JP7069637B2 - テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、複数本の脚支柱を有する脚体に天板が支持されてなるテーブルに関する。特に、天板下に利用者の足が入り込める空間領域をできるだけ大きく確保したテーブルに関する。
一般に、テーブルの天板を支える脚支柱は、テーブルの転倒を防止するために、天板の四隅から鉛直に垂下している(例えば、下記特許文献1を参照)、または下端が上端よりも外側方に拡開するように傾斜した姿勢をとることが通例である(例えば、下記特許文献2を参照)。
天板の四隅から鉛直に垂下する脚支柱は、テーブルの隅角部において利用者の足が天板下に入り込むことを妨げる。また、脚支柱の下端が上端よりも外側方に拡開していると、天板下の利用者の足が入り込める空間領域が狭くなる。
特開2017-079820号公報 特開2016-214612号公報
本発明は、テーブルの天板下に利用者の足が入り込むことのできる空間領域をできるだけ大きく確保することを所期の目的としている。
上述した課題を解決するべく、本発明では、接地するベースに複数本の脚支柱を立設してなる脚体と、この脚体に支持された天板とを具備するテーブルであって、前記複数の脚支柱は、その下端同士がその上端同士よりも接近する方向に傾斜しており、前記脚支柱の上端は、前記天板の外縁よりも内側寄りかつ前記ベースの外縁よりも外側寄りに位置しており、前記脚支柱の下端は、前記ベースの外縁部に位置しており、前記脚支柱の上端の直下に、利用者の足が入り込むことのできる空間領域が形成され、その空間領域が下方に向かうほど奥深く広くなるテーブルを構成した。
前記ベースは、例えば、その外縁部に前記脚支柱の下端が位置する形態をなす。
前記各脚支柱は、前記ベースを介して他の脚支柱と連結され得る。
前記ベースは、例えば、平面視略矩形状をなす。この場合において、前記脚支柱は、前記ベースの四隅に立設されることがある。
前記ベースに錘を取り付けることができるように構成されていれば、錘によりテーブル全体の重心が低下し、テーブルの転倒を効果的に抑止できる。
前記脚支柱の外周に、五つの側面を成形することも好ましい。
本発明によれば、テーブルの天板下に利用者の足が入り込むことのできる空間領域をできるだけ大きく確保することができる。
本発明の一実施形態のテーブルの斜視図。 同実施形態のテーブルのベースの構造を示す分解斜視図。 同実施形態のテーブルの正面図。 同実施形態のテーブルの脚体及び天板支持フレームを示す平面図。 同実施形態のテーブルのベースの構造を示す縦断面図。 同実施形態のテーブルの脚支柱の形状を示す横断面図。 本発明の変形例の一に係るテーブルの斜視図。 同変形例のテーブルの正面図。 同変形例のテーブルの脚体及び天板支持フレームを示す平面図。 同実施形態のテーブルの脚支柱の形状を示す横断面図。 本発明の変形例の一に係るテーブルの斜視図。 同変形例のテーブルの正面図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1ないし図6に示す本実施形態のテーブルは、複数本の脚支柱21を有する脚体2に天板1を支持させてなるものである。そして、各脚支柱21の下端同士が上端同士よりも接近するように各脚支柱21を傾斜させることで、天板1下に利用者の足が入り込むことのできる空間領域4をできるだけ大きく確保している。
本実施形態のテーブルの脚体2は、床面に接地するベース22と、ベース22から起立する二本の脚支柱21とを具備する。ベース22は、その左右両側にあって前後方向に伸長している基体221と、基体221の下面に設けられ床面に直接接触する接地体226と、左右に対をなす基体221の前端同士及び後端同士をそれぞれ連結する横架材222と、前後に対をなす横架材222間に架け渡した桟223と、左右の基体221間に装着される着脱可能なカバー225とを要素とする。因みに、接地体226は、テーブルの天板1(及び、脚体2)の床面に対する相対的な高さ位置を上下させる高さ調節機能を具現するアジャスタであることがある。
ベース22は、平面視略矩形状の外形を有する。図2、図5及び図6に示すように、ベース22における基体221及び横架材222は、平面視中空な四方枠状をなしており、その内に複数本(図示例では、二本)の桟223を左右方向に離間させて配している。基体221、横架材222及び桟223は、互いに相対移動不能に固結している。横架材222の上面は基体221の上面よりも若干低く、前方の横架材222の前面は基体221の前面よりも若干後方に偏倚し、後方の横架材222の後面は基体221の後面よりも若干前方に偏倚している。桟223の上面は、横架材222の上面よりも低い位置にある。
ベース22の基体221及び横架材222に囲繞された内部には、錘224を設置することができる。錘224は、比較的薄型の板状体であり、桟223上に載置することでベース22に荷重を加える。このとき、錘224の上面は、横架材222の上面よりも上方に飛び出さない。
カバー225は、平面視略矩形状をなす平板な頂壁2251と、頂壁2251の前縁から屈曲して垂下する前壁2252と、頂壁2251の後縁から屈曲して垂下する後壁2253とを有している。頂壁2251の左右方向に沿った幅寸法は、左右に対をなす基体221の内法、即ち両基体221の離間距離に略等しい。頂壁2251の前後方向に沿った奥行寸法は、前後に対をなす横架材222の外法、即ち前方の横架材222の前面から後方の横架材222の後面までの距離に略等しい。図6に示すように、カバー225は、その頂壁2251を横架材222の上面に載置し、その前壁2252を前方の横架材222の前面に当接または近接させ、かつその後壁2253を後方の横架材222の後面に当接または近接させるようにして、横架材222に覆い被せる。カバー225は、左右の基体221間に存在する横架材222、桟223及び錘224を、上方、前方及び後方から遮蔽して覆い隠す。
左右の脚支柱21はそれぞれ、ベース22の左右の外縁部、より具体的には左右の基体221に立設している。左方の脚支柱21の下端は、左方の基体221の左側縁部、前後方向に沿った中間部位に上方から嵌め込まれて接合する。同様に、右方の脚支柱21の下端は、右方の基体221の右側縁部、前後方向に沿った中間部位に上方から嵌め込まれて接合する。ベース22(の基体221)と脚支柱21とは、互いに相対移動不能に固結している。つまり、左右の脚支柱21の下端はベース22を介して相互に連結されており、左右の脚支柱21のうちの一方が他方に対して相対的に変位(回転を含む)することはない。
脚支柱21は、その下端から上端まで、等断面形状をなしながら直線的に延伸している。図6に示すように、脚支柱21の外周には、五つの側面211、212、213、214、215を成形している。換言すれば、脚支柱21は、横断面視において概ね五角形状をなしている。外方に所在する二つの側面211、212は、その法線方向が互いに略直交する。これら二つの側面211、212が交差する出隅は、大きく丸面取りしてある。この出隅は、テーブルの左右方向に沿った外側方に突き出している。内方に所在する三つの側面213、214、215のうち、中間にある側面214と、これに隣接する側面213、215とは、略135°の角度をなして交差する。また、側面211と側面213とは略直交し、側面212と側面214とも略直交している。
天板1は、天板支持フレーム3を介して脚体2の上端に支持される。天板支持フレーム3は、その左右両側にあって前後方向に伸長している基体31と、左右に対をなす基体31の前端同士及び後端同士をそれぞれ連結する横架材32とを要素とする。天板支持フレーム3は、平面視略矩形状の外形を有する。図4及び図5に示すように、天板支持フレーム3の基体31及び横架材32は、平面視中空な四方枠状をなしている。基体31及び横架材32は、互いに相対移動不能に固結している。天板1は、これら基体31及び/または横架材32の上面に載置して固定する。
左右の脚支柱21はそれぞれ、天板支持フレーム3の左右の外縁部、より具体的には左右の基体31に連接している。左方の脚支柱21の上端は、左方の基体31の左側縁部、前後方向に沿った中間部位に下方から嵌め込まれて接合する。同様に、右方の脚支柱21の上端は、右方の基体31の右側縁部、前後方向に沿った中間部位に下方から接合する。脚支柱21と天板支持フレーム3(の基体31)とは、互いに相対移動不能に固結している。つまり、左右の脚支柱21の上端は天板支持フレーム3を介して相互に連結されており、左右の脚支柱21のうちの一方が他方に対して相対的に変位(回転を含む)することはない。
図4に示すように、天板1の外縁は、天板支持フレーム3の外縁よりも外方に張り出している。各脚支柱21の上端は、天板1の外縁よりも内側寄りに位置している。
しかして、図3及び図4に示すように、本実施形態のテーブルでは、正面視において左右の脚支柱21の下端同士がその上端同士よりも接近するように、各脚支柱21を逆ハの字形に傾斜させている。脚支柱21の上端は、ベース22の外縁よりも外側寄りに位置している。これにより、各脚支柱21の上端の直下に、利用者の足が入り込むことのできる空間領域4(網点を付して表す)が形成される。図なお、図5に示すように、側面視においては、脚支柱21は傾斜せず鉛直に直立している。
ベース22の上方かつ天板支持フレーム3の下方にある、左右の脚支柱21間の空間は、閉塞されることなく左右及び前後に向けて開放している。本実施形態のテーブルの利用者は、この空間に足を差し入れ、ベース22の上に足を置くこともできる。ベース22及び天板支持フレーム3を除き、左右の脚支柱21に跨るように両脚支柱21に連結する部材は存在しない。また、ベース22及び天板支持フレーム3はそれぞれ、その上下方向に沿った厚み寸法が比較的薄く、扁平である。
天板1から脚体2に下向きの荷重が作用するとき、天板支持フレーム3の横架材32には、左右に対をなす脚支柱21の上端から、左右方向に沿って外側方に向かう引張応力が加わる。
本実施形態では、接地するベース22に複数本の脚支柱21を立設してなる脚体2と、この脚体2に支持された天板1とを具備するテーブルであって、前記複数の脚支柱21は、その下端同士がその上端同士よりも接近する方向に傾斜しており、前記脚支柱21の上端は、前記天板1の外縁よりも内側寄りに位置しており、前記各脚支柱21の下方に利用者の足が入り込める領域4が形成されているテーブルを構成した。
本実施形態によれば、テーブルの天板1下に利用者の足が入り込むことのできる空間領域4を大きく確保することができる。
前記ベース22は、その外縁部に前記脚支柱21の下端が位置する形態をなしている。このため、下方に向かうほど利用者の足が入り込める空間領域4が奥深く広くなり、利用者がより自由に下肢を動かすことが可能となる。
前記各脚支柱21が前記ベース22を介して他の脚支柱21と連結されていることから、脚体2の剛性、強度、安定性が向上する。
本実施形態のテーブルは、ベース22に錘224を取り付けることができるように構成されている。これにより、テーブルの重心が低下して、テーブルの転倒を効果的に抑止できる。
並びに、本実施形態では、複数本の脚支柱21を有する脚体2と、前記脚支柱21の上端間を連結する天板支持フレーム3と、この天板支持フレーム3上に配された天板1とを備えたテーブルであって、前記脚支柱21が、前記天板1から前記脚体2に作用する下向きの荷重により前記天板支持フレーム3に引張応力が作用する方向に傾斜させてあるテーブルを構成した。
天板1上に載せた物品や天板1それ自体に作用する重力等に起因する下向きの荷重が脚体2に作用すると、傾斜した脚支柱21の上端同士が互いに離反する方向に傾倒しようとし、脚支柱21の上端が連結している天板支持フレーム3(の横架材32)に水平方向に沿った引張応力が作用する。その結果として、天板支持フレーム3(の横架材32)の中央部が下方に撓むのを抑制することができる。ひいては、天板1が上下の厚み方向に撓むのを効果的に抑制することが可能となる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態のテーブルでは二本の脚支柱21により天板1を支持していたが、テーブルが備える脚支柱21の本数は三本以上であってもよい。
図7ないし図10に、本発明の変形例の一を示している。本変形例のテーブルの脚体2は、床面に接地するベース22と、ベース22から起立する四本の脚支柱21とを具備する。ベース22は、その四隅に所在するコーナーブロック227と、コーナーブロック227の下面に設けられ床面に直接接触する接地体226と、左右に及び前後に対をなす二個のコーナーブロック227同士を連結する四方の横架材228と、コーナーブロック227及び横架材228の内側に装着される着脱可能なカバー229とを要素とする。既に述べた通り、接地体226は、テーブルの天板1の床面に対する相対的な高さ位置を上下させるアジャスタであることがある。
ベース22は、平面視略矩形状の外形を有する。図9及び図10に示すように、ベース22におけるコーナーブロック227及び横架材228は、平面視中空な四方枠状をなしている。コーナーブロック227及び横架材228は、互いに相対移動不能に固結している。
カバー229の左右方向に沿った幅寸法は、左右に対をなす横架材228の内法、即ち両横架材228の離間距離に略等しい。カバー229の前後方向に沿った奥行寸法は、前後に対をなす横架材228の内法、即ち両横架材228の離間距離に略等しい。カバー229は、ベース22のコーナーブロック227及び横架材228に囲繞された内部を、上方から遮蔽して覆い隠す。
四本の脚支柱21はそれぞれ、ベース22の外縁部、より具体的には四隅のコーナーブロック227に立設している。各脚支柱21の下端は、各コーナーブロック227の隅角部位に上方から嵌め込まれて接合する。ベース22(のコーナーブロック227)と脚支柱21とは、互いに相対移動不能に固結している。つまり、四本の脚支柱21の下端はベース22を介して相互に連結されており、四本の脚支柱21のうちの一本が他の三本に対して相対的に変位(回転を含む)することはない。
脚支柱21は、その下端から上端まで、等断面形状をなしながら直線的に延伸している。図10に示すように、脚支柱21の外周には、五つの側面211、212、213、214、215を成形している。換言すれば、脚支柱21は、横断面視において概ね五角形状をなしている。外方に所在する二つの側面211、212は、その法線方向が互いに略直交する。これら二つの側面211、212が交差する出隅は、大きく丸面取りしてある。この出隅は、テーブルの左右及び前後方向に沿った外側方に、即ちテーブルの四隅に向かって突き出している。内方に所在する三つの側面213、214、215のうち、中間にある側面214と、これに隣接する側面213、215とは、略135°の角度をなして交差する。また、側面211と側面213とは略直交し、側面212と側面214とも略直交している。
天板1は、天板支持フレーム3を介して脚体2の上端に支持される。天板支持フレーム3は、その四隅に所在するコーナーブロック33と、左右に及び前後に対をなす二個のコーナーブロック33同士を連結する四方の横架材34とを要素とする。天板支持フレーム3は、平面視略矩形状の外形を有する。図9に示すように、天板支持フレーム3のコーナーブロック33及び横架材34は、平面視中空な四方枠状をなしている。コーナーブロック33及び横架材34は、互いに相対移動不能に固結している。天板1は、これらコーナーブロック33及び/または横架材34の上面に載置して固定する。
四本の脚支柱21はそれぞれ、天板支持フレーム3の外縁部、より具体的には四隅のコーナーブロック33に連接している。各脚支柱21の上端は、各コーナーブロック33の隅角部位に下方から嵌め込まれて接合する。脚支柱21と天板支持フレーム3(のコーナーブロック33)とは、互いに相対移動不能に固結している。つまり、四本の脚支柱21の上端は天板支持フレーム3を介して相互に連結されており、四本の脚支柱21のうちの一本が他の三本に対して相対的に変位(回転を含む)することはない。
図9に示すように、天板1の外縁は、天板支持フレーム3の外縁よりも外方に張り出している。各脚支柱21の上端は、天板1の外縁よりも内側寄りに位置している。
しかして、図8及び図9に示すように、本変形例のテーブルでは、正面視において左右の脚支柱21の下端同士がその上端同士よりも接近するように、並びに側面視において前後の脚支柱21の下端同士がその上端同士よりも接近するように、各脚支柱21を逆ハの字形に傾斜させている。なお、本変形例のテーブルの側面図は、図8の正面図と略同一に表れる。各脚支柱21の上端は、ベース22の外縁よりも外側寄りに位置している。これにより、各脚支柱21の上端の直下に、利用者の足が入り込むことのできる空間領域4(網点を付して表す)が形成される。
ベース22の上方かつ天板支持フレーム3の下方にある、四隅の脚支柱21の内側の空間は、閉塞されることなく左右及び前後に向けて開放している。本実施形態のテーブルの利用者は、この空間に足を差し入れ、ベース22の上に足を置くこともできる。ベース22及び天板支持フレーム3を除き、左右の脚支柱21に跨るように両脚支柱21に連結する部材は存在しない。また、ベース22及び天板支持フレーム3はそれぞれ、その上下方向に沿った厚み寸法が比較的薄く、扁平である。
天板1から脚体2に下向きの荷重が作用するとき、天板支持フレーム3の前方及び後方の(左右方向に伸長する)横架材34には、左右に対をなす脚支柱21の上端から、左右方向に沿って外側方に向かう引張応力が加わる。同時に、天板支持フレーム3の左方及び右方の(前後方向に伸長する)横架材34には、前後に対をなす脚支柱21の上端から、前後方向に沿って外側方に向かう引張応力が加わる。
本実施形態では、接地するベース22に複数本の脚支柱21を立設してなる脚体2と、この脚体2に支持された天板1とを具備するテーブルであって、前記複数の脚支柱21は、その下端同士がその上端同士よりも接近する方向に傾斜しており、前記脚支柱21の上端は、前記天板1の外縁よりも内側寄りに位置しており、前記各脚支柱21の下方に利用者の足が入り込める領域4が形成されているテーブルを構成した。
本実施形態によれば、テーブルの天板1下に利用者の足が入り込むことのできる空間領域4を大きく確保することができる。
前記ベース22は、その外縁部に前記脚支柱21の下端が位置する形態をなしている。このため、下方に向かうほど利用者の足が入り込める空間領域4が奥深く広くなり、利用者がより自由に下肢を動かすことが可能となる。
前記各脚支柱21が前記ベース22を介して他の脚支柱21と連結されていることから、脚体2の剛性、強度、安定性が向上する。前記ベース22は、平面視略矩形状のものであり、そのベース22の四隅にそれぞれ、前記脚支柱21が立設されている。これら脚支柱21は、天板1を安定的に支持することができる。
並びに、本実施形態では、複数本の脚支柱21を有する脚体2と、前記脚支柱21の上端間を連結する天板支持フレーム3と、この天板支持フレーム3上に配された天板1とを備えたテーブルであって、前記脚支柱21が、前記天板1から前記脚体2に作用する下向きの荷重により前記天板支持フレーム3に引張応力が作用する方向に傾斜させてあるテーブルを構成した。
天板1上に載せた物品や天板1それ自体に作用する重力等に起因する下向きの荷重が脚体2に作用すると、傾斜した脚支柱21の上端同士が互いに離反する方向に傾倒しようとし、脚支柱21の上端が連結している天板支持フレーム3(の横架材34)に水平方向に沿った引張応力が作用する。その結果として、天板支持フレーム3(の横架材34)の中央部が下方に撓むのを抑制することができる。ひいては、天板1が上下の厚み方向に撓むのを効果的に抑制することが可能となる。
また、上記実施形態及び変形例のテーブルの天板1は平面視略矩形状をなしていたが、天板1の形状は矩形状には限定されない。例えば、図11及び図12に示すように、天板1が平面視略円形状をなしていてもよい。図12は、図11に示すテーブルの正面図であるが、同テーブルの側面図はこの正面図と略同一に表れる。
脚体2のベース22にカバー225、229を装着せず、ベース22が平面視中空な四方枠状をなし、以て平面視略矩形状のものとなっていることがある。
複数本の脚支柱21の下端同士を連結するベース22は、本発明にとって必須の構成要素ではなく、これを廃しても構わない。テーブルの脚支柱の下端を床面にアンカー止めしたり、脚支柱の中間部同士を横架材その他の部材により連結したりすることも当然に可能である。
その他、各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、複数本の脚支柱により天板を支持するテーブルに適用することができる。
1…天板
2…脚体
21…脚支柱
22…ベース
224…錘
3…天板支持フレーム
4…利用者の足が入り込める領域

Claims (7)

  1. 接地するベースに複数本の脚支柱を立設してなる脚体と、この脚体に支持された天板とを具備するテーブルであって、
    前記複数の脚支柱は、その下端同士がその上端同士よりも接近する方向に傾斜しており、
    前記脚支柱の上端は、前記天板の外縁よりも内側寄りかつ前記ベースの外縁よりも外側寄りに位置しており、
    前記脚支柱の下端は、前記ベースの外縁部に位置しており、
    前記脚支柱の上端の直下に、利用者の足が入り込むことのできる空間領域が形成され、その空間領域が下方に向かうほど奥深く広くなるテーブル。
  2. 前記ベースは、その外縁部に前記脚支柱の下端が位置する形態をなしている請求項1記載のテーブル。
  3. 前記各脚支柱は、前記ベースを介して他の脚支柱と連結されている請求項1または2記載のテーブル。
  4. 前記ベースは、平面視略矩形状のものである請求項1、2または3記載のテーブル。
  5. 前記ベースの四隅に前記脚支柱が立設されている請求項4記載のテーブル。
  6. 前記ベースに錘を取り付けることができるように構成されている請求項1、2、3、4または5記載のテーブル。
  7. 前記脚支柱の外周に五つの側面を成形している請求項1、2、3、4、5または6記載のテーブル。
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