JP3215212U - 物掛けスタンド - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は震災等で前側に転倒して人に怪我をさせたり、避難経路を塞いだりすることを防ぐために、前側に転倒しにくい物掛けスタンドを提供する。【解決手段】 ベース（１）から垂直方向に立ち上がっているスタンド部（２）の下部に背板（３）を取り付けることにより、重心を低くするとともに、スタンド部（２）の立ち上げ位置をベース（１）の後側にすることにより、全体の重心を後方下部にすることにより、物掛けスタンドを前側に転倒しにくくする。【選択図】図１

Description

本考案は、重心を低く後側にすることにより、前側に転倒しにくい物掛けスタンドに関するものである。

従来、据置式の物掛けは、据え置きしているときの安定性を重視した構造や箱型のものが多い。

特開２０１３−１７２９３６号 公報

従来、据置式の物掛けは、震災等で転倒して避難経路を塞いだり、転倒により人に怪我をさせるという問題点があった。
本考案は、以上のような問題点を考慮してなされたものであり、前側に転倒しにくい物掛けスタンドを提供することを目的とする。

本考案は、背板を物掛けスタンドのベースから垂直方向に立ち上がっているスタンド部の下部に取り付けることにより、重心を低くするとともに、スタンド部の立ち上げ位置をベースの中心より後側にすることにより、全体の重心を後方下部にし、前側に転倒しにくくして、問題を解決している。

上述のように、本考案の物掛けスタンドは従来の目的である、物を掛けることは勿論、全体の重心を後方低部にすることにより、震災等でも前側に転倒しにくい効果がある。

本考案の物掛けスタンドの一実施例を示す斜視図である。 本スタンドの正面図である。 本スタンドの右側面図である。

以下、本考案を実施するための形態について説明する。
ベース（１）から垂直方向に立ち上がるスタンド部（２）の下部に比重の大きい金属（例えば鉄など）でできた背板（３）を取り付け、これにより重心が低くなり転倒しにくくなる。更にスタンド部（２）をベース（１）の中心より後側から立ち上げることにより重心が後側になる。これにより全体の重心が後方下部になることにより、物掛けスタンドが前側に転倒しにくくなる。また、床面等を傷つけないようにキャップ付脚（４）を取り付けるとともに、仮に転倒して避難経路を塞いだ場合でも、人ひとりで持ち上げ直ぐに立ち上げられる重量とし、清掃等で移動が必要な場合も人ひとりで持ち上げ、移動できる重量とする。
本考案は、以上の様に構成された構造に限定されず、各部の形状や材質等を種々のものに変更して構成しても良い。
これを使用するときは、壁際等に設置する。重心が低くかつ後側にあるため、前側には転倒しにくくなる。後側には転倒しやすくなるが、後側に転倒しようとした場合は壁等に当たり転倒しない。

１ ベース
２ スタンド部
３ 背板
４ キャップ付脚
５ 固定バー

Claims (3)

1. ベース（１）と、
   前記ベース（１）から垂直方向にスタンド部（２）が立ちあがり、
   前記スタンド部（２）の下部に背板（３）を設けたことを特徴とする物掛けスタンド。
2. 前記スタンド部（２）を、前記ベース（１）の後側から垂直方向に立ち上がらせたことを特徴とする請求項１記載の物掛けスタンド。
3. 前記背板は比重の大きい金属でできていることを特徴とする請求項１記載の物掛けスタンド。

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