JPH048308A - 収納家具連結構造 - Google Patents

収納家具連結構造

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JPH048308A
JPH048308A JP2113820A JP11382090A JPH048308A JP H048308 A JPH048308 A JP H048308A JP 2113820 A JP2113820 A JP 2113820A JP 11382090 A JP11382090 A JP 11382090A JP H048308 A JPH048308 A JP H048308A
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plate
storage furniture
slit
joint
top plate
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Shinichi Kaneda
金田 信一
Eizo Otsubo
大坪 栄三
Hiroshi Okumura
宏 奥村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オフィス等において好適に利用される収納家
具連結構造に関するものである。
[従来の技術] 書棚、保管庫、ロッカー、キャビネット等の収納家具は
、単体で使用されたり、複数個連接して使用されたり、
その態様は様々である。特に連接使用される場合は、収
納家具の側板間に隙間が生じて見栄えや安定性を欠く場
合が多く、据付けにあたっては十分注意しなければなら
ない。しかし、単に隣接させるだけでは、背丈の高い収
納家具になるほど底板部を密着させても頂板部の間に隙
間が生じることを防ぎ得ない場合が多くなる。このため
、近時では、収納家具同士を隣接させた状態で、それら
を着脱可能に連結しておく収納家具連結構造が考えられ
ている。その中の1つとして、複雑な加工を行うことが
難しい木製の収納家具等に多く見られるように、側板同
士を止着具を介して比較的シンプルに連結する収納家具
連結構造がある。
第17図は、その収納家具連結構造を示すもので、収納
家具(例えば書棚)aの側板すには厚み方向に貫通する
ボルト挿通孔Cが水平に穿設されている。そして、隣接
する頂板dの側端面e同士を密着させた状態で、一方の
収納家具aのボルト挿通孔Cから挿通したボルトfを他
方の収納家具aのボルト挿通孔C外に貫通させ、この状
態でボルトfの貫通端にナツトgを螺着することで、側
板す同士を連結できるようにしている。第18図に示す
ボルトh及びナツトiは、見栄えをよくするためにボル
ト挿通孔C内において互いに螺合させ得るように工夫さ
れたものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような収納家具連結構造を採用する収納
家具aにおいては、ボルトhS iを外してその収納家
具aを単独で使用する時に、第19図に示すように側板
すにボルト挿通孔Cが露出し、見苦しいという不都合を
生じる。このような不都合は、ボルト挿通孔Cを樹脂キ
ャップ等で塞ぐことにより多少は解消できるものである
が、近時のオフィスは急速にインテリジェント化が進み
、あらゆる家具に対して機能的及びデザイン的に高度に
洗練されたものが要求されるようになって来ている中で
、このような不都合が目の肥えたユーザーに快く容認さ
れ得る筈がない。しかも、樹脂キャップ等の如き小物部
品は、使用されない期間中の管理が曖昧になり易く、そ
の期間が長いと、再び使用したい時に大抵の場合は紛失
して使用できなくなっていることが多い。
本発明は、このような課題を解決することを主たる目的
としている。
また、このように複雑な加工を行うことが難しい木製の
収納家具等においては、頂板と側板とを組立・分解可能
に設けることも容易ではなく、従来では、頂板と側板は
接着剤を塗布したダボ等によって単純に接続されている
のが通例である。このため、収納家具は工場段階におい
て殆ど完成されてしまい、その後の搬出入や在庫管理に
係る取扱いに極めて大きな不便を伴う課題もある。
本発明は、このような課題をも解決することを目的とし
ている。
[課題を解決するだめの手段] 本発明は、かかる目的を達成するために、次のような構
造を採用したものである。
すなわち、本発明に係る収納家具連結構造は、隣接する
収納家具の頂板同士を連結板を介して連結するようにし
ている。このために、各収納家具を、左右の側板と、側
縁部を前記側板の上端面に添接させた頂板とを具備して
なるものにし、前記頂板の側端面と側板の外側面との間
に目地を形成するとともに、この目地内に側板の内面側
にまで連通ずるスリットを形成しておく。また、前記連
結板は、一端側を一方の収納家具のスリットに、他端側
を他方の収納家具のスリットにそれぞれ貫入させ得るも
のにしておく。そして、その連結板の両端貫通部分を連
結ボルトを用いて対応する収納家具の頂板にそれぞれ下
面側から止着していることを特徴とする。
頂板と側板とがダボを介して固着されている収納家具に
おいては、側板に上端部を薄肉とする段部を設けること
によりその上端部の外縁を目地底とする目地を形成し、
その上端部を一部切欠することによりスリットを形成す
るのが好適である。
これに対して、頂板と側板とを組立・分解可能に設ける
ためには、頂板と側板とを、外縁側片半部を第1の止着
ボルトにより前記側板の上端面に止着させ内縁側片半部
を第2の止着ボルトにより前記頂板に止着させた接続金
具を介して接続し、その接続金具の外縁を目地底とする
目地を形成す。
るとともに、その接続金具を一部切欠することによりス
リットを形成するのが好適である。
接続金具に切欠を設けてスリットを形成するに際して、
その接続金具を単純に面一なものにすると、連結板を挿
入するためにかなり幅広なものを用いなければならなく
なる可能性がある。このような不具合を解消するために
は、接続金具を、水平な外縁側片半部と水平な内縁側片
半部とを鉛直板部により連続させ、その外縁側片半部を
一部切欠いてスリットを設けたものにするとよい。しか
し、これにより内縁側片半部を第2の止着ボルトにより
頂板に止着することが難しくなる。このため、頂板を、
下面に側縁部が中間部よりも薄肉になる段部を形成し、
その中間部の下面に前記接続金具の内縁側片半部を添接
させるようにしておく必要がある。また、連結板が挿入
できなくなる恐れがあるため、前記中間部の下面におけ
る前記スリットに対応する部位に前記側縁部の下面に連
続する凹陥部を形成し、この凹陥部内に連結板を案内し
て頂板に止着するようにしなければならない。
さらに、組立てが完了している収納家具に対して連結作
業を行うことができるようにするためには、内縁側片半
部の前記凹陥部に対応する部位に、連結ボルトの挿入を
許容する貫通孔を設けておくのがよい。
この発明の効果が特に顕著に得られる適用例として、頂
板及び側板が木製である収納家具が挙げられる。
[作用コ このような収納家具連結構造であると、両頂板の下面か
ら連結ボルトを外し、スリットから連結板を引き抜いて
頂板同士を引き離すと、それまで連接使用していた収納
家具をそれぞれ単独で使用することが可能になる。しか
して、この状態では、各々の収納家具の側方に目地が表
出し、その目地底にはスリットが開口することになるが
、目地自体は本来的に収納家具の美観を向上させるため
に役立つものであり、スリットは目地底に位置すること
によって人間の視野に角度的に入りにくくなる上に、た
とえ視野に入ったにせよ、目地と同じ位置に在るためさ
ほど違和感を覚えることがなくなる。このため、従来の
収納家具連結構造の如く本来面一であるべき場所にボル
ト挿通孔が開口しているものに比べると、この収納家具
連結構造は収納家具を単独使用する場合の見苦しさを著
しく低減することが可能になる。その上に、このような
ものであると、各収納家具を単独使用する場合に樹脂キ
ャップ等を用いずに済むので、煩わしい小物部品の管理
を行う必要がなくなる。
また、頂板と側板を接続金具によって接続するようにし
た場合には、上記の作用に加え、第2の止着ボルトを緩
めることによって接続金具から頂板を取り外し、更にそ
の状態から第1の止着ボルトを緩めることによって側板
から接続金具を取り外すことができる。このため、頂板
、側板並びに接続金具の組立・分解を随時簡単に行うこ
とが可能になる。
[実施例コ 以下、本発明の第1実施例を第1図〜第5図を参照して
説明し、第2実施例を第6図〜第16図を参照して説明
する。
く第1実施例〉 この収納家具連結構造は、第1図に示すように、頂板2
と、側板3と、目地4と、スリット5とを具備してなる
書棚1に適用されている。そして、書棚1を左右に隣接
し、頂板2同士を連結板6を介して連結できるようにし
ている。
具体的に説明すると、頂板2は、第2図に示すように、
枠体状の芯材21の内面に化粧板22を貼着した木製の
もので、側縁近傍の下面2aには、前後2箇所に鬼目ナ
ツト23が打込まれている。
一方、側板3は、枠体状の芯材31の内面に化粧板32
を貼着した木製のもので、第2図及び第3図に示すよう
に、上端面3a近傍を外周に沿って一定幅で切削し、該
上端面3aと外側面3bとの間、及び、該上端面3aと
前端面3Cとの間に、段部34を形成している。また、
これにより薄肉とされた上端部35に対して、組付状態
で前記鬼目ナツト23に対応する部位を切削して溝36
が凹設してあり、この溝36を前記段部34に連続させ
ている。そして、頂板2の側端面2bと側板3の外側面
3b、並びに、頂板2の前端面2Cと側板3の前端面3
Cとをそれぞれ面一に揃えた状態で、頂板2の側縁部2
、の下面2aと側板3の上端面3aとを、接着剤を塗布
したダボ7を介して接合している。
このようにして、書棚1は、第1図に示す如く頂板2の
側端面2bと側板3の外側面3bとの間、並びに、頂板
2の前端面2Cと側板3の前端面3Cとの間に、前記上
端部35の外縁35aを目地底とする目地4を形成して
おり、また、前記溝36と頂板2の下面2aとの間に、
前記目地底35aから側板3の厚み方向に水平に伸びて
該側板3の内面3d側に連通ずるスリット5を形成して
いる。
そして、第1図及び第4図に示すように、これらの書棚
1の側端面2b同士を密着させて左右に隣接し、両端に
ボルト挿通孔6aを有した連結板6を一方の書棚1のス
リット5から挿通して他方の書棚1のスリット5外に貫
通し、その連結板6のボルト挿通孔6aに連結ボルト8
を挿通して対応する書棚1の頂板2に設けた鬼目ナツト
23に下面2a側から止着することにより、頂板2同士
を連結している。
このような収納家具連結構造であると、両頂板2の下面
2aから連結ボルト8を外し、両スリット5から連結板
6を引き抜いて頂板2同士を引き離すと、各々の書棚1
をそれぞれ単独で使用することが可能になる。しかして
、この状態では、第1図及び第5図に示すように書棚1
の側方に目地4が表出し、その目地底35aにスリット
5が開口することになるが、目地4自体は本来的に書棚
1の美観を向上させるために役立つものであり、スリッ
ト5は目地底35aに位置することによって人間の視野
に角度的に入りにくくなる上に、たとえ視野に入ったに
せよ、目地4と同じ位置に在るためさほど違和感を覚え
ることがなくなる。このため、従来の収納家具連結構造
のように本来面一であるべき場所に不自然にボルト挿通
孔が開口しているものに比べると、この収納家具連結構
造は書棚1を単独使用する場合の見苦しさを著しく低減
させることが可能になる。その上に、このようなもので
あると、各書棚1を単独使用する場合に樹脂キャップ等
でスリット5を塞がなくて済むので、煩わしい小物部品
の管理を行う必要がなくなる。
く第2実施例〉 この収納家具連結構造は、前記実施例と同様の書棚10
0に適用されている。この書棚100は、第6図に示す
ように、側板101と、接続金具102と、第1の止着
ボルト103と、頂板104と、第2の止着ボルト10
5とを具備してなる。
また、側方には目地106及びスリット107が形成さ
れている。そして、この書棚100を連結板108を介
して他の書棚100に連結できるようにしている。
具体的に説明すると、側板101は、第8図に示すよう
に、枠体状の芯材111の内面に化粧板112を貼着し
てなる木製のもので、上端面101aには、使用縁近傍
、反使用縁近傍、並びに、それらの中間部分の計3箇所
(以下、「止着位置X」と称する。第7図参照)に鬼目
ナツト113が打込まれている。
接続金具102は、第6図、第8図、第11図〜第13
図に示すように、水平な外縁側片半部121と水平な内
縁側片半部122とを鉛直板部123により連続させた
もので、前記止着位置Xに対応する外縁側片半部121
の3箇所に、下面102b側に拡開するボルト挿通孔1
24が穿設されているとともに、それらの止着位置Xに
対応する内縁側片半部122の3箇所に、下面102C
側に拡開するボルト挿通孔125が穿設されている。ま
た、止着位置Xと止着位置Xの間(以下、「連結位置Y
」と称する。第7図参照)に対応して、外縁側片半部1
21には一定幅の切欠部126が設けてあり、また内縁
側片半部122にはバカ孔として用いられる貫通孔12
7が穿設されている。そして、この接続金具102の外
縁側片半部121の下面102Cを、第6図及び第8図
に示すように側板101の上端面101aに当接させ、
その状態で、各ボルト挿通孔124に上面102b側か
ら第1の止着ボルト103を挿入して、先端を各鬼目ナ
ツト113に締着している。
頂板104は、第8図に示すように、枠体状の芯材14
1の大面に化粧板142を貼着してなる木製のもので、
下面104aには、前記止着位置Xに対応する3箇所に
鬼目ナツト143が打込まれている。また、該下面10
4aには、側縁部1041を中間部1042よりも薄肉
にするための段部144が形成されている。そして、側
縁部1041の下面104aを前記接続金具102の外
縁側片半部121の上面102bに添接させることによ
り、段部144を垂直板部123に沿って配設するとと
もに、中間部1042の下面104aを接続金具102
の内縁側片半部122の上面102bに部分的に添接さ
せている。そして、その状態で各ボルト挿通孔125に
下面102c側から第2の止着ボルト105を挿入して
、先端を各鬼目ナツト143に締着している。なお、こ
の頂板104には、第9図及び第10図に示すように、
前記締着位置Yに対応する中間部1042の下面104
aに前記側縁部1041の下面104aに連続する凹陥
部145(後述する連結板108の幅及び奥行き寸法に
対応している)が形成されており、この凹陥部145に
も鬼目ナツト146が打込まれている。
このようにして、この書棚100は側板101と頂板1
04とが接続金具102を介して接続されている。そし
て、この状態において、第8図に示す如く接続金具10
2の外縁102a部分が側板101の外側面101b及
び頂板104の側端面104bに対して凹みとなるよう
に設定しており、この外縁102aを目地底として目地
106が形成されている。また、前記切欠部126を通
じて第9図に示すように側板101の内外を連通させる
スリット107が形成されている。
そして、第6図及び第16図に示すように、これらの書
棚100を、側端面104b同士及び外側面101b同
士を密着させた状態で左右に隣接し、第14図及び第1
5図に示す如く両端に下方に拡開するボルト挿通孔10
8aを有した連結板108を両スリット107に貫入さ
せ、その状態で、その連結板108のボルト挿通孔10
8aに接続金具102の貫通孔127から挿通した連結
ボルト109を通して、対応する書棚100の頂板10
4に設けた鬼目ナツト146にそれぞれ下面104a側
から締着することにより、頂板104同士を連結してい
る。
このような収納家具連結構造であると、両頂板104の
下面104aから連結ボルト109を外し、両スリット
106から連結板108を引き抜いて頂板104同士を
引き離すと、各々の書棚100をそれぞれ単独で使用す
ることが可能になる。
しかして、この状態では、第6図及び第7図に示すよう
に書棚100の側方に目地106が表出し、その目地底
102aにスリット107が開口することになるが、目
地106自体は本来的に書棚100の美観を向上させる
ために役立つものであり、スリット107は目地底10
2aに位置することによって人間の視野に角度的に入り
にくくなる上に、たとえ視野に入ったにせよ、目地10
6と同じ位置に在るためさほど違和感を覚えることがな
くなる。このため、従来の収納家具連結構造のように本
来面一であるべき場所に不自然にボルト挿通孔が開口し
ているものに比べると、この収納家具連結構造は書棚1
00を単独使用する場合の見苦しさを著しく低減させる
ことが可能になる。その上に、このようなものであると
、各書棚100を単独使用する場合に樹脂キャップ等で
スリット107を塞がなくて済むので、煩わしい小物部
品の管理を行う必要がなくなる。
また、頂板104と側板101とが、このように接続金
具102によって接続されたものであると、第2の止着
ボルト105を緩めれば接続金具102から頂板104
を取り外すことができ、その状態から更に第1の止着ボ
ルト103を緩めれば側板101から接続金具102を
取り外すことができることになり、この書棚100は頂
板104、側板101並びに接続金具102の組立・分
解を随時簡単に行うことが可能となる。これにより、従
来の木製の書棚等が抱えていた搬出入や在庫管理に係る
取扱上の不具合を有効に解消することが可能になる。
なお、このような収納家具連結構造は、書棚以外の収納
家具、例えば保管庫、ロッカー、キャビネット等にも勿
論適用することが可能である。それらの構造も、前面に
書棚の如き棚板を配設しているものの他に、扉を有して
いるもの、引き戸を有しているもの等があり得る。また
、本発明が適用される対象は木製の収納家具に止まらず
、同様の課題を有するものであれば適用によって同板の
作用効果を得ることができる。その他の構成も図示実施
例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明に係る収納家具連結構造によると、隣接する収納
家具の頂板同士を連結板によって確実に連結することが
でき、しかも、連結板を取り外して各収納家具を単独使
用する場合に、連結板を挿入していたスリットが位置的
に目立たない目地底に開口するため、収納家具の外観に
悪影響を及ぼすことがなく、さらに、スリットを樹脂キ
ャップ等で塞がなくても済むため煩わしい小物部品の管
理から解放される効果が得られる。特に、頂板と側板を
接続金具によって接続し、その接続金具を利用して目地
及びスリットを形成したものにおいては、上述した効果
の他に、第1、第2の止着ボルトを着脱することにより
頂板、側板並びに接続金具の組立・分解を随時簡単に行
い得るようになり、従来の木製の収納家具等が抱えてい
た取扱い上の不具合を解消できる効果が付随する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
書棚の斜視図、第2図は頂板と側板の接合部分を示す部
分正断面図、第3図は第2図における■−■線断面図、
第4図は書棚同士の連結部分を示す部分正断面図、第5
図は書棚の側面図である。第6図〜第16図は本発明の
第2実施例を示し、第6図は頂板を取り除いた状態の書
棚の部分斜視図、第7図は書棚の側面図、第8図は第7
図における■−■線断面図、第9図は同IX−IX線断
面図、第10図は第9図におけるX−X線断面図、第1
1図は接続金具の平面図、第12図は同正面図、第13
図は同右側面図、第14図は連結金具の正面図、第15
図は同底面図、第16図は書棚同士の連結部分を示す部
分正断面図である。 第17図〜第19図は従来例を示し、第17図及び第1
8図は第4図及び第16図に対応する部分正断面図、第
19図は第1図及び第6図に対応する斜視図である。 1・・・収納家具(書棚) 2、・・・側縁部 2b・・・側端面 3a・・・上端面 4・・・目地 6・・・連結板 8・・・連結ボルト 35・・・上端部 100・・・収納家具(書棚) 101・・・側板     101a・・・上端面2・
・・頂板 2a・・・下面 3・・・側板 3b・・・外側面 5・・・スリット 7・・・ダボ 34・・・段部 35a・・・目地底(外縁) 01b・・・外側面   102・・・接続金具02a
・・・目地底(外縁) 03・・・第1の止着ボルト 04・・・頂板     104、・・・側縁部04□
・・・中間部   104a・・・下面04b・・・側
端面 05・・・第2の止着ボルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、隣接する収納家具の頂板同士を連結板を介して連結
    するようにした収納家具連結構造であって、 各収納家具は、左右の側板と、側縁部を前記側板の上端
    面に添接させた頂板とを具備してなるもので、前記頂板
    の側端面と側板の外側面との間に目地を形成するととも
    に、この目地内に側板の内面側にまで連通するスリット
    を形成しており、連結板は、一端側を一方の収納家具の
    スリットに、他端側を他方の収納家具のスリットにそれ
    ぞれ貫入させたものであり、 その連結板の両端貫通部分を連結ボルトを用いて対応す
    る収納家具の頂板にそれぞれ下面側から止着しているこ
    とを特徴とする収納家具連結構造。 2、頂板と側板とが、ダボを介して固着されたものにお
    いて、側板に上端部を薄肉とする段部を設けることによ
    りその上端部の外縁を目地底とする目地を形成するとと
    もに、その上端部を一部切欠することによりスリットを
    形成していることを特徴とする請求項1記載の収納家具
    連結構造。 3、頂板と側板とが、外縁側片半部を第1の止着ボルト
    により前記側板の上端面に止着させ内縁側片半部を第2
    の止着ボルトにより前記頂板に止着させた接続金具を介
    して着脱可能に接続されたものにおいて、その接続金具
    の外縁を目地底とする目地を形成するとともに、その接
    続金具を一部切欠することによりスリットを形成してい
    ることを特徴とする請求項1記載の収納家具連結構造。 4、接続金具が、水平な外縁側片半部と水平な内縁側片
    半部とを鉛直板部により連続させ、その外縁側片半部を
    一部切欠いてスリットを設けたものであり、頂板は、下
    面に側縁部が中間部よりも薄肉になる段部を形成してそ
    の中間部の下面に前記接続金具の内縁側片半部を添接さ
    せたものであって、前記中間部の下面における前記スリ
    ットに対応する部位に前記側縁部の下面に連続する凹陥
    部を形成し、この凹陥部内で連結板を頂板に止着してい
    ることを特徴とする請求項3記載の収納家具連結構造。 5、内縁側片半部の前記凹陥部に対応する部位に、連結
    ボルトの挿入を許容する貫通孔を設けていることを特徴
    とする請求項4記載の収納家具連結構造。 6、頂板及び側板が木製であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5記載の収納家具連結構造。
JP2113820A 1990-04-26 1990-04-26 収納家具連結構造 Expired - Lifetime JPH07102165B2 (ja)

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JP2113820A Expired - Lifetime JPH07102165B2 (ja) 1990-04-26 1990-04-26 収納家具連結構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103016480A (zh) * 2012-12-27 2013-04-03 廊坊华日家具股份有限公司 用于家具上的紧固连接件
JP2016050395A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 Toto株式会社 ウォールキャビネット

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JP2016050395A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 Toto株式会社 ウォールキャビネット

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JPH07102165B2 (ja) 1995-11-08

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