JP4169918B2 - 支柱構造及びこれを用いたストーブガード、花台 - Google Patents

支柱構造及びこれを用いたストーブガード、花台 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばストーブガードや花台に用いられる支柱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般家庭においてストーブを使用する際には、ストーブに身体が不用意に触れるのを防止するためにストーブの周囲にストーブガードを配置している。ストーブガードは、ストーブを包囲する複数のパネルを中心に構成されている。各パネルは一般的に格子状であって、隣接する両パネルの外枠の上部が金具で止められて各パネルが連結されている。また、各パネルは、その外枠の両側から下方へ延出した脚部を有しており、隣接する両パネルの脚部の下端にはキャップが取り付られ、設置面が傷つくのを防止している。
【0003】
また、花を飾るために使用される花台は、一般的に、左右側面パネルと、両側面パネルに金具で連結された後面パネルと、両側面パネルに架設して花瓶や植木鉢を載置する棚板とから構成されている。各パネルは格子状であり、前記ストーブガードの場合と同様に、外枠の両側から下方へ延出した脚部を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したようなストーブガードや花台においては、隣接する両パネルの外枠の一部である脚部が支柱となっていることから、各パネルは設置状態における安定性が良くない。このため、例えば子供がパネルにつかまって少し力をいれると、ぐらついたり動いたりしてしまうので、ストーブガードの場合には火傷をするおそれがあり、花台の場合には花瓶や植木が落下して怪我をするおそれがあった。
【0005】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、パネルの設置状態における安定性を向上させることができる支柱構造及びこれを用いたストーブガード、花台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載の支柱構造においては、隣接する両パネルの間に支柱が配置され、前記両パネルは前記支柱に向かって延出した延出部を有する一方、前記支柱は前記両パネルの前記延出部が挿入された挿入孔を有し、
前記支柱に隣接する前記パネルに、前記パネルの前記延出部を前記支柱の前記挿入孔に挿入した状態で前記支柱に沿って延在する延在部を設けるとともに、この延在部を前記支柱に押さえつける押圧部を前記支柱に取り付けたことを特徴とする
【0007】
かかる構成においては、支柱の挿入孔に隣接する両パネルの延出部が挿入されることにより、両パネルは支柱によって連結された状態となるため、各パネルがぐらついたり動いたりするのを抑えることができる。
また、押圧部によりパネルが支柱に押さえつけられた状態になるため、パネルを支柱に固定させることができる。
【0012】
また、請求項2記載の支柱構造においては、隣接する両パネルの間に支柱が配置され、前記両パネルは前記支柱に向かって延出した延出部を有する一方、前記支柱は前記両パネルの前記延出部が挿入された挿入孔を有し、前記支柱に隣接する前記両パネルの一方のパネルに、このパネルの前記延出部を前記支柱の前記挿入孔に挿入した状態で前記支柱に沿って延在する延在部を設けるとともに、この延在部を前記支柱に押さえつける押圧部を前記支柱に着脱可能に取り付け、他方のパネルの前記延出部を前記支柱の挿入孔に挿入した状態で接着させたことを特徴とする。
【0013】
かかる構成においては、支柱に隣接する両パネルの内、他方のパネルが支柱に固定された状態になるため、押圧部を容易に着脱することができる。
【0014】
また、請求項記載の支柱構造においては、前記押圧部は、その中間部が前記支柱に支持され、前記押圧部の一端部の内側を前記延在部に当接させるとともに、前記押圧部の他端部が前記支柱に付勢部材で取り付けられ、この付勢部材により前記一端部が前記延在部を前記支柱に押さえつける一方、前記他端部を前記支柱に向かって押すことにより前記中間部を支点として前記一端部が前記延在部から外れるように設定したものとしている。
【0015】
かかる構成において、支柱からパネルを取り外す際には、押圧部の他端部を支柱に向かって押すだけで押圧部の一端部が延在部から外れるので、支柱の挿入孔からパネルの延出部を抜く作業が容易になる。
また、請求項4記載の支柱構造においては、前記支柱が木製であるものとしている。
かかる構成においては、支柱が隣接する両パネルを連結させる連結部材であって木製であるため、連結部材が金属製である場合に比べて、木材特有の暖かいイメージを周囲に与えることができる。
【0016】
また、請求項記載のストーブガードにおいては、請求項1からのいずれか1項に記載の支柱構造を用いたものとしている。
【0017】
かかる構成においては、請求項1からの各請求項の作用が得られる。
【0018】
また、請求項記載の花台においては、請求項1からのいずれか1項に記載の支柱構造を用いたものとしている。
【0019】
かかる構成においても、請求項記載のストーブガードと同様に、請求項1からの各請求項の作用が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
【0021】
図1は、本発明の第1の実施の形態を示すストーブガード1の斜視図である。このストーブガード1はストーブ2の周囲に配置され、ストーブ2を包囲する四角形状のストーブガード本体3を中心にして構成されている。このストーブガード本体3は、ストーブ2を包囲する複数のパネル4〜7と、隣接する両パネルの間にそれぞれ配置され、ストーブガード本体3の四隅を構成している複数の支柱8〜11とを備えている。
【0022】
各パネル4〜7は鉄製であって、具体的にはストーブガード本体3の前面を形成する前面パネル4と、ストーブガード本体3の右側面を形成する右側面パネル5と、ストーブガード本体3の左側面を形成する左側面パネル6と、ストーブガード本体3の後面を形成する後面パネル7となっている。
【0023】
一方、各支柱8〜11は木製であって、具体的には前面パネル4と右側面パネル5との間に配置された第一の支柱8と、前面パネル4と左側面パネル6との間に配置された第二の支柱9と、右側面パネル5と後面パネル7との間に配置された第三の支柱10と、左側面パネル6と後面パネル7との間に配置された第四の支柱11となっている。
【0024】
そして、ストーブガード本体3の両側面パネル5、6には、載置部12aにストーブ2を載せることにより、その重みでストーブガード本体3を設置場所に固定させる固定具12、12が架設されている。
【0025】
前記各パネル4〜7は、図2〜図5に示すように、外枠51を中心にして構成されている。この外枠51は、下方へ開口したコ字状であって、左右方向に延在する上側部52と、上側部52の両端から下方に延出し、本発明の延在部である右側部53と左側部54とから構成されている。
【0026】
各外枠51の両側部53、54の上部、中部および下端には、棒状の上部横桟部55、中部横桟部56、下端横桟部57が架設されている。上部横桟部55は、右端部55aと左端部55bが隣接する支柱に向かって延出している。また、下端横桟部57も、右端部57aと左端部57bが隣接する支柱に向かって延出している。このため、上部横桟部55の両端部55a、55bおよび下端横桟部57の両端部57a、57bが本発明の延出部となっている。
【0027】
また、各外枠51には、上側部52と下端横桟部57とに、複数の縦桟部58が左右方向に離間して架設されている。このため、縦桟部58と横桟部55〜57とによって各パネル4〜7が格子状となっており、ストーブ2からの熱をストーブガード1の外側に通過させるようになっている。
【0028】
また、前面パネル4の中央部において、中部横桟部56と下端横桟部57との間にはストーブ操作用開口部59が形成されており、この操作用開口部59は、前面パネル4に昇降自在に取り付けられた扉60により開閉可能となっている。
【0029】
一方、各支柱8〜11は、図1に示すように外面61が曲面であって、内面62が多角面である略四分円柱状であり、内面62は、第一の支柱8を例として図6に示すように、中央面63と右側面64と左側面65とから構成されている。
【0030】
そして、第一の支柱8の上部において、右側面64には上部右側挿入孔66が形成されており、左側面65には上部左側挿入孔67が上部右側挿入孔66と並列して形成されている。
【0031】
両挿入孔66、67は、図7(図2のA−A線に沿う断面図)に示すように、両挿入孔66、67間の角度が直角になるように形成されており、上部右側挿入孔66には前面パネル4の上部横桟部55の右端部55aが挿入され、上部左側挿入孔67には右側面パネル5の上部横桟部55の左端部55bがそれぞれ挿入されている。
【0032】
さらに、図6に示すように、第一の支柱8の下部において、右側面64には下部右側挿入孔68が形成されており、左側面65には下部左側挿入孔69が下部右側挿入孔68と並列して形成されている。
【0033】
両挿入孔68、69は図8(図2のB−B線に沿う断面図)に示すように、両挿入孔68、69間の角度が直角になるように形成されており、下部右側挿入孔68には前面パネル4の下端横桟部57の右端部57aが挿入され、下部左側挿入孔69には右側面パネル5の下端横桟部57の左端部57bがそれぞれ挿入されている。
【0034】
また、図7と図8に示すように、第一の支柱8の上部右側挿入孔66と下部右側挿入孔68とに、前面パネル4の上部横桟部55の右端部55aと下端横桟部57の右端部57aとがそれぞれ挿入された状態では、前面パネル4の右側部53が第一の支柱8の右側面64に沿って延在した状態となっている。
【0035】
また、第一の支柱8の上部左側挿入孔67と下部左側挿入孔69とに、右側面パネル5の上部横桟部55の左端部55bと下端横桟部57の左端部57bとがそれぞれ挿入された状態では、右側面パネル5の左側部54が第一の支柱8の左側面65に沿って延在した状態となっている。
【0036】
また、図6において、第一の支柱8の中央面63には、上部両側挿入孔66、67のすぐ下部と、下部両側挿入孔68、69のすぐ上部とに、凹部70,70がそれぞれ形成されており、各凹部70にはねじ穴71が形成されている。
【0037】
そして、各凹部70には、図2や図9(図2のC−C線に沿う断面図)に示すように押圧部81が取り付けられている。この押圧部81は、図9に示すように両端部82,82が湾曲した形状であって、その内側83,83を、前面パネル4の右側部53および右側面パネル5の左側部54に当接させている。
【0038】
そして、押圧部81の中央部84には、ねじ穴71と直径が同じであって中心が一致するように貫通孔85が形成されており、この貫通孔85にねじ91を挿入してねじ穴71にはめ込むことによって、押圧部81を第一の支柱8に着脱可能に取り付けている。この結果、押圧部81を第一の支柱8に取り付けた状態では、押圧部81の両端部82,82が、前面パネル4の右側部53と右側面パネル5の左側部54とを第一の支柱8に押さえつけた状態となっている。
【0039】
以上、図7〜図9で説明したような構成によって、第一の支柱8には前面パネル4の右端と右側面パネル5の左端が取り付けられている。
【0040】
また、第二の支柱9〜第四の支柱11についても図7〜図9に示す構成と同様であり、第二の支柱9の場合には、図2に示すように上部左側挿入孔67と下部左側挿入孔69とに、前面パネル4の上部横桟部55の左端部55bと下端横桟部57の左端部57bとがそれぞれ挿入されている。
【0041】
さらに、図4に示すように第二の支柱9の上部右側挿入孔66と下部右側挿入孔68とには、左側面パネル6の上部横桟部55の右端部55aと下端横桟部57の右端部57aとがそれぞれ挿入されている。
【0042】
そして、図2と図4に示すように、第二の支柱9には前面パネル4の左側部54と左側面パネル6の右側部53とを第二の支柱9に押さえつける押圧部81、81が上下に取り付けられており、以上の構成によって、第二の支柱9には前面パネル4の左端と左側面パネル6の右端が取り付けられている。
【0043】
また、第三の支柱10の場合には、図3に示すように上部右側挿入孔66と下部右側挿入孔68とに、右側面パネル5の上部横桟部55の右端部55aと下端横桟部57の右端部57aとがそれぞれ挿入されている。
【0044】
さらに、図5に示すように第三の支柱10の上部左側挿入孔67と下部左側挿入孔69とには、後面パネル7の上部横桟部55の左端部55bと下端横桟部57の左端部57bとがそれぞれ挿入されている。
【0045】
そして、図3と図5に示すように、第三の支柱10には右側面パネル5の右側部53と後面パネル7の左側部54とを第三の支柱10に押さえつける押圧部81、81が上下に取り付けられており、以上の構成によって、第三の支柱10には右側面パネル5の右端と後面パネル7の左端が取り付けられている。
【0046】
また、第四の支柱11の場合には、図4に示すように上部左側挿入孔67と下部左側挿入孔69とに、左側面パネル6の上部横桟部55の左端部55bと下端横桟部57の左端部57bとがそれぞれ挿入されている。
【0047】
さらに、図5に示すように第四の支柱11の上部右側挿入孔66と下部右側挿入孔68とには、後面パネル7の上部横桟部55の右端部55aと下端横桟部57の右端部57aとがそれぞれ挿入されている。
【0048】
そして、図4と図5に示すように、第四の支柱11には左側面パネル6の左側部54と後面パネル7の右側部53とを第四の支柱11に押さえつける押圧部81、81が上下に取り付けられており、以上の構成によって、第四の支柱11には左側面パネル6の左端と後面パネル7の右端が取り付けられている。
【0049】
したがって、本実施の形態のストーブガード1は、各支柱8〜11の内面62の右側面64の挿入孔66、68と左側面65の挿入孔67、69とに、隣接する両パネルの上部横桟部55と下端横桟部57の一方側の端部55aと57a、55bと57bとがそれぞれ挿入されることにより、図1にも示すように、前面パネル4と右側面パネル5が第一の支柱8に、前面パネル4と左側面パネル6が第二の支柱9に、右側面パネル5と後面パネル7が第三の支柱10に、左側面パネル6と後面パネル7が第四の支柱11にそれぞれ連結されている。
【0050】
このため、各パネル4〜7がぐらついたり動いたりするのを抑えることができる。よって、パネルの設置状態における安定性を向上させることができる。これにより、ストーブガード1は各支柱8〜11によって立設した状態となるため、各パネル4〜7に子供がつかまって少し力をいれても、ぐらついたり動いたりするのを抑えることができる。
【0051】
したがって、ストーブガード1の設置状態における安定性を向上させることができる。また、この結果、火傷をしてしまうおそれもなくなるので、ストーブガード1の機能の低下を抑えることができる。
【0052】
また、各支柱8〜11が隣接する両パネルを連結させる連結部材となることから、各支柱8〜11は連結機能と脚部機能の双方を兼ね備えていることになり、脚部を別に設ける必要がなくなるので、部品点数が少なくて済み、ストーブガードの量産性の向上を図ることができる。
【0053】
しかも、各支柱8〜11は木製であるため、連結部材が金具のような金属製である場合に比べて、ストーブガード1が金属で占められる部分を少なくすることができ、木材特有の暖かいイメージを周囲に与えることができる。よって、周囲に冷たいイメージを与えるのを抑えることができるとともに、インテリアとしての効果も得ることができる。
【0054】
また、本実施の形態では、各支柱8〜11を木製のものとしたが、プラスチック製や、セラミック製等の金属以外の材料で製造した場合でも、ストーブガード1が金属で占められる部分を少なくすることができ、金属に比べて各材料特有の暖かいイメージを周囲に与えることができる。
【0055】
さらに、各支柱8〜11の表面を木製やプラスチック製にして中身を鉄製とした場合や、各支柱8〜11の表面を木製にして中身をプラスチック製にした場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0056】
また、本実施の形態のストーブガード1には、全ての隣接する両パネルの間に第一の支柱8〜第四の支柱11をそれぞれ配置させたが、前面パネル4と両側面パネル5、6の間にだけ配置しても良いし、少なくとも第一の支柱8〜第四の支柱11の内、一本の支柱が隣接する両パネルの間に配置されていれば良い。
【0057】
これらの場合でも、連結部材の少なくとも一つが木製やプラスチック製等の支柱となるため、全ての連結部材が金具のような金属製である場合に比べて、ストーブガード1が金属で占められる部分を少なくすることができ、金属に比べて暖かいイメージを周囲に与えることができる。
【0058】
さらに、各パネル4〜7を鉄製のものとしたが、これに限定されることはなく支柱と同様に木製やプラスチック製にしても良い。この場合には、ストーブガード1が金属で占められる部分がさらに少なくなり、金属に比べて暖かいイメージを周囲に強く与えることができる。
【0059】
また、前面パネル4は、各押圧部81により、右端が第一の支柱8に、左端が第二の支柱9にそれぞれ押さえつけられた状態になるため、前面パネル4を第一の支柱8と第二の支柱9とに固定させることができる。
【0060】
また、右側面パネル5は、各押圧部81により、右端が第三の支柱10に、左端が第一の支柱8にそれぞれ押さえつけられた状態になるため、右側面パネル5を第一の支柱8と第三の支柱10とに固定させることができる。
【0061】
また、左側面パネル6は、各押圧部81により、右端が第二の支柱9に、左端が第四の支柱11にそれぞれ押さえつけられた状態になるため、左側面パネル6を第二の支柱9と第四の支柱11とに固定させることができる。
【0062】
また、後面パネル7は、各押圧部81により、右端が第四の支柱11に、左端が第三の支柱10にそれぞれ押さえつけられた状態となるため、後面パネル7を第三の支柱10と第四の支柱11とに固定させることができる。
【0063】
したがって、各支柱4〜7の挿入孔66〜69から各パネル4〜7の上部横桟部55の両端部55a、55bや下端横桟部57の両端部57a、57bが抜けてパネルが支柱から外れたり、上部横桟部55の両端部55a、55bや下端横桟部57の両端部57a、57bの挿入位置がずれてパネルが所定の位置から曲がったりするのを防ぐことができる。よって、ストーブガード1の設置状態における安定性をさらに向上させることができる。
【0064】
また、本実施の形態では、各パネル4〜7を外枠51と、横桟部55〜57や縦桟部58等の複数の線材から形成したが、これに限定されることはなく、例えば一枚板から形成しても良い。この場合には、一枚板に延出部と延在部をそれぞれ設けることにより本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0065】
また、第1の実施の形態では、ストーブガード本体3を四角形状にするために各支柱8〜11の上部及び下部における両挿入孔間の角度が直角になるように形成していたが、両挿入孔間の角度は直角に限定されることはなく、第2の実施の形態として図10の第一の支柱101に示すように、両挿入孔102、103を、両挿入孔102、103間の角度が鈍角、または鋭角になるように形成しても良い。これにより、ストーブガード本体の形状を自由に設定することが可能になるため、形状の豊富化を図ることができる。
【0066】
また、第3の実施の形態として図11に示すように、第一の支柱111に隣接する前面パネル121と右側面パネル131において、一方のパネル131には、このパネル131の延出部132を第一の支柱111の挿入孔112に挿入した状態で第一の支柱111に沿って延在する延在部133が設けられている。
【0067】
そして、この延在部133を第一の支柱111に押さえつける押圧部141がねじ151で着脱可能に取り付けられており、他方のパネル121の延出部122が第一の支柱111の挿入孔113に挿入した状態で接着されている。
【0068】
この場合には、第一の支柱111に隣接する両パネル121、131の内、前面パネル121が第一の支柱111に固定された状態になるため、押圧部141を容易に着脱することが可能となり、右側面パネル131の着脱作業を容易に行うことができる。したがって、支柱に隣接する両パネルに対して本実施の形態のような構成を適用することによりパネルの着脱作業を容易に行うことができる。
【0069】
また、第4の実施の形態として図12に示すように、右側面パネル131の延在部133を第一の支柱111に押さえつける押圧部161は、その中間部162がピン171によって第一の支柱に支持されている。そして、押圧部161の一端部163は、第一の支柱111から外方に湾曲した形状であって、その内側164を右側面パネル131の延在部133に当接させている。
【0070】
一方、押圧部161の他端部165は、第一の支柱111から外方に湾曲して形成されており、その先端部分が第一の支柱111に本発明の付勢部材であるばね181で取り付けられている。
【0071】
そして、このばね181により一端部163が延在部133を第一の支柱111に押さえつけるようになっており、押圧部161の他端部165を第一の支柱111に向かって押すことにより、押圧部161の中間部162を支点として一端部163が延在部133から外れるように設定されている。
【0072】
このため、第一の支柱111から右側面パネル131を取り外す際には、押圧部161の他端部165を第一の支柱111支柱に向かって押すだけで、第一の支柱111の挿入孔112から右側面パネル131の延出部132を抜き出す作業を容易に行うことができる。
【0073】
また、第一の支柱111に右側面パネル131を取り付ける際にも、押圧部161の他端部165を第一の支柱111に向かって押すだけで、押圧部161の一端部163が予め延在部133から外れた状態に位置されるため、延在部133を第一の支柱111と一端部163との間に容易に位置させることができる。
【0074】
よって、本実施の形態では、第一の支柱111に押圧部をねじで着脱自在に取り付けた場合に比べて、ねじを緩めたり締めたりする面倒な作業がなくなるので右側面パネル131の着脱作業をさらに容易に行うことができる。このように、支柱に隣接する両パネルに対して本実施の形態のような構成を適用すれば、パネルの着脱作業をさらに容易に行うことができる。
【0075】
また、支柱の形状は、図10に示すような四角形状や、図11と図12に示すような台形状であっても良く、特に限定されない。また、各実施の形態とも、延在部をパネルの内側に設けていたが、パネルの外側に設けても良い。
【0076】
また、各実施の形態とも、延在部と押圧部がストーブガードの構成部材となっているが、少なくとも、本発明のストーブガードにおいては、パネルは延出部を有し、支柱は挿入孔を有した構成であれば、ぐらついたり動いたりするのを抑えることができるので、設置状態における安定性を向上させることができる。
【0077】
図13は、本発明の第5の実施の形態を示す花台201の斜視図である。この花台201は、本体202の四隅に立設する複数の支柱203〜206と、本体202の前面を除いて各支柱203〜206の間にそれぞれ配置され、本体202の左右側面を形成する左右側面パネル207、208及び本体202の後面を形成する後面パネル209と、両側面パネル207、208に架設された棚板210、210とから構成されている。
【0078】
各支柱203〜206は天然木から製造されている。また、本体202の前側において左右に立設する右側短支柱203及び左側支柱204は、図14と図15にそれぞれ示すように、外面211が曲面であって内面212が多角面である略四分円柱状となっており、内面212は中央面213と右側面214と左側面215とから構成されている。内面212において、中央面213の上部と下部とには、上部凹部216と下部凹部217が形成されており、各凹部216、217にはねじ穴218がそれぞれ形成されている。
【0079】
さらに、右側短支柱203の内面212には、後方側に向いた左側面215において上部凹部216より上部と下部凹部217より下部とに、上部差し込み穴219と下部差し込み穴220がそれぞれ形成されている。
【0080】
また、左側短支柱204の内面212には、後方側に向いた右側面215において上部凹部216より上部と下部凹部217より下部とに、上部差し込み穴219と下部差し込み穴220がそれぞれ形成されている。
【0081】
また、両短支柱203、204の底部には、ゴム足203a、204aがそれぞれ設けられており、これらゴム足203a、204aによって花台201の滑りを防止している。
【0082】
また、本体202の後側で左右に立設する右側長支柱205及び左側長支柱206は、図16や図17に示すように、外面221が曲面であって内面222が多角面である略四分円柱状となっており、内面222は中央面223と右側面224と左側面225とから構成されている。
【0083】
また、左側長支柱206を例にして図16に示すように、内面222において、中央面223の上部と下部とには、上部凹部226と下部凹部227が形成されており、各凹部226、227にはねじ穴228がそれぞれ形成されている。
【0084】
また、両側面224、225において、上部凹部226の上部には上部右側挿入孔229と上部左側挿入孔230が、両挿入孔229、230間の角度が直角になるように形成されており、下部凹部227の下部には下部右側挿入孔231と下部左側挿入孔232が、両挿入孔間231、232の角度が直角になるように形成されている。
【0085】
一方、前記各パネル207〜209はスチール製であって、エポキシ粉体塗装されている。図14や図15に示すように、左右側面パネル207、208は外枠241を中心にして構成されている。この外枠241は、下方へ開口しており、後方から前方に向かって下る流線状の上側部242と、上側部242の前後端から下方にそれぞれ延出した前側部243と後側部244とから構成されており、後側部244が本発明の延在部となっている。
【0086】
外枠241の両前後側部243、244には、外枠241の上側部242と平行に延在する流線状の上部横桟部245が外側から架設されており、上側部242と上部横桟部245の間には、両側面パネル207、208を装飾するために曲線部材246が取り付けられている。
【0087】
また、外枠241の両前後側部243、244の中部と下端には、棒状の中部横桟部247と下端横桟部248がそれぞれ外側から架設されている。中部横桟部247及び下端横桟部248は、前端部249が両短支柱203、204に向かって延出している。また、中部横桟部247及び下端横桟部248の後端部250は図16に示すように両長支柱206、207に向かって延出しており、本発明の延出部となっている。
【0088】
また、中部横桟部247と下端横桟部248の中央部には上下方向に延在する棒状の縦桟部251が外側から架設されており、この縦桟部251によって中部横桟部247と下端横桟部248が補強されている。
【0089】
また、後面パネル209は、図16に示すように外枠251を中心にして構成されている。この外枠251は、下方に開口したコ字状であり、左右方向に延在する上側部252と、上側部252の左右端からそれぞれ下方に延出し、本発明の延在部である右側部253と左側部254とから構成されている。
【0090】
外枠251の左右側部253、254の中部と下端には、棒状の中部横桟部255と下端横桟部256がそれぞれ外側から架設されている。中部横桟部255及び下端横桟部256は、右端部257(図17参照)と左端部258が、それぞれ右側長支柱205と左側長支柱206に向かってそれぞれ延出しており、本発明の延出部となっている。
【0091】
さらに、外枠251には、山形線材259が、上側部252と中部横桟部255と下端横桟部256とに対して内側から架設されており、この山形線材259によって後面パネル209が補強されている。
【0092】
そして、各パネル207〜209は、図14に示すように、右側面パネル207において中部横桟部247と下端横桟部248の前端部249が、右側短支柱203の上部差し込み穴219と下部差し込み穴220にそれぞれ挿入されて、図18に示すように右側面パネル207の前側部243が右側短支柱203の左側面215に当接し、さらに、前部ジョイントパーツ260、260が、右側面パネル207を右側短支柱203に押さえつけて内面212の上部と下部に取り付けられている。
【0093】
また、左側面パネル208は、図15に示すように中部横桟部247と下端横桟部248の前端部249が、左側短支柱204の上部差し込み穴219と下部差し込み穴220にそれぞれ挿入され、図18に示すように左側面パネル208の前側部243が左側短支柱204の右側面214に当接し、さらに前部ジョイントパーツ260、260が、左側面パネル208を左側短支柱204に押さえつけて内面212の上部と下部に取り付けられている。
【0094】
前部ジョイントパーツ260は、各短支柱203、204の各凹部216、217(図14、15参照)に当接する平板部261と、平板部261の外側で内側に湾曲形成され、各側面パネル207、208の前側部243を外側から各短支柱203、204に押さえつける湾曲部262とから構成されている。
【0095】
平板部261には各凹部216、217のねじ穴218(図14、15参照)と同型の貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔を介してねじ穴218にねじ263がはめ込まれている。この結果、図13に示すように、右側面パネル207と左側面パネル207の前端が、右側短支柱203と左側短支柱204とにそれぞれ取り付けられている。
【0096】
また、図16に示すように、左側面パネル208の中部横桟部247と下端横桟部248の後端部250が、左側長支柱206の上部左側挿入孔230と下部左側挿入孔232にそれぞれ挿入されて、左側面パネル208の後側部244が左側長支柱206の左側面225に当接している。
【0097】
また、後面パネル209の中部横桟部255と下端横桟部256の左端部258が、左側長支柱206の上部右側挿入孔229と下部右側側挿入孔231にそれぞれ挿入されて、後面パネル209の左側部254が左側長支柱206の右側面224に当接している。
【0098】
そして、図13に示すように、本発明の押圧部である後部ジョイントパーツ270、270が、隣接する両パネル208、209を左側長支柱206に押さえつけて内面222の上部と下部(下部のみ図示)に取り付けられている。
【0099】
また、図16や図17に示すように、右側面パネル207の中部横桟部247と下端横桟部248の後端部250が、右側長支柱205の上部左側挿入孔と下部左側挿入孔(図示せず)にそれぞれ挿入されて、右側面パネル207の後側部244が右側支柱205の右側面224に当接している。
【0100】
また、後面パネル209の中部横桟部255と下端横桟部256の右端部257が右側長支柱205の上部右側挿入孔と下部右側側挿入孔(図示せず)にそれぞれ挿入されて、後面パネル209の左側部253が右側支柱205の左側面225に当接している。
【0101】
そして、本発明の押圧部である後部ジョイントパーツ270、270が隣接する両パネル207、209を右側長支柱205に押さえつけて内面222の上部と下部に取り付けられている。
【0102】
後部ジョイントパーツ270は、各長支柱205、206の各凹部226、227(図16参照)に当接する平板部271と、平板部271の両側で内側に湾曲形成され、右側面パネル207の後側部244と後面パネル209の右側部253、左側面パネル208の後側部244と後面パネル209の左側部254をそれぞれ外側から各長支柱205、206に押さえつける湾曲部272、272とから構成されている。
【0103】
平板部271には各凹部226、227のねじ穴228(図16参照)と同型の貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔を介してねじ穴228にねじ273がはめ込まれている。この結果、図13に示すように、右側面パネル207の後端と後面パネル209の右端が右側長支柱205に取り付けられ、左側面パネル208の後端と後面パネル209の左端が左側支柱206に取り付けられている。
【0104】
また、前記棚板210、210は、図13に示したように格子状であって、両側面パネル207、208の中部横桟部247と下端横桟部248とにそれぞれ架設されることにより本体202内において上段と下段とに位置し、花瓶や植木鉢が載置されるようになっている。
【0105】
かかる構成においては、右側面パネル207と後面パネル209とが右側長支柱205によって連結され、左側面パネル208と後面パネル209とが左側長支柱206によって連結されるため、各パネルが207〜209がぐらついたり動いたりするのを抑えることができる。よって、パネルの設置状態における安定性を向上させることができる。
【0106】
さらに、右側面パネル207と左側面パネル208が、両短支柱203、204にそれぞれ取り付けられていることから、花台201は各支柱203〜206によって立設した状態となるため、子供がつかまって少し力をいれても、ぐらついたり動いたりするのを抑えることができる。
【0107】
したがって、花台201の設置状態における安定性を向上させることができる。また、この結果、棚板210、210に載せた花瓶や植木が落下して怪我をするおそれもなくなるので、花台201の機能の低下を抑えることができる。
【0108】
また、両長支柱205、206は、隣接する両パネル(右側面パネル207と後面パネル209、左側面パネル208と後面パネル209)を連結させる連結部材となることから、連結機能と脚部機能の双方を兼ね備えていることになり、脚部を別に設ける必要がなくなるので、部品点数が少なくて済み、花台201の量産性の向上を図ることができる。
【0109】
また、各支柱203〜206は木製であるため、連結部材が金具のような金属製である場合に比べて花台201が金属で占められる部分を少なくすることができ、木材特有の暖かいイメージを周囲に与えることができる。よって、周囲に冷たいイメージを与えるのを抑え、インテリアとしての効果も得ることができる。
【0110】
また、本実施の形態においても、各支柱203〜206を、プラスチック製やセラミック製等の金属以外の材料で製造した場合でも、花台201が金属で占められる部分を少なくすることができるので、金属に比べて各材料特有の暖かいイメージを周囲に与えることができる。
【0111】
さらに、各支柱203〜206の表面を木製やプラスチック製にして中身を鉄製とした場合や、各支柱203〜206の表面を木製にして中身をプラスチック製にした場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0112】
また、本実施の形態の花台201における支柱構造においては、隣接する両パネル(右側面パネル207と後面パネル209、左側面パネル208と後面パネル209)の間に長支柱205、206をそれぞれ配置させたが、少なくとも一方の側面パネルと後面パネル209との間に支柱が配置されていれば良い。
【0113】
これらの場合でも、連結部材の少なくとも一つが木製やプラスチック製等の支柱となるため、全ての連結部材が金具のような金属製である場合に比べて、花台201が金属で占められる部分を少なくすることができ、金属に比べて暖かいイメージを周囲に与えることができる。
【0114】
さらに、各パネル207〜209をスチール製のものとしたが、これに限定されることはなく各支柱203〜206と同様に木製や、またはプラスチック製にしても良い。この場合には、花台201が金属で占められる部分がさらに少なくなり、金属に比べて暖かいイメージを周囲に強く与えることができる。
【0115】
また、右側面パネル207の後端と後面パネル209の右端、左側面パネル208の後端と後面パネル209の左端は、それぞれ後部ジョイントパーツ270によって右側長支柱205と左側長支柱206とにそれぞれ押さえつけられた状態となる。このため、両側面パネル207、208を右側長支柱205と左側長支柱206にそれぞれ固定させることができ、また後面パネル209を両長支柱205、206に固定させることができる。
【0116】
よって、各パネル207〜209が両長支柱205、206から外れたり、所定の位置から曲がったりしてしまうのを防ぐことができるので、パネルの設置状態における安定性をさらに向上させることができる。
【0117】
さらに、両側面パネル207、208の前端も、前部ジョイントパーツ260により右側短支柱203と左側短支柱204とにそれぞれ押さえつけられた状態となるため、両側面パネル207、208を各短支柱203、204にそれぞれ固定させることができる。したがって、花台201の設置状態における安定性をさらに向上させることができる。
【0118】
また、本発明の延在部である両側面パネル207、208の後側部244と、押圧部である後部ジョイントパーツ270が花台201の構成部材となっているが、少なくとも、両側面パネル207、208及び後面パネル209がそれぞれ後端部250及び左右端部257、258を有し、両長支柱205、206が挿入孔229〜232を有していれば、各パネル207〜209がぐらついたり動いたりするのを抑えることができるので、パネルの設置状態における安定性を向上させることができる。
【0119】
また、第1の実施の形態と同様に、各パネル207〜209を複数の線材から形成したが、これに限定されることはなく、例えば一枚板から形成しても良い。この場合には、一枚板に延出部と延在部をそれぞれ設けることにより本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0120】
また、本実施の形態の花台201においても、隣接する両パネル(右側面パネル207と後面パネル209、左側面パネル208と後面パネル209)と、この両パネルの間に配置される長支柱205、206とからなる支柱構造に対し、図10〜12で示した構成を適用しても良く、第1の実施の形態のストーブガード1に適用した場合と同様の効果を得ることができる。
【0121】
なお、本実施の形態で説明した花台201の他に、図19に示すように、両側面パネル303、304に棚板310が上下方向に三段に配置されて架設された花台301や、図20に示すように幅寸法が狭い花台401においても、隣接する両パネル(後面パネル302、402と右側面パネル303、403、後面パネル302、402と左側面パネル304、404)と、両パネルの間に配置される支柱305、405に対し、本発明の支持構造を適用することによって本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0122】
また、本発明の支持構造は、第1の実施の形態で説明したストーブガード1や第5の実施の形態で説明した花台201に限定されることはなく、他の物品に適用しても良い。
【0123】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載の支柱構造においては、隣接する両パネルが支柱によって連結されるため、各パネルがぐらついたり動いたりするのを抑えることができる。よって、パネルの設置状態における安定性を向上させることができる。
また、押圧部によりパネルが支柱に押さえつけられた状態となるため、パネルを支柱に固定させることができる。よって、パネルが支柱から外れたり、所定の位置から曲がったりしてしまうのを防ぐことができる。したがって、パネルの設置状態における安定性をさらに向上させることができる。
【0126】
また、請求項記載の支柱構造においては、支柱に隣接する両パネルの内、他方のパネルが支柱に固定された状態になるため、押圧部を容易に着脱することが可能になる。よって、パネルの着脱作業を容易に行うことができる。
【0127】
また、請求項記載の支柱構造においては、支柱からパネルを取り外す際には、押圧部の他端部を支柱に向かって押すだけで押圧部の一端部が延在部から外れるので、支柱の挿入孔からパネルの延出部を抜く作業が容易になる。よって、パネルの着脱作業をさらに容易に行うことができる。
また、請求項4記載の支柱構造においては、支柱が隣接する両パネルを連結させる連結部材であって木製であるため、連結部材が金属製である場合に比べて、木材特有の暖かいイメージを周囲に与えることができる。
【0128】
また、請求項記載のストーブガードにおいては、請求項1からの各請求項の作用が得られるため、各請求項の効果と同じ効果を得ることができる。
【0129】
また、請求項記載の花台においても、請求項記載のストーブガードと同様に請求項1からの各請求項の作用が得られるため、各請求項の効果と同じ効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すストーブガードの斜視図である。
【図2】ストーブガードの正面図である。
【図3】ストーブガードの右側面図である。
【図4】ストーブガードの左側面図である。
【図5】ストーブガードの背面図である。
【図6】第一の支柱の正面図である。
【図7】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図8】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図9】図2のC−C線に沿う断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示すパネルの連結部分の平面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示すパネルの連結部分の平面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態を示すパネルの連結部分の平面図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態を示す花台の斜視図である。
【図14】右側面パネルと右側短支柱の斜視図である。
【図15】左側面パネルと左側短支柱の斜視図である。
【図16】左側面パネルと後面パネルの連結構造を示す分解斜視図である。
【図17】右側面パネルと後面パネルの連結状態を示す斜視図である。
【図18】右側面パネルと右側短支柱の連結状態、左側面パネルと左側短支柱の連結状態を示す斜視図である。
【図19】他の実施の形態の形態を示す花台の斜視図である。
【図20】他の実施の形態の形態を示す花台の斜視図である。
【符号の説明】
1 ストーブガード
2 ストーブ
4 前面パネル
5 右側面パネル
6 左側面パネル
7 後面パネル
8 第一の支柱
9 第二の支柱
10 第三の支柱
11 第四の支柱
53 右側部
54 左側部
55a 右端部
55b 左端部
57a 右端部
57b 左端部
66 上部右側挿入孔
67 上部左側挿入孔
68 下部右側挿入孔
69 下部左側挿入孔
81 押圧部
101 第一の支柱
102 挿入孔
103 挿入孔
111 第一の支柱
112 挿入孔
113 挿入孔
121 前面パネル
122 延出部
131 右側面パネル
132 延出部
133 延在部
141 押圧部
161 押圧部
162 中間部
163 一端部
165 他端部
181 ばね
201 花台
205 右側長支柱
206 左側短支柱
207 右側面パネル
208 左側面パネル
209 後面パネル
229 上部右側挿入孔
230 上部左側挿入孔
231 下部右側挿入孔
232 下部左側挿入孔
244 後側部
250 後端部
253 右側部
254 左側部
258 左端部
257 右端部
270 後部ジョイントパーツ

Claims (6)

  1. 隣接する両パネルの間に支柱が配置され、前記両パネルは前記支柱に向かって延出した延出部を有する一方、前記支柱は前記両パネルの前記延出部が挿入された挿入孔を有し、
    前記支柱に隣接する前記パネルに、前記パネルの前記延出部を前記支柱の前記挿入孔に挿入した状態で前記支柱に沿って延在する延在部を設けるとともに、この延在部を前記支柱に押さえつける押圧部を前記支柱に取り付けたことを特徴とする支柱構造。
  2. 隣接する両パネルの間に支柱が配置され、前記両パネルは前記支柱に向かって延出した延出部を有する一方、前記支柱は前記両パネルの前記延出部が挿入された挿入孔を有し、
    前記支柱に隣接する前記両パネルの一方のパネルに、このパネルの前記延出部を前記支柱の前記挿入孔に挿入した状態で前記支柱に沿って延在する延在部を設けるとともに、この延在部を前記支柱に押さえつける押圧部を前記支柱に着脱可能に取り付け、他方のパネルの前記延出部を前記支柱の挿入孔に挿入した状態で接着させたことを特徴とする支柱構造。
  3. 前記押圧部は、その中間部が前記支柱に支持され、前記押圧部の一端部の内側を前記延在部に当接させるとともに、前記押圧部の他端部が前記支柱に付勢部材で取り付けられ、この付勢部材により前記一端部が前記延在部を前記支柱に押さえつける一方、前記他端部を前記支柱に向かって押すことにより前記中間部を支点として前記一端部が前記延在部から外れるように設定したことを特徴とする請求項又は記載の支柱構造。
  4. 前記支柱が木製であることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の支柱構造。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の支柱構造を用いたことを特徴とするストーブガード。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の支柱構造を用いたことを特徴とする花台。
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