すると、例え
ば、システムキッチンの吊り戸棚7の天板7aと天井8
との間や吊り戸棚7の背板7bと内壁2との間、さらに
は、流し台9の背板9aと内壁2との間などに縁材5を
嵌め込むことにより、各隙間部分の隠蔽,見栄え向上を
実現することができる。
【0021】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更
等があっても、本発明の範囲に含まれる。例えば、上記
実施例では、縁材の固定枠側の面に、オニ目ナットを取
り付けた場合について説明したが、オニ目ナット以外
に、木ねじ,波釘,頭無釘等を用いてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の壁面への
箱物の取付構造によれば、固定枠を箱物の背板よりも小
さめに作成し、前記の壁面と背板との間に縁材を嵌め込
み、該縁材の外側化粧面を前記箱物の側板と面一に配設
するという極めて簡素な構成により、箱物と壁面との間
に生じる隙間を容易に隠蔽でき、箱物側面の納まりを必
ず面一にして見栄えの向上を実現できる効果がある。
【0023】また、縁材の固定枠側面にオニ目ナットを
取り付け、縁材の嵌め込み時にそのオニ目ナットを固定
枠側の溝部に嵌め込むことにより、縁材の取付・固定を
確実に行なえる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての壁面への箱物の取付
構造を示す平面図である。
【図2】本実施例の縁材および固定枠の縁材取付部を示
す斜視図である。
【図3】(a)〜(c)はそれぞれ本実施例の縁材を示す側
面図,平面図,正面図である。
【図4】(a),(b)はそれぞれ本実施例の縁材の嵌め込
み箇所の例を示す側面図,平面図である。
【符号の説明】
1 箱物 1a 背板 1b 側板 2 内壁 3 固定枠 3a 溝部 4 タッピンねじ 5 縁材 5a 外側化粧面 5b 固定枠側面 6 オニ目ナット 7 吊り戸棚 7a 天板 7b 背板 8 天井 9 流し台 9a 背板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 96/06 A47B 96/07 A47B 96/14 A47B 96/20 A47B 97/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面と箱物の背板との間に固定枠を介設
    して、前記壁面に前記箱物を固定する取付構造におい
    て、前記固定枠が前記背板よりも小さめに作成され、前
    記の壁面と背板との間に縁材が嵌め込まれ、該縁材の外
    側化粧面が前記箱物の側板と面一に配設されることを特
    徴とする壁面への箱物の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記縁材の前記固定枠側の面に、オニ目
    ナットが取り付けられるとともに、前記固定枠に、前記
    縁材の嵌め込み時に前記オニ目ナットが嵌まり込む溝部
    が形成されていることを特徴とする請求項1記載の壁面
    への箱物の取付構造。
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