JP3049500U - プランタースタンド - Google Patents
プランタースタンドInfo
- Publication number
- JP3049500U JP3049500U JP1997011216U JP1121697U JP3049500U JP 3049500 U JP3049500 U JP 3049500U JP 1997011216 U JP1997011216 U JP 1997011216U JP 1121697 U JP1121697 U JP 1121697U JP 3049500 U JP3049500 U JP 3049500U
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- Japan
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- planter
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- rail
- horizontal
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- Expired - Lifetime
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】前後の支柱の間隔を広げ、安定性を高めるとと
もに、プランターの大きさが多少異なっても対応できる
プランタースタンドを提供する。 【解決手段】両側部に直立方向に立設された前後一対の
支柱10,11と、前後の支柱10,11の間を連結
し、上下方向に複数段に配設された縦桟12と、左右の
縦桟12の間に架設された前後対をなす横桟13,14
とを備え、縦桟12は後側の支柱11から前側の支柱1
0にかけて前傾姿勢となるように固定される。プランタ
ーPの前後のフランジ部Fを横桟13,14に掛けるこ
とにより、プランターPを前傾姿勢となるように支持す
る。後側の横桟14は長穴を介して挿入されるネジによ
り縦桟12に対して前後調整可能に取り付けられる。
もに、プランターの大きさが多少異なっても対応できる
プランタースタンドを提供する。 【解決手段】両側部に直立方向に立設された前後一対の
支柱10,11と、前後の支柱10,11の間を連結
し、上下方向に複数段に配設された縦桟12と、左右の
縦桟12の間に架設された前後対をなす横桟13,14
とを備え、縦桟12は後側の支柱11から前側の支柱1
0にかけて前傾姿勢となるように固定される。プランタ
ーPの前後のフランジ部Fを横桟13,14に掛けるこ
とにより、プランターPを前傾姿勢となるように支持す
る。後側の横桟14は長穴を介して挿入されるネジによ
り縦桟12に対して前後調整可能に取り付けられる。
Description
【0001】
本考案は草花を植栽するための角型プランターを上下方向に複数段に支持でき るプランタースタンドに関するものである。
【0002】
近年、プランターを狭いスペースに効率よく配置するため、プランターを上下 方向に複数段に支持できるプランタースタンドが知られている。 図1は従来のプランタースタンドの一例であり、左右両側部に台座1が設けら れ、これら台座1の上に直立方向に固定された前後一対の支柱2,3を備えてい る。前後の支柱2,3間には、上下方向に複数段に補強用の縦桟4が固定されて いる。左右の支柱2,3の間には横方向に延びる前後一対の横桟5,6が固定さ れ、前側の横桟5が後側の横桟6より下方になるように配置されている。そのた め、長方形のプランターPの前後のフランジ部Fを上記横桟5,6に掛けること により、プランターPを前傾姿勢で支持することができる。このようにプランタ ーPを前傾姿勢とすることで、下段のプランターPに対する日当たりを良くする ことができる。
【0003】
ところで、長方形プランターPの場合、その中に土を入れると、1個当たりの 重量は10k以上にもなることがある。このようなプランターPを複数段に積み 上げると、スタンド全体の安定性が悪くなる。特に、従来のスタンドの場合、前 後の支柱2,3の間隔Dは、図2のようにプランターPのフランジ部Fの間隔L のcos θ倍(但し、θはプランターの傾き角)となるので、支柱2,3の間隔D が狭くなり、一層安定性が悪くなる。そのため、従来では支柱2,3の下端部を 前後方向に延びる台座1に固定して安定性を確保しているが、台座1が必須部品 となり、しかも台座1と支柱2,3との連結部に非常に大きな負荷がかかるので 、強度が要求されるという問題があった。
【0004】 また、従来の場合、前後の支柱2,3の間隔Dは予め決まっているので、前後 の横桟5,6の間隔も一定している。そのため、プランターPの大きさも自ずか ら制限され、1種類のプランターPしか載置できない。ところが、同容量のプラ ンターPでも前後の幅寸法Lが異なるものがあり、従来のスタンドでは、プラン ターPの大きさが少しでも異なると対応できない。そのため、前後の横桟5,6 の間隔を多少広めに設定することで対応しているが、これではプランターPによ ってはフランジ部Fのかかり代が少なくなり、フランジ部Fの折損などの問題が 発生しやすい。
【0005】 そこで、本考案の目的は、前後の支柱の間隔を広げ、安定性を高めたプランタ ースタンドを提供することにある。 また、他の目的は、プランターの大きさが多少異なっても対応できるプランタ ースタンドを提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案のプランタースタンドは、両側部に直立方 向に立設された前後一対の支柱と、前後の支柱の間を連結し、上下方向に複数段 に配設された縦桟と、左右の縦桟の間に架設された前後対をなす横桟とを備え、 上記縦桟は後側の支柱から前側の支柱にかけて前傾姿勢となるように取り付けら れ、プランターの前後のフランジ部を上記横桟に掛けることにより、プランター を前傾姿勢となるように支持することを特徴とする。
【0007】 本発明では、従来のプランタースタンドとは異なり、前後の支柱の間を連結す る縦桟の間に横桟が架け渡して設けられている。すなわち、縦桟が前後の支柱を 連結する連結部材としての役割と、横桟を支える支持部材としての役割を有する 。そのため、前後の支柱の間隔が横桟に載置されるプランターの幅寸法によって 制約を受けず、支柱の間隔を広げることができる。その結果、スタンドの安定性 が増す。
【0008】 また、請求項2に記載のように、記縦桟の前部に丸穴を形成し、後部に前後方 向に長い長穴を形成し、前側の横桟を上記丸穴を介して挿入されるネジにより縦 桟の一定位置に取り付け、後側の横桟を上記長穴を介して挿入されるネジにより 縦桟に対して前後調整可能に取り付けるのが望ましい。この場合には、後側の横 桟の前後位置を調整できるので、前後方向の幅寸法が異なるプランターであって も横桟上に安定に載置できる。また、プランターを前傾姿勢で横桟上に載置した とき、後側の横桟に比べて前側の横桟には大きな荷重がかかるので、請求項2で は前側の横桟を縦桟の一定位置に取り付け、位置ずれを防止している。
【0009】 請求項3に記載のように、前後の支柱の間隔Dをプランターの前後のフランジ 部の間隔Lより大きくすれば、スタンドの前後方向の倒れに対する安定性が向上 する。 また、請求項4のように、後側の左右の支柱の間に補強用の連結棒を斜め方向 に設けた場合には、左右の支柱の捩れを防止でき、剛性の高いスタンドを得るこ とができる。
【0010】
図3〜図8は本考案にかかるプランタースタンドの一例を示す。 この実施例は、角型プランターPを上下方向に3段に支持できるプランタース タンドSを示している。 スタンドSの両側部には、直立方向に立設された前後一対の支柱10,11が 設けられ、前後の支柱10,11の間は上下方向に3段に配設された縦桟12で 連結されている。これら縦桟12は後側の支柱11から前側の支柱10にかけて 前傾姿勢となるように、両端部が支柱10,11に対して溶接固定されている。 左右の縦桟12の間には前後対をなす横桟13,14が架設されている。
【0011】 縦桟12には図7に示すように、前部側に丸穴12aが、後部側に前後方向に 長い長穴12bがそれぞれ形成されている。前側の横桟13は、上記丸穴12a を介して挿入されるネジ15を横桟13の端部に設けた雌ねじ13aに螺着する ことにより、縦桟12の一定位置に取り付けられる。また、後側の横桟14は、 上記長穴12bを介して挿入されるネジ16を横桟14の端部に設けた雌ねじ1 4aに螺着することにより、縦桟12に対して前後調整可能に取り付けられる。 なお、この実施例では支柱10,11と横桟13,14は金属製パイプで形成 され、縦桟12はビード12cを形成した金属板で形成されている。
【0012】 スタンドSには、上記支柱10,11、縦桟12、横桟13,14の他に、前 後の支柱10,11の間でかつ最下部には、縦桟12とは別の補強用の縦棒17 が連結されている。この縦棒17も支柱10,11に対して溶接されている。な お、縦桟12によって十分な強度が確保されている場合には、この縦棒17は省 略してもよい。
【0013】 後側の左右の支柱11,11の間には補強用の連結棒18が斜め方向に配置さ れ、その両端部が図8に示すようにネジ19によって支柱11に対して取り付け られている。この実施例では、図3に示すように1本の連結棒18を斜めに取り 付けたが、2本の連結棒18をX字状に交差させて取り付けてもよい。この連結 棒18によって左右の支柱11,11間の捩れが防止される。 なお、前後の支柱10,11の上端には、装飾用のキャップ20が装着されて いる。
【0014】 上記構成からなるプランタースタンドSにおいて、図5のように横桟13,1 4の上にプランターPのフランジ部Fを載せることにより、プランターPは前傾 姿勢で支持される。特に、上下に複数段のプランターPを載せると、スタンドS の安定性が悪くなるが、図6に示すように前後の支柱10,11の間隔Dがプラ ンターPの幅寸法Lの制約を受けないので、間隔Dを幅寸法Lより大きくするこ とができ、安定性が向上する。
【0015】 また、スタンドSに前後方向の幅寸法が異なるプランターPを載せる場合には 、後側の横桟14を止着しているネジ16を緩め、長孔12bに沿って横桟14 を前後方向に調整することにより、前後の横桟13,14の間隔をプランターP の幅寸法に適した間隔に調整できる。そのため、種々の幅寸法のプランターPを 安定して載置できる。
【0016】 スタンドSにプランターPを載せた状態において、前側の横桟13には図6の 下方向に荷重Aが作用し、その分力A1 とA2 とが作用することになる。ところ が、前側の横桟13は縦桟12に対して一定位置に取り付けられているので、プ ランターPの前側フランジ部が横桟13から外れる恐れがない。一方、後側の横 桟14にはプランターPに作用する回転モーメントに応じた縦桟12の垂直方向 の荷重Bしか作用せず、しかもこの荷重Bは上記荷重Aに比べて十分小さいので 、ネジ16が長孔12bにそって位置ずれを起こす恐れがない。そのため、プラ ンターPの後側フランジ部が横桟14から外れることもない。
【0017】 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範 囲で種々変更することが可能である。 上記実施例では、上下3段にプランターを載置できるスタンドを示したが、2 段あるいは4段以上としてもよい。 また、上記実施例では支柱10,11の下端部がフロアー等に直接接触する例 を示したが、例えば図6に二点鎖線で示すように、支柱10,11の下端部に大 径な脚カバー21を取り付けて、フロアー等との接触面積を拡張してもよい。ま た、図1のような前後の支柱10,11の間に台座を設けてもよい。いずれにし ても、これら脚カバーや台座は支柱と強固に固定する必要はなく、単に嵌合して いるのみでよい。
【0018】
以上の説明で明らかなように、請求項1に記載の考案によれば、前後の支柱の 間を連結する縦桟の間に横桟が架け渡して設けられているので、前後の支柱の間 隔が横桟に載置されるプランターの幅寸法によって制約を受けず、支柱の間隔を 広げることができる。その結果、スタンドの安定性が増すという効果を奏する。 また、請求項2に記載のように、前側の横桟を丸穴を介して挿入されるネジに より縦桟の一定位置に取り付け、後側の横桟を長穴を介して挿入されるネジによ り縦桟に対して前後調整可能に取り付けた場合には、後側の横桟の前後位置を調 整できるので、前後方向の幅寸法が異なるプランターであっても横桟上に安定に 載置できる。また、支柱および縦桟と横桟とを容易に分解することができるので 、コンパクトに梱包できるという効果がある。
【図1】従来のプランタースタンドの一例の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本考案にかかるプランタースタンドの一例の斜
視図である。
視図である。
【図4】図3のプランタースタンドの分解斜視図であ
る。
る。
【図5】図3のプランタースタンドにプランターを載せ
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】縦桟と横桟の連結構造を示す拡大斜視図であ
る。
る。
【図8】支柱に対する補強用連結棒の固定構造を示す斜
視図である。
視図である。
S スタンド 10,11 支柱 12 縦桟 13,14 横桟 P プランター
Claims (4)
- 【請求項1】両側部に直立方向に立設された前後一対の
支柱と、 前後の支柱の間を連結し、上下方向に複数段に配設され
た縦桟と、 左右の縦桟の間に架設された前後対をなす横桟とを備
え、 上記縦桟は後側の支柱から前側の支柱にかけて前傾姿勢
となるように取り付けられ、 プランターの前後のフランジ部を上記横桟に掛けること
により、プランターを前傾姿勢となるように支持するこ
とを特徴とするプランタースタンド。 - 【請求項2】上記縦桟の前部には丸穴が形成され、後部
には前後方向に長い長穴が形成され、横桟のうち前側の
横桟は上記丸穴を介して挿入されるネジにより縦桟の一
定位置に取り付けられ、後側の横桟は上記長穴を介して
挿入されるネジにより縦桟に対して前後調整可能に取り
付けられていることを特徴とする請求項1に記載のプラ
ンタースタンド。 - 【請求項3】上記前後の支柱の間隔Dは、プランターの
前後のフランジ部の間隔Lより大きいことを特徴とする
請求項1または2に記載のプランタースタンド。 - 【請求項4】上記後側の左右の支柱の間には、補強用の
連結棒が斜め方向に設けられていることを特徴とする請
求項1ないし3のいずれかに記載のプランタースタン
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011216U JP3049500U (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | プランタースタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011216U JP3049500U (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | プランタースタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3049500U true JP3049500U (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=43183744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997011216U Expired - Lifetime JP3049500U (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | プランタースタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049500U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011097906A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Susumu Nakatani | 棚式プランター用支柱および棚式プランター |
JP2020184927A (ja) * | 2019-05-14 | 2020-11-19 | 株式会社Ai・Dea | 栽培システム及び栽培物の提供方法 |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP1997011216U patent/JP3049500U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011097906A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Susumu Nakatani | 棚式プランター用支柱および棚式プランター |
JP2020184927A (ja) * | 2019-05-14 | 2020-11-19 | 株式会社Ai・Dea | 栽培システム及び栽培物の提供方法 |
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