JPH03292905A - 机の天板連結構造 - Google Patents

机の天板連結構造

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JPH03292905A
JPH03292905A JP9544790A JP9544790A JPH03292905A JP H03292905 A JPH03292905 A JP H03292905A JP 9544790 A JP9544790 A JP 9544790A JP 9544790 A JP9544790 A JP 9544790A JP H03292905 A JPH03292905 A JP H03292905A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オフィス等において好適に利用される机の天
板連結構造に関するものである。
[従来の技術] オフィス等の机においては、左右を側板に支持された主
天板の天板面を拡張するために、側板に支持されない補
助天板を連結する形態をとることが少な(ない。逆に、
連結している補助天板を取り除いて、再び主天板のみか
らなる机として使用することもある。このため、近時の
机は、主天板に補助天板を随時、着脱可能に連結できる
構造を採用していることが多い。
第20図は、そのなかでも、複雑な加工を行うことが難
しい木製の机等に多く見られる天板連結構造を示してい
る。脚aに支持された主天板b1には、側縁近傍におい
て下面c1側に開口する凹部d1が形成されており、こ
の凹部d1と主天板b1の側端面e1との間にボルト挿
通孔f1が水平に穿設されている。また、補助天板b2
には、側縁近傍において下面02側に開口する凹部d2
が形成されており、この凹部d2と補助天板b2の側端
面e2との間にボルト挿通孔f2が水平に穿設されてい
る。そして、主天板す、の側端面e1に補助天板b2の
側端面e2を密着させる際に、両ボルト挿通孔f1、f
2にボルトgを貫入しておき、その両貫通端にそれぞれ
凹部d1、d2内においてナツトhを螺着することで、
主天板b1に補助天板b2を連結できるようになってい
る。
また、図示しないが、このような補助天板b2を使用す
る場合には、その反使用面側を目隠しする補助フロント
パネルを使用することも少なくなく、かかる補助フロン
トパネルも、前記側板aの適当な部位にボルト挿通孔を
設ける等して、ボルトを介し机の一部に着脱可能に止着
しているのが通例である。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような天板連結構造を採用する机におい
ては、ボルトgを外して机を単独で使用する時に、第2
1図に示すように主天板b1の側端面e1にボルト挿通
孔f1が露出し、見苦しいという不都合を生じる。また
、側板a等にも補助フロントパネルを取着するためのボ
ルト挿通孔が同様に露出することになり(図示省略)、
やはり見苦しいという不都合を生じる。
このような不都合は、ボルト挿通孔f等を樹脂キャップ
等で塞ぐことにより多少は解消できるものであるが、近
時のオフィスは急速にインテリジェント化が進み、あら
ゆる家具に対して機能的及びデザイン的に高度に洗練さ
れたものが要求されるようになって来ている中で、その
ような不都合が目の肥えたユーザーに快く容認され得る
筈がない。しかも、樹脂キャップ等の如き小物部品は、
使用されない期間中の管理が曖昧になり易く、その期間
が長いと、再び使用したい時に大抵の場合は紛失して使
用できなくなっていることが多い。
一方、このような複雑な加工を行うことが難しい木製の
机等においては、天板と側板を組立・分解可能に設ける
ことも容易ではなく、従来では、天板と側板は接着剤を
塗布したダボ等によって単純に接続されているのが通例
である。このため、机は工場段階において殆ど完成され
てしまい、その後の搬出入や在庫管理に係る取扱いに極
めて大きな不便を伴う課題がある。
本発明は、これらの課題を一挙に解決することのできる
机の天板連結構造を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる目的を達成するために、次のような構
造を採用したものである。
すなわち、本発明に係る机の天板連結構造は、机の主天
板に連結板を介して補助天板を連結するようにしている
。このために、机を、左右の側板と、外縁側片半部を前
記側板の上端面に当接させた接続金具と、この接続金具
の外縁側片半部を上面側から前記側板に止着する第1の
止着ボルトと、側縁部を前記接続金具を介して前記側板
の上端面に添接させた主天板と、前記接続金具の内縁側
片半部を下面側から前記主天板に止着する第2の止着ボ
ルトとを具備してなるものにし、前記主天板の側端面と
側板の外側面との間に前記接続金具の外縁を目地底とす
る目地を形成するとともに、この目地内に前記接続金具
を一部切欠することにより側板の内面側にまで連通ずる
スリットを形成しておく。また、前記連結板は、一端側
を机のスリットに貫入させ、他端側を机の側方に延出さ
せ得るものにしておく。そして、その連結板の貫入端及
び延出端を連結ボルトを用いてそれぞれ主天板及びこの
主天板に一側縁を隣接させた補助天板に下面側から止着
していることを特徴とする。
主天板と側板との間に接続金具を介設することによって
主天板の見掛は上の厚みが増し、見苦しくなることを防
ぐためには、前記主天板の下面に段部を形成し、外部か
ら視認可能な側縁部を中間部よりも薄肉にすることが有
効となる。この場合、連結板が挿入できな(なる恐れが
生じるため、前記中間部の下面における前記スリットに
対応する部位に、前記側縁部の下面に連続する凹陥部を
形成し、この凹陥部内に連結板を案内して主天板に止着
するようにしなければならない。しかも、これに伴って
接続金具には単純に面一な板状のものを使用できなくな
るが、当該接続金具を、水平な外縁側片半部と水平な内
縁側片半部とを鉛直板部により連続させたものとし、そ
の外縁側片半部を一部切欠することによって前記スリッ
トを形成するようにするとよい。さらに、組立てが完了
している状態の机同士を連結できるようにするためには
、内縁側片半部の前記凹陥部に対応する部位に、連結ボ
ルトの挿入を許容する貫通孔を設けておくのがよい。
補助天板に、その反使用面側を目隠しする補助フロント
パネルを付帯させたいときには、連結板を、延出端近傍
の下面に取付部を有したものとし、この取付部の先端に
前記補助フロントパネルの上端部を取着するようにする
とよい。簡単な構造でその取付状態を良好にしたい場合
は、取付部を、連結板の下面に剛接した側面視り字形の
金具とし、その側面を前記側板の外側面に添接させてお
くのがよい。この際、連結板の負担を軽(するためには
、補助フロントパネルの下端部を、側板の下端面に取着
した取付具に支持させておくことが有効であり、支持箇
所は特に補助フロントパネルの下端面であることが望ま
しい。
主天板をテーブル状に拡張したい時には、補助天板の他
側縁を他の机の主天板に連結させるとよく、これによっ
て多彩な連結形態を自在に実現できるようにするために
は、少なくとも主天板と補助天板の奥行き寸法を統一し
ておけばよい。また、主天板に単に補助天板を連結した
い時には、補助天板の他側縁を脚に支持させておけばよ
い。この場合、補助天板をサイドテーブル形にすること
もできる。
この発明の効果が特に顕著に得られる態様として、少な
くとも主天板及び側板が木製である机が挙げられる。
[作用] このような天板連結構造であると、補助天板の下面から
連結ボルトを外して該補助天板を取り除くとともに、主
天板の下面から連結ボルトを外して連結板をスリットか
ら抜出すると、机を通常の態様で使用することが可能に
なる。しかして、この状態では、机の側方に目地が表出
し、その目地底にはスリットが開口することになるが、
目地自体は本来的に机の美観を向上させるために役立つ
ものであり、スリットは目地底に位置することによって
人間の視野に角度的に入りにくくなる上に、たとえ視野
に入ったにせよ、目地と同じ位置に在るためさほど違和
感を覚えることがなくなる。このため、従来の連結構造
の如く本来面一であるべき場所にボルト挿通孔が開口し
ているものに比べると、見苦しさを格段に低減すること
が可能になる。その上に、このようなものであると、机
を単独使用する場合に樹脂キャップ等を用いずに済むの
で、煩わしい小物部品の管理を行う必要がなくなる。
また、主天板と側板をかかる接続金具によって接続した
ものであると、組立完成状態で外縁側片半部及び第1の
止着ボルトは主天板の側縁部に完全に覆われるため外部
に表出することがなくなり、内縁側片半部及び第2の止
着ボルトは主天板下に表出するものの、よほど主天板下
を覗き込まなければ人間の視野に入ることがなくなる。
このため、主天板及び側板に複雑な加工を施さずとも、
それらを見苦しくない状態で単純に接続することが可能
になる。しかも、前記第2の止着ボルトを緩めれば接続
金具から主天板を取り外すことができ、その状態から更
に第1の止着ボルトを緩めれば側板から接続金具を取り
外すこともできるので、この連結構造を採用する机は、
主天板、側板並びに連結金具の組立・分解を随時簡単に
行うことが可能になる。
さらに、前記連結板に取付部を有したものを使用すると
、補助フロントパネルの使用を可能にするために側板等
にボルト挿通孔を設ける必要がなくなる。このため、か
かる補助フロントパネルに関しても、机を単独使用する
ときに生じる見苦しさや部品管理の煩わしさ等を簡単に
解消することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第19図を参照して
説明する。
この連結構造が適用される机Aは、第1図に示すように
、側板1と、接続金具2と、第1の止着ボルト31と、
主天板4と、第2の止着ボルト32とをp、備してなる
。また、側方には目地5及びスリット6が形成されてい
る。そして、この机Aの主天板4に連結板71.7□を
介して補助天板8を連結できるようにしている。
具体的に説明すると、側板1は、第3図に示すように、
枠体状の芯材11の大面に化粧板12を貼着してなる木
製のもので、上端面1aには、使用線近傍、反使用縁近
傍、並びに、それらの中間部分の計3箇所に止着位置X
が設定されている(第2図参照)。そして、これらの止
着位置Xに鬼目ナツト13が打込まれている。
接続金具2は、第1図、第3図、第6図〜第8図に示す
ように、水平な外縁側片半部21と水平な内縁側片半部
22とを鉛直板部23により連続させたもので、前記止
着位置Xに対応する外縁側片半部21の3箇所に、下面
2b側に拡開するボルト挿通孔24が穿設されていると
ともに、それらの止着位置Xに対応する内縁側片半部2
2の3箇所に、下面2c側に拡開するボルト挿通孔25
が穿設されている。また、止着位置Xと止着位置Xの間
には連結位置Y1、Y2が設定されており(第2図参照
)、これらの連結位置Y1、Y2に対応して、前記接続
金具2の外縁側片半部を一部切欠することによりスリッ
ト6が設けられるとともに、内縁側片半部22に貫通孔
27が穿設されている。そして、この接続金具2の外縁
側片半部21の下面2cを、第1図及び第3図に示すよ
うに側板1の上端面1aに当接させ、その状態で、各ボ
ルト挿通孔24に上面2b側から第1の止着ボルト31
を挿入して、先端を各鬼目ナツト13に締着している。
主天板4は、第3図に示すように、枠体状の芯材41の
大面に化粧板42を貼着してなる木製のもので、下面4
aには、前記止着位置Xに対応する3箇所に鬼目ナツト
43が打込まれている。また、該下面4aには、側縁部
4、を中間部42よりも薄肉にするための段部44が形
成されている。
そして、側縁部41の下面4aを前記接続金具2の外縁
側片半部21の上面2bに添接させることにより、段部
44を垂直板部23に沿って配設するとともに、中間部
42の下面4aを接続金具2の内縁側片半部22の上面
2bに部分的に添接させている。そして、その状態で各
ボルト挿通孔25に下面2c側から第2の止着ボルト3
2を挿入して、先端を各鬼目ナツト43に締着している
なお、この天板4には、第4図及び第5図に示すように
、前記連結位置Y1、Y2に対応する中間部4□の下面
4aに前記側縁部41の下面4aに連続する凹陥部45
(後述する連結板70.7□の幅及び奥行き寸法に対応
している)が形成されており、この凹陥部45にも鬼目
ナツト46が打込まれている。
このようにして、この机Aは側板1と主天板4とが接続
金具2を介して接続されている。そして、この状態にお
いて、第3図に示す如く接続金具2の外縁2a部分が側
板1の外側面1b及び主天板4の側端面4bに対して凹
みとなるように設定しており、この部分を外観上の目地
5となしている。
また、その目地底2aに沿って両連結位置Y1、Y2に
は、第1図及び第4図に示すようにスリット6.6が開
口している。
一方、この主天板4に補助天板8を連結するための連結
板71.7□は、それぞれ連結位置Y工、Y2の各スリ
ット6に対応したもので、第9図及び第10図に示す如
く、両端に下方に拡開するボルト挿通孔7aを有した矩
形をなしている。そして、第1図及び第11図に示すよ
うに、それらの連結板7..72の一端側を対応するス
リット6内に貫入させ、そのボルト挿通孔7aに接続金
具2の貫通孔27を貫通させた連結ボルト33を挿通し
て天板4内の鬼目ナツト46に下面4a側から締着する
ことにより、主天板4に両連結板71.72を装着でき
るようにしている。また、この状態で、前記両連結板7
0.7□は他端側を側板1の側方に延出させ得るような
長手寸法に設定されている。そして、その延出端側の上
面7cに補助天板8を取り付は得るようにしている。
補°助天板8は、第11図に示すように、枠体状の芯材
81の大面に化粧板82を貼着してなるもので、−側縁
と他側縁の間が第1図に示すように扇形に湾曲する形状
をなしている。そして、その下面8aには、側端面8b
を前記主天板4の側端面4bに隣接させた際に各連結板
71.7□の延出端側を装入し得る凹欠部83が設けて
あり、この凹欠部83内に打込んだ鬼目ナツト84に対
して、前記連結板71.7□のボルト挿通孔7aに下面
7a側から挿通した連結ボルト33の先端を締着するこ
とにより、連結板71.72を介して補助天板8を主天
板4に連結できるようにしている。
さらに、この机Aは、前記連結板7゜を利用して第1図
に示すような補助フロントパネル100の取り付けをも
行い得るようにしている。この補助フロントパネル10
0は、前記補助天板8の反使用面Q側の下肢空間を目隠
しするために使用されるもので、芯材に化粧板を貼着し
た同様の構造からなり、補助天板8の反使用面Qに沿っ
て全体を湾曲させである。一方、この補助フロントパネ
ル100を取り付けるために、前記連結板7□には第1
2図〜第14図に示すような取付部110が一体に設け
である。この取付部110は、上端面111aを連結板
72の下面7bに剛接した側面視り字形の金具本体11
1と、この金具本体111の先端に折曲形成したフラン
ジ部分112とからなるもので、連結板7□がスリット
6に装着された状態で、金具本体111が、第18図及
び第19図に示すように内側面を側板1の外側面1bに
添接させてガタつきを防止できるように設定されている
。そして、そのフランジ部分112に設けたボルト挿通
孔112aに図示しないボルトを挿通し、先端を補助フ
ロントパネル100の内面100aに止着することによ
り、該補助フロントパネル100を主フロントパネル4
0(第2図参照)と連続する位置に配設し得るようにし
ている。また、その取付状態を確実にするために、補助
フロントパネル100の下端部と側板1の下端部とを取
付具120を介して接続するようにしている。この取付
具120は、第15図〜第19図に示すように、側板1
の幅木14下面に添接するフランジ部分121と、補助
フロントパネル100の内面100a及び下面100b
に添接するフランジ部分122とを板状の金具本体12
3を介して剛接してなるもので、フランジ部分121に
設けた長孔121aに下面側から図示しないボルトを挿
通して該取付具120を中本14の下面に固定し、この
状態でフランジ部分122に設けたボルト挿通孔122
aに内面側から図示しないボルトを挿通して補助フロン
トパネル100の内面100aに止着することにより、
該補助フロントパネル100を下面100b側から支持
し得るようにしている。
以上のような天板連結構造を採用する机Aであると、補
助天板8の下面8aから連結ボルト33を外して該補助
天板8を取り除き、次に、主天板4の下面4aから連結
ボルト33を外して連結板71.7□をスリット6から
引き抜くと、机Aを通常の態様で使用することが可能に
なる。しかして、この状態では、机Aの側方に目地5が
表出し、その目地底2aにはスリット6が開口すること
になるが、目地5自体は本来的に机Aの美観を向上させ
るために役立つものであり、スリット6は目地底2aに
位置することによって人間の視野に角度的に入りにくく
なる上に、たとえ視野に入ったにせよ、目地5と同じ位
置に在るためさほど違和感を覚えることがなくなる。こ
のため、従来の天板連結構造の如く本来面一であるべき
場所にボルト挿通孔が開口しているものに比べると、こ
の天板連結構造は補助天板8を使用するにあたって机A
側に生じる見苦しさを格段に低減することが可能になる
。その上に、このようなものであると、机Aを単独使用
する場合に樹脂キャップ等を用いずに済むので、煩わし
い小物部品の管理を行う必要がなくなる。
また、主天板4と側板1をかかる接続金具2によって接
続したものであると、組立完成状態で外縁側片半部21
及び第1の止着ボルト3、は主天板4の側縁部4、に完
全に覆われるため外部に表出することがなくなり、内縁
側片半部22及び第2の止着ボルト3□は主天板4下に
表出するものの、よほど主天板4下を覗き込まなければ
人間の視野に入ることかなくなる。このため、主天板4
及び側板lに複雑な加工を施さずとも、それらを見苦し
くない状態で単純に接続することが可能になる。しかも
、前記第2の止着ボルト3□を緩めれば接続金具2から
主天板4を取り外すことができ、その状態から更に第1
の止着ボルト3、を緩めれば側板1から接続金具2を取
り外すこともできるので、この連結構造を採用する机A
は、木製等であっても主天板4、側板1並びに接続金具
2の組立・分解を随時簡単に行うことが可能になる。
さらに、前記連結板72に取付部110を有したものを
使用すると、補助フロントパネル100の使用を可能に
したい場合にも、側板1等にボルト挿通孔等を設けてお
く必要がなくなる。このため、この煮においても、机A
を単独使用するときに生じていた見苦しさや部品管理の
煩わしさ等を簡単に解消することができる。
また、この机Aは図示のように補助天板8を下面8a側
から支持するものであるため、従来の天板連結構造に比
べて該補助天板8の天板面を主天板4の天板面に対して
面一に揃えることが容易となる効果も得られる。
さらにまた、この補助天板8の他側縁を同様の天板連結
構造を介して他の机の主人仮に連結しておくと、主天板
4の天板面をテーブル状に拡張することが容易となる。
その場合、主天板4と補助天板8との間に側板が嵩ばら
ないため、下肢空間が広げられ、補助天板8を使用する
ことにより大きなメリットが得られることになる。
なお、補助天板には図示以外の形状のものを用いること
も可能である。この際、数種類の補助天板を少なくとも
主天板と同一の奥行き寸法に設けておけば、補助天板を
使用するにあたっての選択性を広げることができ、組合
わせの多様化を図る上で有効となる。また、補助天板の
他端縁を脚によって支持する場合には、該補助天板をサ
イドテーブル形のものにしておくことも有効となる。さ
らに、この連結構造は天板と側板が木製であるものに限
らず、同様の課題を抱える机に適用すれば同様の作用効
果を得ることができる。その他、接続金具を始め目地、
スリット等の断面形状等は図示例に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能
である。
[発明の効果コ 本発明に係る机の天板連結構造によると、机の主天板と
補助天板とを連結板によって確実に連結することができ
、しかも、連結板を取り外して机を単独使用する場合に
、連結板を挿入していたスリットが位置的に目立たない
目地底に開口するため、補助天板を連結できるような構
成を採用しても机の外観に殆ど影響を及ぼすことがなく
なり、これに伴って樹脂キャップ等の小物部品に係る煩
わしい管理から解放されることになり、その上に、第1
、第2の止着ボルトを着脱することによって主天板、側
板並びに接続金具の組立・分解を容易に行い得るため、
木製の机等が抱えていた取扱い上の不具合を有効に解決
できることになり、さらに、補助天板に補助フロントパ
ネルを取り付は得るような構成を採用しても、連結板に
取付部を設けるだけで済むため、主天板と補助天板を連
結する場合と同様に、机を単独使用する場合に生じる外
観への悪影響や部品管理の雑務等を解消できる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第19図は本発明の一実施例を示し、第1図は
主天板と補助天板の連結状態を一部省略して示す斜視図
、第2図は机の側面図、第3図は第2図における■−■
線断面図、第4図は同IV−■線断面図、第5図は第4
図における■−v線断面図、第6図は接続金具の平面図
、第7図は同正面図、第8図は同右側面図、第9図は連
結板の正面図、第10図は同底面図、第11図は主天板
と補助天板の連結部分を示す断面図、第12図は取付部
の平面図、第13図は同側面図、第14図は同正面図、
第15図は取付具の平面図、第16図は同側面図、第1
7図は同正面図、第18図は補助フロントパネルの取付
状態を示す模式的な側面図、第19図は同正面図である
。また、第20図及び第21図は従来例を示し、第20
図は第11図に対応する断面図、第21図は机の斜視図
である。 A・・・机 1a・・・上端面 2・・・接続金具 2b・・・上面 31・・・第1の止着ボルト 32・・・第2の止着ボルト ド・・側板 1b・・・外側面 2a・・・外縁 2C・・・下面 33・・・連結ボルト 4□・・・側縁部 4a・・・下面 5・・・目地 71.7゜・・・連結板 21・・・外縁側片半部 23・・・鉛直板部 44・・・段部 100・・・補助フロン 100b・・・下面 120・・・取付具 4・・・主天板 4□・・・中間部 4b・・・側端面 6・・・スリット 8・・・補助天板 22・・・内縁側片半部 27・・・貫通孔 45・・・凹陥部 ドパネル 110・・・取付部 Q・・・反使用面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、机の主天板に連結板を介して補助天板を連結するよ
    うにした机の天板連結構造であって、机は、左右の側板
    と、外縁側片半部を前記側板の上端面に当接させた接続
    金具と、この接続金具の外縁側片半部を上面側から前記
    側板に止着する第1の止着ボルトと、側縁部を前記接続
    金具を介して前記側板の上端面に添接させた主天板と、
    前記接続金具の内縁側片半部を下面側から前記主天板に
    止着する第2の止着ボルトとを具備してなるもので、前
    記主天板の側端面と側板の外側面との間に前記接続金具
    の外縁を目地底とする目地を形成するとともに、この目
    地内に前記接続金具を一部切欠することにより側板の内
    面側にまで連通するスリットを形成しており、 前記連結板は、一端側を机のスリットに貫入させ、他端
    側を机の側方に延出させたものであり、その連結板の貫
    入端及び延出端を連結ボルトを用いてそれぞれ主天板及
    びこの主天板に一側縁を隣接させた補助天板に下面側か
    ら止着していることを特徴とする机の天板連結構造。 2、主天板の下面に、側縁部が中間部よりも薄肉になる
    段部を形成し、前記中間部の下面における前記スリット
    に対応する部位に、前記側縁部の下面に連続する凹陥部
    を形成するとともに、この凹陥部内で連結板を主天板に
    止着していることを特徴とする請求項1記載の机の連結
    構造。 3、接続金具が、水平な外縁側片半部と水平な内縁側片
    半部とを鉛直板部により連続させたものであり、その外
    縁側片半部を一部切欠することによって前記スリットを
    形成していることを特徴とする請求項2記載の机の連結
    構造。 4、内縁側片半部の前記凹陥部に対応する部位に、連結
    ボルトの挿入を許容する貫通孔を設けていることを特徴
    とする請求項2記載の机の連結構造。 5、連結板が、延出端近傍の下面に取付部を有したもの
    であり、この取付部の先端に、前記補助天板の反使用面
    側を目隠しする補助フロントパネルの上端部を取着して
    いることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の机
    の天板連結構造。 6、取付部が、連結板の下面に剛接された側面視L字形
    の金具であり、その側面を前記側板の外側面に添接させ
    ていることを特徴とする請求項5記載の机の天板連結構
    造。 7、補助フロントパネルの下端部が、側板の下端面に取
    着した取付具に支持されていることを特徴とする請求項
    5又は6記載の机の天板連結構造。 8、取付具が、補助フロントパネルの下端面を支持する
    ものであることを特徴とする請求項7記載の机の天板連
    結構造。 9、補助天板の他側縁が、他の机の主天板に連結されて
    いることを特徴とする請求項1記載の机の天板連結構造
    。 10、補助天板の他側縁が、脚に支持されていることを
    特徴とする請求項1記載の机の天板連結構造。 11、補助天板が主天板と同一の奥行き寸法を有してい
    ることを特徴とする請求項9記載の机の天板連結構造。 12、補助天板がサイドテーブル形のものであることを
    特徴とする請求項10記載の机の天板連結構造。 13、天板および側板が木製であることを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11
    又は12記載の机の天板連結構造。
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