JP6541256B2 - 天板付家具 - Google Patents
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Description
このようなテーブルにおいて、例えば特許文献1に開示されているように、各支持脚を、その上端部の天板に対する接続位置に対し、下端部の床面に対する設置位置が外方に位置するようにした構成のものがある。このようなテーブルは、複数本の支持脚が、上方から下方に向かって末広がりに設けられることで、テーブルの安定性の向上が図られている。
そこでなされた本発明の目的は、必要な強度を確保しつつ、使用者の下肢との干渉を抑えることのできる支持脚を備えた天板付家具を提供することである。
この発明に係る天板付家具は、床面上に起立する複数の脚と、複数の前記脚上に支持される天板と、を備え、それぞれの前記脚は、前記天板の上面に沿った第一の方向から見たときの幅寸法が、下方から上方に向けて漸次増大し、前記天板の上面に沿った面内で前記第一の方向に直交する第二の方向から見たときの幅寸法が、上方から下方に向けて漸次増大するよう形成されていることを特徴とする。
また、第二の方向から見たときの脚の幅寸法を、上方から下方に向けて漸次増大させることで、特に天板と床面との間において、脚の上部が天板の内方に位置することとなり、天板に近い上部の空間を広く確保することができる。したがって、使用者の下肢の膝などが脚と干渉しにくくなる。
このように構成することで、天板に対して利用の多い側から見ると、天板に正対する使用者の下肢が脚に対して干渉しにくくなる。
このように構成することで、第二の方向は、オーバーハング寸法が大きい方向に沿うこととなる。脚は、第一の方向から見たときの脚の幅寸法が、下方から上方に向けて漸次増大しているので、第二の方向および上下方向の荷重や力に対し、天板との接合部分が高い強度を有する。したがって、天板のオーバーハング寸法が大きい部分に加わる荷重や力に対し、脚は強度を発揮することができる。
このように構成することで、脚は、第一の方向から見たときの脚の幅寸法が、下方から上方に向けて漸次増大しているので、第二の方向である天板の長手方向および上下方向の荷重や力に対し、天板との接合部分が高い強度を有する。また、脚は、第二の方向から見たときの幅寸法が、上方から下方に向けて漸次増大しているので、第一の方向である天板の短手方向から天板に正対する使用者の下肢が、脚の上部と干渉しにくくなる。
このように構成することで、天板に作用する荷重等により、一対の脚同士が第二の方向に広がる方向に力が作用する。脚は、第一の方向から見たときの脚の幅寸法が、下方から上方に向けて漸次増大しているので、第二の方向および上下方向の荷重や力に対し、天板との接合部分が高い強度を有する。したがって、一対の脚同士の間隔が上方から下方に向かって漸次拡大する構成でありながら、脚が第二の方向に広がるのを抑えることができる。
このように構成することで、このような台形パネル状の脚において、第一の方向から見たときには、幅寸法が下方から上方に向けて漸次増大し、第二の方向から見たときには、幅寸法が上方から下方に向けて漸次増大するものとなり、外観的に特徴のある脚を有した天板付家具を構成することができる。
このように構成することで、このような一対の脚部同士が連結部材によって連結された構成の脚において、第一の方向から見たときには、幅寸法が下方から上方に向けて漸次増大し、第二の方向から見たときには、幅寸法が上方から下方に向けて漸次増大するものとなり、外観的に特徴のある脚を有した天板付家具を構成することができる。
このように構成することで、脚を構成する連結部材の下面と床面との隙間を通して配線等を通すことができる。したがって、床面に沿って配線等が敷設されている場合に、配線との干渉を防ぐことができる。また、脚を通して床面から天板へと配線を導入させる場合に、連結部材の下面と床面との隙間を通して連結部材の下方から脚内に配線を導くことができる。
図1に示すように、テーブル(天板付家具)10は、床面F上に起立する複数の脚20と、これら複数の脚20上に支持される天板30と、を備えている。
この実施形態のテーブル10において、天板30は、例えば平面視長方形状で、その上面30fに沿った第一の方向Xに短く、上面30fに沿った面内で第一の方向Xに直交する第二の方向Yに長く形成されている。天板30は、平面視長方形状に限らず、長円形、楕円形等の平面視形状としてもよい。
各脚部材21は、第一の方向Xから見たとき、上端21tに対し下端21bが、第二の方向Yにおけるテーブル10の幅方向の外側に位置するよう、傾斜して設けられている。これにより、第二の方向Yに沿って互いに対向する一対の脚20は、脚20、20同士の間隔が上方から下方に向かって漸次拡大し、略八の字状に配置されている。
すなわち、第一の方向Xは、オーバーハング寸法H2が小さい側から天板30に正対する方向であり、第二の方向Yは、オーバーハング寸法H1が大きい側から天板30に正対する方向である。
また、図3に示すように、第二の方向Yから見たときの脚20の幅寸法W2を、上方から下方に向けて漸次増大させることで、脚20の上部が天板30の第一の方向Xで内方に位置することとなり、天板30に近い上部の空間を広く確保することができる。したがって、使用者の下肢の膝などが脚20と干渉しにくくなる。このような構成により、強度を確保しつつ、天板30下方における下肢収容スペースSpを確保できる。
ちなみに、このように一方向に長い形状の天板30においては、一般に、長手方向(第二の方向Y)に沿った長辺30pにおいて天板30に対向する使用者の数が、短手方向(第一の方向X)に沿った短辺30qにおいて天板30に対向する使用者の数よりも多い。つまり、第一の方向Xは、天板30に対して利用の多い側から正対する方向であり、第二の方向Yは天板30に対して利用の少ない側から正対する方向である。これによって、天板30に対して利用の多い側から見ると、天板30に正対する使用者の下肢が脚20に対して干渉しにくくなる。
なお、本発明の天板付家具は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
図5は、上記テーブルの脚についての変形例の構成を示す斜視図である。
例えば、図5に示すように、脚20は、第一の方向Xまたは第二の方向Yから見たときに台形状をなしたパネル体28からなるようにしてもよい。
このように構成することで、このような台形パネル状の脚20において、第一の方向Xから見たときには、幅寸法W1が下方から上方に向けて漸次増大し、第二の方向Yから見たときには、幅寸法W2が上方から下方に向けて漸次増大するものとなり、外観的に特徴のある脚20を有したテーブル10を構成することができる。また、脚20を台形パネル状とすることで、脚20が広幅となり、脚20単体での強度が高められる。
図6は、上記テーブルの脚についての他の変形例を示す図であり、テーブルを第一の方向から見た図である。図7は、上記テーブルの脚についての他の変形例を示す図であり、テーブルを第二の方向から見た図である。
図6、図7に示すように、脚20は、第一の方向Xから見たときの幅寸法W1が、上方から下方に向けて漸次増大し、第二の方向Yから見たときの幅寸法W2が、下方から上方に向けて漸次増大するよう形成してもよい。
これに限らず、脚20は、上記実施形態およびその変形例に示した以外の形状、構成とすることができる。
加えて、テーブル10に限らず、カウンター等、他の天板付家具においても、本発明は同様に適用することができる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
20 脚
21 脚部材(脚部)
22 上部連結部材(連結部材)
23 下部連結部材(連結部材)
23b 下面
28 パネル体
30 天板
30f 上面
F 床面
H1 オーバーハング寸法
H2 オーバーハング寸法
S 隙間
Sp 下肢収容スペース
W1 幅寸法
W2 幅寸法
X 第一の方向
Y 第二の方向
Claims (8)
- 床面上に起立する複数の脚と、
複数の前記脚上に支持される天板と、を備え、
それぞれの前記脚は、前記天板の上面に沿った第一の方向から見たときの幅寸法が、下方から上方に向けて漸次増大し、前記天板の上面に沿った面内で前記第一の方向に直交する第二の方向から見たときの幅寸法が、上方から下方に向けて漸次増大するよう形成されていることを特徴とする天板付家具。 - 前記第一の方向は、前記天板に対して利用の多い側から正対する方向であり、前記第二の方向は前記天板に対して利用の少ない側から正対する方向であることを特徴とする請求項1に記載の天板付家具。
- 前記第一の方向は、前記脚に対して前記天板が側方に張り出すオーバーハング寸法が小さい側から正対する方向であり、前記第二の方向は、前記脚に対して前記天板が側方に張り出すオーバーハング寸法が大きい側から正対する方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の天板付家具。
- 前記第一の方向は、前記天板の短手方向であり、前記第二の方向は前記天板の長手方向であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の天板付家具。
- 前記第二の方向に沿って互いに対向する一対の前記脚同士の間隔が、上方から下方に向かって漸次拡大するよう、それぞれの前記脚が傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の天板付家具。
- 前記脚は、前記第一の方向または前記第二の方向から見たときに台形状をなしたパネル体からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の天板付家具。
- 前記脚は、前記第一の方向に沿って間隔を空けて配置された一対の脚部と、一対の前記脚部同士を連結する連結部材と、を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の天板付家具。
- 前記連結部材の下面が、前記脚部の下端よりも上方に形成され、前記脚が前記床面上に設置されたときに、前記床面と前記連結部材の下面との間に隙間が形成されることを特徴とする請求項7に記載の天板付家具。
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2015
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