JP3572753B2 - 組立式棚装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組立分解が容易な棚装置、特にその支柱の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の組立式棚装置としては、例えば実公昭46−6616号公報、及び実公昭46−6617号公報等に開示されているようなものがある。これらの棚装置は、いずれも、左右1対のパイプ状支柱の外周面に上下に並ぶ多数の係止孔を穿設し、等高をなす左右の係止孔に、ブラケットの基端に形成した下向フックを係止して、左右の等高をなすブラケットに棚板を架け渡すような構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の棚装置は、組み立てが容易で、棚板の取付位置を自由に変えることができ、家庭での組み立て、および分解も可能であるが、支柱の長さが長いために、一般の販売店から持ち帰る場合に、嵩張って不便であった。
【0004】
このため、支柱を上下複数本に分割し、一方の端部開口に嵌挿される細い連結筒部を、他方の端部に溶接または絞込み加工により形成して、各分割した支柱同士を連結することが考えられる。
【0005】
しかし、連結筒部を長寸な支柱端部に形成する前記加工が面倒であるばかりか、支柱端部寄りに穿設した係止孔が、嵌挿された連結筒部に閉塞されて、ブラケットの係止片を係止することができなくなる。係止孔を塞ぐことのないように、連結筒部を短寸に形成すると、連結した各支柱が抜け易く不安定でぐらつくことになる。
【0006】
また、支柱が円管により形成されていると、その連結筒部で容易に回動してしまい、連結した各支柱の係止孔が上下方向に直線状に連続せずに、左右のブラケットを互いに平行して装着することができなくなることもある。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するため、支柱をいくつかの部材に分割することにより、各部材を小さくして持ち運びに便利なものとし、かつ組み立てと分解が容易であり、分割した各支柱の係止孔を閉塞することなく、上下方向に直線状に連続させることができ、組み立て後にぐらつきのない確実な組立式棚装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 左右1対のパイプ状支柱の外周面に上下に並ぶ多数の係止孔を穿設し、等高をなす左右の係止孔に、ブラケットの基端に形成した下向フックを係止して、左右の等高をなすブラケットに棚板を架け渡した組立式棚装置において、両支柱を上下適数に分割して、上下の分割支柱の対向端面に、上下に互いに対向する切欠きを切設して係合孔を形成し、上下両分割支柱の端部内に上部と下部が嵌合する連結杆の中央部に、前記係合孔に係合する突起を設けるとともに、前記連結杆の上部と下部に、前記係止孔に係止されたブラケットの下向フックが嵌合しうる遊通孔を穿設して、両分割支柱を着脱自在に連結する。
【0009】
(2) 上記(1)項において、切欠き及び1対の切欠きにより形成される係合孔を、上下に並ぶ係止孔と同列に設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】
図3は本発明を適用した組立式棚装置を略示するもので、壁面(1)前方の床面(2)上には、左右1対の丸パイプ状の支柱(3)が立設され、両支柱(3)は上下複数の分割支柱(3a)を着脱自在に連結して形成されている。
【0011】
両支柱(3)の後面の等高の個所には、複数のブラケット(4)が後向係止され、上段の左右両ブラケット(4)は、後端に穿設した縦長孔(5)が壁面(1)に固着した固定具(6)にボルト(7)をもって固定され、等高をなす両ブラケット(4)には棚板(8)が架設されている。
【0012】
図1及び図2は上述の組立式棚の要部を示すもので、各分割支柱(3a)の後面には、上下1列に並ぶ縦長方形の多数の係止孔(9)が、所定間隔を設けて穿設され、両分割支柱(3a)の対向する両端面の後部には、半円弧状の切欠き(10)が切設されて、両端面が重合すると円形の係合孔(11)が形成されるようになっている。
【0013】
(12)は両分割支柱(3a)を連結する丸パイプ状の連結杆で、後面中央には係合孔(11)と等径の突起(13)が突設され、その上方と下方には縦長有底の遊通孔(14)が端面より切り込まれている。
【0014】
支柱(3)は、下方の分割支柱(3a)に連結杆(12)の下半分を挿入して、その突起(13)の下部を切欠き(10)に係合した後、連結杆(12)の上半分に上方の分割支柱(3a)の下部を上方より外嵌して、その切欠き(10)を突起(13)の上部に係合して組立てられる。このように組立てることにより、上下の各係止孔(9)は自動的に上下一直線に並び、また、両切欠き(10)が形成する係合孔(11)に突起(13)が係合することにより、分割支柱(3a)は妄りに回動する恐れはなく、また連結杆(12)が下方の分割支柱(3a)内に落ち込むこともない。
【0015】
水平をなすブラケット(4)の基端(図1の左端)には下向フック(4a)が連設されて、常時は支柱(3)の係止孔(9)に係合し、上縁にはほぼ全長にわたって、他方のブラケット(4)の方向を向く支持片(4b)が曲設され、その遊端縁には係合片(4c)が上向曲設され、図1においては省略したが、左右上段のブラケット(4)の遊端には、遊端を壁面(1)に固定するための縦長孔(5)が穿設されている。
【0016】
等高をなす左右両ブラケット(4)の支持片(4b)上には棚板(8)が載置されて、係合片(4c)が棚板(8)の下面両側に切設した係合溝(8a)に係合して、棚板(8)は両ブラケット(4)に着脱自在、かつ前後左右移動不能に架設されて棚が形成されている。
【0017】
なお、図示の実施例においては、切欠き(10)及び1対の切欠き(10)により形成される係合孔(11)を円形として、上下に並ぶ係止孔(9)と同列に設けたが、係合孔(11)と突起(13)を係止孔(9)と同様の長方形としたり、係合孔(11)を係止孔(9)の離れた位置に設けたりしてもよい。
【0018】
また、分割支柱(3a)及び連結杆(12)を、角パイプ状またはその他の断面形状のものとしてもよい。それらを角パイプ状とした場合は、上下の分割支柱(3a)は連結杆(12)の差し込みにより、相互に回り止めされるので、この場合には、突起(13)は、主として連結杆(12)が下方の分割支柱(3a)内へ落ち込むのを阻止する役目をする。
【0019】
【発明の効果】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
(a) 支柱を短寸の分割支柱に分割しうるので、持ち運びに便利であり、販売店から嵩張らずに持ち帰ることができる。
【0020】
(b) 連結する分割支柱の数や組合せを変えるだけで、支柱の長さを自由に変更することができ、設置する室内の状況やレイアウト変更等に対応することができる。
【0021】
(c) 上下の分割支柱の対向端部に切欠きを設けるとともに、その1対の切欠きにより形成される係合孔に係合しうるようにした突起を連結杆に設けたことにより、上下の分割支柱と連結杆との嵌合及び位置決めを、簡単かつ確実に行なうことができるとともに、組立て後には、係合孔に突起が嵌合されていることにより、上下の分割支柱は互いに回り止めされ、また、連結杆が下方の分割支柱内に落ち込むのが防止される。
【0022】
(d) 連結杆の上下部に遊通孔を設けたことにより、各分割支柱にける連結杆が差し込まれた部分における係止孔にも、ブラケットの下向フックを自由に係止することができ、支柱へのブラケットの係止が連結杆により妨げられることはない。
【0023】
(e) 請求項2記載の発明のように、切欠き及び1対の切欠きにより形成される係合孔を、上下に並ぶ係止孔と同列に設けると、切欠きの位置が確認し易く、上下の分割支柱の位置決めを簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の分解斜視図である。
【図2】同じく支柱の結合部分の分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の側面図である。
【符号の説明】
(1)壁面
(2)床面
(3)支柱
(3a)分割支柱
(4)ブラケット
(4a)フック
(4b)支持片
(4c)係合片
(5)縦長孔
(6)固定具
(7)ボルト
(8)棚板
(8a)係合溝
(9)係止孔
(10)切欠き
(11)係合孔
(12)連結杆
(13)突起
(14)遊通孔

Claims (2)

  1. 左右1対のパイプ状支柱の外周面に上下に並ぶ多数の係止孔を穿設し、等高をなす左右の係止孔に、ブラケットの基端に形成した下向フックを係止して、左右の等高をなすブラケットに棚板を架け渡した組立式棚装置において、両支柱を上下適数に分割して、上下の分割支柱の対向端面に、上下に互いに対向する切欠きを切設して係合孔を形成し、上下両分割支柱の端部内に上部と下部が嵌合する連結杆の中央部に、前記係合孔に係合する突起を設けるとともに、前記連結杆の上部と下部に、前記係止孔に係止されたブラケットの下向フックが嵌合しうる遊通孔を穿設して、両分割支柱を着脱自在に連結したことを特徴とする組立式棚装置。
  2. 切欠き及び1対の切欠きにより形成される係合孔を、上下に並ぶ係止孔と同列に設けた請求項1記載の組立式棚装置。
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