JP2011024629A - テーブル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天板2と、この天板2の下部から下方へ延びて天板を支持する複数の脚体と、天板2の下部において天板2の外周縁2aに沿って設けられ、前記複数の脚体の上部を連結する連結横杆4とを備えるテーブル装置1であって、天板2の下面2eには、外周縁2aから、該下面2eの面方向のうち外周縁2aに交差する交差方向に向けて第一凹部2fが形成され、該第一凹部2fは、連結横杆上面4cとの間にオプション装備の固定片が挿入可能な上下方向の第一間隙10を形成していることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
すなわち、本発明に係るテーブル装置は、天板と、この天板の下部から下方へ延びて前記天板を支持する複数の脚体と、前記天板の下部において前記天板の外周縁に沿って設けられ、前記複数の脚体の上部を連結する連結横杆とを備えるテーブル装置であって、前記天板の下面には、前記外周縁から、該下面の面方向のうち前記外周縁に交差する交差方向に向けて第一凹部が形成され、該第一凹部は、前記連結横杆上面との間にオプション装備の固定片が挿入可能な上下方向の第一間隙を形成していることを特徴とする。
すなわち、新たな部品を付加せずに天板に第一凹部を形成することにより、オプション装備の固定片が挿入可能な第一間隙が形成されるので、極めて単純な構造でオプション装備を取り付け可能にすることができる。
また、天板の下部において外周縁に沿って連結横杆を設け、天板下方のスペースを最大限大きく構成したとしても、第一間隙にオプション装備の固定片を挿入することができるので、オプション装備を取り付けて使用者の使い勝手を向上させることができる。これにより、使用感を向上させることができる。
従って、単純な構造でオプション装備を取り付け可能にすることができ、優れた使用感を得ることができる。
この構成によれば、第一凹部が、連結横杆が連結する脚体の間の全部に亘って連続して形成されているので、連結横杆が連結する脚体の間の全部に亘って第一間隙が形成され、固定片を自在に挿入することができる。これにより、オプション装備の取り付け可能な範囲が比較的に広くなるので、オプション装備の取り付け自由度が向上する。従って、使用者の使い勝手が向上し、より優れた使用感を得ることができる。
この構成によれば、第一凹部は、連結横杆が連結する脚体の間の一部に形成されているので、第一間隙が脚体間の一部に形成され、固定片を挿入する部位が限定される。これにより、オプション装備を取り付ける位置のガイド機能を持たせることができるので、使用者の使い勝手が向上し、より優れた使用感を得ることができる。
この構成によれば、第一凹部よりも交差方向に向けて浅く、かつ、連結横杆が連結する複数の脚体の間の全部に亘って連続して形成された第二凹部を有し、第二凹部が連結横杆に対して第二間隙を形成しているので、第一間隙と第二間隙とが重ねられて形成される。これにより、第一間隙が外方から視認し難くなるので、良好な意匠効果を得ることができる。
この構成によれば、第一凹部が、連結横杆よりも下面の中央側に延びているので、連結横杆よりも下面中央側において、下方から固定片に接触することが可能になる。これにより、固定片の固定方法を広く採用することが可能になる。
この構成によれば、連結横杆が、交差方向に延びる基部と、基部のうち下面の中央側における位置から下方へ延びる垂下部とを備えるので、垂下部に対して基部の厚さ寸法が小さくなる。これにより、垂下部において必要な強度を確保することができる一方で、天板の外周縁において天板と基部とを把持し易くなって、テーブル装置の移動等の作業性を良好なものとすることができる。
また、連結横杆よりも中央側において固定片を天板下面に固定部材で固定した場合には、天板の外周縁を把持した際に、垂下部が固定部材への干渉を防止するので、固定片の位置ズレを抑止することができる。さらに、外方から固定片や固定部材が視認し難くなるので、良好な意匠効果を得ることができる。
この構成によれば、天板が、上面視多角形に形成され、脚体が、多角形となった下面の各角部に設けられ、連結横杆が、外周縁となった多角形の複数の辺部に設けられ、第一凹部が、複数設けられた連結横杆の少なくともいずれかに対応して形成されているので、複数のオプション装備や様々なオプション装備を取り付けることが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係るテーブル装置1の概略構成斜視図であって、背面側から見た図である。
これら連結横杆4は、長手方向おける両端部4A,4Bにおいてそれぞれの脚体3と所謂ダボ接合されており、不図示の隅金具等で補強されている。
図2及び図3に示すように、各連結横杆4は、長手方向に交差する断面形状がL字状に形成されたものであって、その連結横杆4が沿った天板2の外周縁2a(短辺部2bと長辺部2c)に交差する各交差方向に向けて脚体3の半径と略同じ長さLだけ延在する基部4aと、この基部4aのうち天板2の下面2eの中央側の一端から下方へ延びる垂下部4bとを備えている。
この連結横杆4は、図2に示すように、基部4aの端面(上面)4cを天板2の下面2eと密着させた状態で、固定されている。
このような第一間隙10は、図1に示すように、合計で四つ形成されており、テーブル装置1の背面側の長辺部2cに二つ、各短辺部2bの背面側に一つずつ形成されている。
第二凹部2gは、第一凹部2fと略同じ深さ(天板2の厚さ方向の長さ)となっている。
L字型部材34の固定片35は、図3に示すように、交差方向の長さが基部4aの長さLよりも長く、第一凹部2fの長さよりも短くなっている。
まず、テーブル装置1の第一凹部2fに、固定片35と載置部32とで天板2を挟むようにして、固定片35を挿入する(図3参照)。この際、第一間隙10の位置を把握していなくても、固定片35を交差方向に押圧して第二間隙20に沿わせることにより、第一間隙10の位置に到達すると固定片35がガイドされて第一間隙10に挿入される。
このようにして、図5に示すように、オプション装備が天板2に固定される。
すなわち、新たな部品を付加せずに天板2に第一凹部2fを形成することにより、電気スタンド30の固定片35が挿入可能な第一間隙10が形成されるので、極めて単純な構造で電気スタンド30を取り付け可能にすることができる。
また、天板2の下部において短辺部2bと長辺部2cとに沿って連結横杆4を設け、天板2下方のスペースを最大限大きく構成したとしても、第一間隙10に電気スタンド30の固定片35を挿入することができるので、電気スタンド30を取り付けて使用者の使い勝手を向上させることができる。これにより、使用感を向上させることができる。
従って、単純な構造で電気スタンド30を取り付け可能にすることができ、優れた使用感を得ることができる。
図11に示すように、上述したクランプ機構31に代えて、L字型部材34を直接天板2とオプション装備とにボルト36で締結している。この構成によれば、強固に固定することができる。
さらに、外方から固定片35やボルト36が視認し難くなるので、良好な意匠効果を得ることができる。
2…天板
2a…外周縁
2e…下面
2f…第一凹部
3…脚体
4…連結横杆
4a…基部
4b…垂下部
10…第一間隙
20…第二間隙
30…電気スタンド(オプション部材)
35…固定片
40…ブックスタンド(オプション部材)
50…仕切りパネル(オプション部材)
60…上棚(オプション部材)
Claims (7)
- 天板と、
この天板の下部から下方へ延びて前記天板を支持する複数の脚体と、
前記天板の下部において前記天板の外周縁に沿って設けられ、前記複数の脚体の上部を連結する連結横杆とを備えるテーブル装置であって、
前記天板の下面には、前記外周縁から、該下面の面方向のうち前記外周縁に交差する交差方向に向けて第一凹部が形成され、
該第一凹部は、前記連結横杆上面との間にオプション装備の固定片が挿入可能な上下方向の第一間隙を形成していることを特徴とするテーブル装置。 - 前記第一凹部は、前記連結横杆が連結する前記脚体の間の全部に亘って連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテーブル装置。
- 前記第一凹部は、前記連結横杆が連結する前記脚体の間の一部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテーブル装置。
- 前記天板の下面には、前記外周縁から、前記第一凹部よりも前記交差方向に向けて浅く、かつ、前記連結横杆が連結する前記複数の脚体の間の全部に亘って連続して形成された第二凹部を有し、
該第二凹部は、前記連結横杆に対して上下方向の第二間隙を形成していることを特徴とする請求項3に記載のテーブル装置。 - 前記第一凹部は、前記連結横杆よりも前記下面の中央側に延びていることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載のテーブル装置。
- 前記連結横杆は、前記交差方向に延びる基部と、前記基部のうち前記下面の中央側における位置から下方へ延びる垂下部とを備えることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載のテーブル装置。
- 前記天板は、上面視多角形に形成され、
前記脚体は、前記多角形となった前記下面の各角部に設けられ、
前記連結横杆は、前記外周縁となった前記多角形の複数の辺部に設けられ、
前記第一凹部は、前記複数設けられた連結横杆の少なくともいずれかに対応して形成されていることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか一項に記載のテーブル装置。
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2009
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