JP6939356B2 - 脚体と天板ブラケットの連結構造 - Google Patents

脚体と天板ブラケットの連結構造 Download PDF

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本発明は、脚体と天板ブラケットの連結構造に係わり、更に詳しくは天板を脚体で支持したテーブルやデスクにおける脚体と天板ブラケットの連結構造に関するものである。
従来から天板を脚部で支持した構造のテーブルやデスクは各種提供され、天板を側方へ連設して横幅を長く構成する構造のものも公知である。
特許文献1には、端部脚体の上端にT字形金具を取付けて、両側の端部脚体のT字形金具同士をビームで連結し、その上部に天板を載置してT字形金具やビームを天板下面にネジ止めする構造が記載されている。そして、複数の天板を側方へ連設するには、端部脚体の代わりに中間脚体を用い、その上端に十字形金具を取付け、端部脚体のT字形金具と中間脚体の十字形金具、あるいは中間脚体の十字形金具同士をビームで連結し、前記中間脚体の中心線に両天板の接合部を合わせて載置し、前記同様に十字形金具とビームにネジ止めする構造が開示されている。
また、特許文献2には、端部脚と中間脚との間、中間脚同士の間を脚間モジュールで連結し、前記中間脚の中心線に両天板の接合部を合わせて載置し、端部脚と中間脚の上端に側設した取付片に天板をネジ止めする構造が記載されている。
これら特許文献1、2に記載のデスクあるいはテーブルは、端部脚体が天板の端部に設けられ、端部側に着席することは想定されてない。脚体は天板の縁部からなるべく中央寄りに設けることが、着座者の足と干渉しないので望ましいが、天板を支持するという観点からは可能な限り天板の縁部を脚体で支持することが望ましい。特許文献1、2に記載の脚体は、天板を支持する部位が天板の奥行幅と同程度の長さを有している。
特許文献3には、被連結部が形成された略垂直棒状の中間支脚、並びに、該中間支脚の上部から上外方へ延び、上端に天板を受けるブラケットが取り付けられる棒状の上支脚、及び、該中間支脚の下部から下外方へ延び、下端が直接又はアジャスター若しくはキャスター等を介して接地する棒状の下支脚を一体形成してなる少なくとも3本の支脚と、該支脚の被連結部間を連結する連結体とを備えてなるテーブル用脚装置が記載されている。また、前記ブラケットにビーム連結部を設け、該ビーム連結部間をブラケット間連結ビームで連結し、該ビームで天板下面に固定する構造も記載されている。しかし、特許文献3に記載の構造は、二つの支脚を連結して支脚対(脚体)を構成し、更に支脚対を支脚対間連結ビームで連結する構造であるので、組み合わせ態様の自由度はあるが、支脚の構造が複雑なのでコスト高となり、また組み立てに手間を要し、更に支脚対間連結ビームが足入れ空間に位置しているという制約がある。
特開2007−144015号公報 特開2007−151824号公報 特開2006−122526号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天板を脚体で支持したテーブルやデスクにおいて、脚体を天板の縁部から離れた位置に設けて着座者の足と干渉しないようにするにも係わらず、脚体による天板の支持強度が高く、また組み立てが容易で、コスト低減化を図ることが可能な脚体と天板ブラケットの連結構造を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、以下に構成する脚体と天板ブラケットの連結構造を提供する。
(1)
天板を脚体で支持したテーブルやデスクにおける脚体と天板ブラケットの連結構造であって、前記脚体は、前記天板の下面に沿う脚横桟の両端部に脚縦支柱の上端部を嵌合して構成し、前記天板の下面に取付ける天板ブラケットを前記脚横桟と脚縦支柱の接合部を跨いで両部材にネジ止めして連結状態としたことを特徴とする脚体と天板ブラケットの連結構造。
(2)
前記脚体の脚横桟は少なくとも両端部の筒状の嵌合凹部を有し、前記脚縦支柱は上端部に水平方向を向いた嵌合凸部を有し、前記脚横桟の嵌合凹部に前記脚縦支柱の嵌合凸部を嵌入した状態で、前記天板ブラケットは、前記脚横桟の端部に前記嵌合凸部に形成した螺孔を用いてネジ止めするとともに、前記脚縦支柱の上端部に形成した螺孔を用いてネジ止めしてなる連結構造とした(1)記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
(3)
前記脚横桟は四角筒状の部材であり、端部が嵌合凹部となっており、前記脚縦支柱は上端部にエルボー部を設け、該エルボー部に前記嵌合凸部を設けてなる(2)記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
(4)
前記脚横桟は四角筒状の部材であり、端部が嵌合凹部となっており、前記脚縦支柱は、縦方向の脚杆の上端にコーナー脚部材を連結し、該コーナー脚部材に前記嵌合凸部を設けている(2)記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
(5)
前記天板ブラケットは、天板の下面に取付ける受板の下面で一側端からやや中央寄り位置に垂直部を設け、該垂直部から外側の受板の一部を水平部とし、前記脚体の脚横桟の側面に前記垂直部がネジ止め可能であるとともに、少なくとも前記脚縦支柱の上端部の上面に前記水平部がネジ止め可能である(1)〜(4)何れか1に記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
(6)
前記天板ブラケットは、前記受板の一部をビームの端部を連結するビーム連結部としてなる(5)記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
以上にしてなる本発明の脚体と天板ブラケットの連結構造は、以下に示す効果を奏する。
(1)の構成によれば、天板ブラケットで脚体を構成する脚縦支柱と脚横桟を連結することができるので、部品点数が少なくなり、組み立ても容易になり、また天板ブラケットを脚横桟の端部よりも外側に取付けることができるので、脚体を天板の縁部から離れた位置に設けて着座者の足と干渉しないようにできるにも係わらず、天板の縁部により近い位置で支持することになり、脚横桟のみに天板ブラケットを取付けていたものより脚体による天板の支持強度が高くなる。
(2)の構成によれば、脚縦支柱と脚横桟の連結強度が高いものとなる。また、連結用の螺孔は脚横桟に隠れる嵌合凸部と目立たない脚縦支柱の上端部にのみ形成すれば良く、それにより脚縦支柱の上端部の側面には螺孔を形成する必要がないので、脚縦支柱を左右対称に作製しても外側面に螺孔が露出せず、外観性の向上が図れるともに、前後左右の脚縦支柱を共用でき、大幅なコスト低減化を図ることができる。
(3)の構成によれば、脚縦支柱と脚横桟の構造が比較的単純になり、低コストで製造することができ、また脚縦支柱と脚横桟の連結強度も高いものとなる。
(4)の構成によれば、脚杆を種々の素材で作製することができ、例えば木製にすることができ、脚杆の上端にコーナー脚部材を連結することで脚縦支柱を構成することができ、その他の構成は共通にできる。
(5)の構成によれば、垂直部と水平部を用いて脚体の脚横桟と脚縦支柱の上端部、具体的にはエルボー部又はコーナー脚部材にネジ止め連結することができ、連結強度が高くなる。特に、天板ブラケットの水平部を脚縦支柱の上端部の上面と脚横桟の上面にそれぞれネジ止めし、垂直部を脚横桟の側面にネジ止めすることにより、脚縦支柱と脚横桟とを強固に連結することできる。
(6)の構成によれば、天板ブラケット間にビームを連結して、該ビームで天板の下面を支持することができるので、天板の横幅が広く、脚体間の間隔が広い場合でも天板を安定に支持することができる。
本発明を適用したテーブルの第1実施形態を示す斜視図である。 同じく脚体と支持ブラケットの連結状態を示す斜視図である。 同じく脚体と支持ブラケットの分解斜視図である。 支持ブラケットを示し、(a)は上からの斜視図、(b)は下からの斜視図である。 中間に配置する脚体と支持ブラケットの連結状態を示す斜視図である。 第1実施形態の変形例を示す連結仕様のテーブルの斜視図である。 本発明を適用したテーブルの第2実施形態を示す斜視図である。 同じく下からの斜視図である。 同じく脚体とビームブラケットの連結状態を示す斜視図である。 同じく脚体とビームブラケットの分解斜視図である。 ビームブラケットを示し、(a)は上からの斜視図、(b)は下からの斜視図である。 本発明を適用したテーブルの第3実施形態を示す斜視図である。 同じく一部省略したテーブルの斜視図である。 同じく脚体と支持ブラケットの連結状態を示す斜視図である。 同じく脚体と支持ブラケットの分解斜視図である。 連結ブラケットの斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する図1は、第1実施形態のテーブルAを示し、図2〜図4は第1実施形態の要部を示し、図7は第2実施形態のテーブルBを示し、図8〜図11は第2実施形態の要部を示し、図12及び図13は第3実施形態のテーブルCを示し、図14〜図16は第3実施形態の要部を示し、図中符号1は天板、2は脚体、3は天板ブラケット、4は脚横桟、5は脚縦支柱をそれぞれ示している。また、天板ブラケット3の各種態様として、符号6は支持ブラケット、7はビームブラケット、8は連結ブラケットをそれぞれ示している。
本発明は、天板1を脚体2で支持したテーブルやデスクにおける脚体と天板ブラケットの連結構造であって、前記脚体2は、前記天板1の下面に沿う脚横桟4の両端部に脚縦支柱5,5の上端部を嵌合して構成し、前記天板1の下面に取付ける天板ブラケット3を前記脚横桟4と脚縦支柱5の接合部9を跨いで両部材にネジ止めして連結状態としたことを特徴とする。本実施形態では、本発明をテーブルに適用した例で説明するが、デスクであても良く、またその他の天板を脚体で支持する家具や什器であっても構わない。
先ず、図1〜図4に基づいて第1実施形態のテーブルAを説明する。前記脚体2の脚横桟4は少なくとも両端部の筒状の嵌合凹部10を有し、前記脚縦支柱5は上端部に水平方向を向いた嵌合凸部11を有し、前記脚横桟4の嵌合凹部10に前記脚縦支柱5の嵌合凸部11を嵌入した状態で、前記天板ブラケット3は、前記脚横桟4の端部に前記嵌合凸部11に形成した螺孔を用いてネジ止めするとともに、前記脚縦支柱5の上端部に形成した螺孔を用いてネジ止めしてなる連結構造とした。本実施形態では、前記天板ブラケット3として支持ブラケット6を用いて天板1と脚体2を連結する。
具体的には、前記脚縦支柱5の嵌合凸部11の両側面に螺孔12を形成するとともに、嵌合凸部11の上面の先端部に螺孔13,13を並設し、更に前記脚縦支柱5の上端部の上面に螺孔14,14を並設している。ここで、前記脚横桟4は四角筒状の部材であり、端部が嵌合凹部10,10となっており、前記脚縦支柱5は、アルミダイカスト製で上端部にエルボー部15を設け、該エルボー部15に前記嵌合凸部11を設けている。つまり、前記螺孔14,14は、前記エルボー部15の上面に形成している。前記脚横桟4には、前記螺孔12に対応する側面位置に通孔16、前記螺孔13,13に対応する上面位置に通孔17,17をそれぞれ形成している。
前記脚縦支柱5に形成する螺孔は、前記脚横桟4に隠れる嵌合凸部11と目立たない上端部にのみ形成すれば良く、それにより脚縦支柱5の上端部の側面には螺孔を形成する必要がないので、脚縦支柱5を左右対称に作製しても外側面に螺孔が露出しない。つまり、同一の脚縦支柱5を前後左右共通で使用できる。また、前記脚横桟4は、両端部は対称形であるので、前記通孔16を片面のみ形成したものと、両面に形成したものの2種類用意すれば、外側面に使用しない通孔16が露出することはない。そして、前記脚横桟4を2種類用意しても、筒状部材であり、穴あけ加工だけであるので、大きなコスト高にならない。
前記支持ブラケット6は、天板1の下面に取付ける受板18の下面で一側端からやや中央寄り位置に垂直部19を設け、該垂直部19から外側の受板18の一部を水平部20とし、前記脚体2の脚横桟4の側面に前記垂直部19がネジ止め可能であるとともに、前記脚縦支柱5の上端部の上面と前記脚横桟4の上面とに前記水平部20がネジ止め可能である。
具体的には、前記支持ブラケット6は、図4に示すように、合成樹脂製好ましくは強度の点でアルミダイカスト製の成形品とし、前記天板1の下面に当接する平面視略四角形の受板18の下面に正面視三角形状の突出部21の切り立った側面を前記垂直部19としている。そして、前記垂直部19には連結孔22を形成し、前記水平部20の両側部にも連結孔23,23を形成するとともに、両連結孔23,23の中間に下方へ突出したダボ24を形成し、そして前記受板18で前記水平部20とは異なる位置に複数の通孔25,…を形成している。尚、前記水平部20の横幅(左右方向の幅)は、前記脚体2の上部の厚み、つまり前記脚横桟4の上面の幅の1/2以下とする。
そして、図2及び図3に示すように、前記脚横桟4の両嵌合凹部10,10にそれぞれ前記脚縦支柱5の嵌合凸部11を嵌入した状態で、前記支持ブラケット6を脚横桟4と脚縦支柱5の接合部9を跨ぐように前記垂直部19を側面に前記水平部20を上面に当接し、前記垂直部19の連結孔22を通したネジ26を前記脚横桟4の通孔16から前記脚縦支柱5の嵌合凸部11の螺孔12に螺合するとともに、前記水平部20の連結孔23,23を通したネジ27,27の一方を前記脚横桟4の通孔17,17から前記脚縦支柱5の嵌合凸部11の螺孔13に螺合し、他方を前記脚縦支柱5の螺孔14に直接螺合する。ここで、前記脚横桟4の上面端部と前記脚縦支柱5の嵌合凸部11の上面基部にそれぞれ係合孔28,29を形成し、前記支持ブラケット6のダボ24を係合するようになっている。これにより、更にガタツキのない強固な連結状態となる。
最後に、前記脚体2に両支持ブラケット6,6を連結した状態で、各支持ブラケット6の受板18を前記天板1の下面に接合し、該受板18の通孔25,…に通した図示しないネジで天板1の下面に螺合する。尚、単独仕様のテーブルAの場合、側方に面する側には、使用しない前記通孔16は設けない方が外観的に優れている。
図5は、前記脚体2の両側にそれぞれ二つずつ支持ブラケット6を連結した態様を示し、勿論このまま図1に示すような独立仕様のテーブルAの天板1の下面に取付けることができるが、この場合は主に隣接する二つの天板1,1の接合部に跨るように配置し、それぞれの側の支持ブラケット6,6を対応する天板1の下面に取付けて両天板1,1を連結するとともに、支持する。
また、図6に示したテーブルA1は、第1実施形態の変形例であり、奥行幅が広く、対面使いの態様である。この場合、前記脚体2の脚横桟4は前述のものより長尺のものを用いる。このように、前記脚横桟4の長さを天板1の奥行幅に応じて変更するだけで、他の構成を共通にすることができる。尚、この変形例では、二つの天板1,1の接合部には、専用の中間脚30を用いている。前後の天板1,1間には配線ダクト31を設けている。尚、長尺の前記脚横桟4の途中に他の部材を連結する場合には、対応する位置に孔を形成し、その内部に螺孔を設けたブロックを挿入する。
次に、図7〜図11に基づいて第2実施形態のテーブルBを説明する。本実施形態のテーブルBは、前述のテーブルAと基本的には同じであるが、特に天板1の撓みを抑えて支持強度を高めたものである。本実施形態では、前記天板ブラケット3として支持ブラケット6とビームブラケット7を用いて天板1と脚体2を連結する。つまり、前記脚体2に二つの支持ブラケット6,6を連結する代わりに、一つの支持ブラケット6と一つのビームブラケット7を連結し、間隔を経たてた脚体2,2のビームブラケット7,7間にビーム32を連結し、該ビーム32でも天板1の下面を支持するのである。
前記ビームブラケット7は、図11に示すように、前記支持ブラケット6と同様に、合成樹脂製好ましくは強度の点でアルミダイカスト製の成形品とし、受板33の下面側に垂直部34と水平部35を設け、前記垂直部34の背後に側方へ延びたビーム連結部36を設け、前記垂直部34には、前記連結孔22と同じ機能を有するU字溝37を形成し、前記水平部35には、前記連結孔23,23及びダボ24と同じ機能を有する連結孔38,38及びダボ39を形成し、前記受板33として前記水平部35から延設した部分に、前記通孔25と同じ機能を有する通孔40,40を形成し、更に前記ビーム連結部36には上下方向に下穴41,41を設けている。前記ビームブラケット7の前記支持ブラケット6と異なる点は、前記受板の一部をビーム32の端部を連結するビーム連結部36とした点であり、その他は基本的に同じである。
前記ビーム32は、四角パイプ状の部材であり、両端部の前記下穴41,41に対応する位置に取付孔42,42を形成している。
前記脚体2への支持ブラケット6とビームブラケット7の連結の仕方は前記同様である。このように、前記脚体2にそれぞれ支持ブラケット6とビームブラケット7を連結した状態で、両側の脚体2,2のビームブラケット7,7のビーム連結部36,36に、前記ビーム32の両端部を外嵌し、前記ビーム32の取付孔42,42に通したネジ43を前記ビーム連結部36の下穴41に螺合する。この場合、前記下穴41は螺孔であっても良い。
次に、図12〜図16に基づいて第3実施形態のテーブルCを説明する。本実施形態では、前記天板ブラケット3として支持ブラケット6を用いて天板1と脚体2を連結するとともに、新たに連結ブラケット8を用いて連結する。前記連結ブラケット8は、隣接する天板1,1間を連結する場合にも用いることができる。
本実施形態では、前記脚横桟4は四角筒状の部材であり、端部が嵌合凹部10となって点は前述と同様であるが、前記脚縦支柱5は、縦方向の脚杆44の上端にコーナー脚部材45を連結し、該コーナー脚部材45に前記嵌合凸部11を設けている。前記脚杆44は、本実施形態では木製であり、上端にブロック状の嵌合部46を形成し、前記コーナー脚部材45に形成したキャップ部47を外嵌し、上方から木ネジ47A,47Aで嵌合部46に固定している。そして、前記コーナー脚部材45の嵌合凸部11の両側面に螺孔12を形成するとともに、嵌合凸部11の上面の先端部に螺孔13,13を並設し、更に前記脚縦支柱5の上端部の上面に螺孔14,14を並設している。また、前記嵌合凸部11の上面の基部には前記係合孔29を形成している。ここで、本実施形態の脚横桟4は前述のものと共通である。また、前記脚杆44の上端にコーナー脚部材45を連結した状態では、前記エルボー部15がコーナー脚部材45に対応している。
本実施形態のテーブルCは、独立仕様の場合は、図12及び図13に示すように、天板1の両側部の下面を脚体、2,2で支持した構造であり、前記脚体2は天板1の短辺側の側縁から内方(中央寄り)へ後退位置に設けられ、該側縁に着席しても前記脚体2が邪魔にならないようになっている。
前記天板1の下面には、平面視四角形の脚フレーム48が予め固定されている。前記脚フレーム48は、前記天板1の側縁の平行な短辺側フレーム49,49の両端部間にそれぞれ長辺側フレーム50,50を連結して構成し、該脚フレーム48を前記天板1の下面に固定している。
そして、前記脚体2の上端部の内側に前記支持ブラケット6,6を連結するとともに、外側に連結ブラケット8の基端を連結した状態で、該連結ブラケット8の先端を前記脚フレーム48の短辺側フレーム49の内側面に連結し、前記支持ブラケット6,6と連結ブラケット8を天板1の下面にネジ止めする。
具体的には、前記連結ブラケット8は、図16に示すように、基板51の基端に前記脚体2の脚横桟4の側面に当接する固定板52を立ち上げ形成するとともに、該固定板52の上縁に外向きに水平な支持板53を折曲形成し、また前記基板51の先端に前記短辺側フレーム49の側面に当接する連結板54を立ち上げ形成し、前記固定板52の両側にダルマ孔55,55を形成するとともに、前記支持板53の両側部に取付孔56,56を形成し、更に前記連結板54の両側部も連結孔57,57を形成している。また、前記連結ブラケット8の基板51の両側端には側板58,58を立ち上げ形成し、該側板58の上縁に前記天板1の下面に当接する取付板59を外向きに折曲形成し、該取付板59の両側部には通孔60,60を形成している。前記固定板52と連結板54及び両側板58,58とで上方開放した箱型構造を構成し、各接合部を溶接すれば更に強度が向上する。ここで、前記支持板53の横幅(左右方向の幅)は、前記脚体2の脚横桟4の上面の幅の1/2以下とする。
そして、前記脚体2の脚横桟4の外側面に前記連結ブラケット8の固定板52を当接するとともに、前記脚横桟4の上面に前記連結ブラケット8の支持板53を当接した状態で、ダルマ孔55,55及び通孔16を利用して固定板52を脚横桟4の外側面にネジ止めするとともに、取付孔56,56を利用して支持板53を脚横桟4の上面にネジ止めする。
それから、前記連結ブラケット8の先端を前記短辺側フレーム49の内側面に連結するが、それには前記連結ブラケット8の連結板54を前記短辺側フレーム49の内側面に当接した状態で、連結孔57,57を利用して前記連結板54を前記短辺側フレーム49にネジ止めする。最後に、前記支持ブラケット6の受板18と前記連結ブラケット8の取付板59とを前記天板1の下面に当接した状態で、前記受板18の通孔25,…と前記取付板59の通孔60,60を利用して天板1にネジ止めする。尚、前記天板1の下面には、前記支持ブラケット6と連結ブラケット8とを前記脚横桟4の上面に取付けるためのネジの頭部を逃がすための凹部を予め形成してある。
また、本実施形態のテーブルCは、前記天板1の両側部で奥行方向の中央部にダクト開口部61を設け、該ダクト開口部61には開閉可能にカバー62,62を備え、更に天板1の下面側に固定した吊支部材63,63によってコード受け64を天板1の下面から間隔を置いて設けている。
A テーブル、
A1 テーブル、
B テーブル、
C テーブル、
1 天板、 2 脚体
3 天板ブラケット、 4 脚横桟、
5 脚縦支柱、 6 支持ブラケット(天板ブラケット)、
7 ビームブラケット(天板ブラケット)、 8 連結ブラケット、
9 接合部、 10 嵌合凹部、
11 嵌合凸部、 12 螺孔、
13 螺孔、 14 螺孔、
15 エルボー部、 16 通孔、
17 通孔、 18 受板、
19 垂直部、 20 水平部、
21 突出部、 22 連結孔、
23 連結孔、 24 ダボ、
25 通孔、 26 ネジ、
27 ネジ、 28 係合孔、
29 係合孔、 30 中間脚、
31 配線ダクト、 32 ビーム、
33 受板、 34 垂直部、
35 水平部、 36 ビーム連結部、
37 U字溝、 38 連結孔、
39 ダボ、 40 通孔、
41 下穴、 42 取付孔、
43 ネジ、 44 脚杆、
45 コーナー脚部材、 46 嵌合部、
47 キャップ部、 48 脚フレーム、
49 短辺側フレーム、 50 長辺側フレーム、
51 基板、 52 固定板、
53 支持板、 54 連結板、
55 ダルマ孔、 56 取付孔、
57 連結孔、 58 側板、
59 取付板、 60 通孔、
61 ダクト開口部、 62 カバー、
63 吊支部材。

Claims (6)

  1. 天板を脚体で支持したテーブルやデスクにおける脚体と天板ブラケットの連結構造であって、前記脚体は、前記天板の下面に沿う脚横桟の両端部に脚縦支柱の上端部を嵌合して構成し、前記天板の下面に取付ける天板ブラケットを前記脚横桟と脚縦支柱の接合部を跨いで両部材にネジ止めして連結状態としたことを特徴とする脚体と天板ブラケットの連結構造。
  2. 前記脚体の脚横桟は少なくとも両端部の筒状の嵌合凹部を有し、前記脚縦支柱は上端部に水平方向を向いた嵌合凸部を有し、前記脚横桟の嵌合凹部に前記脚縦支柱の嵌合凸部を嵌入した状態で、前記天板ブラケットは、前記脚横桟の端部に前記嵌合凸部に形成した螺孔を用いてネジ止めするとともに、前記脚縦支柱の上端部に形成した螺孔を用いてネジ止めしてなる連結構造とした請求項1記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
  3. 前記脚横桟は四角筒状の部材であり、端部が嵌合凹部となっており、前記脚縦支柱は上端部にエルボー部を設け、該エルボー部に前記嵌合凸部を設けてなる請求項2記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
  4. 前記脚横桟は四角筒状の部材であり、端部が嵌合凹部となっており、前記脚縦支柱は、縦方向の脚杆の上端にコーナー脚部材を連結し、該コーナー脚部材に前記嵌合凸部を設けている請求項2記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
  5. 前記天板ブラケットは、天板の下面に取付ける受板の下面で一側端からやや中央寄り位置に垂直部を設け、該垂直部から外側の受板の一部を水平部とし、前記脚体の脚横桟の側面に前記垂直部がネジ止め可能であるとともに、少なくとも前記脚縦支柱の上端部の上面に前記水平部がネジ止め可能である請求項1〜4何れか1項に記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
  6. 前記天板ブラケットは、前記受板の一部をビームの端部を連結するビーム連結部としてなる請求項5記載の脚体と天板ブラケットの連結構造。
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