JPH0412704A - 家具 - Google Patents

家具

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JPH0412704A
JPH0412704A JP11545190A JP11545190A JPH0412704A JP H0412704 A JPH0412704 A JP H0412704A JP 11545190 A JP11545190 A JP 11545190A JP 11545190 A JP11545190 A JP 11545190A JP H0412704 A JPH0412704 A JP H0412704A
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top plate
nut
slit
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Shinichi Kaneda
金田 信一
Eizo Otsubo
大坪 栄三
Hiroshi Okumura
宏 奥村
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、オフィス等において好適に利用される家具に
関するものである。
[従来の技術] 家具には、単体で使用されたり、複数個連接して使用さ
れたりするものがある。例えば、剛性のある平面を提供
する机やテーブル等は、OA機器を設置したり、テーブ
ルユニットを形成する等といった目的のためにグループ
化させることが多(、逆に、グループ化していたものを
再び引き離して単体で使用する場合もある。また、収納
空間を提供する書棚、保管庫、ロッカー、キャビネット
等は、取り扱う収納物の量に応じて、それらの家具を単
体で使用したり、連設使用したりするのが通例である。
このような家具は、単に隣接させただけでは隙間が開き
易く、安定性や見栄えを損い易い。このため、近時のこ
の種の家具には、家具間を着脱可能に連結できる構造を
備えているものが少な(ない。その中でも、加工上の制
約の多い木製の家具等は、側板同士をボルトを介して比
較的シンプルに連結できるようにしている。
第15図は、−例として木製の机同士を連結した状態を
示しており、机aの側板すには厚み方向に貫通するボル
ト挿通孔Cが水平に穿設されている。そして、隣接する
天板dの側端面e同士を密着させた状態で、一方の机a
のボルト挿通孔Cから挿通したボルトfを他方の机aの
ボルト挿通孔C外に貫通させ、この状態でボルトfの貫
通端にナツトgを螺着することで、側板す同士を連結で
きるようにしている。第16図に示すボルトh及びナツ
トiは、見栄えをよくするためにボルト挿通孔C内にお
いて互いに螺合させ得るように工夫されたものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、かかる机aは、ボルトfSh及びナツトgs
Lを外してその机aを単体で使用する時に、第17図に
示すように側板すにボルト挿通孔Cが露出し、見苦しい
という不都合を生じる。このような不都合は、ボルト挿
通孔Cを樹脂キャップ等で塞ぐことにより多少は解消で
きるものであるが、近時のオフィス等は急速にインテリ
ジェント化が進み、あらゆる家具に対して機能的及びデ
ザイン的に高度に洗練されたものが要求されるようにな
って来ている中で、このような不都合が目の肥えたユー
ザーに快く容認され得る筈がない。
しかも、ボルト、ナツト、樹脂キャップ等の如き小物部
品は、使用されない期間中の管理が曖昧になり易く、そ
の期間が長いと、再び使用したい時に大抵の場合は紛失
して使用できなくなっていることが多い。
本発明は、このような課題を有効に解決することを目的
としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる目的を達成するために、次のような構
成を採用したものである。
すなわち、本発明の家具は、上板と、側板と、目地と、
スリットと、連結板と、ボルト及びナツトとを具備して
なる。−上板は、左右両側縁部を側板の上端面に添接さ
せたもので、その両側縁部近傍の下面にそれぞれナツト
を埋設してボルトが仮止めしてあり、目地は、前記上板
の側端面と前記側板の外側面との間に形成されたもので
、目地底にスリットが開口させてあり、スリットは、前
記目地底から側板の厚み方向に水平に伸びて該側板の内
面側に連通しており、連結板は、上板の一側縁部近傍の
下面に隠蔽された状態で前記ナツトに連続する部位に開
口する仮止め用ボルト挿通孔と、外縁側片半部を前記ス
リットを貫通して側方に延出させた状態で内縁側片半部
の前記ナツトに連続する部位及びこれと対称な部位にそ
れぞれ開口する連結用ボルト挿通孔とを具備してなるも
のであることを特徴としている。
外観上の見栄えをさらに良好なものにするためには、上
板の下面に隠蔽された連結板が、外縁を前記スリットに
貫入させて前記目地底に連続させ得るようなものである
ことが望ましい。
連結板の具体的な態様としては、仮止め用ボルト挿通孔
が連結板の中央に長孔状に設けられているものや、連結
用ボルト挿通孔のうち一方が仮止め用ボルト挿通孔を兼
ねているもの等が考えられる。
上板としては、剛性のある平面を提供する天板や、収納
空間の上面を塞ぐ頂板等が適用対象となる。
この発明の効果が特に顕著に得られる適用例として、上
板及び側板が木製である家具が挙げられる。
[作用コ このような構成のものであると、この家具が単体で使用
される時は、−側縁部近傍の下面に常備されているボル
トを外して連結板の仮止め用ボルト挿通孔に挿通し、再
びナツトに螺着することで、該連結板を上板の下面に隠
蔽状態で仮止めしておくことができる。これに対して、
この家具に、例えば全く同様の構造を有した他の家具を
連接する場合には、上板の下面に仮止めされている連結
板をボルトを弛めて取外し、その連結板を該上板のスリ
ットに貫入させるとともに、外縁側片半部を側方に延出
させた状態で再び前記連結板の連結用ボルト挿通孔にボ
ルトを挿通してナツトに螺着する。そして、前記上板に
他の家具の上板を隣接させ、当該他の上板の下面に常備
されているボルト及びナツトを用いて前記連結板の延出
端側の連結用ボルト挿通孔部分を当該他の上板の下面に
止着することにより、上板同士の連結を完了することが
できる。また、この家具の連結板を仮止めしていない他
側縁部においては、前記上板に他の家具の上板を隣接さ
せ、当該他の上板の下面から延出させた連結板の連結用
ボルト挿通孔部分を前記上板の下面に常備されているボ
ルト及びナツトを用いて該上板の下面に止着することに
より、上板同士の連結を完了することができる。このよ
うな連結状態は、他の家具が全く同様の構造を有してい
なくても、当該他の家具が上板の下面に少なくともボル
ト及びナツトとを具備しておれば可能となる。
しかして、この家具が単体使用される時には、側方に目
地が表出し、その目地底にはスリットが開口することに
なるが、目地自体は本来的に家具の美観を向上させるた
めに役立つものであり、スリットは目地底に位置するこ
とによって人間の視野に角度的に入りにくくなる上に、
たとえ視野に入ったにせよ、目地と同じ位置に在るため
さほど違和感を覚えることがなくなる。このため、従来
の家具のように単体使用される場合に見苦しいボルト挿
通孔が側方に開口し、これを樹脂キャップ等で塞がなけ
ればならないといった不具合がなくなる。特に、上板の
下面に隠蔽された連結板が、外縁を前記スリットに貫入
させて前記目地底に連続させている場合には、この連結
板によってスリットが塞がれることになり、外観上の見
栄えをさらに良好なものにしておくことができる。また
、ナツトは従来と違って上板の下面に埋設されたもので
あり、ボルト及び連結板は、使用しない時にそのナツト
に仮止めしておくことができるので、これらの小物部品
を常に家具に装備して紛失を防ぐことができ、管理上の
煩わしさも解消することが可能になる。
[実施例コ 以下、本発明の第1実施例を第1図〜第5図を参照して
説明し、第2実施例を第6図〜第14図を参照して説明
する。
く第1実施例〉 この実施例の家具である机1は、第1図に示すように、
上板たる天板2の左右両側縁部21R,21Lを側板3
.3に支持させており、側方に目地4及びスリット5を
それぞれ形成している。そして、この机1を他の机1と
連結するために、天板2の一側縁部2□R近傍及び他側
縁部2□、近傍にボルト8を常備し、−側縁部21R側
にそのボルト8を用いて連結板6を仮止めしている。
具体的に説明すると、天板2は、第2図に示すように、
枠体状の芯材21の大面に化粧板22を貼着した木製の
もので、−側縁部21R近傍の下面2aにおいて、前後
2箇所に鬼目ナツト23Rが打込まれている。一方、側
板3は、枠体状の芯材31の大面に化粧板32を貼着し
た木製のもので、第2図及び第3図に示すように、上端
面3a近傍を外周に沿って一定幅で切削し、該上端面3
aと外側面3bとの間、及び、該上端面3aと前端面3
cとの間に、段部34を形成している。また、これによ
り薄肉とされた上端部35に対して、組付状態で前記鬼
目ナツト23Rに対応する部位を切削して溝36が凹設
してあり、この溝36を前記段部34に連続させている
。そして、天板2の側端面2bと側板3の外側面3b、
並びに、天板2の前端面2Cと側板3の前端面3cとを
それぞれ面一に揃えた状態で、天板2の側縁部21Rの
下面2aと側板3の上端面3aとを、それぞれ接着剤を
塗布したダボ7を介して接合している。天板2の他側縁
部2Lにおいても同様の構造が採られている。
このようにして、この机1は、第1図に示す如く天板2
の側端面2bと側板3の外側面3bとの間、並びに、天
板2の前端面2Cと側板3の前端面3cとの間に、前記
上端部35の外縁35aを目地底とする目地4を形成し
ており、また、前記溝36と天板2の下面2aとの間に
、前記目地底35aから側板3の厚み方向に水平に伸び
て該側板3の内面3d側に連通ずるスリット5を形成し
ている。
一方、連結板6は、例えば第2図及び第3図に示す如く
外縁6、を天板2の一側縁部2iR側のスリット5に貫
入させて前記目地底35aに面一に連続させた場合に、
前記鬼目ナツト23Rに連続する位置に仮止め用ボルト
挿通孔6aが穿設されである。そして、この仮止め用ボ
ルト挿通孔6aに下面側からボルト8を挿通して前記鬼
目ナツト23Rに螺着することにより、連結板6を天板
2の下面2aに隠蔽状態で仮止めしている。また、その
ボルト8を外し、第4図に示すように連結板6の外縁側
片半部を前記スリット5を貫通して側方に延出させた場
合に、該連結板6の前記鬼目ナツト23Rに連続する部
位に連結用ボルト挿通孔6bが穿設してあり、この連結
用ボルト挿通孔6bにボルト8を挿通して前記鬼目ナツ
ト23Rに螺着することにより、該連結板6を連結位置
に固定することができるようにしている。また、この位
置において、前記仮止め用ボルト挿通孔6aがもう一方
の連結用ボルト挿通孔としての役割を果たすようにしで
ある。すなわち、この仮止め用ボルト挿通孔6aと前記
連結用ボルト挿通孔6bとは、連結板6の長手方向に対
称な位置に設定されており、前記天板2に第4図に示す
如く他の同様の構造からなる机1の天板2を隣接させた
場合に、当該他の天板2の下面2aに埋設されている鬼
目ナラ)23Lに前記連結板6の仮止め用ボルト挿通孔
6aを連続させ得るようにしている。そして、この鬼目
ナツト23Lに仮止めされているボルト8を外し、前記
仮止め用ボルト挿通孔6aに挿通して再び鬼目ナツト2
3Lに止着することにより、天板2同士の連結を完了す
ることができるようにしている。
しかして、この机1が単体使用される時には、側方に目
地4が表出し、その目地底35aにはスリット5が開口
することになるが、目地4自体は本来的に机1の美観を
向上させるために役立つものであり、スリット5は目地
底35aに位置することによって人間の視野に角度的に
入りにくくなる上に、たとえ視野に入ったにせよ、その
スリット5が目地4と同じ位置に在るため、そして連結
板の外縁6□によって塞がれているため、よほど注視し
ないとそれを視認することは難しくなる。
このため、従来の木製の机のように単体使用される場合
に見否しいボルト挿通孔が側方に開口することがなくな
り、樹脂キャップも不要にすることができる。また、ナ
ツト23R,23Lは従来と違って天板2の下面2aに
埋設されたものであり、ボルト8及び連結板6は、使用
しない時にそれらのナツト23R,23Lにそれぞれ仮
止めしておくことができるので、これらの小物部品を常
に机1に常備して紛失を防ぐことができ、管理上の煩わ
しさも解消することが可能になる。
なお、連結板6は必ずしも天板2の一側縁部2踵側に仮
止めする必要はなく、他側縁部21.側に仮止めするこ
とも可能である。要は、目立ち易い側のスリット5を塞
いだ状態で装備しておけばよい。また、この机1に連結
することのできる机は、必ずしも同一の構造である必要
はなく、当該他の机が天板の下面に少なくともボルト及
びナツトを具備しておればよい。このため、例えば側板
に支持されていない補助天板等を連結することもできる
〈第2実施例〉 この実施例の家具である机100は、第6図に示すよう
に、上板たる天板104の側縁部2□を接続金具102
を介して側板101に支持させており、側方に目地10
6及びスリット107を形成している。そして、この机
100を他の机100と連結するために、前記実施例と
同様にして天板104の左右の側縁部104、近傍の下
面104aにボルト109を常備し、一方のボルト10
9を用いて連結板108を仮止めしている。
具体的に説明すると、側板101は、第8図に示すよう
に、枠体状の芯材111の六面に化粧板112を貼着し
てなる木製のもので、上端面101aには、使用線近傍
、反使用縁近傍、並びに、それらの中間部分の計3箇所
(以下、「止着位置X」と称する。第7図参照)に鬼目
ナツト113が打込まれている。
接続金具102は、第6図、第8図、第11図〜第13
図に示すように、水平な外縁部121と水平な内縁部1
22とを鉛直板部123により連続させたもので、前記
止着位置Xに対応する外縁部121の3箇所に、上面1
02b側に拡開するボルト挿通孔124が穿設されてい
るとともに、それらの止着位置Xに対応する内縁部12
2の3箇所に、下面102c側に拡開するボルト挿通孔
125が穿設されている。また、止着位Hxと止着位置
Xの間(以下、「連結位置Y」と称する。
第7図参照)に対応して、外縁部121には一定幅の切
欠部126が設けてあり、また内縁部122には貫通孔
127が穿設されている。そして、この接続金具102
の外縁部121の下面102Cを、第6図及び第8図に
示すように側板101の上端面101aに当接させ、そ
の状態で、各ボルト挿通孔124に上面102b側から
第1の止着ボルト103を挿入して、先端を各鬼目ナツ
ト113に締着している。
天板104は、第8図に示すように、枠体状の芯材14
1の六面に化粧板142を貼着してなる木製のもので、
下面104aには、前記止着位置Xに対応する3箇所に
鬼目ナツト143が打込まれている。また、該下面10
4aには、側縁部1041を中間部104□よりも薄肉
にするための段部144が形成されている。そして、側
縁部104、の下面104aを前記接続金具102の外
縁部121の上面102bに添接させることにより、段
部144を垂直板部123に沿って配設するとともに、
中間部1042の下面104aを接続金具102の内縁
部122の上面102bに部分的に添接させている。そ
して、その状態で各ボルト挿通孔125に下面102c
側から第2の止着ボルト105を挿入して、先端を各鬼
目ナツト143に締着している。なお、この天板104
には、第9図及び第10図に示すように、前記締着位置
Yに対応する中間部1042の下面104aに前記側縁
部104□の下面104aに連続する凹陥部145(後
述する連結板108の幅寸法に対応している)が形成さ
れており、この凹陥部145にも鬼目ナツト146が打
込まれている。
このようにして、この机100は側板101と天板10
4とが接続金具102を介して接続されている。そして
、この状態において、第8図に示す如く接続金具102
の外縁102a部分が側板101の外側面101b及び
天板104の側端面104bに対して凹みとなるように
設定しており、この外縁102aを目地底として目地1
06が形成されている。また、前記切欠部126を通じ
て第9図に示すように側板101の内外を連通させるス
リット107が形成されている。
一方、連結板108は、外縁1081を第9図及び第1
0図に示すように前記スリット107に貫入させて前記
目地底102aに連続させた場合に、前記鬼目ナツト2
3Rに146に連続する部位に長孔状の仮止め用ボルト
挿通孔108aが穿設しである。そして、この仮止め用
ボルト挿通孔108aに下面側から挿通したボルト10
9を前記鬼目ナツト146に螺着することにより、連結
板108を天板104の下面104aに仮止めしている
。また、そのボルト109を外し、第14図に示すよう
に連結板108の外縁側片半部を前記スリット107を
貫通して側方に延出させた場合に、該連結板108の前
記鬼目ナツト146に連続する部位に連結用ボルト挿通
孔108bが穿設してあり、この連結用ボルト挿通孔1
08bにボルト109を挿通して前記鬼目ナツト146
に再び螺着することにより、該連結板108を連結位置
に固定することができるようにしている。さらに、この
連結板108の延出端には前記連結用ボルト挿通孔10
8bと対称な位置に他方の連結用ボルト挿通孔108C
が穿設されており、第14図に示す如く前記机100の
天板104に同一の構造からなる他の机100の天板1
04を隣接させた場合に、そのボルト挿通孔108Cが
当該他の天板104の側縁部104、近傍に埋設されて
いる鬼目ナツト146に連続するようになっている。そ
して、その鬼目ナツト146に装着されているボルト1
09を外し、前記連結板108の連結用ボルト挿通孔1
08Cを挿通させて再び鬼目ナツト146に螺着するこ
とにより、天板104同士の連結を完了することができ
るようになっている。
しかして、この机100が単体使用される時には、側方
に目地106が表出し、その目地底102aにはスリッ
ト107が開口するが、目地106自体は本来的に机1
00の美観を向上させるために役立つものであり、スリ
ット107は目地底102aに位置することによって人
間の視野に角度的に入りにくくなる上に、たとえ視野に
入ったにせよ、目地106と同じ位置に在る上に連結板
の外縁1081により塞がれるため、よほど注視しない
と視認することは難しくなる。このため、従来の木製の
机のように単体使用される場合に見苦しいボルト挿通孔
が側方に開口することがなくなり、樹脂キャップも不要
にすることができる。
また、ナツト146は従来と違って天板104の下面1
04aに埋設されたものであり、ボルト109及び連結
板108は、使用しない時にそれらのナツト146にそ
れぞれ仮止めしておくことができるので、これらの小物
部品を常に机1に常備して紛失を防ぐことができ、管理
上の煩わしさも解消することが可能になる。
なお、前記実施例と同様に、連結板108は天板104
の何れか一方の側縁部104ユ側に選択的に仮止めして
おけばよく、連結すべき家具も種類の異なる補助天板等
であることができる。さらに、この実施例の連結板10
8を前記実施例のそれと比較した場合、仮止め用ボルト
挿通孔108aが余分に必要となるが、これによって連
結板108の長手寸法を短くして仮止めスペースの削減
を図ることができ、仮止めに係る位置調節も可能にでき
るメリットが得られる点で有効となる。
以上、本発明に関する好適な2つの実施例について説明
したが、連結板を上板の下面に隠蔽状態で仮止めするに
あたっては、少なくとも連結時と共通のボルト及びナツ
トを用いることができれば、上記以外にどのような姿勢
をとらせてもよい。また、適用される家具は机やテーブ
ルの他に、保管庫、ロッカー、キャビネット等の収納家
具であることもできる。さらに、本発明が適用される対
象は木製の家具に止まらず、同様の課題を有するもので
あれば同様の効果をあげることができる。その他の構成
も図示実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明の家具によると、家具同士を確実に連結すること
ができ、しかも、連結板を取り外して家具を単体使用す
る場合に、連結板を挿入していたスリットが目地底にあ
って目立たないため家具の外観に悪影響を及ぼすことが
なくなり、さらに、スリットを塞ぐ樹脂キャップが不要
で連結板やボルトも上板の下面に常備させておくことが
できるので、紛失が防止され部品管理の煩わしさが解消
される等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
机の斜視図、第2図は天板と側板の接合部分を示す部分
正断面図、第3図は第2図における■−■線断面図、第
4図は机同士の連結部分を示す部分正断面図、第5図は
机の側面図である。 第6図〜第14図は本発明の第2実施例を示し、第6図
は天板を取り除いた状態の机の部分斜視図、第7図は机
の側面図、第8図は第7図における■■線断面図、第9
図は同IX−IX線断面図、第10図は第9図における
X−X線断面図、第11図は接続金具の平面図、第12
図は同正面図、第13図は同右側面図、第14図は机同
士の連結部分を示す部分正断面図である。第15図〜第
17図は従来例を示し、第15図及び第16図は第4図
及び第14図に対応する部分正断面図、第17図は第1
図及び第6図に対応する斜視図である。 1・・・家具(机)    2・・・上板(天板)2.
8.20.・・・側縁部 2a・・・下面 2b・・・側端面     3・・・側板3a・・・上
端面     3b・・・外側面4・・・目地    
   5・・・スリット6・・・連結板      6
1・・・外縁6a・・・仮止め用(連結用)ボルト挿通
孔6b・・・連結用ボルト挿通孔 8・・・ボルト 23R,23L・・・鬼目ナツト 35a・・・目地底(外縁) 00・・・家具(机) 01・・・側板     101a・・・上端面01b
・・・外側面   102・・・接続金具02a・・・
目地底(外縁) 04・・・上板(天板)  104+・・・側縁部04
a・・・下面    104b・・・側端面06・・・
目地     107・・・スリット08・・・連結板
    1081・・・外縁08a・・・仮止め用ボル
ト挿通孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上板と、側板と、目地と、スリットと、連結板と、
    ボルト及びナットとを具備してなる家具であって、 上板は、左右両側縁部を側板の上端面に添接させたもの
    で、その両側縁部近傍の下面にそれぞれナットを埋設し
    てボルトが仮止めしてあり、目地は、前記上板の側端面
    と前記側板の外側面との間に形成されたもので、目地底
    にスリットが開口させてあり、 スリットは、前記目地底から側板の厚み方向に水平に伸
    びて該側板の内面側に連通しており、連結板は、上板の
    一側縁部近傍の下面に隠蔽された状態で前記ナットに連
    続する部位に開口する仮止め用ボルト挿通孔と、外縁側
    片半部を前記スリットを貫通して側方に延出させた状態
    で内縁側片半部の前記ナットに連続する部位及びこれと
    対称な部位にそれぞれ開口する一対の連結用ボルト挿通
    孔とを具備してなるものであることを特徴とする家具。 2、上板の下面に隠蔽された連結板が、外縁を前記スリ
    ットに貫入させて前記目地底に連続させていることを特
    徴とする請求項1記載の家具。 3、仮止め用ボルト挿通孔が連結板の中央に長孔状に設
    けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の家
    具。 4、連結用ボルト挿通孔の一方が仮止め用ボルト挿通孔
    を兼ねていることを特徴とする請求項1又は2記載の家
    具。 5、上板が、剛性のある平面を提供する天板であること
    を特徴とする請求項1、2、3又は4記載の家具。 6、上板が、収納空間の上面を塞ぐ頂板であることを特
    徴とする請求項1、2、3又は4記載の家具。 7、上板及び側板が木製であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5又は6記載の家具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09201235A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Itoki Crebio Corp 机のパネル取付装置

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