JP2517814Y2 - 浴槽部材の支持構造 - Google Patents
浴槽部材の支持構造Info
- Publication number
- JP2517814Y2 JP2517814Y2 JP1990074816U JP7481690U JP2517814Y2 JP 2517814 Y2 JP2517814 Y2 JP 2517814Y2 JP 1990074816 U JP1990074816 U JP 1990074816U JP 7481690 U JP7481690 U JP 7481690U JP 2517814 Y2 JP2517814 Y2 JP 2517814Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、浴槽部材の支持構造に関し、詳しくは複数
個のアジャスターを用いて支持するのに、その支持状態
を安定化させようとする技術に係るものである。
個のアジャスターを用いて支持するのに、その支持状態
を安定化させようとする技術に係るものである。
［従来の技術］ 従来、浴槽部分１と洗い場部分２とを一連に形成した
浴槽部材Ａを補強材５を介してレベルを出して支持する
のに、第４図に示すように、ブロックｂを積み重ねて浴
槽部分１と洗い場部分２との下方に配設するものがあ
る。ところがこのような構成のものにおいては、浴槽部
材Ａに所定のレベルを出すのに、必要枚数のライナーｃ
を敷設するものであり、作業性が低いという問題があ
る。このような問題を解消するのに、第６図に示すよう
に、複数個のアジャスター３…を用いて各々の箇所にお
いてレベルを出して支持することが行われている。
浴槽部材Ａを補強材５を介してレベルを出して支持する
のに、第４図に示すように、ブロックｂを積み重ねて浴
槽部分１と洗い場部分２との下方に配設するものがあ
る。ところがこのような構成のものにおいては、浴槽部
材Ａに所定のレベルを出すのに、必要枚数のライナーｃ
を敷設するものであり、作業性が低いという問題があ
る。このような問題を解消するのに、第６図に示すよう
に、複数個のアジャスター３…を用いて各々の箇所にお
いてレベルを出して支持することが行われている。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、このように複数個のアジャスター３…にて
浴槽部材Ａを支持するのに、第７図に示すように、アジ
ャスター３側に付けられた例えばアングル材やチャンネ
ル材の支持金具ｄは桟状の補強材５に係合して、桟状の
補強材５の長さ方向の振れは抑制しやすいが、桟状の補
強材５の長さ方向に対して略直交する方向の振れが生じ
やすく、特に複数個のアジャスター３…は独立してい
て、その支持が安定し難いという問題があった。
浴槽部材Ａを支持するのに、第７図に示すように、アジ
ャスター３側に付けられた例えばアングル材やチャンネ
ル材の支持金具ｄは桟状の補強材５に係合して、桟状の
補強材５の長さ方向の振れは抑制しやすいが、桟状の補
強材５の長さ方向に対して略直交する方向の振れが生じ
やすく、特に複数個のアジャスター３…は独立してい
て、その支持が安定し難いという問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、簡単な改良にて複数個のアジ
ャスターにて支持する場合にその支持を安定化させるこ
とができる浴槽部材の支持構造を提供するにある。
その目的とするところは、簡単な改良にて複数個のアジ
ャスターにて支持する場合にその支持を安定化させるこ
とができる浴槽部材の支持構造を提供するにある。
［課題を解決するための手段］ 連結フレーム４の両端に相対向して、相互に平行状態
となるように連結支持された支持金具d,dに、上下高さ
が調整可能で地面上に設置されるアジャスター3,3が固
定垂下されて成る平面視略Ｈ型の支持部材Ｈを構成し、
その支持部材Ｈの支持金具d,d上に配設されている補強
材５、５を介して浴槽部材Ａの下面の複数箇所を支承し
て成るものである。
となるように連結支持された支持金具d,dに、上下高さ
が調整可能で地面上に設置されるアジャスター3,3が固
定垂下されて成る平面視略Ｈ型の支持部材Ｈを構成し、
その支持部材Ｈの支持金具d,d上に配設されている補強
材５、５を介して浴槽部材Ａの下面の複数箇所を支承し
て成るものである。
［作用］ このように、連結フレーム４の両端に相対向して、相
互に平行状態となるように連結支持された支持金具d,d
に、上下高さが調整可能で地面上に設置されるアジャス
ター3,3が固定垂下されて成る平面視略Ｈ型の支持部材
Ｈを構成し、その支持部材Ｈの支持金具d,d上に配設さ
れている補強材５、５を介して浴槽部材Ａの下面の複数
箇所を支承したことによって、複数個のアジャスター３
…にて浴槽部材Ａを支持するのに、各々のアジャスター
３の倒れを連結フレーム４にて抑制し、複数個のアジャ
スター３…にて浴槽部材Ａを支持する場合に浴槽部材Ａ
の下面の補強材５、５に対応した適当な位置に、平面視
略Ｈ型の支持部材Ｈを配設していることで、浴槽部材Ａ
を安定した状態で支承している。
互に平行状態となるように連結支持された支持金具d,d
に、上下高さが調整可能で地面上に設置されるアジャス
ター3,3が固定垂下されて成る平面視略Ｈ型の支持部材
Ｈを構成し、その支持部材Ｈの支持金具d,d上に配設さ
れている補強材５、５を介して浴槽部材Ａの下面の複数
箇所を支承したことによって、複数個のアジャスター３
…にて浴槽部材Ａを支持するのに、各々のアジャスター
３の倒れを連結フレーム４にて抑制し、複数個のアジャ
スター３…にて浴槽部材Ａを支持する場合に浴槽部材Ａ
の下面の補強材５、５に対応した適当な位置に、平面視
略Ｈ型の支持部材Ｈを配設していることで、浴槽部材Ａ
を安定した状態で支承している。
［実施例］ 浴槽部材Ａは浴槽部分１と洗い場部分２とが合成樹脂
成型品にて一連に形成されていて、このような浴槽部材
Ａは下地面６上にアジャスター３にて補強材５を介して
所定のレベルを出して支持されるものである。補強材５
は木製の桟状のものである。
成型品にて一連に形成されていて、このような浴槽部材
Ａは下地面６上にアジャスター３にて補強材５を介して
所定のレベルを出して支持されるものである。補強材５
は木製の桟状のものである。
連結フレーム４の両端に相対向して、相互に平行状態
となるように連結支持された支持金具d,dに、上下高さ
が調整可能で地面上に設置されるアジャスター3,3が固
定垂下されて成る平面視略Ｈ型の支持部材Ｈを構成して
いる（第１図参照）。
となるように連結支持された支持金具d,dに、上下高さ
が調整可能で地面上に設置されるアジャスター3,3が固
定垂下されて成る平面視略Ｈ型の支持部材Ｈを構成して
いる（第１図参照）。
雌ねじ７が形成されたねじ筒８に、雄ねじが形成され
たねじ棒９が昇降自在にねじ込まれており、ロックナッ
ト10にてねじ棒９の昇降高さを調整するようにして、ア
ジャスター３が構成されている（第３図参照）。ねじ筒
８の上端にはアングル状の支持金具ｄが溶接され、アン
グル状の支持金具ｄが補強材５に係合できるものであ
る。そして２本のアジャスター3,3の支持金具d,dがアン
グル状の連結フレーム４にて連結されている。そしてこ
のようなアジャスター3,3は浴槽部分１の下方及び洗い
場部分２の下方に配設されて各々の箇所をアジャスター
3,3にて所定のレベルに保持するのである。そしてビス1
1が支持金具ｄに孔から補強材５にねじ込まれて固定さ
れる。
たねじ棒９が昇降自在にねじ込まれており、ロックナッ
ト10にてねじ棒９の昇降高さを調整するようにして、ア
ジャスター３が構成されている（第３図参照）。ねじ筒
８の上端にはアングル状の支持金具ｄが溶接され、アン
グル状の支持金具ｄが補強材５に係合できるものであ
る。そして２本のアジャスター3,3の支持金具d,dがアン
グル状の連結フレーム４にて連結されている。そしてこ
のようなアジャスター3,3は浴槽部分１の下方及び洗い
場部分２の下方に配設されて各々の箇所をアジャスター
3,3にて所定のレベルに保持するのである。そしてビス1
1が支持金具ｄに孔から補強材５にねじ込まれて固定さ
れる。
このように、上下高さが調整可能で地面上に設置され
るアジャスター３の複数個が浴槽部材Ａの下方に配設さ
れ、これら複数個のアジャスター3,3が連結フレーム４
に支持されることで、複数個のアジャスター３…にて浴
槽部材Ａを支持するのに、各々のアジャスター３の倒れ
を連結フレーム４にて抑制し、複数個のアジャスター３
…にて浴槽部材Ａを支持する場合に安定化を充分に図る
ものである。
るアジャスター３の複数個が浴槽部材Ａの下方に配設さ
れ、これら複数個のアジャスター3,3が連結フレーム４
に支持されることで、複数個のアジャスター３…にて浴
槽部材Ａを支持するのに、各々のアジャスター３の倒れ
を連結フレーム４にて抑制し、複数個のアジャスター３
…にて浴槽部材Ａを支持する場合に安定化を充分に図る
ものである。
尚、アジャスター３の形状形態及び支持金具ｄの形状
形態は種々設計変更可能である。
形態は種々設計変更可能である。
［考案の効果］ 以上要するに本考案は、連結フレームの両端に相対向
して、相互に平行状態となるように連結支持された支持
金具に、上下高さが調整可能で地面上に設置されるアジ
ャスターが固定垂下されて成る平面視略Ｈ型の支持部材
を構成し、その支持部材の支持金具上に配設されている
補強材を介して浴槽部材の下面の複数箇所を支承してい
るから、浴槽部材の下面の補強材に対応した適当な位置
に、平面視略Ｈ型の支持部材を配設していることで、浴
槽部材を安定した状態で支承でき、たとえ大きさの異な
る浴槽部材であっても、同様に安定した状態で支承でき
る利点があり、しかも複数個のアジャスターにて浴槽部
材を支持するのに、各々のアジャスターの倒れを連結フ
レームにて抑制し、複数個のジャスターにて浴槽部材を
支持する場合に安定化を充分に図ることができるという
利点がある。
して、相互に平行状態となるように連結支持された支持
金具に、上下高さが調整可能で地面上に設置されるアジ
ャスターが固定垂下されて成る平面視略Ｈ型の支持部材
を構成し、その支持部材の支持金具上に配設されている
補強材を介して浴槽部材の下面の複数箇所を支承してい
るから、浴槽部材の下面の補強材に対応した適当な位置
に、平面視略Ｈ型の支持部材を配設していることで、浴
槽部材を安定した状態で支承でき、たとえ大きさの異な
る浴槽部材であっても、同様に安定した状態で支承でき
る利点があり、しかも複数個のアジャスターにて浴槽部
材を支持するのに、各々のアジャスターの倒れを連結フ
レームにて抑制し、複数個のジャスターにて浴槽部材を
支持する場合に安定化を充分に図ることができるという
利点がある。
第１図は本考案に係る浴槽部材の支持構造の平面視略Ｈ
型の支持部材の外観斜視図、第２図は同上の正面図、第
３図は同上の一部破断した側面図、第４図は従来例の側
面図、第５図は同上の部分拡大正面図、第６図は同上の
他の従来例の斜視図、第７図は同上の部分拡大正面図、
第８図は同上の問題点を示す側断面図であって、３はア
ジャスター、４は連結フレーム、５は補強材、Ａは浴槽
部材、Ｈは平面視略Ｈ型の支持部材、ｄは支持金具であ
る。
型の支持部材の外観斜視図、第２図は同上の正面図、第
３図は同上の一部破断した側面図、第４図は従来例の側
面図、第５図は同上の部分拡大正面図、第６図は同上の
他の従来例の斜視図、第７図は同上の部分拡大正面図、
第８図は同上の問題点を示す側断面図であって、３はア
ジャスター、４は連結フレーム、５は補強材、Ａは浴槽
部材、Ｈは平面視略Ｈ型の支持部材、ｄは支持金具であ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】連結フレームの両端に相対向して、相互に
平行状態となるように連結支持された支持金具に、上下
高さが調整可能で地面上に設置されるアジャスターが固
定垂下されて成る平面視略Ｈ型の支持部材を構成し、そ
の支持部材の支持金具上に配設されている補強材を介し
て浴槽部材の下面の複数箇所を支承して成る浴槽部材の
支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990074816U JP2517814Y2 (ja) | 1990-07-14 | 1990-07-14 | 浴槽部材の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990074816U JP2517814Y2 (ja) | 1990-07-14 | 1990-07-14 | 浴槽部材の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0432190U JPH0432190U (ja) | 1992-03-16 |
| JP2517814Y2 true JP2517814Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31614845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990074816U Expired - Fee Related JP2517814Y2 (ja) | 1990-07-14 | 1990-07-14 | 浴槽部材の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2517814Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63103389U (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-05 | ||
| JP2529301B2 (ja) * | 1987-11-12 | 1996-08-28 | 松下電器産業株式会社 | 浴室ユニット |
-
1990
- 1990-07-14 JP JP1990074816U patent/JP2517814Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0432190U (ja) | 1992-03-16 |
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| JPH0440355Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |