JP3640045B2 - 陳列棚における支柱の支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、陳列棚における基台に、棚板支持用の支柱を、強固かつ着脱容易に支持させる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の商品陳列棚(以下陳列棚という)は、複数の支柱の下端部に前後方向を向く脚杆を連結するとともに、左右の支柱同士を、横杆により連結して、支柱を床上に立設し、その支柱に、基台や棚板等を装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の陳列棚によると、支柱を床上に立設するのに、複数の作業者が必要であるとともに、組み立て作業が面倒である。
【0004】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、支柱を強固に支持しうるとともに、組立作業を簡単かつ迅速に行なえるようにした陳列棚における支柱の支持構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、
台枠と、その上面を覆う中央カバーと端部カバーとをもって構成され、かつ両カバーの境界部に支持孔が設けられている基台における前記支持孔に、下部前後両面に前後方向に張り出す脚板を設けた支柱の下端部を嵌合することにより、支柱を基台上に立設するとともに、前記脚板を中央カバーと端部カバーの上面にまたがらせて当接させ、かつ両カバーを、基台と脚板とをもって挟支したことにより解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図面は、本発明を適用した陳列棚を示すもので、棚部は、方形の基台(1)における台枠(2)(2')に支持され、台枠(2)(2')は、カバー(3)により覆われている。
【0007】
台枠(2')は、陳列棚の側端部である、いわゆるラウンド部に配置されるラウンド台枠である。
【0008】
図4並びに図6及び図7の下部は台枠(2)を示し、左右方向(方向は図4についていう)を向く長寸の前後1対の左右杆(4)の両端同士は、前後方向を向く短寸の前後枠(5)により方形に連結され、その角部には、角部脚杆(6)が固着され、また左右杆(4)と前後枠(5)の中間部要所には、前後1対の側部脚杆(7)(7)が固着されている。
【0009】
前後の左右杆(4)(4)の要所間には、前後方向を向き、かつ互いに近接する複数対の連結杆(8)(8)が架設され、対をなす連結杆(8)(8)の間の中央部には、前後に対をなす中間脚杆(9)(9)が固着されている。
【0010】
前後の中間脚杆(9)(9)の間には、内面が方形の支持孔(X)をなす上下方向を向く支持筒(10)が設けられ、支持筒(10)の下端には、左右方向を向く底受片(11)が架設されている。
【0011】
前後枠(5)の外側面における前後の側部脚杆(7)(7)間には、台枠(2)の側端面中央に上下方向を向く外向溝(Y)を形成する平面視外向きコ字状の枠杆(12)が固着されており、枠杆(12)の下端中央には、前後杆(5)の下面中央に基端部が固着された左右方向を向く底受片(11')の先端部が延出している。
底受片(11)(11')、角部脚杆(6)の下端、及び左右杆(4)に連結された側部脚杆(7)の下端には、高さ調節用のアジャスタ(13)が装着されている。
【0012】
前後杆(5)とそれに隣接する連結杆(8)の中央部同士、及び長い間隔をもって左右に並ぶ連結杆(8)(8)の中央部同士の間、並びに、枠杆(12)の下端部と支持筒(10)の下端部との間、及び左右に並ぶ支持筒(10)(10)の下端部同士の間には、上下1対の固定杆(14)(14)が架設され、これにより、支持筒(10)(10)及び枠杆(12)の横振れが防止されている。
【0013】
図8に示すように、ラウンド部の台枠(2')は、下端に高さ調節用のアジャスタ(13)が装着された上下方向を向く4個の角部脚杆(15)(15)を、前後1対の左右杆(16)(16)と、左右1対の前後杆(17)(17)とにより連結したものよりなっている。
【0014】
台枠(2)(2')の上面と外周面を覆うカバー(3)は、図3に示すように、互いに隣接する支持筒(10)(10)の間、及び枠杆(12)と支持筒(10)との間の上方を覆う左右に並ぶ中央カバー(3a)(3a)と、両端のラウンド部の台枠(2')を覆う端部カバー(3b)(3b)とよりなっている。
【0015】
中央カバー(3a)の両側辺中央には、前後に長寸の方形切欠(18)が切設され、端部カバー(3b)の内側辺の中央には、前後端が傾斜する六角切欠(19)が切設されている。
【0016】
これにより、台枠(2)を覆った時の左右の中央カバー(3a)(3a)の境界部には、長方形の支持孔(X)が形成され、また中央カバー(3a)と端部カバー(3b)との境界部には、不等辺六角形の支持孔(X')が形成されている。両支持孔(X)(X')は、いずれも支持筒(10)及び枠杆(12)の直上に位置している。
【0017】
図中の(20)は、陳列棚の棚部に中間部を支持する支柱で、平面形が支持孔(X)と同形同寸をなし、かつその狭幅の前後両面には、上下に並ぶ左右2列の多数の縦長孔(21)が穿設され、前後面の下部には、直角三角形状をなし前後方向に張り出す脚板(22)の垂直片が固着されている。支柱(20)の両側面には全長にわたって凹溝(23)が形成されている。
【0018】
支柱(20)は、脚板(22)の下面がカバー(3)に当接するようにして、下端部をカバー(3)及び支持筒(10)の支持孔(X)に嵌合することにより、前後に倒れないように強固に支持されている。
【0019】
図1に明示するように、脚板 (22) の下面は、隣接するカバー (3a)(3b) の上面にまたがって当接し、カバー(3)は、脚板(22)の下面と台枠(2)の上面との間に挟まれ、台枠(2)から外れないようになっている。
【0020】
支柱(20)の下端は、底受片(11)に装着したアジャスタ(13)により、底受片(11)に連結し、台枠(2)から上方に抜け出さないようにしておくのがよい。
【0021】
(24)は、陳列棚の棚部のラウンド部を支持するラウンド支柱で、上記支柱(20)と同一の保持柱(25)の外側面に、平面形が台形をなす追加支柱(26)を係止または固着して形成され、その横断面は、図8に示すように、2面が斜め側方を向く不等辺六角形をなしている。
【0022】
追加支柱(26)における斜め外側方を向く前後1対の傾斜面には、上下に並ぶ多数の縦長孔(27)が穿設され、各傾斜面の下端部には、その各面と直角をなす2個の支持アーム(28)が追加支柱(26)から放射状をなすようにして固着されている。各支持アーム(28)の先端部下面には、上記と同様のアジャスタ(13)が装着されている。
【0023】
ラウンド支柱(24)の保持柱(25)には、上記と同様の脚板(22)が、上記と同様に前後に張り出すようにして固着されており、ラウンド支柱(24)は、この脚板(22)の下端面がカバー(3)の上面に当接するようにして、下端部を中央カバー(3a)の方形切欠(18)と枠杆(12)により形成される外向溝(Y)とに嵌合して、ボルト(29)により枠杆(12)に締着することによって、前後に倒れないように基台(1)に強固に支持されている。
【0024】
また、両支持アーム(28)(28)の先端の各アジャスタ(13)のを接床させることにより、ラウンド支柱(24)の左右方向の倒れを防止している。
【0025】
ラウンド部の台枠(2')及びそれを覆う端部カバー(3b)は、端部カバー(3b)の六角切欠(19)がラウンド支柱(24)に嵌合し、かつ端部カバー(3b)の内側端が中央カバー(3a)の外側端と密接するようにして、さらに、両支持アーム(28)が台枠(2')の内側の戦後杆(17)の下方に潜入するようにして、単に床上に載置しただけとしてあるが、必要に応じて、端部カバー(3b)と中央カバー(3a)、または台枠(2)(2')同士を適宜の連結手段(図示略)をもって連結してもよい。
【0026】
立設されて一直線に並ぶ支柱(20)とラウンド支柱(24)の、側面の対向する凹溝(23)には、仕切板(30)が挿入され、仕切板(30)の上端は、連結板(31)により連結されている。
【0027】
両支柱(20)(24)の上端は、それぞれ中央キャップ(32)と端部キャップ(33)により閉塞されている。
【0028】
上述の状態の支柱(20)と、ラウンド支柱(24)の上段と中段の各縦長孔(21)(27)にブラケット(34)を、その後端に設けたフック(35)(図6参照)により係止して、中央棚板(36)とラウンド棚板(37)とを架設することにより、図1に示す陳列棚が形成されている。
【0029】
【発明の効果】
(1) 板上の商品等の重量が集中する支柱が、その下部に設けた側方に張り出す脚板の下面が基台の上面に当接し、かつ支柱の下端部が基台の支持孔または側端の上下方向の溝に嵌合されるようにして基台に装着されるので、支柱は基台に強固に支持され、棚板上に重量ある多量の商品を不均衡に乗せても、支柱が側方に傾動したり撓むことはなく、安全である。
また、支柱を基台の支持孔または溝に上方または側方より嵌合するだけで簡単かつ迅速に組立てることができる。
【0030】
(2) 各支柱が基台に着脱容易に立設されているので、陳列台を分解して容易に移動したり搬送することができるとともに、容易かつ安価に製作することができる。
【0031】
(3) 支柱を取り外して、基台の支持孔または溝を、適宜のキャップ等により閉塞すれば、基台を、大型重量物の陳列用平台として使用することもできる。
【0032】
(4) 柱及び支柱が支持する棚板やその上の商品等の重量により、基台のカバーが台枠に押しつけられ、カバーが妄りに外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した陳列棚の斜視図である。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 基台の平面図である。
【図4】 台枠の一部の拡大平面図である。
【図5】 図2のA−A線拡大断面図である。
【図6】 図5の分解図である。
【図7】 図2のB−B線拡大断面図である。
【図8】 陳列棚の一側部の分解斜視図である。
【符号の説明】
(1)基台
(2)(2')台枠
(3)カバー
(3a)中央カバー
(3b)端部カバー
(4)左右杆
(5)前後杆
(6)角部脚杆
(7)側部脚杆
(8)連結杆
(9)中間脚杆
(10)支持筒
(11)(11')底受片
(12)枠杆
(13)アジャスタ
(14)固定杆
(15)角部脚杆
(16)左右杆
(17)前後杆
(18)方形切欠
(19)六角切欠
(20)支柱
(21)縦長孔
(22)脚板
(23)凹溝
(24)ラウンド支柱(支柱)
(25)保持柱
(26)追加支柱
(27)縦長孔
(28)支持アーム
(29)ボルト
(30)仕切板
(31)連結板
(32)中間キャップ
(33)端部キャップ
(34)ブラケット
(35)フック
(36)中央棚板
(37)ラウンド棚板
(X)(X')支持孔
(Y)外向溝

Claims (1)

  1. 台枠と、その上面を覆う中央カバーと端部カバーとをもって構成され、かつ両カバーの境界部に支持孔が設けられている基台における前記支持孔に、下部前後両面に前後方向に張り出す脚板を設けた支柱の下端部を嵌合することにより、支柱を基台上に立設するとともに、前記脚板を中央カバーと端部カバーの上面にまたがらせて当接させ、かつ両カバーを、基台と脚板とをもって挟支したことを特徴とする陳列棚における支柱の支持構造。
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