JP5948135B2 - デスクシステムおよび機器装着クランプ - Google Patents

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本発明は、デスク天板部材に機器装着クランプが装着されるデスクシステム、その機器装着クランプ、に関する。
現在、天板支持立脚と立脚連結部材とデスク天板部材とで組み立てられたデスクシステムがある。このようなデスクシステムでは、例えば、天板支持立脚は、床面に立設される形状に形成されており、複数が左右方向に離反されて配列される。
立脚連結部材は、左右方向に細長形状に形成されており、左右方向に離反されて配列された複数の天板支持立脚を連結する。デスク天板部材は、上面が水平な平板状に形成されており、連結された複数の天板支持立脚で支持される。
このようなデスクシステムでは、例えば、天板支持立脚と立脚連結部材とデスク天板部材とを増設することにより、左右方向に長大に形成することができる。また、前後方向に離反させた一対のデスク天板部材を天板支持部材で支持することにより、デスクシステムの前後方向の中央に、左右方向に連通する間隙を確保することもできる(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1〜3のデスクシステムでは、左右方向に連通する間隙を前後方向の中央に確保することができる。このため、例えば、通常はデスク天板部材の外周縁部に設置されるデスクランプなどのデスク周辺機器を、前後方向に離反した一対のデスク天板部材の間隙に設置することができる。
さらに、このように設置したデスク周辺機器の配線を支持する配線支持トレーなどのオプション部品を、間隙の内部に設置することも想定できる。ただし、このように間隙の内部にオプション部品を設置するためには、そのオプション部品を装着する部品が必要である。
一方、特許文献1〜3のデスクシステムでは、デスク天板部材の前後に位置する利用者の脚部と干渉させないため、複数の天板支持立脚を連結する立脚連結部材を、デスクシステムの前後方向の中央部分に位置させることが一般的である。
その場合、前述のように一対のデスク天板部材を前後方向に離反させて間隙を確保する構造では、その間隙の両側に位置するデスク天板部材の縁部下に、前後一対の立脚連結部材を配置させることになる。
特開2005−102738号公報 特開2005−040443号公報 特開2008−279212号公報
しかし、このようにデスク天板部材の縁部下面に立脚連結部材の上面が密着していると、配線支持トレーなどのオプション部品を装着することができない。例えば、特許文献1に記載のデスクシステムでは、デスク天板部材の縁部下面と立脚連結部材の上面とが離反している。
このため、デスク天板部材の縁部下方に位置する立脚連結部材に、オプション部品などを懸架させることができる。しかし、このような構造のデスクシステムで、デスク周辺機器を機器装着クランプで装着しようとすると、機器装着クランプが立脚連結部材に干渉して装着できないことがある。
これを解決するためには、機器装着クランプがデスク天板部材を上下から圧接して保持する構造ではなく、デスク天板部材の上面と立脚連結部材の下面とを圧接して保持する構造とすることが想定できる。
しかし、これでは機器装着クランプの圧力によりデスク天板部材と立脚連結部材とが湾曲し、機器装着クランプを良好に装着することができない。特に、重量があるデスク周辺機器を、機器装着クランプでデスクシステムに装着することは困難である。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、前後方向に離反した一対のデスク天板部材を複数の天板支持立脚で支持し、その中央部分を立脚連結部材で連結する構造としても、機器装着クランプを良好に装着することができるデスクシステム、その機器装着クランプ、を提供するものである。
本発明のデスクシステムは、床面に立設される複数の天板支持立脚と、立設された複数の上記天板支持立脚で支持されている少なくとも一枚のデスク天板部材と、上記デスク天板部材の外周縁部の下方に離反した位置で複数の上記天板支持立脚の上端近傍を連結している立脚連結部材と、上記デスク天板部材の天板部材下面と上記立脚連結部材の連結部材上面との間隙に嵌合するクランプスペーサ部材を有し、上記立脚連結部材の連結部材下面および上記デスク天板部材の天板部材上面を圧接する機器装着クランプと、を有する。
従って、このデスクシステムでは、機器装着クランプがデスク天板部材の天板部材上面と立脚連結部材の連結部材下面とを圧接することで装着される。このため、立脚連結部材が邪魔となって機器装着クランプをデスク天板部材に装着できないことがない。このように上下から圧接されるデスク天板部材と立脚連結部材とは離反しているが、その間隙にクランプスペーサ部材が嵌合する。このため、デスク天板部材や立脚連結部材の湾曲などにより機器装着クランプの装着が阻害されることを防止できる。
上述のようなデスクシステムにおいて、さらに本発明では、上記クランプスペーサ部材は、上記クランプ上板部分が上記デスク天板部材の天板部材上面に配置されるとともに、上記クランプ下板部分が上記立脚連結部材の連結部材下面より下方に位置した状態で、上記デスク天板部材の天板部材下面と上記立脚連結部材の連結部材上面との間隙に出没自在に支持されている。
従って、このデスクシステムでは、クランプ上板部分を天板部材上面より上方に配置するとともに、クランプ下板部分を連結部材下面より下方に配置した状態で、デスク天板部材と立脚連結部材との間隙にクランプスペーサ部材が出没する。このため、機器装着クランプをデスクシステムの所定位置に配置した状態で、別体のクランプスペーサ部材をデスク天板部材と立脚連結部材との間隙に挿入する必要がない。
上述のようなデスクシステムにおいて、さらに本発明では、上記機器装着クランプは、上記クランプ上板部分と上記クランプ下板部分とを連結しているクランプ側板部分も有しており、上記クランプスペーサ部材が上記クランプ側板部分にスライド自在に支持されている。
従って、このデスクシステムでは、クランプ上板部分とクランプ下板部分とを連結しているクランプ側板部分にクランプスペーサ部材がスライド自在に支持されているので、クランプ上板部分を天板部材上面より上方に配置するとともに、クランプ下板部分を連結部材下面より下方に配置した状態で、クランプ側板部分に支持されているクランプスペーサ部材をスライドさせればデスク天板部材と立脚連結部材との間隙に挿入される。
上述のようなデスクシステムにおいて、さらに本発明では、上記機器装着クランプは、上記クランプ上板部分にデスク周辺機器が装着されるクランプアーム部材が立設されている。従って、このデスクシステムでは、機器装着クランプに立設されているクランプアーム部材にデスク周辺機器が装着される。このため、デスク周辺機器が機器装着クランプで装着される。
上述のようなデスクシステムにおいて、さらに本発明では、複数の上記天板支持立脚が左右方向に離反されて配置され、複数の上記天板支持立脚の中央近傍が前後方向に離反した少なくとも二本の上記立脚連結部材で連結され、連結された複数の上記天板支持立脚で前後方向に離反した少なくとも二枚の上記デスク天板部材が支持され、前後方向に離反されて支持された少なくとも二枚の上記デスク天板部材の間隙に上記機器装着クランプが配置される。
従って、このデスクシステムでは、前後方向に離反されて支持された少なくとも二枚のデスク天板部材の間隙に機器装着クランプが配置される。このため、複数のデスク天板部材からなるデスクシステム天板の中央などにデスク周辺機器が設置される。
本発明の機器装着クランプは、本発明のデスクシステムの機器装着クランプであって、上記デスク天板部材の天板部材下面と上記立脚連結部材の連結部材上面との間隙に嵌合するクランプスペーサ部材を有し、上記立脚連結部材の連結部材下面および上記デスク天板部材の天板部材上面を圧接するものであって、上記デスクシステムの上記デスク天板部材の天板部材下面と上記立脚連結部材の連結部材上面との間隙は上記クランプスペーサ部材が嵌合する大きさに形成されている
従って、この機器装着クランプは、デスク天板部材の天板部材上面と立脚連結部材の連結部材下面とを圧接することで装着される。このため、立脚連結部材が邪魔となってデスク天板部材に装着できないことがない。このように上下から圧接されるデスク天板部材と立脚連結部材とは離反しているが、その間隙にクランプスペーサ部材が嵌合する。このため、デスク天板部材や立脚連結部材の湾曲などにより装着が阻害されることを防止できる。
なお、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
さらに、本発明では鉛直方向となる上下方向だけでなく水平方向で直交する前後方向と左右方向も規定しているが、これは本発明の構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定したものであり、本発明を実施する場合の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
ただし、本発明で云う前後左右上下の方向とは、完全に幾何学的に直交している必要はなく、相対的に前後左右上下となる方向となっていればよく、例えば、各方向が任意の方向に傾斜していてもよい。
本発明のデスクシステムでは、機器装着クランプがデスク天板部材の天板部材上面と立脚連結部材の連結部材下面とを圧接することで装着される。このため、立脚連結部材が邪魔となって機器装着クランプをデスク天板部材に装着できないことがない。このように上下から圧接されるデスク天板部材と立脚連結部材とは離反しているが、その間隙にクランプスペーサ部材が嵌合する。このため、デスク天板部材や立脚連結部材の湾曲などにより機器装着クランプの装着が阻害されることを防止できる。従って、デスク天板部材の下方に立脚連結部材が離反している構造でも機器装着クランプを良好に装着することができ、例えば、重量のあるデスク周辺機器をデスクシステムに機器装着クランプで確実に装着することができる。
本発明の実施の一形態のデスクシステムでシステムデスク本体に機器装着クランプを装着した状態を示す縦断側面図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムでシステムデスク本体に機器装着クランプを装着する以前の状態を示す縦断側面図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムでシステムデスク本体に機器装着クランプを装着する第一段階の状態を示す縦断側面図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムでシステムデスク本体に機器装着クランプを装着する第二段階の状態を示す縦断側面図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムの機器装着クランプの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムの機器装着クランプの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムでシステムデスク本体に機器装着クランプを装着する第一段階の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムでシステムデスク本体に機器装着クランプを装着する第二段階の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムのシステムデスク本体を組み立てる第一段階の状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムのシステムデスク本体を組み立てる第二段階の状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムのシステムデスク本体を組み立てる第三段階の状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムの完成したシステムデスク本体に機器装着クランプを装着する状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の一形態のデスクシステムの一変形例のシステムデスク本体に機器装着クランプを装着する状態を示す分解斜視図である。
本発明の実施の一形態に関して図面を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態では図示するように上下以外に前後左右の方向も規定して説明する。しかし、これは構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定するものである。従って、本発明を実施する製品の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
本実施の形態のデスクシステム1000は、図1ないし図12に示すように、システムデスク本体2000と、機器装着クランプ3000と、を有する。システムデスク本体2000は、図9ないし図12に示すように、天板支持立脚2100,2200と、立脚連結ビーム2300と、デスク天板部材2400と、を有する。
天板支持立脚2100,2200は、図9ないし図11に示すように、左右両端に使用される天板支持立脚2100と、中間部分に使用される天板支持立脚2200の二種類からなり、床面に立設される。
左右一対の天板支持立脚2100は、前後一対の上下方向に細長形状の支持立脚部分2110と、これら前後一対の支持立脚部分2110を上端で連結している前後方向に細長形状の天板支持部分2120と、を有する。
中間部分の天板支持立脚2200は、上下方向に細長形状の一本の支持立脚部分2210と、この支持立脚部分2210の上端に連結されている前後方向に細長形状の天板支持部分2220と、を有する。
立脚連結ビーム2300は、左右方向に細長形状に形成されており、複数の天板支持立脚2100,2200の上端近傍を連結している。より具体的には、立脚連結ビーム2300は、前後方向に離反した一対で、複数の天板支持立脚2100,2200の天板支持部分2120,2220の中央部分に連結される。
このとき、立脚連結ビーム2300は、その連結ビーム上面2301が天板支持部分2120,2220の支持部分上面2121,2221より下方に位置する配置で天板支持立脚2100,2200に連結される。
デスク天板部材2400は、平板状に形成されており、上述のように立脚連結ビーム2300で連結された天板支持立脚2100,2200の支持部分上面2121,2221で支持されている。
本実施の形態のシステムデスク本体2000では、図10に示すように、左右一対の天板支持立脚2100と中央一個の天板支持立脚2200とが、前後一対かつ左右一対の立脚連結ビーム2300により連結されている。
そこで、デスク天板部材2400は、図11および図12に示すように、前後左右に配列された四枚が、立脚連結ビーム2300で連結された天板支持立脚2100,2200の支持部分上面2121,2221で支持されている。
このとき、デスク天板部材2400は、前後方向に離反して配置されるため、四枚のデスク天板部材2400からなるシステムデスク天板1400には、左右方向に連通するスリット状の間隙GAが前後方向の中央に形成される。
また、前述のように立脚連結ビーム2300の連結ビーム上面2301は天板支持部分2120,2220の支持部分上面2121,2221より下方に位置するため、図1ないし図4に示すように、立脚連結ビーム2300がデスク天板部材2400の間隙GAと対向する天板外周縁部の下方に離反した位置する。
そして、機器装着クランプ3000は、図1に示すように、立脚連結ビーム2300の連結ビーム下面2303および連結ビーム上面2301、デスク天板部材2400の天板部材下面2403および天板部材上面2401、を各々圧接することで、システムデスク本体2000に着脱自在に装着される。
より具体的には、本実施の形態の機器装着クランプ3000は、クランプ上板部分3100と、クランプ側板部分3200と、クランプ下板部分3300と、クランプスペーサ部材3400と、クランプ圧接部材であるイモネジ3500と、ネジ受けディスク3600と、クランプアーム部材3700と、を有する。
クランプ上板部分3100とクランプ側板部分3200とクランプ下板部分3300とは、図1ないし図8に示すように、一枚の金属板を曲折させることで連続的に形成されている。クランプ上板部分3100は、デスク天板部材2400の天板部材上面2401に配置される平板状に形成されている。
クランプ下板部分3300は、立脚連結ビーム2300の連結ビーム下面2303より下方に位置する水平な平板状に形成されている。クランプ側板部分3200は、デスク天板部材2400と立脚連結ビーム2300との側面に対応したクランク状に曲折されており、クランプ上板部分3100とクランプ下板部分3300とを連結している。
クランプスペーサ部材3400も、クランプ側板部分3200にスライド自在に支持されており、デスク天板部材2400の天板部材下面2403と立脚連結ビーム2300の連結ビーム上面2301との間隙に出没自在に嵌合する。
このため、図5ないし図8に示すように、クランプスペーサ部材3400は、コ字状の平面形状に曲折された一枚の金属板からなり、その両端はストッパとして外側に曲折されている。
そして、クランプ側板部分3200には縦長の貫通孔3210が前後一対に形成されており、これら貫通孔3210の各々にクランプスペーサ部材3400の両端が各々挿通されることにより、クランプスペーサ部材3400がクランプ側板部分3200にスライド自在に支持されている。
イモネジ3500は、クランプ下板部分3300の左右一対のネジ穴3310に個々に螺合されている左右一対からなり、回転により立脚連結ビーム2300の連結ビーム下面2303を圧接する。
ネジ受けディスク3600は、イモネジ3500と連結ビーム下面2303との間に配置される。このため、イモネジ3500の上端は台形の断面形状に形成されており、ネジ受けディスク3600の下面には断面形状が台形の凹部が形成されている。クランプアーム部材3700は、クランプ上板部分3100に立設されたポールからなり、デスクスタンドなどのデスク周辺機器(図示せず)が着脱自在に装着される。
上述のような構成において、本実施の形態のデスクシステム1000では、図9および図10に示すように、所望により左右両側の天板支持立脚2100が立脚連結ビーム2300により左右中央の天板支持立脚2200と連結される。
そして、図11に示すように、上述のように連結された天板支持立脚2100,2200の支持部分上面2121,2221に、四枚のデスク天板部材2400が前後左右に配列されて装着される。
このように形成されたシステムデスク本体2000は、図12に示すように、四枚のデスク天板部材2400からなる一枚のシステムデスク天板1400の前後方向の中央に、左右方向に連通するスリット状の間隙GAが形成される。
この間隙GAの両側に位置するデスク天板部材2400の前後縁部の下方には、立脚連結ビーム2300が離反した位置している。このため、例えば、デスク周辺機器の配線を支持する配線支持トレー(図示せず)などのオプション部品を、立脚連結ビーム2300に懸架させるようなことができる。
さらに、図12および図1に示すように、このシステムデスク本体2000のシステムデスク天板1400の間隙GAの部分に、機器装着クランプ3000を着脱自在に装着することができる。
その場合、図2および図6に示すように、クランプスペーサ部材3400が図中後退するとともにイモネジ3500が下方に位置した状態で、図3および図7に示すように、機器装着クランプ3000がシステムデスク本体2000の間隙GAに配置される。
このとき、機器装着クランプ3000のクランプ上板部分3100がデスク天板部材2400の天板部材上面2401に配置され、クランプ側板部分3200の前面がデスク天板部材2400と立脚連結ビーム2300との後面に当接することになる。
このような状態で、クランプ下板部分3300は立脚連結ビーム2300の連結ビーム下面2303より下方に位置するので、この連結ビーム下面2303から上方に突出しているイモネジ3500の上端にネジ受けディスク3600が設置される。
このような状態で、図8に示すように、機器装着クランプ3000のクランプスペーサ部材3400が前方にスライド移動され、図4に示すように、デスク天板部材2400の天板部材下面2403と立脚連結ビーム2300の連結ビーム上面2301との間隙に挿入される。
このような状態で、アーレンキーなどの工具(図示せず)でイモネジ3500を回転させて上方に変位させることにより、機器装着クランプ3000が、立脚連結ビーム2300の連結ビーム下面2303および連結ビーム上面2301、デスク天板部材2400の天板部材下面2403および天板部材上面2401、を各々圧接する。
このため、図1に示すように、システムデスク本体2000のデスク天板部材2400の天板部材下面2403と立脚連結ビーム2300の連結ビーム上面2301とが離反している構造でも、機器装着クランプ3000の圧力によりデスク天板部材2400や立脚連結ビーム2300が湾曲することがなく、機器装着クランプ3000をシステムデスク本体2000の間隙GAの部分に良好に装着することができる。
特に、本実施の形態のデスクシステム1000では、離反しているデスク天板部材2400と立脚連結ビーム2300との間隙にクランプスペーサ部材3400が嵌合する。このため、離反しているデスク天板部材2400や立脚連結ビーム2300の湾曲などにより機器装着クランプ3000の装着が阻害されることを確実に防止できる。
しかも、本実施の形態のデスクシステム1000では、クランプ上板部分3100を天板部材上面2401より上方に配置するとともに、クランプ下板部分3300を連結ビーム下面2303より下方に配置した状態で、デスク天板部材2400と立脚連結ビーム2300との間隙にクランプスペーサ部材3400が出没する。
このため、機器装着クランプ3000をデスクシステム1000の所定位置に配置した状態で、別体のクランプスペーサ部材(図示せず)をデスク天板部材2400と立脚連結ビーム2300との間隙に挿入する煩雑な作業が必要ない。
特に、クランプ上板部分3100とクランプ下板部分3300とを連結しているクランプ側板部分3200に、クランプスペーサ部材3400がスライド自在に支持されている。
このため、クランプ上板部分3100を天板部材上面2401より上方に配置するとともに、クランプ下板部分3300を連結ビーム下面2303より下方に配置した状態で、クランプ側板部分3200に支持されているクランプスペーサ部材3400をスライドさせるだけで、デスク天板部材2400と立脚連結ビーム2300との間隙に挿入することができる。
しかも、本実施の形態の機器装着クランプ3000では、上述のように機器装着クランプ3000が、立脚連結ビーム2300の連結ビーム下面2303および連結ビーム上面2301、デスク天板部材2400の天板部材下面2403および天板部材上面2401、を各々圧接する。
このため、デスク天板部材2400の天板部材下面2403および天板部材上面2401だけを圧接する、従来の機器装着クランプ(図示せず)と比較して、その装着の保持力が良好である。
また、本実施の形態の機器装着クランプ3000では、回転により圧力を発生するイモネジ3500と、立脚連結ビーム2300の連結ビーム下面2303との間隙に、ネジ受けディスク3600が挿入される。このため、回転されるイモネジ3500のために立脚連結ビーム2300の連結ビーム下面2303が損傷することを防止できる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では左右一対の天板支持立脚2100と左右中央の天板支持立脚2200とで、前後一対のデスク天板部材2400が左右方向に二枚支持されているデスクシステム1000を例示した。
しかし、中央の天板支持立脚2200と前後一対のデスク天板部材2400とを増設することにより、左右方向に長大なデスクシステム(図示せず)を形成することもできる。一方、図13に示すように、中央の天板支持立脚2200を使用することなく左右一対の天板支持立脚2100のみで、前後一対のデスク天板部材2400のみが支持されているデスクシステム1000を形成することもできる。
さらに、上記形態では前後一対のデスク天板部材2400の間隙GAの前後縁部の下方に前後一対の立脚連結部材2300が位置しており、その間隙GAの位置に機器装着クランプ3000が装着されることを例示した。しかし、デスク天板部材2400の外周縁部の下方に立脚連結部材2300が位置しており、その位置に機器装着クランプ3000を装着してもよい(図示せず)。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
1000 デスクシステム
1400 システムデスク天板
2000 システムデスク本体
2100,2200 天板支持立脚
2121,2221 支持部分上面
2300 立脚連結ビーム
2301 連結ビーム上面
2303 連結ビーム下面
2400 デスク天板部材
2401 天板部材上面
2403 天板部材下面
3000 機器装着クランプ
3100 クランプ上板部分
3200 クランプ側板部分
3300 クランプ下板部分
3400 クランプスペーサ部材
3500 クランプ圧接部材であるイモネジ
3700 クランプアーム部材
GA 間隙

Claims (6)

  1. 床面に立設される複数の天板支持立脚と、
    立設された複数の前記天板支持立脚で支持されている少なくとも一枚のデスク天板部材と、
    前記デスク天板部材の外周縁部の下方に離反した位置で複数の前記天板支持立脚の上端近傍を連結している立脚連結部材と、
    前記デスク天板部材の天板部材下面と前記立脚連結部材の連結部材上面との間隙に嵌合するクランプスペーサ部材を有し、前記立脚連結部材の連結部材下面および前記デスク天板部材の天板部材上面を圧接する機器装着クランプと、
    を有するデスクシステム。
  2. 前記クランプスペーサ部材は、前記クランプ上板部分が前記デスク天板部材の天板部材上面に配置されるとともに、前記クランプ下板部分が前記立脚連結部材の連結部材下面より下方に位置した状態で、前記デスク天板部材の天板部材下面と前記立脚連結部材の連結部材上面との間隙に出没自在に支持されている、請求項1に記載のデスクシステム。
  3. 前記機器装着クランプは、
    前記クランプ上板部分と前記クランプ下板部分とを連結しているクランプ側板部分も有しており、
    前記クランプスペーサ部材が前記クランプ側板部分にスライド自在に支持されている、請求項2に記載のデスクシステム。
  4. 前記機器装着クランプは、
    前記クランプ上板部分にデスク周辺機器が装着されるクランプアーム部材が立設されている、請求項1ないし3の何れか一項に記載のデスクシステム。
  5. 複数の前記天板支持立脚が左右方向に離反されて配置され、
    複数の前記天板支持立脚の中央近傍が前後方向に離反した少なくとも二本の前記立脚連結部材で連結され、
    連結された複数の前記天板支持立脚で前後方向に離反した少なくとも二枚の前記デスク天板部材が支持され、
    前後方向に離反されて支持された少なくとも二枚の前記デスク天板部材の間隙に前記機器装着クランプが配置される、
    請求項1ないし4の何れか一項に記載のデスクシステム。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載のデスクシステムの機器装着クランプであって、
    前記デスク天板部材の天板部材下面と前記立脚連結部材の連結部材上面との間隙に嵌合するクランプスペーサ部材を有し、
    前記立脚連結部材の連結部材下面および前記デスク天板部材の天板部材上面を圧接するものであって
    前記デスクシステムの前記デスク天板部材の天板部材下面と前記立脚連結部材の連結部材上面との間隙は前記クランプスペーサ部材が嵌合する大きさに形成されている、
    機器装着クランプ。
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