JP3128935U - 木製ベンチ - Google Patents

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一幸 近藤
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ナゼロ株式会社
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Abstract

【課題】容積が小さく積み重ねて安定した格納ができ、かつ、搬送時の梱包が簡便な木製ベンチを提供する。
【解決手段】
本考案は、複数人が横に着席できる背凭れのない木製ベンチであり、長方形のシート2の両端にシート2の幅と同じ幅の垂直な脚3が丸みを持たせる端継材4を介して固設されている。そして、シート2の裏面に脚3と連結する連結部材5を固設し、格納時に脚3同士を向かい合う方向で組み合わせたとき、連結部材5に嵌合する嵌合溝3aを脚3の下端から垂直に設けられている。格納時は、脚3同士が向かい合う方向で組み合わせて積み重ねる。このとき、連結部材5を嵌合溝3aに嵌合させるとともに係止材5aによって長手方向に移動しないようにしている。
【選択図】 図3

Description

本考案は、複数人が並んで腰掛けられる背凭れのないベンチに関するものである。
長方形の板状のシートの両端寄りの下面に脚部材を固設し、店先や縁側に置かれる縁台と称される木製の背凭れのないベンチが古くから知られている。また、近年は、屋内のロビーや通路にデザインされたベンチが置かれることが少なくない。
一般にベンチは、格納することは考慮されておらず、使用しない場合は、脚部を上向きにして別のベンチの上に積み重ねている。脚部を下にして下段のベンチの上に上段のベンチの脚部材が乗るようにして積み上げることはできるが、各段の高さが1台のベンチの高さになるので嵩張り、崩れ易い。
そこで、積み重ねて格納できるベンチが開発されている(例えば、特許文献1)。
このベンチは、シートの左右両側面にアーチ形状の鉄製の脚部材を固定し、この脚部材の上端部にスタッキング部材を備えている。積む際には、上段ベンチのスタッキング部材の下面が下段ベンチのスタッキング部材上に跨がった状態になり、最小体積で複数段に積み重ねて格納できる。
特開平11−146818
特許文献1のベンチは、簡便に安定した状態に格納できるが、デザインが固定されてしまうので、採用できない場合が少なくない。また、少数を搬送する場合には、嵩張るという難点がある。なお、脚を脱着可能とすれば解決できるが、組立、分解が煩わしい。
そこで、本考案は、容積が小さく積み重ねて安定した格納ができ、かつ、搬送時の梱包が簡便な木製ベンチを提供することを目的としている。
本考案の木製ベンチは、上記の目的を達成するため次の手段を採った。すなわち、複数人が横に着席できる背凭れのない木製ベンチにおいて、長方形のシートの両端にシートの幅と同じ幅の垂直な脚を固設するとともに、該シートの裏面に該脚と連結する連結部材を固設し、格納時に該脚同士を向かい合う方向で組み合わせたとき、該連結部材に嵌合する嵌合溝を該脚の下端から垂直に設けたことを特徴としている。
シートは、平板状のものに限られない。例えば、長方形状の枠に長手方向に間隔を明けて桟を固設したり、竹など弾力性のあるものを固設したものでもよい。
脚は、シートの両端に固設するが、シートの両端部を大きな曲面(半径10mm以上)とする場合は、請求項2に記載のように、シートと脚とを断面扇形の形状を有する端継材を介して固設するとよい。なお、端継材は脚から切り出して形成してもよい。また、脚の中央部はデザイン的に切抜などを施してもよい。
連結部材は、シートの両端部の脚部付近にそれぞれ設けてもよいが、請求項3に記載のように、脚から脚まで、すなわち、シートの全長にわたるものとするのが望ましい。
また、連結部材は、請求項3に記載のように、シートの幅方向の中央部に一個設けるだけでよいが、場合によっては複数設けてもよい。なお、この場合は、溝部も複数となる。
この木製ベンチは、搬送する場合や使用しないときに脚同士を対向させて組み合わせて格納するが、請求項4に記載のように、連結部材には、それぞれ端部から脚の厚さ分離れた位置に係止材を固設し、長手方向に移動しないようにするとよい。
本考案の木製ベンチは、長方形のシートの両端にシートの幅と同じ幅の垂直な脚を固設するとともに、該シートの裏面に該脚と連結する連結部材を固設し、格納時に該脚同士を向かい合う方向で組み合わせたとき、該連結部材に嵌合する嵌合溝を該脚の下端から垂直に設けたので、容積を小さくして積み重ねができ、簡便に格納できる。また、搬送する場合は、2個一組としてほぼ直方体状に梱包できる。
また、請求項2に記載のように、シートと脚とを断面扇形の形状を有する端継材を介して固設すれば、誤って脛を当てることがあったとしても、角ではないので安全である。
また、請求項3に記載のように、シートは平板状で連結部材はシートの裏面の幅方向中央部に長手方向全長にわたって固設し、嵌合溝は脚の幅方向中央部に設ければ、簡素で、安価に製造でき、デザイン的にも優れたものにできる。
本考案の木製ベンチの実施の形態を、図1〜図6に基づいて以下に具体的に説明する。
図1は、本考案の木製ベンチの実施の形態を示す斜視図で、図2は裏返しにした状態を示す斜視図である。
木製ベンチ1は、シート2と、脚3と、シート2と脚3を連結する端継材4および連結部材5とから構成され、全体を伏コ字状の形状に形成している。
シート2は、幅480mm、長さ1550mm、厚さ30mmの矩形状の平板であり、脚3は、幅480mm、高さ400mm、厚さ30mmの平板である。
脚3の幅方向中央部には垂直に高さ150mm、幅50mmの嵌合溝3aが設けられている。また、底部には床面に凹凸等があってもガタつかないようにするためのアジャスタ6が貼着されている。アジャスタ6は、合成樹脂製で脚3の底にネジ込まれており、回転させて高さを変更できる。
端継材4は、シート2の両端部を曲面に形成するために固設される部材であり、外側が半径20mmの曲面を有する断面扇形の形状である。なお、図2(b)に示すように、脚3を厚さtのものから切り出して形成し、端継材4を脚3と一体としてもよい。
連結部材5は高さ150mm、厚さ30mmで、シート2の裏面の幅方向中央部に、長手方向全長にわたって固設され、両端部は脚3に固着されている。
そして、連結部材5の両端寄りには格納した時長手方向へ移動しないようにするための係止材5aが固設されている。また、木製ベンチ1を裏返しにした状態で持ち上げるときのために把持孔5bが左右に2個所設けられている。
脚3は図6(a)に示すように、嵌合溝3aのみでもよいが、(b)〜(e)に示すように、嵌合溝3aの上部を菱形、丸、四角などに切抜部3b、3c、3d、3eを設けるとデザイン的に好ましいものにできる。
本考案の木製ベンチ1は上記のように構成されているので、使用するときは従来と同様に適宜の場所に設置する。脚3の底にはアジャスタ6が付いているので、多少床面に凹凸があってもガタつかないように設置できる。また、木製であるので、種々の場所でデザイン的にマッチしやすい。
格納する場合は、図3に示すように、互いに脚3が向かい合う方向で互いの脚3が接するように組み合わせる。このとき、上側の木製ベンチ1の左脚3の嵌合溝3aに下側の木製ベンチ1の連結部材5が嵌合している。そして、下側の木製ベンチ1の右側の脚3の嵌合溝3aに上側の連結部材5が嵌合している。また、下側の木製ベンチ1の連結部材5の係止材5aが上側の木製ベンチ1の右方向への移動を防止する。
搬送する場合はこの状態で梱包する。
多くの木製ベンチ1を格納する場合は、図4および図5に示すように、一個の木製ベンチ1の上に、図3の状態にしたものを上に積み重ねる。
なお、上記実施の形態では、木製ベンチの具体的な寸法を表示して説明したが、より、内容が理解できるようにしたものであって、限定するものでないことは当然である。
なお、本考案の木製ベンチは、複数人が並んで使用する木製のテーブルや、生け花や壷などの工芸品を載置するための台(テーブル)としても使用することができる。
本考案の木製ベンチの実施の形態を示す斜視図である。 同、(a)は裏返しにした状態を示す斜視図で、(b)は脚部の詳細である。 同、2個の木製ベンチを組み合わせた状態を示す斜視図である。 同、多数の木製ベンチを積み重ねた状態を示す正面図である。 同、側面図である。 同、脚の嵌合溝上部の切抜部の例を示す正面図である。
符号の説明
1 木製ベンチ
2 シート
3 脚
3a 嵌合溝
3b 切抜部
4 端継材
5 連結部材
5a 係止材
5b 把持孔
6 アジャスタ

Claims (4)

  1. 複数人が横に着席できる背凭れのない木製ベンチにおいて、長方形のシートの両端にシートの幅と同じ幅の垂直な脚を固設するとともに、該シートの裏面に該脚と連結する連結部材を固設し、格納時に該脚同士を向かい合う方向で組み合わせたとき、該連結部材に嵌合する嵌合溝を該脚の下端から垂直に設けたことを特徴とする木製ベンチ。
  2. 前記シートと前記脚とを断面扇形の形状を有する端継材を介して固設したことを特徴とする請求項1記載の木製ベンチ。
  3. 前記シートは平板状であり、前記連結部材は前記シートの裏面の幅方向中央部に長手方向全長にわたって固設し、前記嵌合溝は前記脚の幅方向中央部に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の木製ベンチ。
  4. 前記連結部材には、それぞれ端部から脚の厚さ分離れた位置に係止材を固設し、格納時に該脚同士を向かい合う方向で組み合わせたとき長手方向に移動しないようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の木製ベンチ。
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