JPH083310Y2 - 箱体の脚の構造 - Google Patents
箱体の脚の構造Info
- Publication number
- JPH083310Y2 JPH083310Y2 JP1990026246U JP2624690U JPH083310Y2 JP H083310 Y2 JPH083310 Y2 JP H083310Y2 JP 1990026246 U JP1990026246 U JP 1990026246U JP 2624690 U JP2624690 U JP 2624690U JP H083310 Y2 JPH083310 Y2 JP H083310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- leg
- leg body
- adjuster
- flat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Legs For Furniture In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば下駄箱のような箱体の脚の構造に関
し、詳しくは脚本体を切断可能になして全体高さを略合
わせながら、かかる場合の外観を効果的に高めようとす
る技術に係るものである。
し、詳しくは脚本体を切断可能になして全体高さを略合
わせながら、かかる場合の外観を効果的に高めようとす
る技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、下駄箱のような箱体の脚には、アジャスターが
備えられていて、このアジャスターにおいて高調整を行
うものである。
備えられていて、このアジャスターにおいて高調整を行
うものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このようにアジャスターのみで高さ調整を
行うのに、大きく高さ調整を行うのに、アジャスターが
目立ち外観を損なうという問題があった。そこで脚本体
を適宜高さに切断し、その切断箇所に微調整用のアジャ
スターを備えた剛体のキャップを被せることも考えられ
るが、脚本体に剛体のキャップを円滑に被せることがで
きるようになすのは、脚本体を真っ直ぐに切断しなけれ
ばならなくなるものであり、脚本体の切断に苦慮すると
いう問題がある。
行うのに、大きく高さ調整を行うのに、アジャスターが
目立ち外観を損なうという問題があった。そこで脚本体
を適宜高さに切断し、その切断箇所に微調整用のアジャ
スターを備えた剛体のキャップを被せることも考えられ
るが、脚本体に剛体のキャップを円滑に被せることがで
きるようになすのは、脚本体を真っ直ぐに切断しなけれ
ばならなくなるものであり、脚本体の切断に苦慮すると
いう問題がある。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、脚本体の切断が多少斜め
に歪んでもキャップの嵌着が行え、それでいてキャップ
の剛体のキャップのような直線性を維持させて外観を高
めることができる箱体の脚の構造を提供することにあ
る。
り、その目的とするところは、脚本体の切断が多少斜め
に歪んでもキャップの嵌着が行え、それでいてキャップ
の剛体のキャップのような直線性を維持させて外観を高
めることができる箱体の脚の構造を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案の箱体の脚の構造は、箱体を支持する脚の構造
であって、切断可能材料にて形成された脚本体31が切断
され、この脚本体31の下面に金属平板33を当接させて弾
性キャップ32が金属平板33に被さるようにして脚本体31
の下端部に外嵌され、高さの微調整を行うとともに箱体
の荷重を支えるアジャスター34が弾性キャップ32に埋設
されたナット36に螺合されて金属平板33を貫通して備え
られて成ることを特徴とするものである。
であって、切断可能材料にて形成された脚本体31が切断
され、この脚本体31の下面に金属平板33を当接させて弾
性キャップ32が金属平板33に被さるようにして脚本体31
の下端部に外嵌され、高さの微調整を行うとともに箱体
の荷重を支えるアジャスター34が弾性キャップ32に埋設
されたナット36に螺合されて金属平板33を貫通して備え
られて成ることを特徴とするものである。
[作用] このように、切断可能材料にて形成された脚本体31が
切断され、この脚本体31の下面に金属平板33を当接させ
て弾性キャップ32が脚本体31の下端部に外嵌されること
によって、脚本体31の切断に際して、その切断が多少斜
め等に歪んでも弾性キャップ32故、これを容易に被せる
ことができ、切断に煩わしさをもたらすことがなく、作
業性を向上させ、それでいて、脚本体31の下面には金属
平板33を当接させる故、切断が歪んでいても金属平板33
が直線性を出し、外観を高めるのであり、弾性キャップ
32を貫通するアジャスター34にて高さの微調整を行うよ
うにしたものである。
切断され、この脚本体31の下面に金属平板33を当接させ
て弾性キャップ32が脚本体31の下端部に外嵌されること
によって、脚本体31の切断に際して、その切断が多少斜
め等に歪んでも弾性キャップ32故、これを容易に被せる
ことができ、切断に煩わしさをもたらすことがなく、作
業性を向上させ、それでいて、脚本体31の下面には金属
平板33を当接させる故、切断が歪んでいても金属平板33
が直線性を出し、外観を高めるのであり、弾性キャップ
32を貫通するアジャスター34にて高さの微調整を行うよ
うにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
箱体は下駄箱として構成されるのであり、地板1の下
面に台輪11が設けられ、地板1の両端には側板2がダボ
12とダボ孔13との接続にて連結され、地板1の背部には
背板3が両側板2,2間にわたって取付けられ、そして上
端部には後述する引き出しユニット4が取付けられ、側
板2の外面には化粧側パネル14が取付けられ、一方の化
粧側パネル14の下端には脚15がダボ12とダボ孔にて連結
され、引き出しユニット4の上面にはカウンター16が取
付けられ、そしてカウンター16の奥部にはミラー17が載
設され、このミラー17はミラー17側の取付金具18の取付
孔20と壁側の取付金具19の突起21との連結にて保持され
るのである。
面に台輪11が設けられ、地板1の両端には側板2がダボ
12とダボ孔13との接続にて連結され、地板1の背部には
背板3が両側板2,2間にわたって取付けられ、そして上
端部には後述する引き出しユニット4が取付けられ、側
板2の外面には化粧側パネル14が取付けられ、一方の化
粧側パネル14の下端には脚15がダボ12とダボ孔にて連結
され、引き出しユニット4の上面にはカウンター16が取
付けられ、そしてカウンター16の奥部にはミラー17が載
設され、このミラー17はミラー17側の取付金具18の取付
孔20と壁側の取付金具19の突起21との連結にて保持され
るのである。
引き出しユニット4は下板6と下板6に略平行で下板
6の両端より左右横方向に突出している上板5とが縦仕
切り8にて連結されて複数の引き出し空所7が形成され
たユニット体として構成されるのである。上板5の両端
部は下板6に対して側板2の厚み分の長さだけ突出して
いる。そして側板2の内面及び縦仕切り8の両面に引き
出し9のための例えば断面コ字型のレール10を付設して
ある。
6の両端より左右横方向に突出している上板5とが縦仕
切り8にて連結されて複数の引き出し空所7が形成され
たユニット体として構成されるのである。上板5の両端
部は下板6に対して側板2の厚み分の長さだけ突出して
いる。そして側板2の内面及び縦仕切り8の両面に引き
出し9のための例えば断面コ字型のレール10を付設して
ある。
しかして、地板1上には中桟22がダボ12とダボ孔13と
の嵌合にて立設され、上板5の両端部下面が側板2の上
端面にダボ12とダボ孔13の嵌合にて突き合わせ接続さ
れ、又、中桟22の上端に下板6がダボ12とダボ孔との嵌
合にて支持され、そして下板6の両側端面が側板2の内
面にダボ12とダボ孔13の嵌合にて突き合わせ接続される
のである。そして脚15の上部内面には略Z字状の支持金
具23が取付けられ、この支持金具23に台輪11が支持さ
れ、台輪11等の荷重が脚15にて支持されるようにしてあ
る。カウンター16の引き出しユニット4の上板5への接
続は雌雄の接続金具24にて行うのである。このように下
駄箱の概略の組立てが終えた後、中桟22と略平行に仕切
板25がジョイント金具にて支持され、仕切板25,25間に
棚板27がダボ等を利用して取付けられるのである。引き
出し9側のレール28が側板2及び縦仕切り8側のレール
10にスライド自在に保持され、かつ一定以上の引き出し
を阻止するストッパー(図示せず)を備えている。図中
29は扉であり、箱体の前面に開閉自在に設けられてい
る。30は傘入れである。
の嵌合にて立設され、上板5の両端部下面が側板2の上
端面にダボ12とダボ孔13の嵌合にて突き合わせ接続さ
れ、又、中桟22の上端に下板6がダボ12とダボ孔との嵌
合にて支持され、そして下板6の両側端面が側板2の内
面にダボ12とダボ孔13の嵌合にて突き合わせ接続される
のである。そして脚15の上部内面には略Z字状の支持金
具23が取付けられ、この支持金具23に台輪11が支持さ
れ、台輪11等の荷重が脚15にて支持されるようにしてあ
る。カウンター16の引き出しユニット4の上板5への接
続は雌雄の接続金具24にて行うのである。このように下
駄箱の概略の組立てが終えた後、中桟22と略平行に仕切
板25がジョイント金具にて支持され、仕切板25,25間に
棚板27がダボ等を利用して取付けられるのである。引き
出し9側のレール28が側板2及び縦仕切り8側のレール
10にスライド自在に保持され、かつ一定以上の引き出し
を阻止するストッパー(図示せず)を備えている。図中
29は扉であり、箱体の前面に開閉自在に設けられてい
る。30は傘入れである。
そして、脚本体31は木製等の切断可能材料にて形成さ
れている。そして切断線lにおいて適宜高さに切断され
た脚本体31の下面に金属平板33を当接させて弾性合成樹
脂製のような弾性キャップ32が脚本体31の下端部に外嵌
されている。かかる弾性キャップ32にはその周縁に嵌合
縁35が形成され、このような嵌合縁35にて脚本体31の外
周に容易に嵌着できるようにしてある。そして高さの微
調整を行うアジャスター34が弾性キャップ32に埋設され
たナット36に螺合して貫通し、そしてアジャスター34は
金属平板33の孔37及び脚本体31の孔38に挿合され、アジ
ャスター34の回転にて微調整を行うことができるように
してある。かかる場合、ナット36は金属平板33に当接し
て、アジャスター34の荷重を充分支持することができる
ようにしてある。そしてビス39にて弾性キャップ32、金
属平板33及び脚本体31が一体化されるものである。
れている。そして切断線lにおいて適宜高さに切断され
た脚本体31の下面に金属平板33を当接させて弾性合成樹
脂製のような弾性キャップ32が脚本体31の下端部に外嵌
されている。かかる弾性キャップ32にはその周縁に嵌合
縁35が形成され、このような嵌合縁35にて脚本体31の外
周に容易に嵌着できるようにしてある。そして高さの微
調整を行うアジャスター34が弾性キャップ32に埋設され
たナット36に螺合して貫通し、そしてアジャスター34は
金属平板33の孔37及び脚本体31の孔38に挿合され、アジ
ャスター34の回転にて微調整を行うことができるように
してある。かかる場合、ナット36は金属平板33に当接し
て、アジャスター34の荷重を充分支持することができる
ようにしてある。そしてビス39にて弾性キャップ32、金
属平板33及び脚本体31が一体化されるものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、切断可能材料にて形成された
脚本体が切断され、この脚本体の下面に金属平板を当接
させて弾性キャップが金属平板に被さるようにして脚本
体の下端部に外嵌されるから、脚本体の切断に際して、
その切断が多少斜めに歪んでも弾性キャップ故、これを
容易に被せることができ、切断に煩わしさをもたらすこ
とがなく、作業性を向上させることができるという利点
がある。それでいて、脚本体の下面には金属平板を当接
させる故、切断が歪んでいても金属平板が直線性を出
し、外観を維持でき、更に、高さの微調整を行うととも
に箱体の荷重を支えるアジャスターが弾性キャップに埋
設されたナットに螺合されて金属平板を貫通して備えら
れているから、アジャスターは弾性キャップに埋設され
たナットに螺合されていて、弾性キャップ内に入れられ
る金属平板を介して箱体の荷重をアジャスターにて確実
に支えることができ、金属平板を有効に利用して、アジ
ャスター機構を所定通りに発揮させることができるとい
う利点がある。
脚本体が切断され、この脚本体の下面に金属平板を当接
させて弾性キャップが金属平板に被さるようにして脚本
体の下端部に外嵌されるから、脚本体の切断に際して、
その切断が多少斜めに歪んでも弾性キャップ故、これを
容易に被せることができ、切断に煩わしさをもたらすこ
とがなく、作業性を向上させることができるという利点
がある。それでいて、脚本体の下面には金属平板を当接
させる故、切断が歪んでいても金属平板が直線性を出
し、外観を維持でき、更に、高さの微調整を行うととも
に箱体の荷重を支えるアジャスターが弾性キャップに埋
設されたナットに螺合されて金属平板を貫通して備えら
れているから、アジャスターは弾性キャップに埋設され
たナットに螺合されていて、弾性キャップ内に入れられ
る金属平板を介して箱体の荷重をアジャスターにて確実
に支えることができ、金属平板を有効に利用して、アジ
ャスター機構を所定通りに発揮させることができるとい
う利点がある。
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は同上の側
面図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は同上の部分
斜視図、第5図は同上の概略側面図、第6図は同上の分
解斜視図、第7図(a)(b)(c)(d)(e)は同
上の弾性キャップの一部省略した平面図、側面図、正面
図、底面図、及び部分拡大断面図、第8図は同上の断面
図であり、31は脚本体、32は弾性キャップ、33は金属平
板、34はアジャスターである。
面図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は同上の部分
斜視図、第5図は同上の概略側面図、第6図は同上の分
解斜視図、第7図(a)(b)(c)(d)(e)は同
上の弾性キャップの一部省略した平面図、側面図、正面
図、底面図、及び部分拡大断面図、第8図は同上の断面
図であり、31は脚本体、32は弾性キャップ、33は金属平
板、34はアジャスターである。
Claims (1)
- 【請求項1】箱体を支持する脚の構造であって、切断可
能材料にて形成された脚本体が切断され、この脚本体の
下面に金属平板を当接させて弾性キャップが金属平板に
被さるようにして脚本体の下端部に外嵌され、高さの微
調整を行うとともに箱体の荷重を支えるアジャスターが
弾性キャップに埋設されたナットに螺合されて金属平板
を貫通して備えられて成る箱体の脚の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990026246U JPH083310Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 箱体の脚の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990026246U JPH083310Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 箱体の脚の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116142U JPH03116142U (ja) | 1991-12-02 |
JPH083310Y2 true JPH083310Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31529150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990026246U Expired - Lifetime JPH083310Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 箱体の脚の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083310Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008178562A (ja) * | 2007-01-24 | 2008-08-07 | Yamaha Livingtec Corp | 化粧サイドパネル |
JP5420439B2 (ja) * | 2010-01-26 | 2014-02-19 | パナソニック株式会社 | 玄関収納キャビネット |
JP2016220891A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 玄関収納装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4326787Y1 (ja) * | 1964-12-15 | 1968-11-06 | ||
JPS56162047U (ja) * | 1980-05-01 | 1981-12-02 |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP1990026246U patent/JPH083310Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03116142U (ja) | 1991-12-02 |
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