JP6582346B2 - 上板付き什器における支持体と上板との連結構造及び上板付き什器システム - Google Patents
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即ち、本発明に係る上板付き什器における支持体と上板との連結構造は、床面上に前記床面に平行する方向に互いに離間して立設された支持体と、前記支持体によって下面を支持された上板と、を有する上板付き什器における支持体と上板との連結構造であって、前記支持体と前記上板とを連結する連結部材を有し、前記支持体は、前記床面から上方に向かって立設された支柱部と、前記支柱部の上部から側方に延出して設けられ、前記連結部材が連結される上面を備える受け部と、を有し、前記連結部材は、前記支持体の前記受け部の前記上面に載置されて連結された第一連結部を備える支持体連結部と、前記上板の下面に連結された上板連結部と、を有し、前記支持体連結部は前記受け部の側方または下方の少なくとも一方を向く面に当接して連結された第二連結部を備えることを特徴とする。
図1及び図2に示すように、第一の態様のデスク(上板付き什器)1Aは、床面F上にこの床面Fに平行する方向に互いに離間して立設されて上下方向を延びる支持体5と、支持体5によって支持される上板3と、支持体5と上板3とを連結する連結部材10と、を備えている。
支柱部材50A,50Bと上板3との連結構造は同じであることから、以下においては支柱部材50Aと上板3との連結構造について代表して説明する。
上板3の外側に面する側面5e側には、支柱部5Aの下端部5a近傍から上端部5b近傍に亘って凹部5fが形成されている。即ち、傾斜した支柱部5Aの上方に向くようにして傾斜した側面5e側に沿って、凹部5fは上方に向くように開口している。凹部5fは、側面5eから他の支柱部材50Aに向く側に向けて窪む領域であり、支柱部材50Aの下端部5a近傍から上端部5b近傍に亘って形成されることによって、支柱部材50Aの長手方向に沿って長尺状に形成されている。
支柱部5Aの下端部5aには、アジャスタ6が設けられている。
なお、支持体5において支柱部材50A、50Bは、支柱部5A及び受け部5Bを備えていれば、その詳細な構成は限定されない。
ここで、連結部材10は、対応する支持体5の支柱部材50A,50Bにおける受け部5Bの形状に合わせた形状を有しており、支柱部材50A,50Bのタイプに応じて変更可能なバリエーションを有していることが望ましい。第一の態様では、図7等に示すように、連結部材10において、支持体連結部10Aは、基部13と、受け部5Bを上下方向に挟み込む上部及び下部の支持片(上下一対の支持片)11,12とを備えている。上部の支持片11は、第一連結部を構成し、基部13の上端から受け部5Bの上面40dに沿って延出した板状に形成され、受け部5Bの上面に当接されている。下部の支持片12は、第二連結部を構成し、基部13の下端から、後述する下方に向く下部傾斜面52に沿って延出し、当該下部傾斜面52に当接されている。
連結部材10において、基部13は、受け部5Bの側端面54と当接する当接面44を備える。
上部の支持片11は、受け部5Bの上面40dに当接する下面41と、下面41と当接面44とに接続されて上部傾斜面51と当接し、下面41から当接面44に向かうに従って下方に向かうように傾斜する傾斜面41uとを備える。
下部の支持片12は、当接面44に接続されて下部傾斜面52と当接し、先端から当接面44に向かうに従って上方に向かうように傾斜する傾斜面42uとを備える。
また、図5及び図7に示すように、連結部材10の基部13には、ネジ穴54aと対応して当接面44から反対側の面まで貫通する貫通孔13aが形成されている。そして、取付ネジ31が貫通孔13aを貫通してネジ穴54aに螺合されており、取付ネジ31の頭部31aが基部13において当接面44と反対側の面に係合されている。これにより、連結部材10の基部13と突出部40を構成する受け部5Bには、取付ネジ31によって互いを引き付ける締結力が付与されている。すなわち、取付ネジ31、ネジ穴54a及び貫通孔13aによって、連結部材10と支柱部材50Aとの間に、上下方向に交差する方向に沿って連結部材10の基部13と支柱部材50Aの突出部40とを引き付ける締結力を付与する固定部48が構成されている。
また、図6及び図7に示すように、連結部材10の上部及び下部の支持片11,12のうち上部の支持片11には、ネジ穴40eと対応して上面から下面41まで貫通する貫通孔11aが形成されている。そして、そして、取付ネジ30が貫通孔11aを貫通してネジ穴40eに螺合されており、取付ネジ30の頭部30aが支持片1の上面に係合されて、これにより連結部材10の支持片11と受け部5Bとが、上方から着脱可能な取付ネジ30によって螺着されている。
なお、図4及び図5では、取付ネジ30,31による螺着箇所がそれぞれ二箇所である例を示しているが、螺着箇所の数は支柱部材50Aの受け部5Bの形状や連結部材10の形状等に応じて適宜変更することができる。
図2に示すように、杆材18が連結されている端部とは反対側の連結部材10の長手方向の端部と中央支持材19とは、短杆材22によって連結されている。なお、ケーブル収容部20を挟んでY方向に間隔をあけて設けられている中央支持材19同士は、中央連結材21によって連結されている。
次いで、第二の態様のデスク(上板付き什器)1Bについて、説明する。
なお、本態様のデスク1Bの構成要素のうち、第一の形態のデスク1Aの構成要素と同様の機能を有するものについては、同一の符号を付す。また、本態様のデスク1Bの構成要素のうち、第一の態様のデスク1Aの構成要素と同一のものについては、その説明を省略する。
そして、取付ネジ30が、貫通穴62aに上方から挿通されネジ穴40eに螺合されていることで、連結部材62の支持体連結部62Aは支持体5の受け部5Bの上面40dに載置され連結されている。
また、上板連結部62Bには、下面から上面60dまで貫通する貫通孔32hが形成されている。貫通孔32hに下方から不図示の前記取付ネジを挿通し、上板61の下面61dにおいて貫通孔32hに対応する位置に形成されたネジ穴に螺合させることにより、連結部材62と上板61が螺着されている。
次いで、第三の態様のデスク(上板付き什器)1Cについて、説明する。
なお、本態様のデスク1Cの構成要素のうち、上記他の態様のデスク1A、1Bの構成要素と同様の機能を有するものについては、同一の符号を付す。また、本態様のデスク1Cの構成要素のうち連結部材71、上記他の態様のデスク1A、1Bの構成要素と同一のものについては、その説明を省略する。
そして、取付ネジ30が、貫通穴71aに上方から挿通されネジ穴40eに螺合されていることで、連結部材71の支持体連結部71Aは支持体5の受け部5Bの上面40dに載置され連結されている。また、上板連結部71Bには、下面から上面まで貫通する貫通孔71bが形成されている。貫通孔71bに下方から取付ネジ32を挿通し、上板80の下面75dにおいて貫通孔71bに対応する位置に形成されたネジ穴に螺合させることにより、連結部材71と上板80が螺着されている。
また、図13に示す第三の態様の連結部材71のように、支持体5の受け部5Bと略同一の断面を有する杆材18が設けられていることで、支持体5の受け部5Bと杆材18の把持部とが連結部材に安定して連結可能となり、上板の上方からかかる荷重が連結部材から支持体5及び杆材18へと円滑に広く分散される。さらに、連結部材71が杆材18にも連結されていることで、支持体5の受け部5Bと杆材18とは連結されることとなり、受け部5Bと杆材18との連結強度も高めることができる。
また、本発明では適宜、上述の実施形態のうち二以上を組み合わせてもよい。
Claims (3)
- 床面上に前記床面に平行する方向に互いに離間して立設された支持体と、前記支持体によって下面を支持された上板と、を有する上板付き什器における支持体と上板との連結構造であって、
前記支持体と前記上板とを連結する連結部材を有し、
前記支持体は、前記床面から上方に向かって立設された支柱部と、前記支柱部の上部から側方に延出して設けられ、前記連結部材が連結される上面を備える受け部と、を有し、
前記連結部材は、前記支持体の前記受け部の前記上面に載置されて連結された第一連結部を備える支持体連結部と、前記上板の下面に連結された上板連結部と、を有し、
前記支持体連結部は前記受け部の側方または下方の少なくとも一方を向く面に当接して連結された第二連結部を備えることを特徴とする上板付き什器における支持体と上板との連結構造。 - 前記支持体の受け部と略同一の断面を有する把持部を備えた杆材が設けられ、前記連結部材の前記支持体連結部は、前記杆材にも連結されていることを特徴とする請求項1に記載の上板付き什器における支持体と上板との連結構造。
- 床面上に前記床面に平行する方向に互いに離間して立設された支持体と、
前記支持体によって下面を支持される複数種類の上板と、複数種類の前記上板のそれぞれと対応した形状を備え、前記支持体と前記上板とを連結する複数種類の連結部材とを有し、
前記支持体と前記上板とが、請求項1または2に記載の上板付き什器における支持体と上板との連結構造によって連結されていることを特徴とする上板付き什器システム。
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