JP6638154B2 - テーブル - Google Patents

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本発明は、テーブルに関する。
従来、執務空間や居住空間に設置されるテーブルとして、天板と、互いに水平方向に離間しそれぞれ天板を支持する一対の脚部材を有するものや、更に一対の脚部材どうしを連結する連結部材を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなテーブルの脚部材としては、床面に立設する支柱部と、支柱部の上側に連結されて天板の下面に沿って設けられる上側水平部と、有するものが知られている。
特許第4355387号公報
このようなテーブルは、上側水平部や連結部材が天板の下面に沿った状態で固定されているため、上側水平部や連結部材が天板の下面から突出してしまい、見栄えが悪いという問題がある。また、上側水平部や連結部材によって天板の下側の空間が狭くなり、使用者や天板下に収容されるワゴンなどが上側水平部や連結部材と干渉してしまい、使い勝手が悪いという問題がある。
そこで、本発明は、天板の下側の空間を広く確保できるとともに見栄えを良くすることができるテーブルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るテーブルは、天板と、水平方向に間隔をあけて複数設けられて、前記天板を支持する脚部材と、水平方向に隣り合う前記脚部材の上端部どうしを連結する連結部材と、を有するテーブルにおいて、前記天板には、下方に開口する凹部が形成されていて、前記脚部材は、床面に立設する支柱部と、該支柱部の上側に連結されて前記天板の下面に沿って配置される上側水平部と、を有し、該上側水平部は、少なくとも上部側が前記凹部に挿入され、前記連結部材は、少なくとも上部側が前記凹部に挿入され、前記凹部の側面に沿って設けられていることを特徴とする。
本発明では、上側水平部は、少なくとも上部側が凹部に挿入されていることにより、上側水平部が天板の下面から突出する寸法を小さくできる。これにより、テーブルの見栄えを良くできるとともに、天板の下方の空間を広く確保できて、使用者や天板下に収容されるワゴンなどが上側水平部と干渉することを抑制できる。
また、本発明に係るテーブルでは、脚部材が水平方向に間隔をあけて複数設けられていて、水平方向に隣り合う脚部材の上端部どうしを連結する連結部材を有し、連結部材は、少なくとも上部側が凹部に挿入されている。
このような構成とすることにより、複数の脚部材および連結部材によって天板を強固かつ安定的に支持できる。連結部材は、少なくとも上部側が凹部に挿入されていることにより、連結部材が天板の下面から突出する寸法を小さくできる。これにより、テーブルの見栄えを良くできるとともに、使用者や天板下に収容されるワゴンなどが連結部材と干渉することを抑制できる。
また、本発明に係るテーブルでは、前記上側水平部と接合されて前記天板に固定される固定部を有し、該固定部は、少なくとも上部側が前記凹部に挿入され、該凹部において前記天板に固定され、前記天板に固定されている部分が他の部分よりも高い位置に配置されていてもよい
このような構成とすることにより、固定部が天板の下面から突出する寸法を小さくできる。
また、本発明に係るテーブルでは、前記上側水平部と接合されて前記天板に固定される固定部を有し、該固定部は、前記上側水平部の下端部よりも上方において前記天板に固定されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、上側水平部に使用者や天板下に収容されるワゴンなどが下側から接触した場合も、使用者や天板下に収容されるワゴンなどが固定部を天板に固定するためのネジなどの固定具と接触することを防止できる。
本発明によれば、テーブルの見栄えを良くできるとともに、天板の下側の空間を広く確保することができて使用者や天板下に収容されるワゴンなどが上側水平部と干渉することを抑制できる。
本発明の第1実施形態によるテーブルの一例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるテーブルを上方から見た図である。 本発明の第1実施形態によるテーブルを奥行き方向から見た図である。 本発明の第1実施形態によるテーブルを幅方向から見た図である。 本発明の第1実施形態によるテーブルを下方から見た図である。 (a)は天板を下方から見た図、(b)は図6のA−A線断面図、(c)は図6のB−B線断面図である。 (a)は脚部材を幅方向から見た図、(b)は支柱部と上側水平部の接合部分を説明する図、(c)は上側水平部および固定部を説明する図である。 固定部を説明する斜視図である。 図2のC−C線断面図である。 図2のD−D線断面図である。 図2のE−E線断面図である。 配線収容部材を示す斜視図である。 照明部を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態によるテーブルの天板を下方から見た図である。 本発明の第2実施形態によるテーブルを下方から見た図である。 (a)は図15のF−F線断面図、(b)は(a)の固定部および連結部材を示す図である。 本発明の変形例によるテーブルを示す斜視図である。 本発明の他の形例によるテーブルを示す斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態によるテーブルについて、図1乃至図13に基づいて説明する。
図1乃至図5に示すように、本実施形態によるテーブル1Aは、天板2Aと、天板2Aを支持する一対の脚部材3,3と、一対の脚部材3,3をそれぞれ天板2Aに固定する固定部4A,4A…(図3および図5参照)と、一対の脚部材3,3を連結する一対の連結部材5A,5A(図3および図5参照)と、天板2Aの下側に固定された電源部6(図3および図5参照)と、電源部6の配線を収容する配線収容部7と、天板2Aに立設する照明部8と、を有している。
本実施形態では、天板2Aは、板面が略長方形状となる板状の部材で構成されている。天板2Aの板面の略長方形の長辺が延びる水平方向を幅方向とし、軸方向に直交する短辺が延びる水平方向を奥行き方向とし、幅方向および奥行き方向に直交する鉛直方向を高さ方向(上下方向)とする。
また、幅方向における天板2Aの縁部に対する天板2Aの中央側を幅方向内側、天板2Aの中央に対する天板2Aの縁部側を幅方向外側とし、奥行き方向における天板2Aの縁部に対する天板2Aの中央側を奥行き内側、天板2Aの中央に対する天板2Aの縁部側を奥行き外側とする。以下の各部材の説明では、テーブル1Aを構成している際の姿勢について説明している。
図6に示すように、天板2Aは、下部側に下方に開口する凹部21が形成されている。なお、図6(a)では凹部21をハッチングで示している。凹部21は、天板2Aの幅方向の両端部近傍それぞれ形成された一対の第1凹部22,22と、一対の第1凹部22,22の間に形成され一対の第1凹部22,22それぞれと内部が連通する第2凹部23と、を有している。
一対の第1凹部22,22は、それぞれ平面視形状が奥行き方向に長い略長方形で、後述する一対の脚部材3,3それぞれの上側水平部32の上部側が嵌合可能な形状に形成されている。
第2凹部23は、平面視形状が幅方向に長い略長方形で、奥行き方向の両端部が一対の第1凹部22,22の奥行き方向の両端部よりも奥行き方向内側に配置されている。一対の第1凹部22,22および第2凹部23は、同じ深さに形成されている。
一対の第1凹部22,22と第2凹部23とは連通されていて、これらを合せた凹部21の平面視形状は略H字型となっている。
本実施形態では、凹部21は、天板2Aの縁部よりも幅方向内側および奥行き方向内側に形成されている。天板2Aの奥行き方向の縁部から第2凹部23までの寸法は、天板2Aの幅方向の縁部から一対の第1凹部22,22それぞれまでの寸法よりも長くなるように設定されている。
天板2Aには、第2凹部23と上下方向に重なる位置に上下方向に貫通し、後述する照明部8の支柱部81が挿通される照明用孔部24が幅方向に間隔をあけて2つ形成されている。
天板2Aが複数の板材が厚さ方向(高さ方向)に積層された構造であり、凹部21が形成される部分に積層される板材の枚数をその他の部分よりも少なくすることで天板2Aに凹部21を形成するようにしてもよいし、天板2Aとなる板材の凹部21が形成される部分を削ることで天板2Aに凹部21を形成するようにしてもよい。
天板2Aの下面のうちの凹部21が形成されていない部分を天板2Aの下面2aとし、凹部21が形成されている部分の下面(凹部21の底面)を凹部21の底面21aとする。凹部21の底面21aのうち第1凹部22,22の底面を底面22a,22aとし、第2凹部23の底面を底面23aとする。
図1および図3に示すように、一対の脚部材3,3は、幅方向に間隔をあけて対向し、一方の脚部材3が天板2Aの幅方向一方側の端部近傍の直下に配置され、他方の脚部材3が天板2Aの幅方向他方側の端部近傍の直下に配置されている。
図7(a)に示すように、一対の脚部材3,3は、高さ方向に延在し奥行き方向に間隔をあけて床面11(図1参照)に立設する一対の支柱部31,31と、奥行き方向に延在し一対の支柱部31,31の上端部どうしを連結する上側水平部32と、奥行き方向に延在し一対の支柱部31,31の下端部どうしを連結する下側水平部33と、をそれぞれ有している。
上側水平部32および下側水平部33は、一対の支柱部31,31の間に配置され、奥行き方向の両端部がそれぞれ一対の支柱部31,31と接合されている。一対の脚部材3,3は、それぞれ一対の支柱部31,31、上側水平部32および下側水平部33によって幅方向から見て矩形枠状に形成されている。
一対の支柱部31,31、上側水平部32および下側水平部33は、それぞれ角筒状の部材で構成されている。
図7および図8に示すように、上側水平部32は、上面32aが一対の支柱部31,31の上端部31a,31aよりも上側となり、下面32bが一対の支柱部31,31の上端部31a,31aよりも下側となるように配置されていて、上部側が一対の支柱部31,31の上端部31,31aよりも上側に突出している。
上側水平部32は、一対の支柱部31,31よりも幅方向の寸法が小さく、幅方向内側の第1側面32cが一対の支柱部31,31それぞれの幅方向内側の面31bと略面一となり、幅方向外側の第2側面32dが一対の支柱部31,31それぞれの幅方向外側の面31cよりも幅方向内側に配置されている。
図7(a)および(b)に示すように、下側水平部33は、幅方向の寸法が一対の支柱部31,31の幅方向の寸法と略同じ寸法となるように形成されていて、幅方向内側の面33aが一対の支柱部31,31の幅方向内側の面31bと略面一となるとともに、幅方向外側の面33bが一対の支柱部31,31の幅方向外側の面31cと略面一となるように配置されている。
図9に示すように、一対の脚部材3,3は、それぞれ上側水平部32の一対の支柱部31,31の上端部31a,31aよりも上側の部分が天板2Aの第1凹部22に下側から挿入されて、上側水平部32の上面32aが第1凹部22の底面22aと当接し、一対の支柱部31,31の上端部31a,31aが第1凹部22の奥行き方向外側において天板2Aの下面2aに当接した状態で天板2Aに固定される。上側水平部32の下部側は、天板2Aの下面2aよりも下側に突出している。
図5、図9および図10に示すように、一対の連結部材5A,5Aは、それぞれ幅方向に延在する角筒状の部材で構成され、幅方向の両端部が一対の脚部材3のそれぞれの上側水平部32,32と連結されている。一対の連結部材5A,5Aは、脚部材3の上側水平部32よりも高さ寸法が小さくなるように形成されている。一対の連結部材5A,5Aは、それぞれ一対の脚部材3,3の上側水平部32,32の間に配置される。
一対の連結部材5A,5Aは、それぞれ上部側が天板2Aの第2凹部23に挿入されて、上面5aが第2凹部23の底面23aと当接し、奥行き方向外側となる側面5bの上部側が第2凹部23の側面23bと当接した状態で天板2Aに固定される。一対の連結部材5A,5Aの下部側は、天板2Aの下面2aよりも下側に突出している。
本実施形態では、第2凹部23は天板2Aの奥行き方向の縁部と離間した位置に形成されているため、使用者が連結部材5Aの天板2Aの下面2aから突出する下部側と接触しにくい構造となっている。
図5、図7(b)および図8に示すように、固定部4Aは、上側水平部32の第1側面32c(図8参照)に接合され、第1側面32cから幅方向内側に突出している。本実施形態では、1つの上側水平部32に対して奥行き方向に間隔をあけて2つの固定部4A,4Aが接合されている。
図11に示すように、固定部4Aは、連結部材5Aを係止した状態で天板2Aに固定される。 図7(c)、図8、および図11に示すように、固定部4Aは、天板2Aに固定される天板固定部41と、連結部材5A(図11参照)を係止する連結部材係止部42と、を有している。天板固定部41と、連結部材係止部42とは一体に形成されている。
天板固定部41は、板面が略長方形状の平板状に形成され、一方の面が連結部材5Aよりも奥行き方向内側において第2凹部23の底面23a(図11参照)と当接した状態で天板2Aに固定される。
連結部材係止部42は、幅方向に延在し幅方向に直交する断面形状が上側に開口する略C字状に形成され、下側から連結部材5Aに嵌合可能に構成されている。連結部材係止部42は、天板固定部41の奥行き方向外側の端部から下方に延びる第1鉛直板部421と、第1鉛直板部421の下端部から幅方向外側に延びる第1水平板部422と、第1水平板部422の幅方向外側の端部から上側に延びる第2鉛直板部423と、第2鉛直板部423の上端部から幅方向外側に延びる第2水平板部424と、を有している。
図11に示すように、連結部材係止部42は、第1鉛直板部421が連結部材5Aの幅方向内側の面5cと当接し、第1水平板部422が連結部材5Aの下面5d当接し、第2鉛直板部423が連結部材5Aの幅方向外側となる側面5bの下部側と当接し、第2水平板部424が天板2Aの下面2aと当接するように構成されている。
第1鉛直板部421は、第2鉛直板部423よりも高さ寸法が大きく形成されており、第2水平板部424は、天板固定部41よりも下側に配置されている。
一対の脚部材3,3および一対の連結部材5A,5Aを天板2Aに固定するには、まず、天板2Aの第2凹部23に一対の連結部材5A,5Aを配置する。続いて、天板2Aの一対の第1凹部22,22にそれぞれ一対の脚部材3,3の上側水平部32,32の上部側が挿入して一対の脚部材3,3を配置する。
このとき、固定部4A,4Aそれぞれの天板固定部41を連結部材5Aの幅方向内側において第2凹部23の底面23aと当接させ、連結部材係止部42を連結部材5Aと嵌合させ、連結部材係止部42の第2水平板部424を連結部材5Aの幅方向外側において天板2Aの下面2aと当接させる。
そして、第2水平板部424をネジなどの固定具で第2凹部23の外側で天板2Aに固定する。このようにすることにより、一対の脚部材3,3および一対の連結部材5A,5Aが天板2Aに固定される。
なお、一対の連結部材5A,5Aは、固定部4Aを介して天板2Aに固定されるとともに、直接天板2Aに固定されてもよい。
図10に示すように、配線収容部7は、天板2Aの第2凹部23の下側に配置された配線収容部材71によって形成されている。
図10および図12に示すように、配線収容部材71は、第2凹部23の下側に第2凹部23の底面23aと間隔をあけて配置された配線収容板72と、それぞれ配線収容板72に接合されて天板2Aに固定される一対の配線収容板固定部73,73と、を有している。配線収容部7は、配線収容板72と第2凹部23の底面23aとの間に形成されていて、上部側が第2凹部23に挿入されている。
配線収容板72は、板面が幅方向に長い長方形状で水平面となるように配置される水平板部721と、水平板部721の奥行き方向の両端部に連続し板面が奥行き方向外側に向かって漸次上側に向かう傾斜面となる一対の第1側板部722,722と、水平板部721の幅方向の両端部に連続し板面が鉛直面となる一対の第2側板部723,723と、を有している。
一対の第1側板部722,722は、それぞれ水平板部721の幅方向全体にわたって形成されている。一対の第2側板部723,723は、水平板部721の奥行き方向の中間部分のみに形成されている。
一対の第1側板部722,722および一対の第2側板部723,723それぞれの上端部は、第2凹部23の底面23aと離間している。
水平板部721には、幅方向および奥行き方向の両方の中央部近傍に、上下方向に貫通し配線を挿通可能な配線挿通用孔部724が形成され、配線挿通用孔部724の幅方向の両側に、上下方向に貫通し配線収容板固定部73を天板2Aに固定するための一対の固定用孔部725,725が形成されている。
一対の配線収容板固定部73,73は、天板2Aに固定される天板配線収容板固定部731と、それぞれ天板配線収容板固定部731から下側に延びて下端部が水平板部721に接合された一対の水平板部接合部732,732と、を有している。一対の水平板部接合部732,732は、互いに奥行き方向に間隔を開けて配置されている。一対の水平板部接合部732,732は、水平板部721の固定用孔部725の奥行き方向の両側において水平板部721に接合されていて、天板配線収容板固定部731は、水平板部721の固定用孔部725の鉛直方向上側に配置されている。一対の水平板部接合部732,732の高さ寸法は、それぞれ天板2Aの第2凹部23の高さ寸法(深さ寸法)よりも大きく形成されている。
配線収容部材71を天板2Aに固定するには、まず、配線収容部材71を天板2Aの第2凹部23の下側に配置し、一対の配線収容板固定部73,73それぞれの天板配線収容板固定部731を第2凹部23の底面23aと当接させる。このようにすることで、一対の配線収容板固定部73,73それぞれの上部側が第2凹部23に挿入され、一対の配線収容板固定部73,73それぞれの下部側および配線収容板72が天板2Aの下面2aよりも下側に配置される。
続いて、ネジなどの固定具で天板配線収容板固定部731を天板2Aに固定する。このとき、水平板部721の固定用孔部725に下側からドライバーなどの工具を挿通して、天板配線収容板固定部731を天板2Aに固定する。このようにして配線収容部材71が天板2Aに固定される。そして、配線収容板72と第2凹部23の底面23aとの間に配線収容部7が形成される。
配線収容部7には、配線収容部材71と第2凹部23の底面23aとの間から天板2Aで使用される機器類の配線や電源部6の配線が挿入される。そして、配線収容部7に収容された配線は、配線挿通用孔部724を通って下方に延び、室内のコンセントやLANケーブルの差し込み口などに接続される。配線収容板72の下側には配線挿通用孔部724から床面11または所定の場所まで延びる配線ダクト(不図示)が設けられていてもよい。
図3に戻り、電源部6は、コンセントやLANケーブルの差し込み口などが収容された箱状の部材で、天板2Aの下面2aのうちの第2凹部23の奥行き方向の両側に固定されている。本実施形態では、第2凹部23の奥行き方向の両側それぞれに2つずつ4つの電源部6,6…が設けられている。電源部6,6…の配線は、それぞれ配線収容部7に収容される。
図9および図13に示すように、照明部8は、天板2A(図9参照)に立設する支柱部81と、支柱部81の下端部に接合されて天板2Aに固定される照明固定部82と、支柱部81の上端部に取り付けられた照明器具83と、を有している。照明器具83は、ランプやランプを支持する部材、配線831など有する公知のもので構成されている。
支柱部81は、筒状の部材で、内部に照明器具83の配線831が挿通されている。
照明固定部82は、板面が略正方形状の板状の部材で、支柱部81の下端部に板面が水平面となる向きに接合されている。
照明固定部82には、板面の略中央部に上下方向に貫通する孔部82aが形成されている。この孔部82aは、支柱部81と上下方向に重なる位置に配置されていて、支柱部81の内部に挿通された配線834を挿通できる。
支柱部81は、照明固定部82が接合された状態で天板2Aの照明用孔部24に下側から挿通され、照明固定部82が第2凹部23の底面23aと当接して天板2Aの下面2aに固定されると天板2Aに立設した状態となる。本実施形態では、支柱部81および照明固定部82は、配線収容部7と上下方向に略重なる位置に配置されている。このため、支柱部81に挿通された照明器具83の配線831は、照明固定部82の孔部82aから下側に引き出されると配線収容部7に到達する。照明器具83の配線831は、他の配線と同様に配線収容板72の配線挿通孔を通って下方に引き出されるように構成されている。
次に、上述した第1実施形態によるテーブル1Aの作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した第1実施形態によるテーブル1Aでは、天板2Aに凹部21が形成されていて、上側水平部32、一対の連結部材5A,5A、および固定部4Aは、それぞれの上部側が凹部21に挿入された状態で天板2Aに固定されている。これにより、天板2Aに凹部21が形成されておらず、上側水平部32、一対の連結部材5A,5A、および固定部4Aが天板2Aの下面2aに固定されている場合と比べて、上側水平部32、一対の連結部材5A,5Aおよび固定部4Aが天板2Aの下面2aから突出する寸法を小さくできる。
このため、テーブル1Aの見栄えを良くできるとともに、天板2Aの下側の空間を広く確保できて、使用者や天板2Aの下に収容されるワゴンなどが上側水平部32、一対の連結部材5A,5Aおよび固定部4Aと干渉することを抑制できる。
また、天板2Aの板厚が大きい場合に、天板2Aに凹部21を形成して、上側水平部32、一対の連結部材5A,5A、および固定部4Aの上部側を挿入することにより、天板2Aの板厚が大きくても天板2Aの下側の空間を広く確保することができるとともに、天板2Aの軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、固定部4Aは、上側水平部32の下端部よりも上方において天板2Aに固定されていることにより、使用者や天板2Aの下に収容されるワゴンなどが上側水平部に下端部に接触した場合も、使用者や天板2Aの下に収容されるワゴンなどが固定部4Aや固定部4Aを天板2Aに固定するネジなどの固定具と接触することを防止できる。
また、固定部4Aは、凹部21の内側において天板2Aに固定されていることにより、テーブル1Aが使用者から固定部4Aが見えにくい構造となり、テーブル1Aの見栄えを良くできる。
また、本実施形態では、配線収容部7は、上部側が第2凹部23に挿入されていることにより、配線収容部7が天板2Aの下面2aから突出する寸法を小さくできる。これにより、テーブル1Aの見栄えを良くできるとともに、使用者や天板2Aの下に収容されるワゴンなどが配線収容部7(配線収容部材71)と干渉することを抑制できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、実施形態と異なる構成について説明する。
図14および図15に示すように、第2実施形態によるテーブル1Bは、天板2Bの凹部21の平面視形状が幅方向に長い略長方形状に形成されている。なお、図14では凹部21をハッチングで示している。
図16に示すように、第2実施形態によるテーブル1Bでは、固定部4Bおよび一対の連結部材5B,5Bが第1実施形態と異なっている。
一対の連結部材5B,5Bは、鋼板などの板材を加工した部材で、幅方向に延在している。一対の連結部材5B,5Bは、天板2Bを支持する本体部53と、本体部53と一体に形成され固定部4Bによって天板2Bに固定される天板固定部54と、を有している。
本体部53は、板面が水平面となる第1水平板部531と、第1水平板部531の奥行き方向外側の端部から下方に延びる第1鉛直板部532と、第1鉛直板部532の下端部から奥行き方向内側に延びる第2水平板部533と、第2水平板部533の奥行き方向内側から奥行き方向内側に向かって漸次下側に向かう斜め方向に延びる斜め板部534と、斜め板部534の下端部から奥行き方向内側に向かって延びる第3水平板部535と、第3水平板部535の奥行き方向内側から上方に延びる第2鉛直板部536と、を有している。
第2鉛直板部536の上端部には、奥行き方向内側に天板固定部54が接続されている。本体部53の第1水平板部531と天板固定部54とは同じ高さに配置されている。
一対の連結部材5B,5Bは、第1水平板部531および天板固定部54それぞれの上面が天板2Bの凹部21の底面21aと当接し、第1鉛直板部532の幅方向外側の側面が天板2Bの凹部21の側面と当接した状態で天板2Bに固定される。
第2水平板部533の下面には、電源部6が取り付けられている。
固定部4Bは、連結部材5Bの天板固定部54を天板2Bに固定する水平板部43と、連結部材5Bの第2鉛直板部536と当接する鉛直板部44と、を有している。
水平板部43の奥行き方向外側の端部に鉛直板部44の上端部が接続されている。水平板部43と鉛直板部44とは一体に形成されている。
水平板部43には、奥行き方向の中間部に段部431が形成されている。段部431よりも奥行き方向外側の上面は、段部431よりも奥行き方向内側の上面よりも下側に配置されている。
固定部4Bは、連結部材5Bの奥行き方向内側に配置され、鉛直板部44が連結部材5Bの第2鉛直板部536と当接し、水平板部43の段部431よりも奥行き方向外側の上面が連結部材5Bの天板固定部54の下面と当接した状態でネジなどの固定具で天板2Bに固定される。
このとき、水平板部43の段部431よりも奥行き方向内側の上面は、天板2Bの凹部21の底面21aと当接している。また、天板2Bに固定された連結部材5Bおよび固定部4Bは、上部側が天板2Bの凹部21に挿入されている。
なお、固定部4Bの鉛直板部44と連結部材5Bの第2鉛直板部536とを固定してもよいし、連結部材5Bを天板2Bに直接固定してもよい。
第2実施形態によるテーブル1Bでは、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、凹部21の平面視形状が略長方形状であることにより、第1実施形態と比べて、天板2Bを容易に製造できる。
以上、本発明によるテーブルの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、一対の脚部材3,3の上側水平部32の上部側、連結部材5A,5Bの上部側、固定部4A,4Bの上部側、および配線収容部7の上部側が凹部21に挿入されているが、それぞれ全部が凹部21に挿入されていてもよい。また、連結部材5A,5B、固定部4A,4B、および配線収容部7は、天板2A,2Bの下面2aに固定されていて、凹部21に挿入されていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、天板2A,2Bに1つの凹部21が形成されているが、凹部21が複数に分割されて形成されていてもよい。また、凹部21の形状は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、固定部4A,4Bは、第2凹部23の底面23aに固定されているが、天板2A,2Bの下面2aに固定されていてもよい。
また、上記の実施形態では、固定部4A,4Bは、上側水平部32の下端部よりも上側において天板2A,2Bに固定されているが、上側水平部32の下端部よりも下側において天板2A,2Bに固定されていてもよい。
また、上記の実施形態では、天板2A,2Bは、一対の脚部材3,3と一対の連結部材5A,5A(または5B,5B)によって支持されているが、脚部材3のみで支持されていてもよい。また、脚部材3や連結部材5A,5Bの形状や数は、適宜設定されてよい。また、天板2A,2Bの形状は適宜設定されもよい。
例えば、図17に示すテーブル1Cのように、複数の天板2,2が配列されていてもよい。
また、上記の実施形態では、脚部材3および連結部材5A,5Bが固定部4A,4Bによって固定されているが、脚部材3および連結部材5A,5Bが固定部4A,4Bを使用せずに直接天板2A,2Bに固定されていてもよい。
また、上記の実施形態では、テーブル1A,1Bに電源部6、照明部8、配線収容部7が設けられているが設けられていなくてもよい。
また、電源部6や照明部8の形態や数、設置される位置は適宜設定されてよい。例えば、図18に示すテーブル1Dのように、照明部8の支柱部81の周りに複数のコンセントを有する電源部6Cが設けられていて、電源部6Cの配線が天板2Aの照明用孔部24に挿通されて配線収容部7に収容されるように構成されていてもよい。なお、図18に示すテーブル1Dでは、第1実施形態によるテーブル1Aと同様の天板2A、固定部4Aおよび連結部材5Aが設けられているが、第2実施形態によるテーブル1Bと同様の天板2B、固定部4Bおよび連結部材5Bが設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、配線収容部7が配線収容部材71によって形成されているが、配線を収容可能であれば上記以外の形態であってもよい。
1A〜1D テーブル
2,2A,2B 天板
3 脚部材
4A,4B 固定部
5A,5B 連結部材
7 配線収容部
11 床面
21 凹部
31 支柱部
32 上側水平部

Claims (3)

  1. 天板と、水平方向に間隔をあけて複数設けられて、前記天板を支持する脚部材と、水平方向に隣り合う前記脚部材の上端部どうしを連結する連結部材と、を有するテーブルにおいて、
    前記天板には、下方に開口する凹部が形成されていて、
    前記脚部材は、床面に立設する支柱部と、該支柱部の上側に連結されて前記天板の下面に沿って配置される上側水平部と、を有し、
    該上側水平部は、少なくとも上部側が前記凹部に挿入され、
    前記連結部材は、少なくとも上部側が前記凹部に挿入され、前記凹部の側面に沿って設けられていることを特徴とするテーブル。
  2. 前記上側水平部と接合されて前記天板に固定される固定部を有し、
    該固定部は、少なくとも上部側が前記凹部に挿入され、該凹部において前記天板に固定され、前記天板に固定されている部分が他の部分よりも高い位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のテーブル。
  3. 前記上側水平部と接合されて前記天板に固定される固定部を有し、
    固定部は、前記上側水平部の下端部よりも上方において前記天板に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のテーブル。
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